はじめに
今回4回目の投稿になります。防災マンと申します。久々の投稿で少し色んなことを忘れてるので、ミスが多々あるかもしれません。優しく指摘して頂けると助かります。
今回は公式戦シリーズ8の今までにない新ルールにより、禁止伝説ポケモンが一体使えるルールになったため、私が3DS時代に竜王戦予選(結果は順位2桁)で使っていたゼルネアスゼルネアスを今の環境に合うように自分なりに考えて再調整したものです。あくまで現環境で試した事はもちろん無く、自分の周りで試戦を行っただけのため机上論のようになってしまう事をご了承ください。巷ではバドレックスが乗馬して馬ポケモン!最強!みたいになってますが、馬と鹿ではなく、馬より鹿という所を見せつけたいという気持ちがこの育成論を書こうと思ったきっかけです(?)
補足
- HABCDSなどの非公式用語を使います。
- 出てくるポケモンは全て理想個体を前提とします。
採用理由と役割
昔から積み技(剣舞、悪巧み、殻破、腹太鼓、竜舞etc…)というのはポケモン対戦において重要な技となっていますが、唯一最上位の積み技を使えるポケモンがいます。それがゼルネアスです。ゼルネアスゼルネアスというポケモンは伝説ポケモンの中で唯一専用技が変化技である珍しいポケモンです。ゼルネアスゼルネアスの専用技、ジオコントロールは、特攻、特防、素早さを2段階ずつあげるという最強の積み技です。(2ターンかかるけどね)これを使いたいんですよね。
そしてこれを利用した後、ダイマックスを利用して3タテを目指す積みエースとなっています。
持ち物
- パワフルハーブ
2ターンかかるジオコントロールを1ターンで済ますため。
性格・努力値と調整
- 性格はおくびょう
- 努力値はH140,B252,C28,D4,S84
Sはジオコントロール込でSが1段階上昇↑の最速エースバーンエースバーンを抜くことが出来る84です。Bはジオコントロールで上がることがないため最大まで振ります。また、Hも一緒に140まで振ることによってA補正A252エースバーンのダイスチルを1度必ず耐えるようになります。元々ジオコントロール前提なのでその余りをCとDに振りました。正直余剰分はどこに降ってもそこまで大きく変わることはないと思われます。使い勝手が良い方へ微調整をどうぞ
技構成
- 確定枠
ジオコントロール
今回のコンセプトにある技。専用技なので強いし必須
2ターン目に特攻、特防、素早さが2段階ずつ上昇↑
伝説専用技なだけあって最強の積み技となっています
- 選択枠
サイコショック
特殊なのに相手の防御の能力値でダメージ計算する技
特殊受けのポケモンも無理やり突破出来る可能性
ムーンフォース
ほぼ確定枠扱いの技。タイプ一致+フェアリーオーラ
威力95×1.5×1.33=189.525 の超高火力安定技
だいちのはどう
フィールドによって技のタイプや威力が変わる不思議な技。ダイマックス時も技のタイプがフィールドに作用されますがどのタイプでもダイアタックが打てるらしく、不安定ではあるものの、様々なタイプで相手の素早さに干渉できる技を打てる所に魅力を感じ、選択肢に入れてみました
はかいこうせん
だいちのはどうより安定+高火力のダイアタックを打つことが可能です。技単体としては命中90ではありますが、役目が終了した際に打つ最後の技にしてもいいかも知れません
ミストバースト
ムーンフォースやはかいこうせんとの選択。ダイマ前提で使うため、ダイマ後自ら退場する事で相手のビーストブースト系の倒す程上昇する特性への対策にもなる。最大威力で打つと389に!(100×1.5×1.5×1.3×1.33)
ラスターカノン
ダイマックス時にダイスチルとして使う事でジオコントロールで上げることが出来ない防御の上昇を狙うことが可能になります
ドレインキッス
威力は他のフェアリー技に劣りますが、ジオコントロール後のC2↑状態で打つことで回復ソースに出来ます
かみなり、きあいだま
技範囲が広がるため有利対面が増える可能性
そもそもこれらの技自体が高火力
かみなりは命中不安なので代替として10まんボルトを採用するのもありだと思われます。10まんボルトの方が採用率高い
みがわり
技を使うタイミングがかなり難易度が高くはあるものの、相手の変化技を無効に出来たり、みがわりを残した状態で相手を突破し、天敵のザシアン(王)と対面しても(微量ですが)勝てる可能性が…?
くさむすび
オーロラビーム、つじぎり
ヌケニン対策用の技です。オーロラビームをダイマ後に事前に打っておいて、ぼうじんゴーグル以外のヌケニンを倒す作戦です。(不安定ではあるものの特殊技では精一杯)
※注意※ヌケニン登場後だとダイアイスは打てません
私個人としては確実にヌケニンを倒すためにカバルドンなどの別ポケモンでの対策を推奨していますがゼルネアスで対策したい場合(物理技ですが)つじぎりを採用してください
与ダメージ計算
※与ダメージは全てジオコントロール後を考慮
- H252ランドロスランドロス(霊獣)
↑2ムーンフォース(確定1発)110.7~130.6%
↑2ダイフェアリー(確定1発)151.5~179.1%
- H252サンダーサンダー
↑2ムーンフォース(確定1発)100.5~118.8%
↑2ダイフェアリー(確定1発)137.6~161.9%
- H188D4チョッキエースバーンエースバーン
※ゼルネアスに抜群なリベロ後のはがねタイプを想定するつもりでしたが、タイプ相性がほのおとほぼ一致していたので無視
↑2ムーンフォース(低乱数2発 2.7%)42.9%~50.9%
↑2ダイフェアリー(確定2発)58.9~69.7%
↑2かみなり(確定2発)50.3~59.4%
↑2ダイサンダー(確定2発)64.0~75.4%
キャラによっては微妙かも…?
(伝説ポケモンのダメージ計算もシーズン12の状況がわかり次第追加する可能性があるので、随時よろしくお願い致します)
被ダメージ計算
- A252ランドロスランドロス(霊獣)
じしん(確定3発)34.4%~40.7%
ダイアース(乱数2発 22.7%)44.8~52.9%
- C252サンダーサンダー
ほうでん(確定3発)30.3~36.7%
ダイサンダー(高乱数2発 98.8%)49.3~58.8%
ぼうふう(確定3発)42.1~49.3%
ダイジェット(確定2発)53.4~62.9%
※ジオコントロール使用後↓
ダイサンダー(乱数4発以上)24.9~29.9%
ダイジェット(乱数4発以上)26.2~31.7%
- A252ザシアン(王)ザシアン(王)
きょじゅうざん(確定1発)104.1~123.1 Oh...
苦手なポケモン
いきなり対面同士だと厳しい状況になります。しかしジオコントロール使用後だとほぼゴリ押しする事が可能です。ただ、ヒードランとこれから必ず流行るであろうザシアン(王)に対しては有効打が少なくジオコントロールを使用しても圧倒的に不利なのが最大の弱点だと思っています。というかジオコントロールをする前に当たった場合は即死なので避けてください。
- エースバーンエースバーン※型によりけり
耐久に振ったようなエースバーンの型には勝てない可能性が出てきます。しかし素早さは最速エースバーン素早さ1段階上昇時でも抜けるようにしているため、ある程度対面なら勝てると考えています。
相性の良い味方
全てのポケモン対戦で言えることですが初めに起点作りをする事で積みエースがより強力な物になります。特にゼルネアスの場合は、ジオコントロールでは上げられない物理耐久を壁貼りのリフレクターで対応することが出来るのが1番強いです。
はがねタイプの相手を引き付けやすいため、地面タイプの起点作り系統のキャラから超攻撃系まで、地面タイプであれば大抵抵抗できると考えています。あくまで沢山の回数をこなしていないから相性が完全にいい味方というのは想像出来ていないです。すみません
ゼルネアスが苦手な物理アタッカーに対応できる物理受けのポケモンをパーティに入れる事で、倒しきれなくてもそのポケモンで対処する事が可能になります。
さいごに
久々の育成論を書くのに少し手と頭が疲れてきましたが、伝説ポケモンがレートで使える新しい環境にワクワクしています。ポケモン側に文句を言うとすれば3ヶ月もいる?とは思いますが普段では活躍する事の無いポケモンが使える環境は嬉しいですね。どんな伝説ポケモンが流行ってくるのか、来月からの使用率が気になります。決まれば最高に気分が良くなるゼルネアスゼルネアスの育成論でした。少しでも役に立てることが出来たら幸いです。