初投稿となります、あれくさんどりあです。
はじめに
- 各ステータスを『HABCDS』と略します。
- 努力値などの非公式用語を使います。
- 使用率順位・持ち物・技・性格などは、ポケモンHOME様のデータを参考にしております。
剣盾ランクマッチ環境でのシルヴァディシルヴァディ
現シーズンでは、シルヴァディの持ち物として1位こだわり鉢巻、2位弱点保険、3位命の珠となっています(メモリ系アイテムは除く)。これらの情報からわかるように、環境にいる大抵のシルヴァディはアタッカー型であると推測できます。
そんな中、本育成論は完全サポート特化シルヴァディについてのものとなっております。
シルヴァディの種族値について
H-95 A-95 B-95 C-95 D-95 S-95 計570
シルヴァディの種族値はオール95です。
種族値のバランスがよく、特に耐久面の種族値は意外にも高水準となっています。そのため、ポケモンHOME様のデータに多いアタッカー型だけでなく、それ以外のさまざまな型として戦える力があるポケモンです。
ちなみに、進化前のタイプ:ヌルタイプ:ヌルの種族値は、S種族値のみ59、HABCDは同じく95となっています。
サポート型としての採用理由
後続の積みアタッカーをサポートできるポケモンは数多くいますが、シルヴァディの技構成や持ち物により、唯一無二の性能を得ることができるためです。
個体や差別化の詳細は下記にて。
型紹介
- 持ち物
こだわりスカーフ
S種族値95というそこそこ早めの素早さをさらに活かし、多くのポケモンの上を取って行動(サポート)するために採用。
- 努力値
H244 A4 B12 D20 S228
Hは奇数調整をしつつ、総合耐久力を高めるために最大まで
BDはダウンロード調整ポリゴン2
SはS+1最速ランドロスランドロス(霊獣)抜き
スカーフシルヴァディのS調整ライン
52…最速130族抜きカプ・コケコレイスポス(ムゲンダイナ)
68…準速151族抜きフェローチェ
100…スカーフ最速75族抜きウオノラゴンパッチラゴン
116…最速142族抜きドラパルト
172…最速151族抜きフェローチェ
その他…S+1orスカーフポケモンに合わせて調整
- 技構成
捨てゼリフ
相手のACを1段階下げつつ、自身は交代する優秀な技。
初手のアタッカー相手には積極的に打っていきたい。
置き土産と違い、複数回使用できる。
蜻蛉返り
相手にダメージを与えつつ、自身は交代する技。
捨てゼリフとの使い分けが大切で、相手が化けの皮のあるミミッキュや襷持ちと推測できるポケモンウーラオス(いちげき)などには蜻蛉返りを打つのが良い。
だいばくはつ
全技の中で最も素の威力が高い技。Aにほぼ振っていないとはいえ、その火力は命の珠特化エースバーンの火炎ボール以上。
この技でも自主退場が可能なので、相手に大きなダメージを与えつつ、後続の起点にできる。
上の3つの技はほぼ確定となりますが、残りの一枠は特に確定のものはありません。
選択技として記載いたします。
型からわかるスカーフシルヴァディの弱点・短所
- スカーフシルヴァディよりも相手が速い場合
エースバーンウーラオス(いちげき)フェローチェヒヒダルマ(ガラル)(全てスカーフ持ちの場合)
上からの格闘技で確定1発を取られてしまいます。
- 技の打ち分けが不可
主に凍える風や電磁波を使用する際の弱点です。
『凍える風→捨てゼリフor蜻蛉返りorだいばくはつ』というコンボができません。
差別化
ほとんどのサポートポケモンとは、捨てゼリフで差別化できるため割愛させていただきます。
- ガオガエンガオガエン
捨てゼリフと蜻蛉返りの両立が可能。最大の差別化点はSの違いです。S種族値95×こだわりスカーフでS+1最速ランドロスまで抜ける調整をしているシルヴァディに対して、ガオガエンは最速スカーフにしても最速115族ライコウチラチーノ等までしか抜けません。
また、技に関しても差別化点となります。
- エルフーンエルフーン (置き土産との差別化 )
置き土産が1度しか使えないのに対して、捨てゼリフであればPPが切れるまでなら何度でも使うことが可能です。
こちらも同じく、他の技でも差別化点となります。
立ち回り例
- 捨てゼリフ
シルヴァディ捨てゼリフ→ランドロス(霊獣)剣舞ドラパルトカイリューボーマンダ竜舞 といった動きを取る。
- 蜻蛉返り
化けの皮があるミミッキュやタスキと推測できるポケモンに。
- だいばくはつ
シルヴァディだいばくはつ→自信過剰ボーマンダギャラドス というコンボが可能。
与ダメージ計算
だいばくはつ
無振りサンダー 94.5〜111.5% 乱数1発68.7%
無振りエースバーン 110.9〜131.6%
凍える風
無振りランドロス(霊獣) 53.6〜63.4%
H4マルスケカイリュー 21.5〜26.3%
被ダメージ計算
C252サンダーぼうふう 46.2〜55.2% 乱数2発64.4%
A252エースバーンリベロ飛び膝蹴り 105.4〜125.3%
無振りカプ・レヒレムーンフォース 25.8〜31.3%
A252ウーラオス(いちげき)
インファイト 105.4〜125.3%
あんこくきょうだ 52.7〜62.6%
すいりゅうれんだ 50.7〜59.7%
A特化フェローチェインファイト 108.4〜129.3%
A252五里霧中ヒヒダルマ(ガラル)馬鹿力 110.4〜130.%
苦手なポケモン・構築
- スカーフウーラオス(いちげき)エースバーンなど
先述の通り、上から格闘技で確定1発を取られます。
- 受けループ
ドヒドイデナットレイラッキーヌオーエアームドナマコブシなどの並びが挙げられます。シルヴァディサポートからの積み展開が決まりにくいです。
相性の良い味方
- 積み技持ちポケモン
ランドロス(霊獣)カイリュードラパルトボーマンダなど
剣の舞や竜の舞などの強力な積み技を覚えているポケモンが該当します。
ランドロス(霊獣)育成論ソードシールド/1979
育成論ソードシールド/2921
カイリュー 育成論ソードシールド/1967
ドラパルト 育成論ソードシールド/2876
ボーマンダ育成論ソードシールド/2575
ダイジェットと組み合わせて抜き性能を得る戦法です。だいばくはつとの相性が良いです。
ボーマンダ自信過剰×タイプ一致ダイジェットが優秀です。
ギャラドス環境ではあまり見なくなりましたが、自信過剰×ダイジェットのコンボはギャラドスが元祖とも言えます。
上記のポケモンはシルヴァディに対して抜群の格闘技を半減or無効で受けられます。
ドラパルト以外は、特性による攻撃面のデバフ効果を相手に与えられるのも優秀な点です。
ご覧いただきありがとうございました。