はじめに
ref(れふ)と申します。よろしくお願いします。
今回はバトン界の新星(でもないか)ペンドラーペンドラーからのバトン先としてのウオノラゴンウオノラゴンについてご紹介させていただきます。
炊き込み淡水さんの育成論で話題のペンドラゴン構築ですね!聖杯探索(グランドオーダー)にいざ出陣です!
論内で本サイトで一般的に見かけるレベルの専門用語や略語を使用している箇所がございます。ご了承ください。
ウオノラゴンウオノラゴンについて
まずはいつも通りウオノラゴンの特徴を箇条書きしていきます。
- 特性がんじょうあごから繰り出される先制エラがみは、本作屈指の攻撃技として有名
- サブウェポンとしてメジャーなほのお・みず・はがねに耐性を持つ
- 逆に弱点はサブウェポンとしてはマイナーなドラゴン・フェアリーのみ
→やはり聖剣絡みだからなのだろうか
ペンドラゴン構築について
さて、皆さんはミミノラゴン構築をご存知でしょうか。ランクマッチをやられている方には耳タコだとは思いますが、今回のペンドラゴン構築と合わせて解説を少々。
- ミミノラゴン構築
ウオノラゴンがすばやさ負けしている相手に対してミミッキュがトリックルーム(以下トリル)を打ち、先制エラがみを打とうという構築になります。
- ペンドラゴン構築
ミミノラゴン構築のトリルの代わりにかそくペンドラーからウオノラゴンにバトンタッチをすることで、先制エラがみを打とうという構築になります。
本論のウオノラゴンはどちらもイケる口です!
ペンドラーのバトンはどうしても先制バトンとなるため、バトン先には耐久と火力の両立が求められます。
例えば、しんかのきせきC特化ポリゴン2あたりは適任ですね。
ウオノラゴンと比較するという話ではなく、相手に合わせて選出できるように複数バトン先を組み込んでおくとよいです。
役割・コンセプトについて
- ペンドラーのバトン先として、耐久と火力を両立する
- (単体で選出する場合)鈍足の受けサイクルの崩し
特性について
コンセプトに従い、がんじょうあご
持ち物について
コンセプトに従い、こだわりハチマキ
最初はいのちのたまで運用していましたが、以下の理由でハチマキを推奨します。
そのため、こだわってしまうのが気になる方は、さざなみのおこうを持たせるのをオススメします。珠よりさらに火力は落ちますが、みがわりやねむねごが使えるので、少し器用な運用が可能です。
性格について
コンセプトに従い、いじっぱり
努力値について
H204 A252 B4 D4 S44 (C除く5V個体想定です)
実数:191-156-121-x-101-101
A:コンセプトに従い、特化
S:3段階上昇時にスカーフウーラオス(いちげき)オノノクス抜き
H:すなあらし考慮の16n-1
BD:端数で耐久底上げ
技構成について
- エラがみ:コンセプトのため確定です。ちょすい持ち等一部のポケモン以外は受からない火力が出ます。
- ロックブラスト:ちょすい、みがわり、ばけのかわへの回答。4倍弱点を取られるフリーズドライ持ち(こおりタイプ)にも刺さる。
以下選択技
- げきりん:基本的に使用しませんが、ちょすいへの回答になります。
- じならし(がんせきふうじ):さざなみのおこうを持たせる場合の選択肢。ウオノラゴン自身ですばやさ操作が可能になります。
- サイコファング:さざなみのおこうを持たせる場合の選択肢。ドヒドイデへの打点を補えます。ただ、あまごいエラがみの方が打点高いので、PP合戦を意識する場合の採用になります。
ダイウォールになり、トリルターンの調整ができるので、変化技は最低1枠採用しておくことを推奨します。
- ねごと:こだわりアイテムのため、あまり使う機会はないかもしれませんが、技スペースに余裕があるのであくびやキノコのほうし対策として挿しておいていいと思います。本論の確定欄はこちら。
- ねむる:さざなみのおこうを持たせる場合の選択肢。ねむねごも悪くないと思います。
- みがわり:さざなみのおこうを持たせる場合の選択肢。みがわりの有効性については、みるてさんの育成論(育成論ソードシールド/606)を参考にしてみてください。
- あまごい:さざなみのおこうを持たせる場合の選択肢。くろいきりの効かない積み技として機能するので、みがわりと合わせて受け崩しに使えます。
運用について
ペンドラゴンやミミノラゴンで先制エラがみを決めていきましょう。
素で先制できる受けサイクル相手には補助無しで崩しに行くことも可能です。
サポート前提の調整です。すばやさが抜けていない場合の単体での抜き性能はそこまで高くありませんので注意が必要です。
与ダメージ(こだわりハチマキ想定)
ペンドラーのじゃくてんほけんを受け継いだ場合、さらに倍になります。
- エラがみ(先制):(後攻だと半減)
先制さえ取れれば半減であろうとほとんどのポケモンに確1が取れます。
H4ドラパルト107.9〜126.8% 確1
H4オノノクス100.6〜118.4% 確1
H4サザンドラ91.0〜107.1% 乱1(43.7%)
H252ギルガルド(シールド)126.3〜149.1% 確1
H252輝石ポリゴン2106.2〜125.5% 確1
HB特化輝石ポリゴン275.0〜89.0% 確2
HB特化カバルドン167.4〜198.1% 確1
HB特化カビゴン98.1〜116.1% 乱1(93.7%)
HB特化アーマーガア95.1〜112.6% 乱1(75.0%)
HB特化輝石サニーゴ(ガラル)80.8〜95.8% 確2
H252ラプラス70.8〜83.5% 確2(ちょすい持ち以外)
HB特化アシレーヌ65.2〜77.0% 確2
HB特化ドヒドイデ47.7〜56.6% 乱2
HB特化ギャラドス(A↓)38.6〜45.5% 確3
- ロックブラスト:(1hit)
- げきりん:
H252ラプラス67.0〜78.9% 確2
被ダメージ
A特化リベロ珠エースバーンふいうち37.6〜45.0%
A特化GF鉢巻ゴリランダーグラススライダー64.9〜76.9%
C特化ポリゴン2トライアタック39.7〜47.6%
C特化ラプラスフリーズドライ121.4〜146.5% 確1
C特化アシレーヌムーンフォース107.8〜128.7% 確1
→バトンしたのに落とされたではシャレにならないので、ドラゴン・フェアリーには注意してください。
相性の良い味方
以下のとおり、ミミッキュペンドラーポリゴン2はそれぞれが単体でも強いのでオススメです。
- 弱点保険ペンドラーでペンドラゴン(バトン)
→きちさんの育成論(育成論ソードシールド/1324)がオススメです。ダイマを切る以上、一体くらいは持っていってもらわないと割に合わないので、攻撃振りがいいです。なお、この技構成だとはがねに打点がないため、はがねかトゲキッスのどちらかを切るべきです。メガホーンをじしんにするか好みでどうぞ。
- アッキのみミミッキュでミミノラゴン(トリル)。
→HA特化じゃれつくかげうちのろいトリルあたり。
- 輝石HCポリゴン2。特殊のバトン先になり、トリル始動役もこなせます。
→kzkさんの育成論(育成論ソードシールド/1317)が近いのでこちらをベースに。
このポケモンの対策
以下のような対策が有効です。
- ちょすいでエラがみを受ける
- 先制技で削りきる
- トリルですばやさを逆転する
最後に
ペンドラゴン構築いかがでしたでしょうか。
強そうと思った貴方には、少し注意が必要です。難しそうだなと感じた貴方は正解です。
この構築はハマればもちろん強いですが、ペンドラーはあくびなどの搦手に弱く、バトン失敗するとウオノラゴンと一緒に共倒れになってしまうリスクがあります。活躍できるかどうかしっかり見定めて選出してください。
本育成論は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。