209メガガルーラメガガルーラ並みの対面性能を秘めているのかもしれない。
採用理由
- 安定性の高いみががむによる対面性能/崩し性能/起点作り性能
- 霊の一貫切り
身代わり+がむしゃら+カムラの実
- 対面性能
自分より速い相手に対しては攻撃を1発耐えて(必要なら後攻身代わりでHPを調整して)がむしゃら→カムラ発動で上から攻撃、自分より遅い相手に対しては身代わり連打→がむしゃら、という流れで突破または機能停止が狙える。
- 崩し性能
耐久数値/(霊無効を除く)タイプ相性を無視した削りであるため、交代で受け回すことを許さない。したがって、対面構築が苦手とする低速受けサイクルの崩しを担える。
- 起点作り性能
がむしゃらによりHPを赤にしたポケモンを相手の場に残しながら退場することで、後続のビーストブーストフェローチェアーゴヨンカミツルギ/自信過剰ボーマンダギャラドスが簡単に火力upできる状況を作り出せる。
戦術的な注意点としては、先制技、身代わり貫通(音技/連続技/すり抜け)、ダイマ(がむしゃらの仕様)、回復実、ゴーストなどが挙げられる。
このガルーラの強み
- がむしゃらの一貫性と対霊性能
肝っ玉によりがむしゃら/一致ノーマル技を霊にも当てることができる。霊無効の耐性もあり、みががむの構成ながら霊全般ミミッキュドラパルトに強い。霊技しかないサニーゴ(ガラル)等を身代わりで完封しつつ後続を疲弊させる動きも可能。もとよりHP管理をしながら戦うことを前提としているため、呪いや鬼火等の搦め手にも対応しやすい。
- 高耐久少弱点
H105-B80-D80の耐久と弱点が1つのみであることから、一致格闘技以外のほとんどの攻撃を1発以上耐える。そのため格闘の少ない現環境で出落ちすることがほぼない。今回の調整では高速ATの珠補正込みダイマ技ですら耐えることができるため、仕様上がむしゃら戦法が苦手とするダイマに対してもある程度抗うことができる。マンムーの礫程度なら1/4も削れないため先制技に対するHP管理もしやすい。
- 先制技:不意討ち
いわゆるがむせっかの動きができる。カムラとは一見アンチシナジーだが、S+1で抜けないレジエレキ/スカーフボルトロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ドリュウズや先制技持ちゴリランダーメタグロスマリルリも処理できる可能性があるため価値は高い。
→ 総合的に考えてガルーラは極めて安定した運用が可能なみががむ使いであると言える。
仮想敵
対面から突破or機能停止可能:高速格闘およびダイマ以外ほぼすべて
後出し可能:霊ミミッキュドラパルトギルガルド(シールド)レイスポスゲンガー/受けポリゴン2クレセリアカプ・レヒレスイクンドヒドイデヌオーハピナスラッキーサニーゴ(ガラル)
構成
性 格:陽気
努力値:H228 A4 B68 D20 S188
実数値:209-116-109-×-103-147
特 性:肝っ玉
技構成:ノーマル物理技/がむしゃら/身代わり/自由枠
持ち物:カムラの実
- 配分
H:4n+1調整(身代わり4回でHP1) / 地球投げを身代わりが確定耐え
A:端数
B:A205ボーマンダの珠DMダブルウイングを最高乱数以外耐え / A216ランドロス(霊獣)の馬鹿力を最高乱数以外耐え / A200マンムーの礫を身代わりが確定耐え
D:C179アーゴヨンの珠DM流星群を最高乱数以外耐え / C96ハピナスのトラアタを身代わりが確定耐え
S:最速81族ギャラドス抜き / S+1で最速142族ドラパルト+7
物理耐久 (指数:209*109=22,781)
A200マンムー 氷の礫 20.0%~24.4%
A116 タイプ一致イカサマ 27.7%~33.0%
A142ミミッキュ じゃれつく 32.0%~37.7%
A172ドラパルト ドラゴンアロー (21.5%~25.8%)*2
A194ギャラドス DM飛び跳ねる 62.2%~73.6%
A187ボーマンダ 珠DM逆鱗 84.2%~99.5%
A205ボーマンダ 珠DMダブルウイング 85.6%~101.4%
A216ランドロス(霊獣) 馬鹿力 86.1%~101.4%
A142ウオノラゴン 頑丈顎エラ噛み 89.4%~106.2%
A182ウーラオス(いちげき) インファイト 109.0%~129.1%
特殊耐久 (指数:209*103=21,527)
C96 ハピナス トライアタック 20.0%~24.4%
C147カプ・レヒレ ハイドロポンプ 43.0%~50.7%
C167ドラパルト 流星群 56.4%~67.4%
C177サンダー DM暴風 64.5%~76.5%
C169ウツロイド C+1メテオビーム 79.4%~93.7%
C179アーゴヨン 珠DM流星群 85.6%~101.4%
- 特性
- 技構成
がむしゃら
身代わり
コンセプトであるため確定。
以下選択ノーマル技。大まかに優先度順。
のしかかり
30%麻痺で勝ち筋を拾いやすい。
H163-B95 ドラパルト 30.0%~35.5%
捨て身タックル
無振りドラパルトが確2になるなど火力に優れる。反動でHP調整も可能。
H163-B96 ドラパルト 50.3%~59.5%
ダブルアタック
あの頃の親子愛を取り戻したい方向け。
以下、自由枠。大まかに優先度順。
不意討ち
唯一の先制技。霊に高い打点が出る点もよい。補助技で透かされること、メガガルーラの代名詞ゆえに読まれやすいことには注意。
H163-B96 ドラパルト 40.4%~47.8%
けたぐり (or 瓦割り or ドレインパンチ)
鋼岩を削る技が欲しい場合に。主に撃ちたい相手バンギラスジバコイルヒードランギルガルド(シールド)ナットレイに対してより高い威力が出るため、けたぐりを推奨。
H207-B130バンギラス(威力120) 79.2%~94.5%
H177-B135ジバコイル(威力100) 37.2%~44.0%
H167-B160ギルガルド(シールド)(威力80) 26.3%~32.3%
カウンター
並みの物理技なら素で1耐えできるので、使いこなせるなら強い。
堪える
カムラ発動とダイマ枯らしに使える。
巴投げ
みががむの苦手な積み技に対する起点回避手段。肝っ玉適用。
- 持ち物
S↑により対面性能の向上や後続の削りが期待できるカムラの実で確定。
運用
霊技と低火力技以外に対する繰り出し性能はないため、先発か死に出しからみががむを展開するのが基本。相手の攻撃や後攻身代わりでカムラが発動→がむしゃらで相手のHPを赤にする→S逆転から攻撃技で突破→後続にもがむしゃらを当てる、というのが理想の動きである。最低でもがむしゃらで相手を機能停止にしたまま後続に繋ぐ。したがって、多くの対面で1対0.9~1.9の交換が期待できる。先発の場合、相手の初手ダイマに対しては2ターン稼ぐ+がむしゃらでHPを半分にできるため、後続で十分切り返しにいける。受け全般は後出しからでもみががむで強引に削ることができるため、崩しの駒に困った場合は積極的に選出してよい。
先制技持ちゴリランダーメタグロスマリルリに対しては身代わり*4→がむしゃらという立ち回りが通用しないので、先制技を耐えるHPを残してがむしゃらを押すかそもそも相手にしないのが吉。
構築
対面構築に向く。がむしゃらによりHP赤のポケモンを相手の場に残せるため、ダイジェット等で踏み台にできるエースを後続に置きたい。速い格闘フェローチェエースバーンウーラオス(いちげき)との偶発対面では何もできないため、引き先を用意できているとよい。また、上記の通りダイマ相手にもある程度戦えるが単体で倒すことはできないため、切り返しができる後続が欲しい。以下具体例。
以上です
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