閲覧ありがとうございます。
今回は私の大好きなヨクバリスの育成論及び考察をしていきます。
ポケモンに関する基礎知識や略語はご理解の上閲覧よろしくお願いします。
考察経緯
数シーズンぶりにポケモンに復帰したところ、まだ竜王戦ルールが続いていてヨクバリスの活躍の場を作ってあげたいと思った。
ヨクバリスポケモンユナイト参戦で舞い上がってヨクバリスを育成しようと思った。
禁伝環境におけるヨクバリスについて、及び型の方針
ダイマ無し環境についてはヨクバリスにとっては基本的に追い風と捉えているがこれについては状況により賛否両論あり、記載すると長くなるのでここでは省略する。
禁止伝説によるインフレ火力、使用率上位の物理ポケモンにおいても高火力のポケモンで溢れているので正直「ほおばる」や「たくわえる」で積む型は現実的ではないと感じた。
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「ほおばる」で他のポケモンと差別化を測るのは厳しいと感じたため、持ち前の物理耐久と特性「ほおぶくろ」の回復量で物理に対し繰り出し、火力不足な点を「いかりのまえば」や「カウンター」でカバーし相手のポケモンに負荷をかけていくという方針で差別化していく。
差別化点について
ヨクバリスの差別化の代表としてポケモンとしてカビゴンが挙げられるが、物理耐久と「いかりのまえば」の有無で差別化が出来ている。
「いかりのまえば」を覚える他のポケモンについては物理耐久と特性「ほおぶくろ」等でで差別化が可能と考える。
「しぜんのいかり」を覚えるカプ・コケコカプ・テテフカプ・ブルルカプ・レヒレだと感じたが、「カウンター」を扱える点やタイプの違いという点で差別化は十分と感じた。
立ち回り、扱い方
物理アタッカーに対して「カウンター」or「いかりのまえば」の択を押し付け負荷をかける、「カウンター」にたいして積んでくる相手に対して「いかりのまえば」で最低限削りを行う。
ゴーストタイプに対して「しっぺがえし」で負荷をかける等。
役割対処、仮想敵
物理アタッカー
ザシアン(王)ネクロズマ(日食)ランドロス(霊獣)ゴリランダーガブリアスウオノラゴンウーラオス(いちげき)カイリューヒヒダルマ(ガラル)エースバーンカイリューバンギラス
ゴーストタイプ
バドレックス(こくば)ドラパルト
持ち物
コンセプトと相性の良いオボンの実で確定。
特性
どちらもHPが1/2以下に減少したとき即座に発動するが、回復量を比較すると
くいしんぼう+混乱実 < ほおぶくろ+オボンの実
となるので、基本的に特性は「ほおぶくろ」一択。
努力値配分及び性格
わんぱく
H252 B252 D4
コンセプトと相性の良い物理耐久特化、耐久に特化することで行動回数を稼ぎやすくし、「カウンター」後に特性により回復→もう一度行動というのが理想。
努力値の余りについては正直C以外ならどこでもいいと思うが、
・「ジャイロボール」を採用しないかつ、トリルを意識しないのであれば同速帯コータスナットレイシュバルゴを抜くためにS4振りも無駄ではない。
・最遅で「ジャイロボール」を採用する場合H4振りミミッキュに対してA4振りすることにより乱数2発から確定2発になるためA4振りが望ましい。
・「ジャイロボール」と「ほのおのキバ」を採用する場合、最遅のナットレイシュバルゴの上をとるメリットと「ジャイロボール」の威力を両立するために
ヨクバリスの素早さの個体値を2or3に最遅+1(実数地23)にする場合もある。
(この場合、素早さ実数値137以下の相手には「ジャイロボール」の威力が下がる。)
これらの調整があるが、本論では上記の技を使わないかつS4振りのメリットが活きる場面よりもD4振りが活きる場面のほうが多いと考えD4振りに落ち着いた。
技構成
確定技
・いかりのまえば
相手のHPを残りHPの半分にする。ゴーストタイプには無効だが、それ以外のタイプ相性の影響を受けない。
本論のコンセプト技、ダイマックスに対してダイマックス前のHPで計算されるためダイマックス無しの環境と相性が良い技ともいえる。
「カウンター」の効かない特殊アタッカーや削り優先で打ちたい相手に打つ、交代の牽制として打つ、禁伝等の高耐久や受け出しで来る苦手なポケモンに対して安定した削りを入れる。
ヨクバルスは積み技があまり強くないので積み合いをするのではなく、いかりのまえば等で最低限の削りをして後続に繋ぐことを意識。
また、当たりさえすれば「みがわり」を必ず壊せる技となり後続に繋ぎやすい。
・カウンター
相手の物理攻撃のダメージの2倍をその相手に与える。
本論のコンセプト技その2、オボンのみ+ほおぶくろの回復量のおかげで相性が良い技、「カウンター」警戒の行動をされた場合でも「いかりのまえば」が最低限仕事をするので相手に択を押し付けて負荷をかけていくのが理想。
・しっぺがえし
自分が後攻の時、威力が2倍になる。
コンセプト技2つがゴーストに透かされるため、ゴーストに対しての打点。
「どろぼう」は相手の持ち物を奪えるが、H4バドレックス(こくば)に対しての確定数が変わるので技威力的に「しっぺがえし」優先。
・ボディプレス
『こうげき』ではなく、自分の『ぼうぎょ』と『ぼうぎょ』ランクを『こうげき』の数値にしてダメージ計算を行う。
「いかりのまえば」よりダメージが出る場合に打つ技、タイプ一致の「のしかかり」と選択だが火力があまり変わらず追加効果やタイプで要選択。
本論ではバンギラスマンムー意識で「ボディプレス」を採用。
与ダメージ計算
※フォーク元よりダメ計を加筆修正致しました。
カウンター
・ザシアン(王)
H0A252で1段階上昇きょじゅうざん媒体カウンター
→51.9%-66.2%のダメを受け140.4%-159.5% の
ダメージ(確定一発)
H0A252で1段階上昇インファイト媒体のカウンター
→82.8%-97.7%のダメを受け223.8%-264.2%のダメージ(確定一発)
・ゴリランダー
H252A252性格補正あり、グラスフィールド下のグラススライダー媒体のカウンター
→27.7%-33%のダメを受け60.8%-72.4%のダメージ(確定二発、相手が鉢巻なら確定一発)
・ランドロス(霊獣)
H252A4のじしん媒体のカウンター
→25.5%-30.8%のダメを受け59.2%-71.4%のダメージ(確定二発)
H4A252のじしん媒体のカウンター
→30.3%-36.1%のダメを受け83.6%-99.4%のダメージ(確定二発)
・ウーラオス(いちげき)
H4A252性格補正ありインファイト媒体のカウンター
→74%-88.1%のダメを受け190.9%-227.2%のダメージ(確定一発)
H4A252鉢巻あんこくきょうだ媒体のカウンター
→50.6%-69.9%のダメを受け130.7%-154.5%のダメージ(確定一発)
・ウオノラゴン
H4A252のえらがみ媒体のカウンター
→55.9%-66%のダメージを受け153%-180.7%のダメージ(確定一発)
・エースバーン
H4A252リベロとびひざげり媒体のカウンター
→66.9%-80.1%のダメを受け194.9%-233.3%のダメージ(確定一発)
・ヒヒダルマ(ガラル)
H4A252五里霧中つららおとし媒体のカウンター
→37.4%-44.9%のダメを受け93.9%-112.7%のダメージ(乱数一発)
・ガブリアス
H4A252のじしん媒体のカウンター
→28.1-33.4%のダメを受け69.6%-82.6%のダメージ(確定二発)
・カイリュー
H4A252のげきりん媒体のカウンター
→34.3%-40.9%のダメを受け93.4%-111.4%のダメージ(乱数一発)
・ネクロズマ(日食)
H4A252のメテオドライブ媒体のカウンター
→33%-38.7%のダメを受け86.7%-101.7%のダメージ(乱数一発)
ボディプレス
・H4マンムー
→48%-56.9%(90.6%の乱数二発)
・H252バンギラス
→65.7%-79.2%(確定二発)
・HB252輝石ラッキー
→29.1%-34.7%(6.5%の乱数三発)
・HB252輝石ポリゴン2
→22.9%-27%(30.3%の乱数四発)
しっぺ返し
・H4バドレックス(こくば)
→100%-111.8%(確定一発)
・H4ドラパルト
→56%-67%(確定二発)
被ダメージ計算
与ダメージ計算で出てきた被ダメ計算は割愛させて頂きます。
また、耐えてアドバンテージの取れるポケモンのダメージ計算を記載させていただきました。
・C252バドレックス(こくば)
サイコキネシス→51.5%-60.7%(確定二発)
サイコショック→26.8%-32.1%(確定四発)
・A252ドラパルト
ドラゴンアロー→27.3%-32.5%(確定四発)
A252フェローチェ
インファイト→69.6%-82.7%(確定二発、相手が襷でも木の実込みで高乱数で対面勝てる)
珠インファイト→90.3%-107.4%(42.8%の乱数一発)
相性の良い味方ポケモン
・ゴーストタイプ
お互いの相性補完が良く、ヨクバリスはゴースト技を無効化でき、逆にヨクバリスに抜群がとれる格闘技はゴーストタイプで無効化できる。
・高速アタッカーもしくは先制技持ち
ヨクバリスで負荷をかけ、抜きエースのような高速アタッカーや先制技持ちで切り返しを行えるポケモン。
・トリル持ち
ヨクバリスと相性が良く、切り返しの手段としても優秀。
・切り返し性能の高いポケモン
ヨクバリスが起点にされた場合に切り返しが行えるポケモン。
上記の条件に当てはまるポケモン
バドレックス(こくば)ドラパルトレイスポスレジエレキフェローチェミミッキュメタモンゴリランダー
いかりのまえばのアピールポイント
フォーク元の構築論と方向性を指し示す技なので捕捉、物理耐久に振っている特殊ポケモンに対しての打点になる、受けだしで出てくるHBサンダーに対して「いかりのまえば」で
半分削り「はねやすめ」ターンに合わせて安全に自分のポケモンを着地させたりといった動きができるのはこの技の魅力だと思う、カプ・レヒレポリゴン2{ムゲンダイナ}などに最低限の仕事を行える。
また、「いかりのまえば」という技で「みがわり」を攻撃する場合、HPが満タンのそのポケモン自体に攻撃したものとしてダメージ計算がおこなわれるので、「みがわり」が最大HPの1/4になのに対して
「いかりのまえば」は最大1/2のため外さなければどんなに硬いポケモンでも「みがわり」を破壊できる。
あと焼けても固定ダメージなので仕事ができる。
最後に
久しぶりの育成論の投稿なのでコメントが怖いです、もう少しいかりのまえばを採用するメリットや差別化点を詳細に書くべきだと感じてはいるのですが力尽きたため、余裕があれば追記していきたいと思います。
お気づきの点などございましたら、コメント欄にてお願いします。
ヨクバリスかわいい