はじめに
二つ目の育成論になります。至らぬ点がございましたらご指摘いただければ幸いです。
この育成論は現在投稿されている育成論とパーティ構築に深く感銘を受け作られたものです。フォークは1つにしかできないようなのでこの場にURLを貼らせていていただきます。
【ムウマ優遇に一矢報いる】タスキほうふくドンカラス
(育成論SV/109)
【S1シングル】ハラバリーのぷにぷにボディを堪能するサイクル構築【レンタル有】
(パーティ構築/3180)
- HABCDS、など非公式の略語、単語等を用います。
- 論中に登場するポケモンの個体値は特に指定がなければ理想個体とします。
- ダメージ計算にはポケソル様のダメージ計算ツールSV(https://sv.pokesol.com/calc)を使用させていただきました。
採用理由と役割
この3点が主な役割となります。
また、有利なタイプ相性であれば多少は物理受けとして運用することも可能です。ジバコイル等と合わせてサイクル戦を行うのも良いかもしれません。
持ち物
きあいのタスキ
ほうふくを最大限活用するため、きあいのタスキがベストだと思います。
別案としては耐久調整を考える必要がありますが、とつげきチョッキや半減きのみ等もおもしろそうです。
特性
ふみん
コンセプトがきのこのほうし対策なので確定です。
パーティ内でほうし対策が厚いようならじしんかじょうで抜き性能を高めても良いと思います。
性格と努力値調整
ほうふくには優先度マイナスがないためS0のれいせい(C↑S↓)で最遅としています。無振りバンギラスや無振りジバコイルより遅くするため確定です。
H60 耐久調整(被ダメージ計算参照)
B252 耐久調整(被ダメージ計算参照)
C196 11n調整(与ダメージ計算参照)
色々と試行錯誤した結果こうなりました。詳しくはダメージ計算の項目で語りたいと思います。
技構成
- 確定技
ほうふく
今回のコンセプトの一つなので確定です。
特殊方面はタスキで受けて、物理方面の連続技はテラスタルと体で耐えて対面を処理します。
タスキ発動時のダメージは182*1.5=273となるため現環境ではハピナスラッキーハルクジラを除くすべてのポケモンを倒すことができます。(次点はママンボウ(H252)で実数値272)
あくのはどう
悪テラスタルによりラウドボーン(H252)やサーフゴーに対して確定1発となります。
ねっぷう
アーマーガア(H252)やモロバレル(H252)が確定2発
キノガッサが確定1発となります。
- 選択技
ふいうち
Aに振っていないのでそれなりの火力にしかなりませんが、最遅であるためタスキ発動後に何もできず1-1交換となってしまうことが多いので採用価値は高いです。
とんぼがえり
ほぼ確定で後攻とんぼができるため強いと思います。
ちょうはつ
ドンカラスは最遅でもカバルドン(S無振り)より1速いため上からちょうはつをすることで攻撃技がじしんのみの場合封殺することができます。
テラスタル
あく
前述の通りあくのはどうでラウドボーン(H252)やサーフゴーに対して確1になります。また、ふいうちのダメージも上がるため基本的にはこちらになると思います。
ほのお
こちらの場合でも一致ねっぷうでサーフゴーに対しては確1が取れるほか、セグレイブ等のこおり技を余裕をもって受けられるようになります。
↑のセグレイブに関して
素早さで負けているので次のターンのじしんで落とされてしまいます。悪テラスタルでつららばり5回をギリギリ耐える調整となっているためほうふくのことも考えると炎テラスタルはあまりよくないかもしれません。
与ダメージ計算
- 主な役割対象だけ計算しています。希望があれば計算して追記します。
- 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
ねっぷう
キノガッサ
148 ~ 176 (109.7 ~ 130.4%) 確定1発
モロバレル(H252)
118 ~ 140 (53.4 ~ 63.4%) 確定2発
アーマーガア(H252)
112 ~ 134 (54.7 ~ 65.4%) 確定2発
ジバコイル(H252)
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発
ねっぷうテラスタル有
サーフゴー
162 ~ 192 (100.0 ~ 118.6%) 確定1発
モロバレル(H252)
176 ~ 210 (79.7 ~ 95.1%) 確定2発
アーマーガア(H252)
168 ~ 200 (82.0 ~ 97.6%) 確定2発
ジバコイル(H252)
162 ~ 192 (91.6 ~ 108.5%) 乱数1発 : 43.75%
あくのはどう
ラウドボーン(H252)
158 ~ 188 (74.9 ~ 89.1%) 確定2発
134 ~ 162 (82.8 ~ 100.0%) 乱数1発 : 6.25%
158 ~ 188 (97.0 ~ 115.4%) 乱数1発 : 81.25%
あくのはどうテラスタル有
ラウドボーン(H252)
212 ~ 252 (100.5 ~ 119.5%) 確定1発
180 ~ 216 (111.2 ~ 133.4%) 確定1発
212 ~ 252 (130.1 ~ 154.7%) 確定1発
被ダメージ計算
- 1発はタスキで耐えるため連続攻撃系と主な役割対象を計算しています。
こだわりハチマキドラパルト(A↑252)
ドラゴンアロー
152 ~ 182 (83.1 ~ 99.5%) 確定2発
いかさまダイスセグレイブ(A↑252)→悪テラスタルドンカラス
つららばり(5回)
150 ~ 180 (82.0 ~ 98.4%) 確定2発
いかさまダイスバンギラス(A↑252)→悪テラスタルドンカラス
ロックブラスト(5回)
140 ~ 170 (76.6 ~ 92.9%) 確定2発
キノガッサ(A↑252)
マッハパンチ
66 ~ 78 (36.1 ~ 42.7%) 確定3発
アーマーガア(B↑252)
ボディプレス
51 ~ 60 (27.9 ~ 32.8%) 確定4発
ボディプレス(B+2)
100 ~ 118 (54.7 ~ 64.5%) 確定2発
ラウドボーン
フレアソング
82 ~ 97 (44.9 ~ 53.1%) 乱数2発 : 26.17%
フレアソング(C+1)
123 ~ 145 (67.3 ~ 79.3%) 確定2発
苦手なポケモン
相性の良い味方・構築例
ジバコイルが特に相性が良いと思います。後攻ボルトチェンジでドンカラスを無傷で場に出すことができ、タイプの相性補完も優れていると思います。
最後に
ここまで本育成論を見ていただきありがとうございます。
ドンカラスは努力値次第で攻めと受け、物理と特殊どちらにもなりえるので構成を考えるのがとても楽しいポケモンだと思います。
はねやすめやばかぢから等失ったものも多いですが本育成論で紹介したほうふくをはじめ、とんぼがえりやエアスラッシュ等得られたものも多いのでぜひみなさんも色々と試してみてください。