はじめに
ゆりと申します。
育成論は初投稿ですが、よろしくお願いします。
今回紹介するポケモンは、「タスキルカリオルカリオ」です。
「いのちがけ」という、タスキ型にしては珍しい構成になってるので最後まで読んで頂けると嬉しいです。
※HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ→H・A・B・C・D・Sの略称をしようしております。
現環境におけるタスキルカリオルカリオの強み
- インファイト+先制技(しんそくorバレットパンチ)によるタイマン性能
等倍相手ならば、「エースバーン」くらいまでの耐久のポケモンであれば、インファイト+しんそくで処理できます。
これらのポケモンたちはポケモンHOMEの使用率ランキングを見ても上位に入ってるポケモンたちです。
かくとう・はがねタイプの「ルカリオ」は弱点を突くことができ有利をとれます。
- 相手のダイマックスを誘いやすい
「ルカリオ」は上記のポケモンたちに勝てると書きましたが、相手がダイマックスを切ってくると有利不利が逆転し、「ルカリオ」が倒されてしまいます。(「ルカリオ」の攻撃を相手に耐えられてしまうため)
しかし、「タスキルカリオ」は相手の攻撃を強引に1回だけ耐えることができます。
その時点で、相手は「ルカリオ」を処理するのに、ダイマックスターンを2ターン消費してるので、こちらの裏のダイマックスポケモンで切り返して対戦を進めやすくなります。
- 他のきあいのタスキポケモン(おもにエースバーンウーラオス(いちげき))との差別化
「しんそく」という技の存在が大きいと考えてます。
「エースバーンのふいうち」「ウーラオスのふいうちorアクアジェット」は優先度+1なのに対し、「しんそく」は優先度+2で安心して打てるのは強みです。
かるい説明を終えたところで、さっそく型紹介に入らせていただきます。
持ち物
きあいのタスキ
相手の攻撃を一回は耐えたいのでこれで確定です。
技構成
インファイト
威力120のかくとう技。強力なメインウエポン
コメットパンチ
威力90のはがね技。追加効果の10%で攻撃アップが強い
しんそく
威力80の先制技。タイマン性能をそこ上げしてくれる
今回は先制技を「しんそく」で採用してますが、「バレットパンチ」でも可。
しんそく→エースバーンウーラオス(いちげき)ウォッシュロトム(スカーフ)などに打ちやすい
バレットパンチ→ドラパルトミミッキュなどに効果がある
いのちがけ
今回の目玉です。「ルカリオ」で相手しにくいポケモンを強引に削ります
性格・努力値と調整
調整案1
性格:いじっぱり
努力値:H92-A236-S180
実数値:H157-A176-B90-×-C90-S133
性格…「しんそく」で縛れる範囲を増やしたいので「いじっぱり」です。
HP…ここまで振るとHP振りの「ドヒドイデ」や「FCロトム」を、「いのちがけ」で倒せるようになります。
攻撃…11n
素早さ…準速80族抜き(おもに「トゲキッス」意識)
調整案2
性格:ようき
努力値:H92-A172-S244
実数値:H157-A152-B90-×-D90-S155
性格を「ようき」にすると、最速「トゲキッス」、最速「ギャラドス」、最速「FCロトム」、最速「ドリュウズ」を抜けるようになります。
攻撃面が少し不安ですが、ここまで削っても「インファイト+しんそく」で「エースバーン」程度のポケモンであれば、ちょうど倒し切ることができます。
私は「インファイト」「しんそく」のダメージを伸ばしたかったので、性格「いじっぱり」で使用してましたが、調整案2のものも安定感があって強いので紹介させていただきました。
立ち回り例
序盤から広い技範囲&「いのちがけ」の強引な削りで荒らしていくもよし、相手のエースポケモンに対して後発から出して、「きあいのタスキ」による強引なストッパー要員として使っても強いです。
与ダメージ計算
※上記で紹介させていただいた調整案1のもので計算してます。
インファイト
無振りエースバーン→ダメージ割合81.2~95.4%
無振りパッチラゴン→ダメージ割合66~78.1%
H振りウォッシュロトム→ダメージ割合59.8~71.3%
H振りきせきポリゴン2→ダメージ割合76~90.6%
H振りカバルドン→ダメージ割合40.4~47.9%
並程度の耐久のポケモンであれば、等倍インファイトで押せますが、耐久が高い「カバルドン」のようなポケモンは厳しいことがわかります。
しんそく
無振りエースバーン→ダメージ割合36.1~43.2%
→インファイト+しんそくで確定で倒せる
無振りパッチラゴン→ダメージ割合29.6~35.1%
無振りギャラドス→ダメージ割合31.7~37.6%
H振りウォッシュロトム→ダメージ割合26.7~31.8%
メジャーなポケモンに対してのダメージ計算をのせておきました。
大体、30%〜35%くらい削れるイメージです。
コメットパンチ
無振りトゲキッス→ダメージ割合97.5~116.2%
無振りミミッキュ→ダメージ割合138.4~163%
H振りB+1ミミッキュミミッキュ(アッキのみ想定)→ダメージ割合74~88.8%
無振りドラパルト→ダメージ割合57.6~68.7%
「インファイト」が半減以下のメジャーポケモンに対しても、「コメットパンチ」でいいダメージが出せます。
いのちがけ
H振りウォッシュロトム→確定1発
H振りドヒドイデ→確定1発
「インファイト+しんそく」のダメージが見込めない相手にも強引な1:1交換を仕掛けれます。
また、環境によくいるステロ撒き「カバルドン」も、インファイト+いのちがけで強引に処理ができます。(後出しからの仕事をさせない)
ルカリオルカリオに対する被ダメージ計算
基本的に「きあいのタスキ」前提の耐久なので、ダメージが半分以下のものをのせておきます。
A特化ミミッキュのじゃれつく→ダメージ割合56~66.8%
A特化ミミッキュのドレインパンチ→ダメージ割合63.6~75.1%
A特化ミミッキュのかげうち→ダメージ割合25.4~30.5%
→運が良かったら対面からミミッキュを処理できることもあります。
C特化ウォッシュロトムのボルトチェンジ→ダメージ割合48.4~57.3%
C特化ポリゴン2のほうでん→ダメージ割合36.9~43.9%
陽気A252ウーラオス(いちげき)のすいりゅうれんだ→77.7%の確率で耐える
相性の良い味方
「きあいのタスキ」を絡めた対面的な選出ができる「ミミッキュ」がお勧めです。
ルカリオ+ミミッキュ+ダイマックスエースという選出がシンプルで強力かつ、ルカリオミミッキュは相手の「ドヒドイデ」を誘いやすいので、「いのちがけ」で強引に処理した後に「ミミッキュ」を通す立ち回りもできます。
最後に
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
ルカリオはビジュアルもカッコよく人気もあり、私も好きなポケモンなので参考にしていただけると嬉しいです!
追記
1.コメントでウーラオスとの差別化の記載のアイデアを頂いたので追記しました。