技スぺ悩みに悩んだ末にじしんが消滅したカバルドン
ポケモンの専門用語を用います
ex)努力値、個体値、HABCDS等
採用理由と役割
起点作成で初手投げ出来るポケモンを探していたところ高速再生とあくび、ステルスロックを打てるカバルドンの採用が決定。
技を受けて、あくび→なまけるで仕切り直し。がメインコンセプト。
隙を見てステルスロックを撒いたりじわれでイージーウィンを狙う。
役割はステロ撒き、すなおこしからのタスキ潰し。
じわれ採用による受けポケの強引な突破。
上記と被るが環境に高速再生持ちが多いと感じたのでその辺りにはじしんにはない役割を持つことが出来る。
持ち物
タラプのみ
ぶつり耐久はなんだかんだ高いが、とくしゅ方面が脆く原種サンダー、ポリゴン2などのとくしゅアタッカーに不利。しかしタラプでとくぼう上昇からのなまける→あくびでそれらのとくしゅアタッカーに不利択を押し付けられるので対応幅が大きく広がる。
特性
初手ウーラオスなどのタスキをつぶせる可能性があるのですなおこし。
というかじわれしかウエポンが無いので砂の力を活かすこと自体が不可能。すなおこし採用によるデメリットは自分の後続ポケモンのタスキ、マルチスケイルの妨害。また相手のいわタイプの強化の可能性がある。がなんだかんだこちらが初手で天候を操作できるアドバンテージは少なくないのですなおこし。
性格・努力値と調整
性格:わんぱく (ぼうぎょ↑とくこう↓)
HP 252
ぼうぎょ4
とくぼう252
両受け気味の運用なのでとくしゅ関係に厚く振る(ぶっぱ)
実数値(lv50)
HP215 ぼうぎょ152 とくぼう124
ちなみに(lv100)
HP420 ぼうぎょ300 とくぼう243
余談
ぼうぎょ個体値を24.25に調整、とくぼうに上昇補正
努力値はHP とくぼう252ずつ、余りすばやさ又は無し(ぼうぎょには振らない)
を絡めたダウンロード対策カバルドン(実数値ぼうぎょ135とくぼう136)も運用したがぶつり方面が弱いことが致命的でエースバーン等のぶつりアタッカーに押されがちだったので没。
技構成
じわれ、あくび、ステルスロック、なまける
じわれ 受けポケ絶対吹き飛ばすマン
これ見せるだけで相手が急いでカバルドンを処理しようとしてくる場面が多かった。
あくび 最強
ステルスロックを撒かずとも砂でダメージが取れるのが明確な強み あくび→なまけるで流しもどきの使い道があるのも柔軟に動ける。
ステルスロック
打つ隙がない。が初手で有利対面が出来た時やあくびが決まった時に打つ択があるので採用。これを打たずともなんだかんだカバルドンは活躍してくれる。サンダーに刺さる、というかこれくらいしか有効打がない。
なまける
無理矢理な受けを成立させてくれるめっちゃいい子。とくしゅアタッカーのDMをタラプと合わせて枯らしてくれることもあり、じわれの試行回数も稼いでくれる。
立ち回り例
基本的に先発運用
初手
有利対面→ステルスロック
ワンパンされなさそう→あくび
ワンパンされそうorちょうはつ打たれそう→バック
初手DMしてきそうかつ相手が速いかつ耐えそう→なまける(ほぼない)
基本的に1ターン目はあくびを打つことが8割
あくび→なまけるでダメージレース多少有利で戦闘が開始できる
上手くいけばタラプ発動まである。
このカバルドンが危険なのはくさ、みず、こおり対面のタラプが無い状態でとくしゅ技を受けるターン。そこに合わせてあくびかなまけるを押せていないとほぼ確実にカバルドンが何もできずにやられるのでステルスロックを打つところは慎重になった方がよい。
カプレヒレが相手に居たら選出してはならない(戒め)
笑えるくらいちょうはつとみがわりに弱いがカバ対面で相手がみがわりを押してくることはほぼなかった。
じわれは見せない。というか基本的に相手さんはカバルドンにじしんがある前提で動いているのでその前提を崩さないように。この構築は相手さんの”このカバルドンじしんとふきとばし(又はほえる)採用してんじゃね?”の勘違いをしていることを期待したうえで立ち回ることが基本となるので技を見せるのは慎重に。極力なまけるも3.4ターン目くらいまでは温存したい。
まとめると相手さんにはじしん、あくび、ステロ、ふきとばし(又はほえる)の基本的なカバルドンだと勘違いしてほしいのでお互いの情報の少ない初手に投げて一般的な起点作成カバルドンと同じ立ち回り。
眠った相手が選出の3体で重い時はじわれ、そうでないときはカバルドンを引いてから味方の起点にしていく。
ここまでだと完全にじわれじゃなくてじしんで良い。実際みがわりへの明確な返しになるじしんは強いがじしん採用では勝てない対面が多かったのでじわれを採用。
勿論じしんを採用することで勝てる対面もあるだろうがこちらの場合は他の味方でどうにかできる場面が多く、試合単位で見た場合にはがじわれの方が刺さる場面が多い。というかカバルドンの役割上じしんorじわれを打つことなく落ちる場面も多いのでなんだかんだ誤差という見方もできる。
与ダメージ計算
じわれ→当たればワンパン
被ダメージ計算
ラグラージ クイックターン(無振り)
27.9~33.4%
サンダー ぼうふう(C特化性格補正込み珠)
初回58.6~69.3% 以降40~46.9%
ポリゴン2 れいとうビーム(ダウンロード上昇込み)
初回47.4~56.7% 以降31.6~38.1%
ランドロス(れいじゅう) じしん(A特化性格補正込み)
素40.9~48.8% 剣舞*1 81.3~96.2%
ゴリランダー グラススライダー(A特化性格補正込みハチマキ)
92~108.8% (乱数1発 50%)
エースバーン キョダイカキュウ(A特化性格補正無し珠)
60.4~71.1%
余談
みずウーラオス すいりゅうれんだ
タスキ型ならほぼ100で耐える
攻撃補正無し83.7~100.3%(ほぼ0%)
攻撃補正有り86.5~103.2%(3.3%)
ハチマキ型の場合ワンパンされる。
とはいえ初手投げされるウーラオスはタスキ型の方が多い。先発ウーラオスはちょうはつ持ちの可能性が高いので引くのが無難。
苦手なポケモン
くさ、みず
みずウーラオス
カプレヒレ
ランドロス(れいじゅう)
ちょうはつ(orみがわり)持ち全般
ワンパンされないかつあくびが通せるなら多少の不利対面はぶつりとくしゅ問わずなまけるとあくびで誤魔化しうる。
相性の良い味方・構築例
ほうでん、れいとうビームを搭載したポリゴン2がカバルドンの苦手な相手に良く刺さる。耐久が高く後出ししやすいのも良い。
サンダーも同様に割と後出ししやすいがこれはポリゴン2とは違ってDMエースとしての運用になる。