チラチーノ- ポケモン育成論ソードシールド

初めましてパラダイスです
今回は害悪と言われる恐れのあるダイマックス相手にも起点作れるチラチーノです。

採用理由と役割

一部構築には使えない起点やダイマックス相手にはうまく起点作れないなんていうのは嫌なので考えました。

尚、積エースにもダイマエースにも繋げられるため使い勝手は良い方です。

主な役割は初手ダイマを麻痺+hp半減して裏の砂かきドリュウズや自信過剰ポケモンなどのダイマックスエース用の起点作りと

非ダイマックスの物理アタッカーに麻痺+魅力で積エースの起点作り

特殊アタッカーには麻痺+体力激減のダイマエースへの起点

いたずらごころの起点作成の防止(択で読み勝つ必要あり。)

hp1でも使えるミミッキュのアイテム封じ(チイラ、アッキの実や命の玉など)

持ち物

気合いの襷

性格・努力値と調整

陽気AS極振り+D4(一応のダウンロード調整です。
これにより初手ダイマするポリツーでポリツーより遅いポケモンがエースでも被害を最小限にできます。)

個体値はASが2VでHBDは高ければドラパルトやゴリランダー相手にもできることが増えます。

技構成

電磁波
はたきおとす
こらえる
じたばた

立ち回り例

・初手ダイマックス相手
相手がラム持ちor初手ダイマックスポリツー以外初手電磁波安定

その後こらえる+じたばたで裏の自信過剰ギャラドスや砂かきドリュウズのダイマックスエースの起点にします。

ポリツーやラムキッス等ははたきおとすから入ってこらえるじたばたを押しましょう。

これで体力半減+麻痺or持ち物無しの起点が完成します。

・初手ダイマしないアタッカーや天候パの始動役
アタッカーは電磁波、始動役に対しては天候延長アイテムの場合電磁波それ以外ははたきおとすで脱出パックやレッドカード等を落としましょう。

アタッカー相手にはこらえる+じたばた
始動役には交換択を決めます。相手が交換を読むなら電磁波、相手が居座るのを読むなら即引きしましょう

・天候パ以外で起点作成型が初手に来た場合
クレッフィやオーロンゲなどのいたずらごころの起点相手ははたきおとす安定します
また地面タイプが裏にいる場合、チラチーノの素早さを封じるために電磁波誘いやすいので即引きするのもありです。ドリュウズや自信過剰ワルビアルなどのダイマエースどちらかは構築に入れておくといいでしょう。

いたずらごころを嫌うならチラチーノと弱点保険待ち自信過剰ワルビアルを組ませるとチラチーノの利点を削る電磁波を透かした上でいたずらごころ無効なためかなりシナジーがいいただけでなくオーロンゲのフェアリー技をダイマックスで受けてそこからいい感じに荒らすことが可能になります。

また地面タイプ引きを嫌ってくるかを読む択になるのですが壁貼ってくる際にもはたきおとすがあるため壁ターン減少させることができ麻痺+こらえる、わんちゃんメロメロ込みで壁ターン枯らしもでき起点を好きに作らせないことが可能です。

・初手ドラパルトor初手ゴリランダーorスカーフウーラオス
ここからは読みが絡むので上級者向きになります。

構築をみてアイテム予想をしてから立ち回りましょう。

ゴリランダーはグラスシードだとすぐわかるので問題はないと思いますがタスキも10%という一定数はいるので頭の片隅には入れておきましょう

鬼火祟り目型で身代わり貼ってくることもあるので脳死で電磁波は身代わりで透かされる恐れあるので型読みが必要となります。

眼鏡や命の玉などの火力アイテム持ちや初手ダイマするドラパルトなら電磁波安定ですが鬼火祟り目は初手でも安定するためこの場合ははたきおとすを押すほかありません。

スカーフトリプルアクセルを考慮してドラパルト側が鬼火から入るor 引くことも無きにしもあらずです。*与ダメージ計算
命の玉持ち陽気h4ドラパルト想定
はたきおとす
54.8〜65.6%

鬼火祟り目ドラパルトh236b180s92想定
32.1〜38.3%

身代わり確定割りの乱数3発

陽キャの陽気エースバーン
ダウンロード調整想定、hp1じたばた
93.5〜110.3(乱数1発)

ダイマックス想定
46.7〜55.3%(乱数2発)

被ダメージ計算

低耐久を生かした型なので特にありませんが仮に C以外の5Vで育成した場合
1.命の玉いじっぱりドラパルトのドラゴンアロー確定二発(約50%前後)

陽気なら1ターン確定耐えします。

2.こだわり鉢巻いじっぱりゴリランダーのグラススライダー確定二発(70%前後)

と苦手な相手でもこらえる込みで3ターンの行動保証があり電磁波+メロメロを狙って起点作ることも可能です。

3陽気最速スカーフウーラオスの水流連打
確定3発(34〜40%)

陽気ですらタスキ貫通で即死しますがメロメロボディの抽選も3回あるので初手こらえる絡めればメロメロはそれなりに入ります。

相性の良い味方

1.グラススライダーや水流連打の引き先兼積ダイマエースにもなれるいかく竜舞ギャラドス

2.いたずらごころと電磁波誘って空かせる砂かきドリュウズや自信過剰ワルビアル

3.積エースのラムキッスや剣舞物理アタッカー全般

4.誰とでも相性良いエースバーンとその対策先のカバルドン

(一見砂があるため相性悪そうに見えますが唯一とも言える何もできない天敵のラムダイジェット後のポケモンに対して吹き飛ばしが行える+そもそも砂をからしていればタスキ潰れてもこらえるじたばたが可能な点を考慮すれば普通に入れ得です。)

5.受け1匹で成立、輝石ポリツー

HDポリツーで身代わり持つことをオススメします。

技範囲は狭まりますがチラチーノを残す選択肢も取れます。

一例ではありますがスカーフウーラオスの水流連打をこらえてメロメロが入った際一旦引いてダウンロードで特攻上げた後身代わりを残して放電で突破しそのまま後ろに圧をかけることもできました。

このポケモンの対策

1.初手ダイマ型以外のゴリランダーやドラパルトには基本何もできません。(麻痺魅力にはご注意を)

連撃ウーラオスであれば持ち物なしでも6v水流連打で確定3発できます。

2.いつでも万能なミミカス

構築上大事なアイテムを失う事になるので一方的に殴れるとはいえ無理に突っ込まない方がいいですが逆にはたきおとす以外できないのでミミッキュで起点にもできます。

のろい型ならチラチーノキラーになれるやも！？

3.砂あらし、雪ふらしの天候や呪いは堪えたりされても落ちるのでオススメです。

(なんなら砂かきドリュウズ１つで対策可能です。しかし今どきドリュウズを使ってる人は少ないから問題ないっすな。増えたらすまん叩いて終わりっすわ。)

鬼火でもいいですが上からとことんはたきおとされる前提で打ちましょう

4.挑発持ってる非接触技さんを用意する。

麻痺+メロメロ、hp半減以下+麻痺、hp半減以下+アイテム没収

このいずれかを大半のポケモンに押し付けることが可能なのがこの方の利点で３つのうち2つは挑発に弱いです。

非接触技使いに挑発を待たせると半分機能停止します。

5.ラムの実持たせたダイジェット
結局これ！大抵の構築に誰かしらいるはずなので楽です。

ダイマックスは枯らされますがエースバーンとかだとむしろナックルの起点にできます。

ホーム情報では8月５日現在6.8%でなければ起点にできますのでご心配なく。

対策の対策

1.基本電磁波スタートでいいですが相手の構築をみて所持アイテムの精査を行うことが重要となります。

特定ポケモン(ウーラオスやドラパルトなど)の引き先となるポケモンを必ず用意しましょう。

私はポリツーとミミッキュとギャラドスで相手の構築みて考えてます。

hp1さえ残っていれば先制技もこらえるで様子見できてそのまま二体分起点化できたりしますので引くことの重要性がかなりあります。

2.呪いは諦めてはたきおとしましょう

ダイマに対してのターン枯らしはできませんがそもそもこの型はスリップダメージが無い場合のダイマ枯らしはおまけ程度と考えて下さい。

3.1同様引くことも視野に入れましょう。

タスキ潰されても高い素早さとこらえる込みの行動保証が持ち味です。

hp1でも天候ダメさえ他のポケモンでやり過ごせばまだまだ輝けます。

4.そもそも基本素早さ負けはしないはずなのでラム持ちでなければ麻痺が確定で入ります。

はたきおとすからのこらえるで様子見、またはじたばたどちらでもある程度hpを削る事は可能です。

積みよりもダイマで切り返す起点が主になると考えましょう。

5.あくびor 吹き飛ばしなどで対策しましょう。

ラムは既にはたけてダイマも枯らせているはずです。

エースバーンがラムでダイマしてきた場合のみチラチーノ生存が強かったりします。

結局はアイテム読めるか否かにかかっています。

(これができればチラチーノに敵う者なし。)

まとめ

以上が起点作成型チラチーノの紹介になります。

対戦初心者から上級者まで幅広く使える方だと自負しております。

使い熟すにはある程度の運と読みが必要ですがそれを乗り越えた先にはエースが止められない未来が待っているでしょう。

麻痺+メロメロ、麻痺+hp半減以下、hp半減以下+アイテム没収

いずれかをかなりの頻度でこなしてくれるチラチーノを是非育成してみて下さい。

最悪AとSの2vでも活躍できてとっかかりやすいです！