はじめに
はじめまして、田中摩美々と申します。
初めての育成論の投稿としてそうしょくミルタンクミルタンクの投稿をさせていただきたいと思います。
2020年7月14日現在、剣盾環境におけるミルタンクの育成論の投稿はなく、ミルタンクを使いたい方は困っているのではないかと思い投稿を決意しました。
実際に使用してみたところ思った以上にポテンシャルの高いポケモンでダイマックスエースとしては十分素質を秘めているように感じました。
初めての投稿なので至らない点も多いと思いますがどうかよろしくお願いします。
それでは育成論に移りたいと思います
ミルタンクミルタンクとは
まずはミルタンクミルタンクというポケモンについてどのような性能を持っているのかを説明させていただきます。
本育成論では、ミルタンクの持つS100という高いすばやさ種族値およびダイアタックのSを一段階下げるという性能、そしてとくせい:そうしょくというくさ技を受けるとAが一段階上がるという性能、現在の環境に置いて優秀な性能の数々に注目しました。
またH95B105と高めの物理耐久も持っておりダイマックス適正も高いポケモンである点も魅力です。
しかしその優秀な性能とは裏腹に環境ではほとんどみることのないポケモンであり、ほとんどのユーザーがその性能についてあまり知ることはないように思われるところである。
採用理由
2020年7月14日現在、使用率二位を誇る環境ポケモンゴリランダ―ゴリランダーを起点にダイマックスエースとして活用できるポケモンがいないか考えたところミルタンクミルタンクの採用に至りました。
最初はゴリランダ―対策としてエースバーンエースバーンを採用していたのですが、ゴリランダ―相手には確実には後受けすることができない欠点があるため、ミルタンクの特性:そうしょくに注目し、実際に活用したところ構築で誘導してあげればダイマックスエースとして十分な素質を持っていることに気づきました。
本論のミルタンクミルタンクの役割
ゴリランダ―ゴリランダー相手を起点としたダイマックスエース。グラスライダー、ドラムアタック、ウッドハンマーなどのくさ技を起点にとくせい:そうしょくを発動することでAを一段階上げ全抜きを狙う。
環境に多いエースバーンエースバーン相手にもそうしょく発動時はダイアタックでSを一段階下げることで打ち勝つことができる。また、ポリゴン2ポリゴン2相手にもダイナックル連打で安易な受けを許さない。
特にそうしょく発動下においては、非常に高い抜き性能を持っており、相手のダイマックスによる対応に対してもほとんどの場面で打ち勝つことができることが判明しました。
以下、そうしょく発動下に置いて採用確定技を用いた際に打ち勝てるダイマックス相手一覧(2020年7月14日環境TOP10までを記載)
()内は使う技を記載
・エースバーンエースバーン(ダイアタック)
・ゴリランダ―ゴリランダー(ダイバーン)
・ドラパルトドラパルト(ダイフェアリー)
・ポリゴン2ポリゴン2(ダイナックル)
・トゲキッストゲキッス(ダイアタック)
・ドリュウズドリュウズ(ダイナックル)
・ジバコイルジバコイル(ダイナックル)
持ち物
いのちのたま
火力が多少心もとないためわざの威力が1.3倍になるいのちの珠を採用することで補うこととした。
いのちのたまの採用により確定数が大きく変わるパターンが多い。
ダメージ計算は後に記述。
性格・努力値と調整
ようき
じゃれつくを採用し、おくびょう最速サザンドラサザンドラを抜くために最速採用。
努力値 A252 S252 H4
上記の理由で最速採用、最速にすることでウーラオス(れんげき)ウーラオスミミッキュミミッキュなどの環境に多いポケモンも抜くことができる。
また元の火力が低いためAには252振りして採用した。
技構成
確定技
・すてみタックル
メイン技、主にダイアタックでエースバーンエースバーンなどの素早いポケモンのSを下げるため、または等倍の相手にメイン火力としてダメージを与えるために使う。
・かわらわり
・じゃれつく
・ほのおのパンチ
HAいじっぱりゴリランダーゴリランダ―に対する安定選択、環境に増えた耐久振りゴリランダーに対して強くでることができる。
選択技
・10まんばりき
・アイアンローラー
ダイマックス時、Bをあげつつ攻撃したい際に使うために採用。ミミッキュミミッキュなどのフェアリータイプへのピンポイント対策にも。
・アイアンヘッド
同上、非ダイマックス状態でも打ちたい場面が多い場合は採用可能。
・こらえる
主にダイウォールおよび相手のダイマックスを枯らすために用いる。
立ち回り例
主にゴリランダ―ゴリランダーに対する受け出しで使う、はたき落とすおよびキョダイコランダには警戒が必要。
対面からはキョダイコランダの選択が多いと思うので注意が必要
受け出しによりそうしょくの発動に成功した際はダイマックスし、ダイバーンから入りゴリランダ―および後続を倒していくことを狙う。
与ダメージ計算
(草食発動時のみ記載)
・ダイアタック
H4振りゴリランダ―ゴリランダー
通常 105.1~123.8%(確定1発)
DM 52.5~61.9%(確定2発)
H4振りエースバーンエースバーン
通常 137.1~162.1%(確定1発)
DM 68.5~81%(確定2発)
H4振りトゲキッストゲキッス
通常 109.9~131%(確定1発)
DM 54.9~65.5%(確定2発)
HB252振り性格補正カバルドンカバルドン
56.2~66%(確定2発)
・ダイナックル
HB252振り性格補正ポリゴン2ポリゴン2
50.5~59.3%(確定2発)
H4振りドリュウズドリュウズ
通常 119.4~140.5%(確定1発)
DM 59.7~70.2%(確定2発)
HB252振り性格補正ジバコイルジバコイル
54.2~64.4%(確定2発)
・ダイフェアリー
HB252振りドラパルトドラパルト
通常 102.5~121.5%(確定1発)
DM 51.2~60.7%(確定2発)
H4振りサザンドラサザンドラ
通常 272.6~322%(確定1発)
DM 136.3~161%(確定1発)
・ダイバーン
H252振りゴリランダーゴリランダー
通常 110.6~130.4%(確定1発)
DM 55.3~65.2%(確定2発)
被ダメージ計算
(被ダメージはDM時のみ計算)
いじっぱりA252こだわりハチマキゴリランダ―ゴリランダー ばかぢから
61.4~72.5%(確定2発)
いじっぱりA252グラスフィールドゴリランダ―ゴリランダー キョダイコランダ
53.5~63.1%(確定2発)
A252いのちのたまエースバーンエースバーン とびひざげり
75.1~88.8%(確定2発)
C252トゲキッストゲキッス ダイジェット(エアスラッシュ)
41.2~48.5%(確定3発)
A252ドリュウズドリュウズ ダイスチル(アイアンヘッド)
31.8~38%(乱数3発)
B252ジバコイルジバコイル ボディプレス
23.9~28.6%(乱数4発)
A252ドラパルトドラパルト ダイドラグーン(ドラゴンアロー)
29.8~35%(乱数3発)
相性の良い味方
ゴリランダ―ゴリランダーを呼びやすい編成が重要であるため、ゴリランダ―を呼び込みやすいとするれんげきのかたウーラオス(れんげき)ウーラオスやウォッシュロトムロトムなどと相性が良い。
また、苦手なゴーストタイプの処理を任せられるいちげきのかたウーラオス(いちげき)ウーラオスや特殊ドラパルトドラパルトなども相性が良い。
兎にも角にも編成でゴリランダ―にくさ技を撃たせるようなパーティ構築をすることが大切である。
このポケモンの対策
ゴーストタイプとは、とくせい:きもったまを所持していることで択が取れる場面もあるがこの型は基本的に苦手としている。特にしんかのきせきガラルサニーゴ(ガラル)サニーゴは突破手段がなく天敵である。またダイアタックの性質上、トリックルームの展開に弱く、特にトリル下でのアローラガラガラ(アローラ)ガラガラなどは突破手段がない。一応、とくせい:あついしぼうがあるためフレアドライブに関しては択を迫ることは可能だが本育成論の型では苦手であるといえる
さいごに
育成論の投稿は始めてで至らない点が多いと思いますので、問題点改善点などあれば気軽にご指摘していただけると幸いです。
また感想等も楽しみにお待ちしております。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。