こんにちは、pqです。
前回のフリーザーに続き8回目の投稿になります。
間違っている点や不自然な部分があれば、遠慮なくコメントで教えていただけるとうれしいです。
この育成論は、ジュナイパーについての育成論になります。
注意
- 略称として、「HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さ」を「H、A、B、C、D、S」と表記し、「性格補正+努力値252振り」を「特化」、それ以外は振っている努力値の値で示します(例えば、陽気で攻撃に努力値を252振っているガブリアスの場合「A252ガブリアス」と表記)。
- 個体値や努力値、「確定で一発で倒せる」場合に「確一」、ダイマックスをDMなどの一般的に分かると思われる略称を用います。
- 一部の技は漢字で表記します。
- ダメージ計算には、ポケマネ(アプリ)を使用しています。
- ダメ計などで特段の指定がされていない場合は個体値は31(最高)とします。
ジュナイパージュナイパーについて
ジュナイパーは、第七世代でガオガエンアシレーヌと共に登場した御三家です。同期の二匹は、前者は威嚇や捨て台詞などの優秀な技を有し、後者は水・フェアリーに加えて草・氷などの優秀な技範囲と一定程度の耐久を有していて、対戦でも良く見かけるポケモンです。現在(2021/1/8時点)で使用率はそれぞれ70位、69位となかなかの高順位に位置しています。一方のジュナイパーは、特殊耐久は高めですが他の各数値はそこまで高くなく、草タイプ故に弱点を突かれやすい、上記二匹に比べて専用技が生かしにくいといった理由から、他の突出したところがある草タイプの方が選ばれる傾向があるように思います。そのせいか、現在は使用率圏外に落ち着いています。しかし、御三家故に種族値自体は優秀で、覚える技には個性的なものもあるため、環境トップのような汎用的な使い方はできずとも、現環境でもしっかり活躍できる可能性はあると思います。
今回は、
ジュナイパーの専用技、は置いといて、
ラグラージのような水・地複合に加えて、環境でよく見るエスパータイプのポケモンに対しても仕事ができるようにした型になります。
ジュナイパーの既存の育成論としては、DMアタッカーや対起点作りが投稿されていますが、本論の技構成と調整から、異なる目的での採用になると思います。
採用理由(強み)と役割
- 持ち物対策・把握…ジュナイパーは、「ポルターガイスト」「はたきおとす」を覚えるため、こだわり○○やきせきで強化しているやつや弱保が疑われるやつに対して、攻撃と共にアドバンテージを得ることができます。
- 水・地タイプへの打点…草タイプ全般に言えることですが、主に水・地タイプに対する有効打を持ち、役割対象にできることが挙げられます。特に、起点作りのラグラージカバルドンは環境に多く、受け・クッションとして優秀なヌオートリトドンも対策がない状態で当たると苦戦を強いられる相手です。これらの相手への対策として採用できると思います。
- 相手の起点作り対策…ジュナイパーは、「きりばらい」を覚えますが、この技の効果としては、「相手の回避率を1段階下げる。相手の場の壁やステロなどの設置技、○○フィールドを解除する」というものになります。これによって、相手の起点作成をいなすことができ、「さいみんじゅつ」などの、命中は低いが強力な技が使えるポケモンが裏にいる場合には回避率ダウンというサポートもできます。
以上を踏まえ、役割としては、
相手構築にラグラージカバルドンなどの起点作りや役割対象がいる場合に、その相手の突破や起点作成阻止をするものになります。
差別化
本論の型では、持ち物対策のためのポルターガイスト・叩き落とす、ステロ・壁対策の霧払いを持つことを強みとしています。そのため、同じ草・霊タイプではなく、この二点を満たせるやつを差別化対象とします。同様の効果として、前者では特性お見通し、後者では高速スピンや特性マジックミラー(フィールド限定のアイアンローラーは除外)がありますが、この二つを満たすポケモンのうち、本論のジュナイパーと同様に草技を持つポケモンはドククラゲカブトプスバルジーナオンバーンダダリンネギガナイトがいます。これらのポケモンに対する優位点としては以下の点があります。
(例によって、個別で差別化が必要そうなやつがいましたらコメントの方でお願いします)
- 草・霊タイプによるタイプ一致打点、耐性…タイプ一致で打てることによって仕事がしやすいことは優位点と言えるでしょう。また、ジュナイパーは水・草・電気・地を半減、ノーマル・格闘を無効にできるので、水・地に対する安定性だけでなく、環境に一定数いるレジエレキなどに対しても強く出れます。この耐性の面は特に、カプ・レヒレのフェアリー技が弱点のバルジーナオンバーンネギガナイト、地面タイプが弱点のドククラゲカブトプスに対して優位点と言えます。
- Sの高さ…高速アタッカーに並ぶほどのSはありませんが、起点作りや受けが役割の水・地タイプのポケモンの多くはSが高くないということから考えると十分な程度はあります。特に、上の耐性面での差別化ができないダダリンはS種族値40で、カプ・レヒレはもちろん、カバルドンですらSに努力値を割かなければ抜かせないため、差別化点と言えるでしょう。また、ジュナイパーの霧払いに対してダダリンは高速スピンを覚えますが、ダダリン自身のSの低さでは追加効果のS+1を生かしづらいという点も差別化点に挙げられます。
持ち物
確定欄はラムの実です。あくび持ちのラグラージカバルドンと対面させるに当たって、相当火力に振らなければH252カバルドンを確一にできず、突破に際してあくびを受ける可能性があります。一応身代わりでケアすることはできますが、吹き飛ばされる可能性に加え、技スペースの問題もあって今回は採用していないので、持ち物で何とかすることにしました。
後述の技構成の部分で候補技として身代わりも紹介していますが、身代わりを採用する場合は、草技の火力アップの奇跡の種、場持ちを向上させる食べ残しやオボンの実、ダイジェットアタッカー対面で引けない場合にも仕事してほしい場合はバコウの実が候補に挙がります。
特性
確定欄はしんりょくです。有効に働く場面は限られますが、ピンチの際の突破力向上を考えるならこちらでしょう。隠れ特性に「えんかく」を持ちますが、今回は、候補技も含めて適用されるのが叩き落とすぐらいで、しんりょく以上に有効な場面が限られます。
(ただ、どちらでも良いレベルなので、隠れ特性の色違いが出たときなんかは、隠れ特性の個体でも良いと思います)
性格・努力値
- 性格
確定欄はひかえめです。今回は、水・地タイプの耐久ポケモンに対しての火力も持ってもらいたいので、メインのCが上がる控えめとしました。
- 努力値
努力値:H172, A0, B140, C60, D4, S132
実数値:H175, A114, B113, C140, D121, S107
以下、調整意図ですが、指標となっているラインのものは太字にしてあるので、見る相手によって調整を変更する場合には参考にして下さい。
H:
カバルドン対面など、定数ダメを受ける機会もあるので、16n-1。
B:
特化水ウーラオス(れんげき)DMつばめ返し確定耐え
特化カバルドンDM氷の牙霰ダメ込み高乱数耐え(75.0%)
役割対象の水タイプの一角に水ウーラオス(れんげき)がいるので、その対面でも仕事ができるようにしつつ、万が一役割対象が強引にDMしてきた場合でも最低限の仕事ができるようにしています。
D:
C252キュウコン(アローラ)吹雪霰ダメ込み確定耐え
C172ウツロイド+1メテオビーム確定耐え
そもそもキュウコン(アローラ)は、相手の構築にいる場合には選出を見送るぐらい不利なのであまり対面させたくはありませんが、他に刺さっていて選出した場合などに、対面してしまっても最低限の仕事ができるようにしています。副産物としてですが、ウツロイドからの攻撃を耐えられるようになっているので、交代読みでポルターガイストを当てられれば、H4B76個体であれば確二で落とせます。
A:
ポルターガイストで、
B4カプ・テテフ確一
H4B76ウツロイド確二
下降補正+無振りですが、物理耐久が弱めな相手には、なかなかのダメージが入ります。交代読みで草技ではなくポルターガイストを打つ状況も考えられるので、努力値を割かなくてもこのくらいの火力があるのは良いところだと思います。
C:
エナジーボールで、
D4水ウーラオス(れんげき)確一
H252カバルドン(オボン回復込み)、カプ・レヒレ(食べ残し回復込み)、スイクン確二
役割対象に対する確定数を確保できるように振っています。流石に瞑想を何回か積んだ後やHD特化個体などに対してまで安定して仕事をするのは厳しいですが、対面でメジャーと思われる型に対しては役割遂行できるようにしています。
S:
4振り85族(カプ・レヒレスイクンなど)抜き
もう少しSに振っている個体もいると思うので、それに合わせてもう少し努力値を割きたかったのですが、あまりやりすぎるといたちごっこになりますし、努力値も結構ギリギリだったので、妥協も含めてここまで振っています。
D方面を、ウツロイドに比重をおけば少し削れるので、その分をSに回しても良いとは思います。
技構成
技候補と共に、役割対象への与ダメージものせときます。環境に多いポケモンやその調整まで考えて記載すると長くなってしまって見づらくなるので、主要なもののみ記載します。非DMの型なので、相手がDMしている場合は記載していません。なので、必要に応じて半分にして下さい。
不足しているものがあったらコメントにてお願いします。
今回は、確定技を三つ(そのうち、草技と持ち物対策技はいくつか提示)にしているので、それを提示した後に選択技を優先度が高そうな順で示します。
[確定技1]エナジーボール・リーフストーム・ギガドレイン(草技)
確定欄は安定性重視のエナジーボールです。リーフストームはCダウンにより、相手が耐久に多めに振っている場合にジリ貧になること、ギガドレインは回復は魅力的ですが、火力が足りなくなることからそれぞれ候補止まりにしています。リーフストーム採用時にはCにもっと振って火力アップアイテムを持たせたり、ギガドレイン採用時には耐久に努力値振りを寄せて継戦重視に変更する必要がありそうです。
また、役割対象には物理耐久に振っている型が多く、威嚇や火傷の影響も受けないことから特殊技の方推奨です。
与ダメ
※エナボの与ダメを記載します。確定数が変わる場合はカッコで記載します。
D4水ウーラオス(れんげき):100.6~120.0%
H252ラグラージ:127.5~150.7%(ギガドレの場合106.3~127.5%)
H252カバルドン:72.6~86.5%(リフストの場合104.2~123.7%)
H252カプ・レヒレ:54.2~64.4%
H252スイクン:52.2~61.8%
H252ウォッシュロトム:72.6~85.4%(リフストの場合104.5~123.6%)
H252トリトドン:128.4~154.1%(ギガドレの場合106.4~128.4%)
[確定技2]ポルターガイスト・はたきおとす(道具対策技)
確定欄はカプ・テテフのようなゴースト弱点やウツロイドのような物理耐久が貧弱なやつに有効なポルターガイストです。ただこちらの場合、道具が何かは分かりますが、それをどうにかすることはできない上、ポリゴン2ラッキーらノーマルタイプには効きません。なので、道具を無力化するところまでやってほしい場合やこれらのポケモンに打ちたい場合には叩き落とすの方が良いでしょう。ただ、メインは特殊技の方なのでダメージにはあまり期待できないです。
与ダメ
【ポルターガイスト】
B4カプ・テテフ:103.4~121.4%
H4B76ウツロイド:50.3~58.9%
H4ミミッキュ:109.9~129.8%
H252メタグロス:51.3~61.0%
B4ラティオス:90.3~108.4%
H252ヤドキング(ガラル):71.3~84.2%
HB特化クレセリア:34.4~40.5%
【はたきおとす】
H244B252きせきポリゴン2:9.4~11.5%
補正ありB252きせきラッキー:13.8~16.6%
[確定技3]きりばらい
対カバルドンとは言え、リフスト採用で一発でもっていかない限り一回は行動されます。他にも、壁貼りや上記以外のステロ要員、各種フィールドを無力化するために有効な技になります。また、相手の回避率を1段階下げる効果もあるので、命中60の催眠術などの強力な技を使う味方の補助にもなります。多くのステロ要員や各種守り神にタイプ的に強いジュナイパーと相性が良い技と言えますが、タイプ相性上不利なオーロンゲやオーロラベールをはってくる氷タイプは厳しいです。
以下、選択技になります。上から順に優先度が高い技になります。
こらえる
確定欄はこれ。水ウーラオス(れんげき)が強引にDMしてきた場合など、下手に交代したくないけどこのままでは起点にされるという場合に、ダイマターン稼ぎをして抵抗するための技。HPが少なくなった際にとりあえず使えるが、相手が積み技をやっていたりする場合もあり、下手に使うと単純にターンを無駄にすることもあるので注意は必要。
みがわり
水・地タイプとの対面では、安易に草技を選択するより汎用的ではあるので、読みが絡むのが苦手な場合は採用を検討される技です。ただ、有利・不利がはっきりしているので、安易に身代わりをしても、結局交代を強いられる場合があるので、交代で出てきそうなポケモンも考えて(結局読み合いみたいなもんですが)使用するのが良いと思います。
わるだくみ(コメントより追記、@アイさん、ありがとうございます!)
ジュナイパーの技が相手の構築・選出に刺さっている場合に、抜き性能を高められる技。また、確二になっている相手の中には、回復道具・技を持っているポケモンもいるため、そういった相手を、回復の隙を与えずに倒せるようになる点は優秀です。ただ、刺さっている場合と言っても、Cアップが適用されるのは草技のみ(かといって適用される特殊技を増やすと本論でやりたいことができなくなる可能性がある)であり、相手の選出も踏まえて積んで良さそうかは考える必要がありそうです。
フェザーダンス
環境に多い物理アタッカーに対して打つ技。だいたいのアタッカーはジュナイパーより早いので、基本的には交代読みで打つことになります。2段階下げれれば、特化ボーマンダのDMダブルウイングを確定耐え(76.6~90.3%)できます。ただこのような相手がそのまま攻撃してきた場合は、水・地タイプへの役割遂行は捨てて物理アタッカーの攻撃をもう2段階下げて退場する形になりそうです。
とんぼがえり
身代わりの項で述べた通り有利・不利がはっきりしていますが、逆に言えば、交代を誘発させやすいということでもあるので、交代読みでとんぼ返りをして有利対面に持ち込みやすいと言えると思います。その場合は、呼ぶ炎・飛行に強い岩タイプを裏に入れておいたり、特性を「えんかく」にしておくと使いやすくなりそうです。
ローキック
相手のSを下げることができる、味方の起点を作れる技。岩石封じや地ならしは覚えませんが、弱保をむやみに発動させない可能性が高い点ではこちらの方が優秀です。ゴーストタイプには効きませんが、もともと対面では不利ですし、道具対策の技で弱点を突くことはできます。
かげうち・ふいうち
水・地タイプへの役割の他に、終盤の掃除役も任せられるようになります。ただ、他の物理技同様、特殊メインなので火力にはあまり期待できません。
かげぬい
専用技です。ただ、前述したように交代される可能性も高く、これよりは他の技を打ちたい本論の型では、優先度は低めです。役割対象のうちの耐久が高めなやつには確一でない相手もいるため、それらを確実に処理したい場合には採用できますが、身代わり同様、使ったのに結局交代しなければいけなくなる場合もあるので、慎重に使う必要があります。
こうごうせい
高速回復技。交代読みで使ってアドが取れる技の一つ。長期的なサイクル戦になりそうな場合には有効になりそうですが、ジュナイパー自身、何度も技を受けられるような高耐久ポケモンではないので、こういったサイクル戦以外で使う場面はそう多くないと思います。
被ダメージ
環境に多いポケモンを中心に記載しますが、こいつとのダメ計も必要なんじゃないか、というのがあればコメントにてお願いします。
高火力弱点技を耐えられるほどの高耐久ではないので、役割対象のダメ計中心です。
物理
特化ミミッキュ
シャドクロ:62.9~75.4%、DM:106.6~126.9%
特化ウオノラゴン
先制エラがみ:56.6~66.9%
逆鱗:53.1~63.4%
特化水・悪ウーラオス(いちげき)
水流連打:32.7~39.3%
暗黒強打:138.3~164.6%
つばめ返し:45.7~54.9%、DM:83.4~99.4%
冷凍パンチ:58.3~68.6%、DM:99.4~117.7%
A4カバルドン
地震:18.9~22.3%
氷の牙:33.1~40.0%、DM(霰ダメ込み):67.4~78.8%(A特化の場合霰ダメ込みで89.1~104.0%)
A252ドリュウズ
地震:26.3~31.4%、DM:34.3~41.1%
特化マリルリ
じゃれつく:58.3~68.6%、DM:82.9~98.3%
(A個体値31の場合)
タイプ一致イカサマ:62.9~75.4%
不一致イカサマ:42.3~50.3%
特殊
特化サンダー
暴風:114.3~134.9%
特化カプ・レヒレ
ムンフォ:41.1~48.6%、DM:56.6~66.9%
冷凍ビーム:51.4~61.7%、DM:75.4~89.1%
特化ウォッシュロトム
ボルチェン:16.0~18.9%
悪の波動:50.3~59.4%、DM:80.0~94.9%
C172ウツロイド
+1メテオビーム:81.1~96.0%
特化カプ・テテフ
(サイコフィールド)サイキネ:62.3~74.3%、DM:89.7~106.3%
シャドボ:58.3~68.6%、DM:92.6~109.7%
C252ラティオス
エアスラ:49.1~58.3%、DM:84.6~100.6%
特化ポリゴン2
冷凍ビーム:56.0~66.3%、DM:80.0~94.9%
立ち回り
先発ラグラージカバルドンが想定される相手の場合は、先発で出していっても良いでしょう。その他の水・地タイプがいる場合には、中盤辺りにそのポケモンが出てきたときに低火力技に受け出す形で出していけると思います。ただ、低火力技に、と書きましたが、半減高火力に受け出した後に等倍以上の技を受けることまで考えると受け出しは厳しいと言わざるを得ないと思います。
特に、役割対象に挙げた水ウーラオス(れんげき)に対しての受け出しは、技範囲が広いので注意が必要です。加えて、選出画面の段階では連撃か一撃かの判断は(基本的には)つかないので、役割対象にできそうな相手がウーラオス(れんげき)だけの場合、選出するかどうかは要検討です。
また、こちらの裏にカイリューのような、ステロを可能な限り除去しておきたいやつがいる場合を除き、草技での攻撃や道具の把握、ステロ・壁の除去など、どの起点作成技を打つかは自分の選出と相手の構築・選出などを考慮して判断しましょう。
苦手なポケモン
- 有効打に乏しいタイプ…草タイプに対しては互いに打点に乏しくなり泥仕合になりますが、炎・飛行タイプに関しては普通に厳しいです。潔く捨てましょうと言ってしまうには、ダイジェットアタッカーやエースバーンなどの炎・飛行タイプが環境に多すぎるので、裏に交代先を持っておくのが良いです。炎タイプに強くエースバーンのサブウェポンで弱点を突かれにくい水タイプや、両方のタイプに強く水タイプをジュナイパーがケアできる岩タイプのポケモンが候補に挙がります。
- 高速高火力ポケモン…こちらに有効打を持っている相手限定ですが、ドラパルトのゴースト技やフェローチェの氷技など、普通に弱点を突かれる場合も多いので、そういった場合には何もできずにやられてしまいます。不一致非DM特殊技であれば、抜群でも耐えられる耐久はあるので、誰の何なら耐えられるか把握しておくと運用しやすいです。
相性の良い味方
- バンギラス…ジュナイパーの弱点の炎・飛行・氷・霊を半減でき、バンギラスの弱点の格闘・水・地面を半減以下にできます。持ち前の特殊耐久性能の高さで、特殊ダイジェットアタッカーに強く出れます。ただ、エースバーンやサンダー(ガラル)は両方に有効打を持つのでもう一体でケアする必要が出てきます。
- ヒードラン…ジュナイパーの弱点の炎・飛行・氷を半減以下にでき、ヒードランの弱点の格闘・水・地面を半減以下にできます。特性貰い火を持ち、岩・地面打点も持つので特に炎タイプに強く出れます。
他に、相性が良いポケモンについてご意見あれば、ぜひお願いします。
おわりに
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
ジュナイパーは、悪い意味で癖のない種族値配分をしているせいで扱いが難しく使用率が伸びないのだと思います。しかし、物理・特殊耐久やポルターガイストのダメ計のように、良い意味でそれを発揮することもできると思います。
同期のガオガエンアシレーヌのような汎用性を期待するのは難しいと思いますが、せひ使ってみて下さい。