初投稿です。厳しめに評価してくださると幸いです。
採用理由と役割
使用率の高いカイオーガより雨下で速く、グラードンの地面技を半減、ザシアンのきょじゅうざん半減できる上にダイマックスがない環境で通りが良い猫だましを覚えるため今シリーズはルンパッパが刺さっていると思い採用しました。また、猫だましを覚えるポケモンの中で使用率の高いガオガエンやゴリランダーはあまり素早さに努力値を割かないため高速アタッカーのルンパッパの猫だましが大変通りやすいと思いました。
持ち物
突撃チョッキ
→カイオーガに強く出したいため。伝説環境は高火力特殊アタッカーが多いため。また、技構成的にチョッキと相性が良いと感じたため。
特性
すいすい
→カイオーガより速く行動するため。
性格・努力値と調整
ひかえめ
→できるだけ火力を出したいため。猫だましの威力が下がるが、ダメージを与えるよりは相手の行動を制御することに重きを置いているためひかえめが無難かと。
努力値配分
H28 B44 C252 D4 S180
H28D4+チョッキ
レジエレキのひかえめC252@磁石ボルチェン確定2耐え(42.1〜49.6%)
H28B44
A無上昇ザシアン(王)の無補正A252きょじゅうざんを確定2耐え(40.8〜48.4%)
グラードンのいじっぱりA252断崖のつるぎを確定2耐え(37.1〜43.3%)
ひかえめC252
くさむすび
H4振りカイオーガに76.1〜89.7%。(グラスフィールド下だと96.5〜115.9%)
H252D4グラードンに92.7〜110.1%。
H4振り水ウーラオス(れんげき)確定1発(123.8〜146.5%)。
ねっとう
上昇補正ガオガエンH252D164振りまで確定2発(50.4〜59.4%)。
S180(実数値113)
無振りグラードン(110)より速い
無補正S252振りガオガエン(112)より1速い。
無補正S58振りゴリランダー(112)まで抜ける。※参考程度に!
◎相手視点ルンパッパの素早さ振りはわからないので相手は猫だましを安易に押せないと思います。
×1.5(実数値169)
最速101族ランドロス(化身)(168)より1速い。
×2.0(実数値226)
最速バドレックス(こくば)(222)より速い。
技構成
ねこだまし→Sに重視しないガオガエンやゴリランダーより速いため通りやすい
ねっとう→命中安定かつ火傷を狙える
くさむすび→ダイマックスがないかつ体重が重い伝説ポケモンに大ダメージを稼げる
こごえるかぜ→相手二体の素早さを下げれる強力技
立ち回り例
対戦するパーティによって変わってきますので基本的な立ち回りを簡潔に説明します。
初手に積みポケモンと一緒に出してねこだましで一体の行動を制御して積みやすい環境を作る。といった感じです。
カイオーガパーティ(選出はカイオーガ,トルネロス(化身),ゴリランダー,アマージョとする)を例にすると
自分の使用していたパーティの場合、選出はルンパッパ,ゼルネアス@メンハ,ガオガエン@防塵,トリトドン@リンドの実。
1初手ルンパッパ、ゼルネアス。
2-1相手の初手がカイオーガトルネロス(化身)の場合、トルネロス(化身)にねこだましゼルネアスでジオコン。→カイオーガにくさむすびゼルネアスはマジシャ連打
2-2相手の初手がカイオーガアマージョの場合、カイオーガにくさむすびゼルネアス引きガオガエン出し。→ルンパッパはそのままカイオーガ方向にくさむすびガオガエンはアマージョに捨て台詞(できるだけ前衛にねこだまし要員が被らないようにする)(カイオーガが怖ければ捨て台詞せずにトリトドンに即変え)→ガオガエン引きトリトドン出し→ルンパッパこごかぜトリトドン守るといった感じ。
2-3相手の初手がカイオーガトルネロス(化身)でトルネロス(化身)をアマージョに引かれそうな場合、ルンパッパこごかぜゼルネアス引きトリトドン出し。→トリトドン守るルンパッパ引きガオガエン出し→ガオガエン引きルンパッパ出しトリトドン冷ビアマージョ方向(前ターンに呼び水が発動している場合、こごかぜで削れたH252D4振りアマージョ確定一発)→ルンパッパの暴走開始
苦手なポケモン
化身ランドロス、ウルガモス、イベルタル、虫技(特にとんぼ返りきつい)
相性の良い味方・構築例
自分はゼルネアス、ガオガエン、トリトドン、エンテイ、モロバレル、ルンパッパ(並びはてるるんフェスティバル優勝者のアンセナ選手を参考にしました)で潜ってましたが使い心地は良かったです。
オーガパ対策をする上でのゴリランダーとの差別化
カイオーガパーティ対策によくゴリランダーが使われます。なぜ使用率の高いゴリランダーではなくルンパッパを採用したのかについてそれぞれの特徴に触れながら説明します。
ゴリランダーの特徴
特性グラスメイカーと鎧の孤島から解禁されたグラススライダーを一体でできる唯一無二の高火力物理アタッカー。グラスフィールド(以下GF)下だと素早さ関係なく先制してA125タイプ一致高火力草技を連発できる。
ダメージ計算ゴリランダー
いじっぱりA252振りGF下グラススライダー
H4振りカイオーガ確定1発(103.4〜122.7%)
→ゴリランダーであればカイオーガを確定で倒せます。
ゴリランダーの弱い点
・GFがなくなると先制でグラスラを打てなくなる
・今シーズンから爆増したアマージョの特性により先制で高火力の草技を打てなくなる
・物理アタッカーであるため特性いかくでAが1段階下がるとグラススライダーでH4振りカイオーガを倒せなくなる(A-1のグラスラはH4振りカイオーガに68.1〜81.8%で確定耐え)←ルンパッパのくさむすびよりダメージが入らない
・カイオーガのサブウェポンである冷凍ビームが抜群で入るため安心して受け出しができない
→つまり、ガオガエンもしくはアマージョが選出されるだけでカイオーガを一発で安定して倒すことができない
ルンパッパの特徴
特性すいすいで雨下でカイオーガより先に動ける。アマージョがいても追い風を貼られない限りカイオーガの上からタイプ一致草技を放てる。また、体重が重ければ重いほど威力が増すくさむすびを覚えるため今の伝説環境と相性が良い。ねこだましも覚えるため積みアタッカーの補助役としても優秀。ねこだましをガオガエンやゴリランダーより速く打てるだけで選出価値がある。相手二体の素早さを下げるこごえるかぜも覚える。(相手の素早さを下げ、ゼルネアスが上からジオコントロールを積めたときのアドバンテージがかなり大きい。)加えて、こごえるかぜのタイプが氷タイプなのも優秀。({ゼルネアス}の天敵である{ランドロス(化身)}に4倍抜群を素早さダウン込みで与えれるのが強い。草タイプにも抜群が取れる。)また、タイプが草・水なのがカイオーガに対して強い(水技0.25倍、氷技・電気技等倍)。特防種族値が100もある(ゴリランダーは70)。→ルンパッパはあまり特防に努力値を振らなくても良い。
ルンパッパの弱い点
・確定1発を叩き出すほどの火力が出ない。
・相手の草技が等倍で入ってしまう。
・雨が枯れると上から殴れなくなる。
・雨以外は上から殴れることが少ない。