タチフサグマ- ポケモン育成論ソードシールド

【環境に最適!?】受けサイクル崩壊タスキ型タチフサグマ

2021/09/28 16:39

タチフサグマ

HP:HP 93

攻撃:攻撃 90

防御:防御 101

特攻:特攻 60

特防:特防 81

素早:素早 95

ツイート4.674.674.674.674.674.674.674.674.674.67閲覧:4650登録:1件評価:4.67(2人)

タチフサグマ  あく ノーマル  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早 特攻)
特性
まけんき
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:169-142-121-x-101-161 (素早さ比較)
覚えさせる技
はたきおとす / インファイト / カウンター / ちょうはつ
持ち物
きあいのタスキ

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー / ダイマックスしない
登録タグ

考察

はじめに

実に一年ぶりの育成論投稿です。初めまして、ぴろしきと申します。
二回目の育成論投稿となりますが、今回は環境に結構刺さっているのに意外と使われていないタチフサグマタチフサグマタチフサグマについて考察していきます。
なお、この育成論は、シリーズ10(ダイマックス禁止、禁伝1体のみ使用可)のレギュレーションでの使用を前提としています。予めご了承ください。

タチフサグマについて

タチフサグマタチフサグマタチフサグマはノーマル・あくの複合タイプで、

  • 弱点はかくとう4倍、むし・フェアリー2倍
  • 耐性はあく半減、ゴースト・エスパー無効

という、だいぶ癖の強いタイプとなっています。
特性はこんじょう・すてみ・まけんき(夢)があり、対戦でよく見られるのは『こんじょうかえん玉』型の物理アタッカーですね。
筆者も初めはこの型を採用していましたが、きあいのタスキを持たせた方が使い勝手が良かったので、今回はタスキ型のタチフサグマを紹介したいと思います。

採用理由

当初の採用理由は、単純に環境上位で活躍しているバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)黒馬バドレックスのゴースト技・エスパー技を透かせる役割が欲しいからでした。そのため『こんじょう』を採用していたわけですが、如何せんそれだと『他ポケモン』への打点が無さすぎる!
タチフサグマタチフサグマで採用率の高いちょうはつはたきおとすポリゴン2ポリゴン2ポリゴン2や、ザシアン対策で選出されがちなヌオーヌオーヌオーなどの受けポケモンに対して通りがいいので選出したい反面、他のアタッカーと対面した際に何の役割も果たせず、泣く泣く後退させることもしばしば。特に環境トップのザシアンザシアンザシアンやウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)ウーラオスに対しては上からインファイトを打たれて呆気なく散ってしまいます。この2体に関しては裏でランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスが睨みを利かせれば最悪何とかなりますが、一番困ったのはハチマキウオノラゴンウオノラゴンウオノラゴンにエラガミを連打されてしまうことですね。効果いまひとつで半分以上持ってくのはやりすぎだって。
しかし、きあいのタスキを採用したことでどのポケモンに対しても最低限の仕事ができるようになり、カウンターを組み込むことで物理アタッカーと対面しても問題ない性能になりました。ポケモンHOMEで公開されているタチフサグマタチフサグマの使用ランキングは90位、かつきあいのタスキを採用している型は7%程度(2021/9/28時点)なので、読まれにくい型でもあると思います。

役割

基本的にははたきおとす・ちょうはつで受けポケモンの機能を停止させる、アタッカー兼サポートの役割を担います。それ以外にも、環境に多いバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)黒馬バドレックスをピンポイントでしばくことも可能です。

他ポケモンとの差別化

似たような役割を持っているポケモンとして、最近だとバルジーナバルジーナバルジーナがいますが、バルジーナバルジーナは耐久型のポケモンのため、アタッカーも兼ねるタチフサグマタチフサグマとはそもそも役割対象が違います。また、バルジーナバルジーナのS種族値が80なのに対し、タチフサグマタチフサグマ90のため、バルジーナバルジーナの上からちょうはつを打つことでバルジーナバルジーナの受けサイクルも崩すことができます。
また、ゾロアークゾロアークゾロアークもはたきおとす・ちょうはつ・カウンターを覚え、この型と似たような動きが可能ですが、ゾロアークゾロアークあく単体のため、ゴースト技を無効化できません。バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)に対してゾロアークゾロアーク以上に強く出れる(裏にいるだけで牽制になる)ため、現環境ではタチフサグマタチフサグマに軍配が上がると判断しました。

持ち物

上記で説明している通り、きあいのタスキを採用。

特性

候補としてはこんじょうまけんきのどちらかですが、ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスの使用率を加味して、当記事ではまけんきを採用します。

性格・努力値

なるべく相手の上からちょうはつはたきおとすを打てるよう、かつタチフサグマタチフサグマS95を最大限生かすため、ようきにして努力値もASぶっぱにしています。もし調整するのであれば、最速ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)抜きを意識してS228に抑えて、残りをHPに振るのがいいと思います。この場合、れいとうパンチを採用しておくと、H252振ったランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)なら上から(まけんき込で)確定1発が取れます(与ダメージ計算欄参照)。

技構成

〇確定
はたきおとす/ちょうはつ
受けポケモンを止めるというコンセプト上必須。
〇選択

  • カウンター

物理アタッカーに対して有効。タスキを最も有効活用できる。

  • インファイト

主にポリゴン2ポリゴン2への打点。高火力のためそこそこ万能。

  • でんじは

よりサポート特化する場合。スカーフカイオーガカイオーガカイオーガへの対策として。

  • すてゼリフ

よりサポート特化する場合。相手の火力を下げ、安全に裏のポケモンに繋げる。

  • ブロッキング

相手からの攻撃を守り、且つ接触技なら防御ランクも下げられる。

  • れいとうパンチ

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)への打点。役割対象が限定的なので、優先度は低め。ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)の持ち物がスカーフの場合あまり役に立たないので、とんぼがえりカウンターで裏から出てくるポケモンに圧をかける方が動きとしては強い。

与ダメージ計算

  • はたきおとす(持ち物有)

ポリゴン2ポリゴン2ポリゴン2(HB特化・しんかのきせき)…17.1%〜20.8%
ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼル(H252)…75.7%〜91.5%(確定2発)
ネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)日食ネクロズマ(H無振り)…47.0%〜55.8%(持ち物補正考慮で確定3発)
バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)黒馬バドレックス(H無振り)…178.2%〜212.5%(確定1発)

  • インファイト

ポリゴン2ポリゴン2(きせき無)…43.7%〜52.0%(はたきおとす込で確定3発)
ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)ガラルヒヒダルマ(H無振り)…94.4%〜112.2%(乱数1発)

  • れいとうパンチ

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス(H252・いかく→まけんき発動を想定)…104.0%〜122.4%(確定1発)

被ダメージ計算

かくとう技はだいたい確定1発のため記載なし。

エナジーボール…64.4%〜76.3%(確定2発)
ドレインキッス…72.1%〜85.2%(確定2発)

じしん…55.0%〜64.4%(確定2発)
とんぼがえり…52.0%〜61.5%(確定2発)

  • ようきザシアンザシアンザシアン(A252:ふとうのけん込)

きょじゅうざん…92.3%〜108.8%(乱数1発)
じゃれつく…164.4%〜195.2%(確定1発)

苦手なポケモン

どのポケモンに対してもはたきおとすで最低限の仕事はできそうですが、メインウエポンとなりうる技が基本的にあく・かくとうなので、特殊アタッカーのフェアリータイプには殆ど打点がありません。カプ・レヒレカプ・レヒレカプ・コケコカプ・コケコカプ・テテフカプ・テテフなどのカプ系、あとは物理アタッカーでも『ばけのかわ』を盾にしてくるミミッキュミミッキュミミッキュには対面不利。最低限『ばけのかわ』を剥いで持ち物は落とせますが、A特化のじゃれつく連打で倒されてしまいます。
あと、これは立ち回りの問題にはなりますが、スカーフランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)とんぼがえりからゴーストタイプのポケモンに引かれるとタスキを潰される上カウンターも透かされてしまうので、裏のポケモンはしっかり把握しておきたいところ。

相性の良い味方

特殊型のフェアリータイプに強いほのお・はがね・どくタイプのポケモン、もしくはかくとう技を透かせるゴーストとは相性がよさそうです。また、環境に多いバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)に対面だと不利なポケモンをカバーするのも良いと思います。候補としては、ギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)ギルガルド、ゲンガーゲンガーゲンガーなど。禁伝枠だとホウオウホウオウホウオウ、ザシアンザシアンザシアン。ムゲンダイナムゲンダイナムゲンダイナやネクロズマ(日食)ネクロズマ(日食)日食ネクロズマの弱点タイプを無効化できるため、この辺とも相性は良さそうです。

最後に

今回の育成論は、禁伝が蔓延る現環境でも十分に活躍できる(と思われる)タチフサグマについてでした。もし何かあればご指摘いただけると幸いです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
はたきおとす / からげんき / ブロッキング / ちょうはつ

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コメント (3件)

  • ページ:
  • 1
21/09/28 23:02
1つぶがい
素晴らしい育成論ありがとうございます!是非使わせて頂きます!
21/09/29 00:13
2kippeialt (@kippeialt)
タイトルに受けル破壊とありますが受けル破壊したいなら根性火傷で良くないですかね。

襷を持たせてカウンターでザシアン対策とはたきで黒バド縛れるのまでは分かりましたがイマイチやりたい事が分かりません。ザシアン絡んだサイクルを破壊したいんですか?受けルを破壊したいんですか?流石に襷カウンターは安定したザシアンサイクル破壊では無いと思います。初手ザシ対面ぐらいでしかザシアン倒せなさそうです。襷を持たせるというアイデアは悪くないかと。

というかbに下降補正と個体値落とした方が良くないですか?とんぼから裏のポケモンへのカウンターのダメージを多くするためです。
21/09/29 01:13
3ぴろしき (@hiroto8383)
>2
kippeialtさん、コメント&ご指摘ありがとうございます!

単純に受けルを破壊するという目的だけであれば、こんじょう火傷でも十分に仕事は果たせます。
ですが実際に対戦をしている中で、例えばタチフサグマと役割対象であるポリゴン2の対面になった時、裏のザシアンに引かれる場面がかなり多く、そうなった際にタチフサグマから裏のポケモンに引いても、高火力技を打たれてこちらのサイクルが不利になってしまいます。
また、ステロやあくびで引っ搔き回しに来るカバルドンカバルドンラグラージラグラージが先発で選出されやすい関係上、タチフサグマも先発で選出することが多く、選出予想が外れて役割対象外の物理アタッカーとの対面になった際もサイクルが厳しくなります。僕は根性火傷型で使っていた時に初手でタチフサグマタチフサグマVSザシアンザシアンの対面に何度もなって絶望しました。
タスキカウンターを持たせているのは、あくまでもそういった対面不利を覆すための『保険』です。受けループを崩すという本来の役割は保ちつつ、それ以外の状況でも対応できるよう幅を広げた型、がこの育成論となっています。

Bの個体値を落とした方が良いというのは、よりカウンターを意識した場合だったらいいと思います! そこはお好みで調整してください。
一応、タチフサグマはB種族値が101あるので、タスキが潰された後の攻撃でも意外と耐えて返しのはたきおとすを打てることがあります。後は構築との相談ですね。
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