はじめに
育成論初投稿になります、のっぽと言う者です。
初投稿のため至らない部分もあるとは思いますが、心無い意見などはされないように
お願い致します。
育成論の書き方、育成論に対する意見などは大歓迎です。
採用理由と役割
まず採用理由ですが、最近のランクマッチでは禁止級伝説が2体採用可能と、かなり威力のインフレした攻撃が蔓延っています。そこで、ソーナンスソーナンスを使うことによって、インフレした攻撃をスカッと相手に返すことが出来るのではないかと思い、育成、採用してみました。また、レベル1で使う全ての技を覚え、個体値も3Vで十分なので、育成もかなりしやすいのかなと思いました。役割は禁止級伝説などの高火力ポケモンと1対1交換をする事です。
持ち物
持ち物はタイトルにもある通り、とつげきチョッキです。
なぜオボンの実やタスキではないのかと考える方もいらっしゃるでしょう。
これにはしっかりとした理由があります。
まず、オボンの実ですが、今回は禁止級伝説などの高火力ポケモンを相手に考え、さらに物理、特殊の両方ともの攻撃を返すことができるように育成をしていますので、常に体力はギリギリの状態となっております。とつげきチョッキの採用理由と被ってしまうのですが、様々なポケモンを相手にする事を目標にしていますので、道具の枠も防御面に欠かすことが出来なかったので、オボンの実を採用することが出来ませんでした。
次に、タスキの理由についてです。まずソーナンスはカウンターミラーコートなどの技を相手に警戒されるポケモンであるので、相手はでんこうせっかなどの低威力の技を打ってタスキもケアしつつダメージを抑えに来るでしょう。また、実際に使っていてロックブラスト等の連続技もそこそこの頻度で使われたので、タスキにして必ず耐えるよりも、チョッキを採用することで、特殊技を多く耐えることができるようになりました。
特性
かげふみを採用しています。テレパシーのシングルでの使えなさも理由の一つですが、かげふみは相手を逃がさないという点で、とんぼ返りなどの自主交換技をあまり持っていない禁止級伝説に強いと思いました。
性格・努力値と調整
性格はずぶといにしています。防御を上げることで、ザシアンやメタモンがコピーしたザシアンの攻撃を耐えられるようになりました。万が一の力を吸い取るを意識して、攻撃を下げました。
努力値はHを上げることによってカウンター、ミラーコートのダメージを増やし、
B172 D84とともに禁止級伝説の攻撃をギリギリで耐えるように調整をしました。
技構成
チョッキのためカウンター、ミラーコート以外の技は必然的に使えませんが、
一応アンコール、みちづれを採用しておきました。
立ち回り例
このソーナンスソーナンスは、ザシアンザシアンや、カイオーガカイオーガなどの禁止級伝説に特に強いのですが、禁止級伝説にダイマックスされてしまうと、せっかくの調整が無駄になってしまいます。(私の技術では非ダイマ攻撃やダイマ攻撃全てを耐えるように調整出来ませんでした。)なので、出来れば相手がダイマックス出来ない状況(最後の詰めなど)で使用頂くと良いと思っています。
与ダメージ計算、被ダメージ計算
まず、今季使用率1位のザシアンザシアン対面です。後述内のザシアンザシアンは個体値最大のいじっぱりA252振りと想定して書き進めます。また、急所などの不可抗力は計算しません。この型のソーナンスソーナンスは、ザシアンのきょじゅうざんを確定で耐える(62.9〜74.7%)他に、現在使用率4位のメタモンメタモンに自分のザシアンザシアン(いじっぱりA252振りの場合)をコピーされた場合でも、A2段階上昇きょじゅうざんを確定で耐える(84.1〜99.3%)ことが出来ます。
カウンター読み「でんこうせっか」を打たれた場合でも、(17.1〜20.2%)の【51〜60】のダメージを受けます。これらを倍にして攻撃として返すので、102〜120のダメージを与えることができます。また、カウンター読みの「でんこうせっか」を打たれて、HPを削られた後に「きょじゅうざん」を打たれたとしても、(79〜94.9%)のダメージとなるので、これも確定で耐えてカウンターで返すことが出来ます。
次に、カイオーガカイオーガ対面です。後述内のカイオーガカイオーガは今環境に1番多いC252性格補正ありとします。この型のソーナンスソーナンスは環境に多いチョッキやスカーフカイオーガカイオーガ(2つ合わせておよそ65%ほど持っている)の「威力最大しおふき、ダイストリーム」を天候補正込みで(71.7〜84.8%)のダメージで耐えることが出来ます。この攻撃によって受けるダメージは最低でも213なので、H252振りダイマ{カイオーガ}カイオーガでもぴったり倒すことが出来ます。(H252ダイマカイオーガカイオーガの実数値は416、ミラーコートのダメージは最低でも416)
次に、イベルタルイベルタル対面です。イベルタルイベルタルはSを性格補正ありの252振りにしている事が多いのですが、(50%ほどの数)ここでは安定性を重視してCを性格補正ありの252振りした型(40%ほど)として考えていきます。持ち物は、圧倒的に数の多い(いのちのたま 80%ほど)とします。今回の型のソーナンスソーナンスでは、このイベルタルイベルタルの「あくのはどう」を(79.7〜94.6%)のダメージで耐えることが出来ます。しかし、「ダイジェット 元技デスウィング」を打たれた場合には、(48.4〜57.9%)、ダメージ実数値144〜172)しかダメージを受けず、与えるダメージは【288〜344】となり、これではH4振りダイマイベルタルイベルタル(実数値404)を一撃で倒すことができません。しかし、たまダメージ込みでこのHPのままダイマを枯らすことか出来たら、ザシアンザシアンの「でんこうせっか」で確定で倒すことができます。
次に、ディアルガディアルガ対面です。ディアルガディアルガはC特化が環境で圧倒的に多いため(85%ほど)、後述のディアルガディアルガはひかえめC252振り、H252振りとします。また、持ち物は⦅とつげきチョッキ⦆が1番多いのですが(65%ほど)、ここでは⦅いのちのたま⦆(15%ほど)も考慮します。この型のソーナンスソーナンスは ディアルガディアルガの攻撃を全て1回耐えることが出来ます。たとえ一撃で倒せなかったとしても、その場合はHPを半分以上残すことができるため、ディアルガディアルガに対しては、積み技を使われなければ必ず倒すことができます。ただ、ディアルガディアルガのダイマックス技を受ける場合、ほとんどが半分を少し超えた辺りで止まってしまうので、ダイマ対面は少し難しいと思います。通常対面であれば、ほぼ勝つことができます。
次に、バドレックス(こくば)バドレックス対面です。性格は環境に1番多いおくびょう(65%ほど)とし、持ち物は環境に多い⦅きあいのタスキ、こだわりスカーフ⦆(両方合わせて75%ほど)とします。
残念ながらこの型のソーナンスソーナンスではこの対面は不利になってしまいます。「アストラルビット」は(81.4〜96.9%)のダメージとなり、耐えることは出来ますが、ダイマックスされた場合、「ダイホロウ 元技アストラルビット」の攻撃は31.2%の確率でしか耐えることができません。この辺りは、ダイマされそうなタイミングではノーマルタイプのポケモンに交換していただくなど、プレイヤー様の判断をお願いします。
今環境に少しいるみがわりやどりぎ型はほぼ相手をすることができません。
交換をお願いします。
各ポケモン被ダメージ割合 ソーナンス
ザシアン いじっぱりA特化ザシアンのきょじゅうざん 62.9〜74.7%
メタモンザシアン 上のザシアンをコピーしたメタモンのきょじゅうざん 84.1〜99.3%
カイオーガ ひかえめC特化カイオーガの威力最大しおふき 71.7〜84.8%
イベルタル ひかえめC特化珠補正イベルタルのあくのはどう 79.7〜94.6%
ディアルガ ひかえめC特化珠補正ディアルガのラスターカノン 34.6〜41.0%
バドレックス(こくば) おくびょうC252振り黒バドのアストラルビット 81.4〜96.9%
苦手なポケモン
ダイマックスをした高火力ポケモンや、積み技を持っているポケモンです。
相性の良い味方・構築例
火力の出る先制技を持ったザシアンザシアンや、ソーナンスソーナンスが相手できないダイマポケモンの技を半減で受けるポケモンなどです。
最後の詰めとして使うので、相性と言うよりは、前の2体で相手の2体を倒せていれば良いかなと思います。