ハバタクカミ- ポケモン育成論SV

【最強は揺るがない】レギュGの頂点、ハバタクカミ。

2024/04/05 02:02 / 更新:2024/04/06 12:46

ハバタクカミ

HP:HP 55

攻撃:攻撃 55

防御:防御 55

特攻:特攻 135

特防:特防 135

素早:素早 135

ツイート4.394.394.394.394.394.394.394.394.394.39閲覧:2930登録:3件評価:4.39(8人)

ハバタクカミ  ゴースト フェアリー  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早 攻撃)
特性
こだいかっせい
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 防御:252 / 素早:252
個体値:31-x-31-31-31-31
実数値:131-x-107-155-155-205(307) (素早さ比較)
覚えさせる技
ムーンフォース / マジカルフレイム / でんじは / あまえる
持ち物
ブーストエナジー
テラスタイプ
でんき

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
サポート
登録タグ

考察

こんにちは、謎の人と申します。
三本目となる投稿は、禁止伝説環境において最強であるハバタクカミハバタクカミを紹介致します。

よろしくお願い致します。

役割

レギュFまでの電磁波カミの使い方は、[育成論SV/3116/ こちらの方の育成論]をご確認ください。丁寧に纏められていらっしゃいます。
当育成論では、主に対禁止伝説を想定した文章が多くなります。
しかし、現在のbig6達を始めとしたポケモン達を軽視した型であるわけではありません。
それをご確認いただくためにも、上記の育成論に目を通していただけると幸いです。

役割に入る前に、sv環境での禁止伝説環境を考察致します。
私が考察する禁止伝説のティア表は以下の通りです。

Sランクの基準は、

  • big6系統のポケモン達に明確な不利を取らない。または不利を取る相手が少ない。
  • 一匹で相手の構築を破壊できるパワーを持っている。
  • 補助技が豊富であり、型の匿名性が高い。

であります。

A及びBランクは、Sランクのポケモン達と3つの基準の上で比較すると、見劣りするポケモン達ということになります。

現在の環境TOPの中でも、ハバタクカミハバタクカミカイリューカイリューパオジアンパオジアンは、現在のレギュレーションよりも強く動かせると考察しています。理由は単純で、ハバタクカミハバタクカミパオジアンパオジアンに関しては、多くの禁止伝説ポケモンの上から動くことが出来る点。パオジアンパオジアンブラックキュレムブラックキュレムよりも火力を出すことが出来る為、火力方面は申し分なく、Sランクであるバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)コライドンコライドンを始め、多くの禁止伝説に対しテラスタルを強要出来ること(ハバタクカミハバタクカミも同様である)から、個体数が減るとは非常に考えにくいです。かつ、禁止伝説に先制技を持っている個体が少ないことから、先制技で縛るという動きは、強力かつ再現性のあるものになると考察できます。
禁止伝説環境でカイリューカイリューが評価される理由は、火力の底上げされる禁止伝説環境の中で、マルチスケイルを活かした行動保障が存在していることが、最も大きく、ノマテラ神速による縛り性能が従来よりも活きる場面が多いと予想出来る点であると考えます。

さて、簡単に作成までの過程(Aランクまで)を説明しますと、
現環境最速クラスにして、豊富な技範囲と変化技に加え、痛み分けや呪いを習得し、不意打ちや影打ち等の4倍弱点先制技はテラスタルにより解消され、実質強化されて君臨したバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)を頂点に据えます。無効タイプが少なく、C無振りでもメガネハバタクカミハバタクカミシャドボと同じ威力を出すことのできるアストラルビット+黒のいななきは、一貫性ができた瞬間相手を瞬殺できるほどのスペックを有しています。
対策としてディンルーディンルー等のクッションが挙げられますが、宿り木アンコや、痛み分けを絡めることで、対面で圧力をかけることが可能であることから、メタも乗り越えることの出来る性能を秘めています。

コライドンコライドンはテラス前提ではありますが、炎テラスタルとの相性補完が良く、晴れ状態とのシナジーもあり、想像を絶する火力と豊富な技範囲の広さ、かつニトロチャージ等により能動的にsを上げていくことが出来ることから、対応することが難しいと判断しつつ、バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)の下から動くことになることから、次点コライドンコライドン

続いて、ザシアン(王)ザシアン(王)はA種族値20下降と、特性の発動が試合中に一度のみという弱体化を受けましたが、s148族であり、優秀なタイプと高水準の耐久。禁止伝説の中では貴重な先制技を持つという特徴があり、対面性能とサイクル性能どちらも秀でている。かつバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)コライドンコライドンにも共通することですが、現環境を支配するハバタクカミハバタクカミカイリューカイリューウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)パオジアンパオジアンらに対し、完全な不利を取る事が無いという点を評価し、3番手にザシアン(王)ザシアン(王)を据えました。

svは、ハバタクカミハバタクカミパオジアンパオジアンガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)を始めとした、非常に強力な一般ポケモンで溢れかえっている為、big6系統のポケモンに不利を取らない点は、大きく評価すべきであると考えます。特に上記のバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)コライドンコライドンザシアン(王)ザシアン(王)は、現環境で対処が困っているポケモン達に対して強く出れるので、Sランクにおいて問題ないと考えます。
ここまででSランクとなります。

Aランクは、Sランクの3つの基準に加え、Sランクの禁止伝説に五分以上、あるいは、対策していない構築を粉砕出来るパワーを持つことを意識しました。

ホウオウホウオウは、バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)ザシアン(王)ザシアン(王)に対し剣盾時代から強く出れており、圧倒的耐久力と再生力のサイクル性能の高さ、かつ、せいなるほのおの火傷による詰ませ性能が高いポケモンであります。かつ、ハバタクカミハバタクカミパオジアンパオジアンらに不利を取らない点を評価しAランクのトップ。正直ほぼSに近いですが、Sは3体程度にしたいという謎のこだわりがあるのでAランク。厚底ブーツのみならず、チョッキや珠型等、型の匿名性に富んでおり、予想外のダメージを貰うこともしばしば。天敵はキョジオーンキョジオーンかもしれません。

バドレックス(はくば)バドレックス(はくば)は、動く回数を増やそうと考えればテラスタル前提ポケモンですが、テラスによる耐性変化後の耐久値は異常であり、両壁やトリルとの組み合わせにより、凄まじいパワーを出すことが可能です。しかし、テラス前提でありながら、上から動かれることを考慮し、この位置。

ミライドンミライドンは、私が禁止伝説ルールの仲間大会にハマっていた頃、永遠と使っていましたが、想像以上に通りが悪いです。地面+フェアリーの並びだけで技の一貫は切られてしまい、能動的にsを上げる手段も持たない為、動かしにくい。しかし、上手く通せれば後出しを許さない火力を有していることと、エレキシード+瞑想や、ボルトチェンジといった優秀な技範囲を持つことから、対面サイクルどちらにも寄せる事の出来る技の選択肢、そして後述するカイオーガカイオーガよりは強力であると考える為、Aランクと致します。

カイオーガカイオーガは以前スカーフ型が主流でしたが、ブエナを始め、高火力の先制技等、スカーフカイオーガカイオーガより上から動ける手段が増加しました。加えて、水技を半減以下に抑える手段が、貯水の他にテラスタルという手段が生まれてしまった為、雨下しおふきを最大火力で押し付ける展開は非常に取りにくく、スカーフカイオーガカイオーガは環境的に弱いといっても過言ではありません。
主流になるのは瞑想やチョッキ等、スイープ役ではなく、対面で殴り合うようなカイオーガカイオーガになっていくと考えます。

さて、ここでハバタクカミハバタクカミをぶち込んでみます。

結論から言えば、電磁波を入れて上からぶん殴れば全部解決するということです。
かつ、スカーフバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)以外、s135族×s上昇ブーストエナジーを抜ける禁止伝説が存在しません

つまり、ブエナハバタクカミハバタクカミが上から好きなことを出来てしまいます。

今回は、電磁波を拒否できる禁止伝説が少ないことに着目し、電磁波型で考察します。

スカーフバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)をケアする形を取ってさえすれば、裏の積みアタッカー等につなぐために、電磁波によるs操作や、相手の能力値を下げながらバトンを渡すという下準備をする、いつものハバタクカミハバタクカミハバタクカミを行えばよいということになります。

纏めますと役割は、

バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)コライドンコライドンザシアン(王)ザシアン(王)等の早い禁止伝説たち、高火力の禁止伝説たちに対し、電磁波によるs操作や、甘えるorマジカルフレイムで能力ダウンを狙い、裏のエースを通す下準備をする、ストッパー兼サポート役であります。

持ち物

ブーストエナジー:先程も申し上げた通りs135×1.5を抜ける禁止伝説が少ない為、上から電磁波や能力ダウンを通しやすいので、エナジー採用になります。

特性

こだいかっせい:コライドンコライドンの個体数次第では、エナジーの無くなってしまった2サイクル目でも、古代活性を発動できる機会が増えてハッピー。
晴れにただ乗り出来るからと言ってsを削ってしまうと、ミラーやスカーフ持ちに弱くなってしまう点等があるため、上から確実に動くために最速確定。

性格・努力値と調整

  • s252 ミラーや、有象無象の伝説、スカーフ持ちをエナジー込みで抜く為に最速。sを削っているスカーフミライドンミライドン等を抜きたい。
  • b252 耐久ラインを伸ばす為
  • h4  余り

技構成

確定技

選択技

  • マジカルフレイム : 電磁波の通らないミライドンミライドンに対して有効。
  • 電磁波 : コンセプト。伝説のs操作を上から行える。
  • あまえる : 物理アタッカーに有効。
  • ちょうはつ : 多くの積技等を停止できるほか、ルギアルギアムゲンダイナムゲンダイナ等の陰キャにぶっ刺さる
  • いたみわけ : 電磁波の通らない地面アタッカーに抗える。甘えるや挑発と同時採用することで強い。
  • たたりめ : 電磁波後の高火力技。

テラスタル

  • でんき:相手の電磁波を無効化出来る他、ザシアン(王)ザシアン(王)のきょじゅうざんを始めとした鋼技半減できる。かつ、バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)のアストラルビットを等倍に出来る。現在よりハバカミの電気テラスの価値は上がりそう。    

立ち回り例

  • 2手目で繰り出す。
  • 初手で数的有利を取っているなら、相手の2匹目のポケモンを倒し、ラス1に対し適当な技を撃って、エースに繋ぐ。
  • 初手で数的不利を取っているなら、相手の1匹目のポケモンを倒し、2匹目のポケモンをエースの起点にする為に、適当な技を撃ってエースに繋ぐ。

以上。

与ダメ

  • ムーンフォース

無振りコライドンコライドン 確定1発
無振りミライドンミライドン 確定2発
無振りバドレックス(こくば)バドレックス(こくば) 確定3発
無振りカイオーガカイオーガ 乱数3発(32.49%)

  • マジカルフレイム

無振りザシアン(王)ザシアン(王) 確定3発
無振りバドレックス(こくば)バドレックス(こくば) 乱数4発(0.01%)

被ダメージ計算

テラスを切ってから電磁波を入れることで、スカーフにも対応することが出来ます。

意地A252ザシアン(王)ザシアン(王)A-1きょじゅうざん 乱数3発(17.4%)
意地A252ザシアン(王)ザシアン(王)A-1じゃれつく   確定2発(53.5~64.2%)

意地A252炎テラスコライドンコライドンA-2フレアドライブ 乱数1発(93.75%)
陽気A252炎テラスコライドンコライドンA-2フレアドライブ 乱数1発(43,75%)

意地A252炎テラスコライドンコライドンA-2ニトロチャージ 確定2発
陽気A252炎テラスコライドンコライドンA-2ニトロチャージ 乱数2発(55.85%)

臆病C252バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)C-1アストラルビット 乱数2発(95.31%)

控えめC252ミライドンミライドンC-1稲妻ドライブ 乱数3発(98.19%)

臆病C252カイオーガカイオーガC-1しおふき 乱数1発(6.25%)
※無振りカイオーガカイオーガに対しては、マジフレから入るより、ムンフォから入ることで
臆病C252カイオーガカイオーガしおふき(ムンフォ被弾済み) 確定2発

苦手なポケモン

電気、地面テラス。チョッキ持ちやHDに厚く振った、電磁波の通らない物理で殴って来る地面タイプ。
特にランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)は、以上の要素を持つことに加え、岩石封じによるs操作ととんぼがえりから、有利対面を作る事が出来るので不利。

相性の良い味方・構築例

対面構築、特に積みエースポケモンと相性が良いです。
ラスイチコライドンコライドンは、ハバタクカミハバタクカミを2番手に置いた時のことを考えると、ハバタクカミハバタクカミが相手にテラスタルを切らせる圧力のあるポケモンであるため、コライドンコライドンの技が通りやすくなります。
特に、ハバタクカミハバタクカミに耐性テラスを切ろうとすると、鋼、ノーマル等、格闘タイプやドラゴンタイプ、炎タイプが一貫するタイプになる為、コライドンコライドンを通す試合展開の再現性が上がります。

@1+ハバタクカミハバタクカミ+積みエースポケモンのような形は、レギュEから現在まで続く対面構築の基本形となっています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
目新しくも無く、深いわけでもない育成論ですが、ブーストエナジー+電磁波が禁止伝説に対して非常に有効であると感じていただけたら幸いです。
ダメージ計算等は、コメントで追加してほしいものがあり次第、随時追加いたします。

ありがとうございました。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2024/04/06 12:46

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投稿者の前後の育成論

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コメント (8件)

  • ページ:
  • 1
24/04/06 12:55
1夏@四災推し (@ahjYtgr7eJ38291)
質問なんですがシャドボではなくマジフレにした理由がよく分からないので教えていただきたいです。
マジフレの仮想敵となっているミライドンミライドンはムンフォが抜群ですし、シャドボならバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)対面もより安定するかと。祟り目でも良さそうですね。
24/04/06 13:34
2謎の人@相棒はパオジアン (@Enya_kuram)
>1 夏さん
質問ありがとうございます。

ミライドンミライドンvsハバタクカミハバタクカミ対面は、ハバタクカミハバタクカミ側がムーンフォース安定であること、かつ、ミライドンミライドン側が稲妻ドライブで無振りハバタクカミハバタクカミでも乱数なことから、耐久を振っていることを考えると確定2発になってしまう。この場合、ハバタクカミハバタクカミ側がムーンフォースを上から2発撃つだけで終わってしまうので、ミライドンミライドン側は引き、もしくはテラスタルを切ることになります。

マジカルフレイムの強い点は、テラス択に対し様子見で打てる+裏の積みエースの起点を作ることが出来るという点です。本論のハバタクカミハバタクカミは、裏の積みエースのサポートが本職でありますので、マジフレはこの部分が非常に嚙み合っています。

例えば、ハバタクカミハバタクカミがムーンフォースから入って、ミライドンミライドンにテラスタルを切られた場合、ムーンフォースが確2でなくなります。ムーンフォース→マジフレor電磁波の選択になり、ムーンフォースで有効なダメージを与えられなかったことに加え、相手を起点にするための技を1回しか打てません。

対して、ハバタクカミハバタクカミがマジカルフレイムから入った場合、マジフレ→マジフレor電磁波(電気テラス以外を切った場合)と、相手のテラスタルに左右されることなく起点にするための有効打を2回撃つことが出来ます。

バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)も似たような理由になります。特にバドに対しては電磁波が入るので、裏のエースより遅くする+バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)は耐久がそこまで高いポケモンでは無いという特徴があるので、S操作さえしてしまえば裏でワンパン出来るよねということになります。

マジフレ採用の理由はこのような形になります。
24/04/06 14:40
3夏@四災推し (@ahjYtgr7eJ38291)
55555
なるほど、そういうことでしたか。
そこまでカバーするなら確かにそうですね。

評価5で!
24/04/16 15:54
4empty (@thereareempty)
質問です。「スカーフ持ちバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)をケアする形を取ってさえすれば」という記述があるのですが、つまりこのハバタクカミハバタクカミバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)を見たときにはテラスを強要されるとうことでしょうか?
対面構築を前提にするなら、エースコライドンコライドンなどにテラスタルを切れる状況を作りたいと思うので、わざわざ電磁波を打つためだけにテラスタルを切るのは怖い印象を持ちました。

また、火力を取らない前提(Cに振らないのでそう解釈しました)の運用をするのであれば、悪以外に対して電磁波を上から打てるオーロンゲオーロンゲが、ゴースト半減であることに加えて両壁やソウルクラッシュを使えることができるためサポート性能の比較で言えばハバタクカミハバタクカミよりも器用だと思うのですが、ハバタクカミハバタクカミとして使いたい理由を伺いたいです。
24/04/17 00:46
5謎の人@相棒はパオジアン (@Enya_kuram)
>4 emptyさん 
質問ありがとうございます。
仰る通り、ブエナハバタクカミハバタクカミバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)対面のスカーフケアは、テラスタルを切るという認識で間違いありません。唯一の弱点といっても差し支えありません。
ただ、バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)以外にはテラスタルを切らずに、むしろテラスタルを強要する圧力を掛けながら、相手の伝説ポケモンをs操作により上から縛れる状態に出来るというのは、対面構築において最強です。

バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)対面も例外ではなく、たしかにエースポケモンにテラスタルを切る事が出来ない点は不安ではありますが、上から縛れる状態にしていることには変わりないため、弱点が少なく、対面性能が高いポケモン(ザシアン(王)ザシアン(王)等)を置くことにより解決したり、行動保障を持たせたポケモン(襷コライドンコライドン)を裏に置いたり、バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)軸に対しては、ハバタクカミハバタクカミを最初から選出せず、別の解答を持たせることで問題なく解決できることです。

ただ、バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)への解答を別で持たせている状態であるにもかかわらず、別解ポケモンが相手のバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)以外へ役割を持ちにくかったり、腐る可能性が高い時に、本育成論のハバタクカミハバタクカミを出しても、充分仕事はできるよ、と言う要素を踏まえた上で、スカーフケアのテラス切りということです。

サポートの役割でハバタクカミハバタクカミを使う理由を、オーロンゲオーロンゲと比較しながら説明いたします。
最も大きな違いは、ポケモンとしての強さです。
対面構築を前提としていますので、対面構築に組み込むという形で話を進めますが、
型の豊富さ、素の素早さ、対面性能、あいてにテラスタルを強要させる圧力等、ほぼすべてにおいて、ハバタクカミハバタクカミが勝っています。

たとえば、対面性能の話をすると、本育成論は対面構築を想定している為、1-1トレードのリレーが発生します。
その際、数的不利展開からオーロンゲオーロンゲを出した場合、オーロンゲオーロンゲのsラインは60である為、相手のポケモンを上から倒すことが、ふいうち以外では不可能と言っていいと思います。かつ、オーロンゲオーロンゲ自体が、相手のポケモンを倒すことに長けていない性能であります。

しかし、ハバタクカミハバタクカミであれば、s135×1.5により、数的不利であっても、相手のポケモンを上から無償で突破することも可能であり、相手の裏ポケモンを起点にするor上から2発でそのまま突破する等、技選択肢が豊富であります。(マジカルフレイムの枠をいたみわけにすれば、相手の物理ポケモンを無理に起点にせずとも、あまえる→いたみわけ→ムーンフォースで突破可能等)

簡潔に言えば、オーロンゲオーロンゲはサポートしか出来ないのに対し、
ハバタクカミハバタクカミは、サポートだけではない多くの選択肢を取りつつ、起点作成も可能であり、相手視点からも、型の豊富さゆえに対応が難しいということです。

長文失礼しました。
分からない事があれば、また気兼ねなく質問していただければと思います。
24/04/17 10:18
6empty (@thereareempty)
丁寧な回答ありがとうございます
ハバタクカミハバタクカミの良さを引き出していて良い育成論だと思いました・・・!
これまでは耐久に困ってタスキで運用しようかと考えていたので助かりました。

パーティの兼ね合いから、返信頂いたいたみわけ採用型で使わせていただきたいと思います!
24/04/17 19:11
7アッキー
電気テラスの理由はなんでしょうか。
素人考えかもしれませんが黒バドにしかテラスしないのでしたらノーマルテラスタルは候補になりませんか?
24/04/17 22:06
8謎の人@相棒はパオジアン (@Enya_kuram)
>7 アッキーさん
質問ありがとうございます。
たしかにバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)のみにメタを張ったポケモンであればノーマルテラスも視野ですが、今回テラスタルに与える役割を考えたときに、重要だと考えたのは以下の通りです。

電磁波ハバタクカミハバタクカミミラーでの強さ > バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)アストラルビットの等倍以下 ≧ ザシアン(王)ザシアン(王)サーフゴーサーフゴーハッサムハッサム等の鋼技への耐性

電磁波ハバタクカミハバタクカミというポケモンは、自分で使っても相手に使われても、対策していないパーティならほぼ1匹で破壊出来るパワーを持っています。伝説環境になっても、この特徴はほぼ不変であると考えています。

何故なら、単純に相手を倒すエースポケモンであれば、異常種族値からの超耐久の伝説等が増えれば相対的にパワーを落としますが、このハバタクカミハバタクカミは対面性能が非常に高く、相手のパワーを極限まで落として裏に繋げることを強みとして持っている以上、高種族値のポケモンが来るほど価値が上がるという表現をしても過言ではないほど、弱くなりにくいという特徴があります。

仮に電磁波ハバタクカミハバタクカミミラーになり、こちらの電磁波ハバタクカミハバタクカミの技構成及びテラスタルが、相手の電磁波を拒否できないものであった場合、
お互いに電磁波を打ち合い、自分だけが麻痺状態によりs操作をされた後、上から2回、もしくは祟り目1回で落とされ、自身の裏のポケモンに電磁波or甘える等が入ります。
すると、こちらのラス1で相手のハバタクカミハバタクカミを倒しても、能力が下がった状態で、相手の元気な裏のポケモンと対面しなくてはいけません。その場合、大抵負けです。
レギュD、レギュE、レギュFまで、電磁波ハバタクカミハバタクカミはこのような再現性の高い勝ちパターンを所持している為、まずは電磁波ハバタクカミハバタクカミミラーで不利を取らないテラスタルand最速にしようと考えました。

次に電気テラスタルであれば、伝説環境で増加すると思われるザシアン(王)ザシアン(王)対面で、甘える→きょじゅうざん→甘える(orいたみわけ)→じゃれつく→いたみわけ(orあまえるorマジフレ)と入ることにより、裏の完全な起点or可能であれば対面突破も狙えます。
そして、解決したい課題であったバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)のアストラルビットも等倍に出来るという、欲しい要素を全て満たしていた為、電気テラスタルの採用となりました。

長文失礼しました。
また何かわからない点がございましたら、気兼ねなくご質問ください。
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