注意!
- この育成論ではHP=H、こうげき=A、ぼうぎょ=B、とくこう=C、とくぼう=D、すばやさ=Sなどの略称を使います。
- 個体は特に理由が無い限り理想個体とします。
- 不明な点などありましたらコメントで指摘して頂けると助かります。
- 気になったところなどを随時追記しています。
採用理由と役割
- この世で一番強いポケモンは何だかご存知ですか?それは、紛れもなくポリゴン2ポリゴン2というポケモンです!ポリゴン2は、進化の輝石という進化前のポケモンに持たせると防御と特防が1.5倍になるアイテムを持たせることによって、異次元の耐久を誇ります。さらに、特性のダウンロードによって特攻が上がった場合は、努力値が無振でも特攻のレベル50時点の実数値が187になります。この187という実数値は、特攻種族値が125もあるインテレオンの特攻に努力値を252振した場合の、レベル50時点の特攻の実数値が177なので、いかに187という数字が高いかお分かりいただけると思います。要するに、ポリゴン2は耐久性と攻撃力が共に化物レベルのポケモンなのです。しかも、技範囲も広く、10万ボルトやれいとうビームなどの強力な技を覚えるのでランドロス(霊獣)やサンダー、テッカグヤといったランクバトルでよく見るポケモンたちの弱点を容易につくことができます。
- しかし、そんなポリゴン2にもできないことがあります。それは、自分自身で能力を上昇させることです。つまり、「てっぺき」や「わるだくみ」のような積み技を覚えないということです(「こうそくいどう」は覚えますが、、、)。ポリゴン2が「てっぺき」や「めいそう」を覚えたらもっと最強になるのにと考えていたところ、私はこのバトンラティアスを思いつきました。
持ち物
アッキのみ
性格・努力値と調整
ずぶとい HB252
ラティアスは特殊耐久と比べて物理耐久はそこそこなので、防御に努力値を全振りします。特殊耐久は「めいそう」で補えるので、特防には振りません
技構成
めいそう
じこさいせい
バトンタッチ
サイコキネシス
- めいそう
瞑想を積んで、バトンタッチするのがこのラティアスのコンセプトなので確定です。
- じこさいせい
物理技を受けてから、アッキのみを発動させて自己再生で回復するという立ち回りができるのが強いです。ですが、この枠にみがわりを入れてもいいかもしれません。
- バトンタッチ
ポリゴン2に能力上昇を引き継ぐので確定です。
- サイコキネシス
アシストパワーとの選択になります。ですが、初手のウーラオス(れんげき)に強力なエスパー技をぶち打ち込めるのでサイコキネシスの方がおすすめです。
立ち回り例
- このラティアスの使い方は極めて単純です。アッキのみや瞑想を積んで、ギンギンに能力上昇させた状態をバトンタッチでポリゴン2に繋ぐだけです。引継ぎ先のポリゴン2の努力値振についてですが、基本的にポリゴン2は受け出しするポケモンなのでなんでもいいと思います。私はHBポリゴン2を使っています。ただでさえ硬いポリゴン2の防御が一段階上昇したらとんでもない硬さになります。それに加えて、瞑想を積んだら特防と特攻も上がる上に、ダウンロードでもう一段階特攻が上昇したら、もうそのポリゴン2は誰も止めることができません。瞑想は積めるだけ積んだ方がいいですが、アッキのみが発動して、瞑想を一回でも積めたら十分なので欲張らずに早めにバトンしましょう。
- 立ち回り例を少しだけ列挙します。
- 相手がラティアスよりも素早さが速そうな物理アタッカーだったら初手にまず自己再生を打ちます。自己再生を打つことで、攻撃を受けてアッキのみを発動させた後に回復できます。例えば、初手スカーフエースバーンのとんぼがえりに対して自己再生を打つことでアッキのみを発動させて防御力が上昇した状態で回復することができます。相手がラティアスよりも素早さが遅い物理アタッカーだったら、瞑想を積んだ後に攻撃を受けてアッキのみを発動させ、次のターンに、自己再生を打って回復するかバトンタッチをします。
- 相手が特殊アタッカーだったら、瞑想を積みます。アッキのみを発動させるのが難しそうだったら、瞑想だけ積んでバトンします。
- カバルドンが瞑想を読んで初手あくびを打ってきたとしても、バトンタッチであくびループから抜け出せます。ラティアスのバトンタッチの採用率はめちゃくちゃ低いので基本的に読まれません。だから、初手にあくびを打ったあとは大体ステルスロックを撒いてきます。よって、ポリゴン2を無償降臨できます。
与ダメージ計算
このラティアスは一応サイコキネシスを覚えていますが、サポート役なので与ダメージ計算はしません。ポリゴン2には、瞑想と自己再生を絡めれば勝てると思います。
被ダメージ計算
「にわかゴリラ」さんの育成論に載っているダメージ計算をお借りしています。
相手方攻撃実数値200一致威力100技
等倍
44.9~52.9%(乱数2発)
二倍
89.8~105.8%(乱数1発)
半減
22.4~26.2%(乱数4発)
相手方特攻実数値200一致威力100技
等倍
39~46.5%(確定3発)
二倍
78~93%(確定2発)
半減
19.2~22.9%(乱数5発)
苦手なポケモン
- ちょうはつ
ちょうはつされたら何もできません。特にファイヤー(ガラル)は天敵なので、素直に交代しましょう。
剣の舞されたらヤバイので、ポリゴン2に即引きしましょう。
相性が悪いので、瞑想積んで居座るのはお勧めしません。
相性の良い味方
ファイヤー(ガラル)やカプ・レヒレに滅法強いのでお勧めです。相手の初手ゴリランダーを読む場合は、こちらはレジエレキを出してグラススライダーを誘ってラティアスに交換してアッキのみを発動させるという立ち回りが強いです。初手にラティアスを出してしまうとはたき落とすでアッキのみがはたき落とされてしまうので。
最後に!
この育成論に対して感想やアドバイス、あるいは文句がある人は気軽にコメントしていただければ幸いです。いつでも返信いたします。
- 最後に動画実況者のライバロリさん、このラティアスを使っていただけたら嬉しいです!