ご挨拶
こんにちはkzkです。
ついに新環境!!!
みなさんはもうランクマしましたか?
今回はランドロス(霊獣)についての考察です。
ランドロス(霊獣)といえば、チョッキやタスキ等様々な型が存在します。
今回は自身の高いAと丁度よいSを生かしてどんな構築に入れても強い、
積みアタッカー
としての考察です。
2/16日現在
禁伝環境へなる為、調整案やダメ計を追記しました
確定欄を3ヶ月の間のみ調整案3に変更します。
この育成論をご観覧していただくにあたり
- HPをH、こうげきをA、ぼうぎょをB、とくこうをC、とくぼうをD、すばやさをSと表記するなど、一部非公式用語を用いります。なるべくわかりやすくしますが、わかりにくい単語があった場合はお手数ですがコメントお願いします。
- ダメージ計算はダメージ計算SS様を使用しました。
- 最初の方はランドロス(霊獣)というポケモンの考察、紹介になるので型の詳しい説明のところまで飛ばしていただいてもらって大丈夫です。
ランドロス(霊獣)について・環境の考察
知っている方は飛ばしていただき結構です。
前作USUMでこのポケモンが使えたレートで一度もTOP3の座を降りたことのない厨ポケ代表です()
ちなみに今作では使用率3位(2月16日現在)です。今作でも一向に弱くなる気配がしません。
種族値等、個体の情報を詳しく説明していきますね。
タイプ:じめん ひこう
特性:いかく
種族値:H89 A145 B90 C105 D80 S91
タイプから解説していきます。
じめん、ひこうタイプの組み合わせは他にグライオン等が持つ、弱点は水と4倍弱点の氷だけで、ひこうタイプながらも電気技を喰らわないという優秀な性能を持っています。
じめん、ひこう、どちらも半減以下で受けられるのは、
・いわ、ひこうの複合タイプ(例 プテラ )
・でんき、ひこうの複合タイプ(例 サンダー)
・はがね、ひこうの複合タイプ(例 テッカグヤ)
・いわかでんきかはがねタイプの特性ふゆうもち。
(例 ロトム ドータクン ソルロック)
です。
そのうち、いわひこうタイプ、でんきひこうタイプには岩技で弱点をつけ、自身で対策が可能です。
しかし、それ以外には弱点をつけないのでランドロス(霊獣)を使っていく以上対策が必要ですね!
そして特性。
ランドロス(霊獣)が持つ特性は一つしかなく、そのいかくは登場した時に相手のAを1段階下げるというものです。
これはボーマンダやギャラドスも持つ特性で実質物理耐久をあげられる為、非常に優秀で相手からすると厄介な特性となっています。
さらに種族値。
145と高いA種族値は(次シーズン)ランクマ使用可能ポケモンでなんと5位!
威嚇こみで、基本、等倍技はなんでも耐えられるようになる物理耐久、並程度の特殊耐久、ルカリオより1だけ早いSを持ち合わせています。
これが、覇者の実力です
採用理由
ポケモン界の覇者と言うだけあってランドロス(霊獣)は対策が良くされ、シリーズ6のパッチラゴンのような立ち位置になることが予測されます。
従来のステロ型や、チョッキ型は鬼火、威嚇、S操作等で止められやすいとカジュアルで使いながら感じ、それらの対策を起点にできる、ランドロス(霊獣)の積みエースとしての才能に目をつけました。
つるぎのまいを覚え、ダイジェットも使え、もともとのA種族値が145なので、他のポケモンと比べて火力が半端なく、持ち物補正なくても無振りドラパルトをダイジェットで高確率で落とせるという、補正アイテムなしでも十分な火力が出せるのがポイントです!
有利対面で剣舞をすることで全抜きできるパワーを持ち、相手を翻弄させれるのはこの型ならではです。
型の紹介
努力値、技構成、持ち物の順で説明します!
特性はいかくしかない為いかくで確定です。
- 努力値調整
- 調整案1
意地っ張りAS残りH
火力重視
A実数値216で全て破壊します。
あまりはどこでもいいです。
なぜ陽気にしないかと言うと、はっきり言えば
Sが上がって対処できるポケモンより、Aが上がって確定数が変わり対処できるようになるポケモンの数のほうが多いからです。
(シリーズ8を除く)
具体例を挙げて紹介します。
上が意地、したが陽気
HB252カプ・レヒレ
剣舞(A↑2)ダイアース
98.3〜115.8% 高乱数1発
89.8〜105.8% 低乱数1発
ランドロス(化身)対策としてよく使われるカプ・レヒレを受け出しを許さない火力が出るのが意地っ張りです。
その他、いじっぱりだと無振りサンダーをエッジで高乱数1発(陽気だと低乱数)、無振りドラパルトをダイアースで確定1発(陽気だと中乱数)など乱数が大幅に動き、突破力を底上げします。
また、意地っ張り→陽気で抜け、対面の勝敗が分かれるポケモンは、
準速ガブリアス、準速ボーマンダ、準速サザンドラくらいしか存在せず、これらは存在数自体が少ない為、いじっぱりの方が良いです。
他にも抜けるポケモンに差は出ますが、最速でも準速でも勝てたり、勝てなかったりと対面の勝敗が分かれません。
- 調整案2
意地っ張りA172 D84 S252
ランドロス(霊獣)に合わされ、起点にされやすいポリゴン2を意識した調整です。
D実数値をB実数値より高くすることで、ダウンロードでCを上げさせません。
火力が少し落ちるため、サポートが必要な時も出てきます。確定欄の調整よりもサイクルに向いた型です。
- 調整案3(シリーズ8用)
陽気AS残りH
……陽気じゃないとザシアンを抜けないのです。
ザシアン環境になると予測できる以上、シリーズ8では陽気一択です!
ただ、火力はその分落ちてしまうので火力には意地っ張りよりは過信しないように!
- 技構成
とある育成投稿者の書き方を参考に優先度システムを取り入れました!
・そらをとぶ 優先度★★★(MAX)
ダイジェットの元になる技です!ほぼ確定。
打つ相手→ドラパルト、エースバーン(炎以外、またタイプの変化が読める場合)、モロバレルやsをあげたいとき。
・じしん 優先度★★★(MAX)
一致技でメインウェポン。これもほぼほぼ確定!
打つ相手→エースバーン、メタグロス、アーゴヨンや特殊アタッカー全般。
・つるぎのまい 優先度★★★(MAX)
受け破壊を狙う技。ダイウォールにもなります
ビルドアップとの採用は選択ですが、破壊力を考えて剣の舞の方がダントツでおすすめです。
・ストーンエッジ 優先度★★☆
岩技。地面+飛行+岩の通りがよく、鋼飛行タイプ以外には基本止まらなくなります。
ダメ計を見てくだされば分かる通り、サンダー、ボルトロス(化身)への乱数が変化するのでいわなだれよりもこちらがお勧めです。
急所に当たりやすい為、ワンチャンも。
・いわなだれ 優先度★★☆
岩技その2。エッジより命中安定、低威力。ダイマ時の威力は変わりません!ひるみによるワンチャンを狙える。
打つ相手→ストーンエッジと同じ
・ばかぢから 優先度★☆☆
ダイナックルになります!ピンポイントではありますが採用の価値はあります。
・アイアンテール 優先度★☆☆
コメントでの提案です。一貫性こそ下がりますが、ダイスチルによる耐久強化やトゲキッスを確定で仕留められるなど、入れる価値は十分あります。
・とんぼがえり 優先度★☆☆
コメント欄で要らないという意見がありましたが、下記の立ち回りを見てもらえれば分かる通り、先制しているが、積めない初手対面でタスキを潰すという最低限の仕事をこなせることから採用の余地があります。
・ビルドアップ 優先度★☆☆
積み技2。耐久もあげられるが、突破力はやはり剣舞には負ける。
- 持ち物
基本はラムの実で。
物理アタッカーが止まりやすい鬼火や、ダイマ流しとしてよく使われるあくび、S操作をされる蛇睨みの対策です。これがあることで、簡単に流すことができなくなったり、積みの起点となる部分が増える為、一層使いやすくなります。
立ち回り・選出
様々な立ち回り方がありますがそのうち、最もおすすめな立ち回りを紹介します。
先発ランドロス(霊獣)+クッション+高Sアタッカー
具体例
先発ランドロス(霊獣)で威嚇を入れ、積めるようなら積み、
積めないのであれば、クッションを間に挟みます。クッション要員が地道にダメージを与えてダイジェット圏内に入れたり、ダイマを誘発し、ダイマを枯らせ、最終的にランドロス(霊獣)+高Sアタッカー(スイーパー)で一掃する流れです。
流れや対面有利不利を理解していれば、初心者でも比較的簡単に立ち回れます!
対面有利不利
有利(起点○)
エースバーン、バシャーモ、カプ・コケコ、ラグラージ、レジエレキ、ガブリアス、カバルドン、ウツロイド、ヒードラン、レジエレキ等
どちらでもない
ボーマンダ、カイリュー、カプ・テテフ、サンダー、アーゴヨン、ドラパルト等
剣舞やダイジェットを積んでいればゴリ押し可能
テッカグヤ、アーマーガア、エアームド、ポリゴン2、マニューラ
ほぼ無理
フェローチェ
→ダイジェット2回しないと抜けない。最速だっと一応1回で抜けるが、大量発生しそうなスカーフだと無理。相手にすべきではないが、抑えられやすいのが助け。
起点にされる可能性あり
フリーザー(ガラル)、ミロカロス、ゴチルゼル、サンダー(ガラル)、ウォーグル、キリキザン等
→特性かちき、負けん気で威嚇を受けると逆に能力を上げさせてしまうので要注意です。
Sライン
抜けるポケモンを紹介します。
相性の良い味方
威嚇により、後ろでの物理技の受けが安定しやすく、氷の一貫がなければ基本どの子でも相性抜群です!
ここでは特におすすめを紹介していきます。
- エースバーンエースバーン
ランドロス(霊獣)の苦手な氷タイプを粉砕します。
水の一貫には注意!
- テッカグヤテッカグヤ
ランドロス(霊獣)の受け先として優秀。テッカグヤの弱点技はランドロス(霊獣)対面で撃たれにくく、受けが安定します。
- ポリゴン2ポリゴン2
ランドロス(霊獣)からの受け先としておすすめです。僕がよく使ってました!クッションとして本当優秀です!こちらもテッカグヤと同じく、事故が少ないです。
- ウォッシュロトムウォッシュロトム
ランドロス(霊獣)の弱点を全て半減以下に抑えられ、シンプルに相性が良いです!サポート技も豊富でランドロス(霊獣)の受け先として適しています。フリーズドライには注意!
- クレッフィクレッフィ
ランドロス(霊獣)との弱点の被りがなく、壁サポート、でんしはor尻尾トリックによるs操作などサポート要員として優秀です。
与ダメージ計算
全て調整1での計算
物理特化カプ・レヒレカプ・レヒレ
ダイアース 49.1〜58.1% 高乱数2発
無振りエースバーンエースバーン(炎)
ダイアース 216.7〜255.4% 確定1発
H252テッカグヤテッカグヤ
ダイロック 42.1〜50.0% 超低乱数2発
無振りサンダーサンダー
ダイロック 122.4〜144.2% 確定1発
無振りドラパルトドラパルト
ダイジェット 103.0〜121.4% 確定1発
無振りボーマンダボーマンダ
ダイジェット 93.5〜110.0% 高乱数1発
威嚇込みダイジェット 62.3〜74.1% 確定2発
※シリーズ8用 陽気AS(調整案3)でのダメ計
H4ザシアンザシアン
じしん 100.0〜117.8% 確定1発
被ダメージ計算
特化ランドロス(霊獣)ランドロス
ダイジェット 87.8〜104.2% 低乱数1発
C無振りカプ・レヒレカプ・レヒレ
なみのり 35.3〜42.6% 確定3発
特化珠エースバーンエースバーン
キョダイカキュウ 119.5〜140.8% 確定1発
威嚇込みキョダイカキュウ
81.0〜95.1% 確定2発
おわりに
前世代の覇者ということもあり、やはりその強さは異常で、使いやすすぎて、すごいです。(語彙足w)
別名、全ポケモンで一番強いダイジェットの使い手です。
ラムを持たせる事で他の型よりも何倍も起点にできる場面が増え、抜き性能が大幅に上がります!
ラムランド、ぜひ試してみて下さい!