こんにちは。citronと申します。
普段はランダムパーティーでランクマッチに臨んでおります。
今回はかなり優秀な型ができたので、皆様の評価をいただきたく投稿させていただきます。
アマルルガとは
- タイプ:こおり/いわ
- 種族値:H123 A77 B72 C99 D92 S58
- 特性 :フリーズスキン/ゆきふらし
- 習得技:オーロラベール、メテオビーム、こらえる、ウェザーボール、など
- 没収技:ほえる、ロックカット、でんじふゆう、みずのはどう、など
現環境内の考察
(追い風)
- 『オーロラベール』の習得
今作より新たに『オーロラベール』を習得し、特性ゆきふらし+『オーロラベール』のコンボを使えるようになりました。
他にこのコンボを使えるのは、キュウコン(アローラ)ユキノオーバイバニラであり、その中でも『ステルスロック』や『でんじは』と両立が可能なのはアマルルガのみです。
- こおり技の通りの良さ
カンムリ前までのランクマ環境においてこおり技の通りの良さが言われていました。ダイジェット環境によるひこうタイプの多さ、半減タイプの筆頭であるみず・はがねの複合タイプがこおり抜群であることからです(例:ヌオーギャラドスドリュウズナットレイアーマーガアなど)。
さらにカンムリ後のシーズン12からはランドロス(化身)ボーマンダガブリアスが参入することで、こおり技の需要がさらに高まると考えられます。
そうした中、特性ゆきふらし+必中『ふぶき』で高火力を押し付けられるアマルルガには追い風環境といえるでしょう。
(向かい風)
- 物理環境
シーズン11までは物理環境といわれ、アタッカーが物理に偏っていました。D耐久と比較してB耐久の低いアマルルガにとって向かい風となります。
- 弱点の多さ
弱点タイプが6つあり、そのうち2つは4倍弱点です。さらに、その4倍弱点であるかくとう・はがねはダイマックス技によりA・Bをあげるため、優秀なメインあるいはサブウェポンとして採用されやすいと考えられます。
- ウーラオス(連撃)の登場
今作から新たに登場したウーラオス(いちげき)の専用技、『すいりゅうれんだ』は急所確定の3連続技というチート性能を誇っています。ハチマキまで考慮すると、タスキの安定性が損なわれることとなります。
上記より、高火力を押しつけつつ壁とステロを両立できる起点作成役としてより価値を高めた一方、高火力で弱点をつかれることで何もできずに倒される可能性を有しているポケモン、それがアマルルガであると考えられます。
役割と採用理由
役割1 起点作成
ステロ&壁を両立でき、裏のエースの起点を作成する。
両立することで相手のパーティー・選出にあわせて対応が可能。
役割2 カバルドンランドロス(化身)ボーマンダなどへのけん制およびストッパー
一致必中『ふぶき』による高火力の押しつけ。
他のステロ&壁の両立起点作成役との差別化
【現環境内の考察】でまとめたように、アマルルガが現在担える役割は上記の2つであり、それらを安定して遂行する必要があると考えます。
よって、不利対面でも起点を作成できる、かつカバルドンランドロス(化身)ボーマンダなどへの安定した立ち回りができる型、つまりこらえるイバン型を採用するに至りました。
タスキ型との差異
タスキ型
- ハチマキウーラオス(いちげき)の『すいりゅうれんだ』により確定一発
- 削られた以降に行動が困難(とんぼがえりなどに弱い)
→対面の有利不利にかかわらず、交代技を打たれると1回行動しか不可能
- 拘束技や状態異常に影響されない(⇔イバンこらえる型はこらえた後のダメージ
によりひんしとなる)
- 削られた後に相手の起点となる(立ち回り例4参照)
持ち物
コンセプトより、イバンの実で確定です。
性格・努力値と調整
- 性格 れいせい
- 努力値 H116 B252 C140
- 調整
HB A252ランドロス(化身)とガブリアスの「じしん」確定耐え
C H252カバルドンを乱数1発(68.8%)
S 最遅 無振りカバルドン抜かれ(天候をとれるようにするため)
- C振りについて
基本的に初手のカバルドンによるステロ+あくび展開を可能な限り妨げることを意識したためです。
Cに196まで振るとH252カバルドンを確定で落とせますが、その分Hを削ることになるため、初手ランドロス(化身)対面において引きと「じしん」による攻撃の択が生まれてしまいます。
- D振りについて
Dが無振りである理由については、基本的にこの型が上記の役割1と役割2の両方を満たすことを前提としていることにより、HBおよびCを優先しているためです。
技候補のうち、『ミラーコート』を採用する場合はDに振って確定耐え範囲を広げることも一考の余地ありと考えます。
技構成
- 確定欄
・オーロラベール
・ステルスロック
・こらえる
- 選択欄
・ふぶき:最高打点。これがないとカバルドンに仕事をされてしまいます。
・フリーズドライ:ラグラージおよびカプ・レヒレ対策。
H252ラグラージを確定1発。ふぶきなら確定3発。
H252カプ・レヒレをあられ込み確定2発。
・でんじは
・ミラーコート
立ち回り例
1.有利対面(役割1)
攻撃を耐えつつ、ふぶきで確一がとれる相手。ex.ランドロス(化身)、ガブリアス
1引いてくる可能性が高いため「ステルスロック」からはいる。
2その後相手によって「オーロラベール」or「こらえる」
2.中間対面(役割1)
壁込みで攻撃を2耐えex.カプ・コケコ
1「オーロラベール」をはって攻撃を耐える
2「ステルスロック」
3「こらえる」
4イバン発動 「ふぶき」
壁ターン節約のため、削りを優先しない場合
1「ステルスロック」
2「こらえる」
3イバン発動 「オーロラベール」
3.不利対面(役割1)
ワンパンされる相手。ex.ドリュウズ
1「こらえる」
2イバン発動 「オーロラベール」or「ステルスロック」
4.ダイマックスランドロス(化身)ボーマンダカイリューなどのストッパー(役割2)
1起点作成後、裏に引くor素引き
2ダイマックスランドロス(化身)ボーマンダカイリューなどに対して裏から出す
3「こらえる」
4イバン発動 「ふぶき」
与ダメージ計算
【ふぶき】
H252カバルドン94.8〜111.6%
H252D252カバルドン 70.6〜83.7%
H4カイリュー186.8~222.7%(マルスケ有93.4~111.3%)
H4ボーマンダ 217.5〜259.6%
H4ガブリアス195.6~230.4%
H4ミミッキュ58~68.7%
H4サンダー102.4~122.8%
H4カプ・コケコ 67.8〜80.1%
H4カプ・テテフ47.2~56.1%
H4カプ・ブルル112.3~132.8%
H252カプ・レヒレ17.5~20.9%
H4ランドロス(化身) 225.4〜269%
H252ランドロス(化身) 189.7〜226.5%
D4アーゴヨン135.1~159.4%
H4カミツルギ135.5~160%
H4テッカグヤ45~53.7%
H4フェローチェ110.8~131.2%
H4レジエレキ85.2~100.6%
被ダメージ計算
A無振りカバルドン じしん 56.3〜67.6%
A252ボーマンダ げきりん 47.8〜56.8%
ダイドラグーン 55.3〜66.1%
じしん 53.5〜63.8%
ダイアース 69.4〜82.6%
A252カイリュー げきりん 46.3~55%
A252ガブリアス じしん 78.8〜92.2%
C252カプ・コケコ 10万ボルト 40.8〜48.3%
くさむすび 56.3〜66.6%
C252カプ・テテフ サイコキネシス 49~57.7%
A252カプ・ブルル ウッドハンマー 117.2~139%
C252カプ・レヒレ ハイドロポンプ 96.3~114.5%
A252ランドロス(化身) じしん 84.5〜99.5%
C252レジエレキ サンダープリズン 42.4~49.5%
おわりに
見ていただきありがとうございました。
稚拙な文章ではありますが、ご評価いただければと存じます。