この育成論を投稿するにあたって
注意書き
・公式用語ではない言葉を利用しています。
・荒らしと判断したコメントは、一応一度返信し連絡を入れてから削除します。
・使用しているダメージ計算サイトはポケマス様を使用させていただいています。
採用理由
ウインディウインディはザシアン(王)ザシアンのタイプである「フェアリー」,「はがね」を両方とも半減できるほのお単タイプです。それによりザシアン(王)ザシアンによく採用されているじゃれつくやきょじゅうざんなどを半減できます。その上、物理絶対殺す特性いかくを持つポケモンですので、相手の不当の剣ふとうのけんによるA上昇をかき消すことができます。
またほかの物理ポケモンに対してもいかくで攻撃を下げ、タイプ相性が不利な場合はもえつきるなどで対抗し、かなり使い勝手がいいポケモンです。ほかにザシアン(王)ザシアン対策として知られる、ヌオーヌオーやガオガエンガオガエンとの差別化点は後述しています。
持ち物
ゴツゴツメット
今のところこの持ち物で確定です。接触技に対しダメージを入れることができ、それにより物理耐久に振ることで下がった火力をある程度補うことができます。皆さんご存じの通り物理は接触技が多いので、結構馬鹿にならないダメージが入ります。
当初はオボンなどを持たせて耐久を上げていたのですが、いかんせん発動機会が少なく発動したとしても確定数は変わらないという結果になったので、ゴツメにより相手に対するプレッシャーや疑似的な火力増強とさせていただきます。
ゴツメダメでの削りも合わせてザシアン(王)ザシアンを確一としているので、別の持ち物を持たせる場合は一から調整を変える必要があります。そこのところは留意しておいてください。
- 候補
あつぞこブーツ
コメント欄での提案から。相手にステロをまいてくるポケモンがいた場合、ウインディウインディで受けだしするときかなりのダメージが入ってしまうので、それを防ぐために採用する価値はあります。ウインディウインディはほのお単タイプなので 、ステロダメを食らうとHPの25%が削られます。それを重く見るならゴツゴツメットよりもあつぞこブーツのほうが採用価値が高くなります。
注意する点は上記のゴツゴツメットの欄にも書いてある通り、ゴツメダメ2回と合わせてザシアン(王)を確一としてるのであつぞこブーツを採用した場合は、ザシアン(王)への削りが少なります。長くサイクル戦を行うならあつぞこブーツ、できるだけ早くザシアン(王)を削っていきたい場合はゴツゴツメットを採用すると良いでしょう。
特性
いかく
超最強神神神特性です。登場時に相手のAを一段階下げます。これにより一般的な物理ポケモンに対しては大きなアドバンテージを稼ぐことができます。ですが一回出しなおせばA⇩はなくなりダメ計通りの戦いができなくなるので、自分も一回下げるなどの動きを取る必要があります。
また急所を引くとステータス低下は反映されなくなるので、ウーラオス(いちげき)ウーラオスのすいりゅうれんだやあんこくきょうだなどの確定急所の技もある程度警戒しておくべきです。
ウインディウインディのほかの特性はもらいびやせいぎのこころなどがありますが、今回は物理受けということで推奨はしません。
性格・努力値と調整意図
本育成論の基本的な調整
H204…16n−1調整です。これにより定数ダメの受ける量を減らしています。
B↑228…あまりです。できるだけ他の物理アタッカーにも役割を持てるように多めに振りました。
C76…ゴツメダメと合わせて耐久降りザシアン(王)ザシアンをもえつきるで確一としています。
防御に振らなくても一応ザシアン(王)ザシアンのきょじゅうざんとインファイトを確定耐えしますが、ほかの物理に対して薄くなるので火力に振るのはここら辺が目途かなと思っています。
技構成
- 基本的な技構成
もえつきる
この技によってウインディウインディをタイプ無しにできます。つまり弱点の「みず」,「じめん」,「いわ」を等倍で受けることができるようになりますが、逆に言えば本来役割対象だったザシアン(王)ザシアンなどのはがね物理ポケモンを受けきることができなくなります。かなしいね
そしてこの技の特徴として、一度使うと手持ちに下げない限り(タイプを復活させない限り)使うことができないというものがあります。そのせいでこの前負けました。この技の詳しい仕様などについては、リンクからとんで見ることを強くお勧めします。使うタイミングや使用感などは立ち回りの欄に記載しておきます。
ねっさのだいち
基本的にはもえつきるを使用した後に打つことを想定しています。効果はわかりやすく言えばじめんタイプ版のねっとうといったところでしょうか。30%の確率でやけど状態にできるので他の物理アタッカーに対し大きく威圧をかけていくことができます。
タイプ一致ではないのでダメージはたかが知れています。ですがやはりやけどにできる可能性があるのは大きく、実際にこの技で勝ちをつかめた試合もありました。ダイマを切るとダイアースになるので2回ほど積めれば、特殊相手にもある程度対応することができます。
あさのひざし
貴重な回復技。天候によって回復量が作用されるのは痛いところですが、それでも即時回復技であることには違いありません。PPがたったの5しかないのでしっかり増やしておきましょう。じこさいせいとPP交換しろ
ダイマを切れば自力で晴れにできないこともありませんが、あまりメリットがないのでお勧めしません。
ほえる
起点回避用です。相手に火力が低いことを見抜かれた場合、剣舞や龍舞を余裕顔で積んでくる場合があったので使う場面は多かったです。基本2回くらいは積んでくることが多いので、相手の積み技を見てからでも大体間に合います。ステロやまきびしとかとも相性がいいので、一緒に組ませてやってもいいかもしれません。
- 技候補
バークアウト
特殊相手も見ようとするなら。威力は55とかなり低いですが、確定で相手の特攻を一段階下げることができます。ちなみに音技なのでみがわりを貫通することができます。
かえんほうしゃ
10%でやけどの命中安定技です。燃え尽きるが連発できないことや、タイプ一致のアドバンテージを捨てることに抵抗があるならこちらを採用してもいいかもしれません。火力を重視しサイクル戦の動きをするならオーバーヒートも十分に採用価値があります。
おにび
相手をやけどにすることができます。命中85と不安ですが当たれば相手の火力を大きく削ぐことができるのでそこそこ強いと思います。採用するのならばねっさのだいちとこうかんになりますね。ですがそうすると普通に使える攻撃技がなくなってしまうので、かえんほうしゃなどの採用も視野に入れなければなりません。
こわいかお
コメント欄での指摘から。積みの起点になるのを防ぐ二つめの技です。相手のゼクロムゼクロムやゼルネアスゼルネアスをSが上がってなければ、裏で処理できるという場合に有効です。ほえると違い、ダイマ中にも効くことや相手がラス1の場合でも対処可能といったメリットがあります。ですが下げられるのはSだけなので、自分のパーティーがAの上がったゼクロムゼクロムやCDの上がったゼルネアスゼルネアスを止められないというときはほえるで積みをなくして有利対面を作りましょう。
実際ゼルネアスゼルネアスは積む時にパワフルハーブに頼っているので一回ほえるでランク上昇をなくせば大幅に弱体化します。ほえるかこわいかおの選択は自分のパーティと相談してください。
立ち回り例
今回はザシアン(王)ザシアンに焦点を当てて書いていきます。
- パターン1
1 相手のザシアン(王)に対してウインディウインディを後投げ。いかくがはつどうする。あいてはきょじゅうざんを選択、ゴツメダメが入る。
2 相手はそのまま突っ張ってインファイトを選択、ゴツメダメが入る。こちらはもえつきるで相手を倒す。
- パターン2
1 相手のザシアン(王)に対してウインディウインディを後投げ。いかくがはつどうする。あいてはきょじゅうざんを選択、ゴツメダメが入る。
2 相手はおとなしくひいてくる。もえつきるが相手の控えに入り大きなダメージを与えることに成功する。
3 ザシアン(王)が出てきた場合ふとうのけんによるA上昇を阻止できないので、ウインディウインディのいかくを再発動できるようにするために控えに戻す。
ザシアン(王)ザシアン以外はじしんなどの高威力地面技を持ってたりするので、もえつきるをした後はあさのひざしなどを駆使しながら受けた方がいいです。
ほかのザシアン(王)ザシアン受けとの差別化点
- ヌオーヌオーとの差別化点
ヌオーヌオーとの差別化点はいかくによる受けれる範囲の違いです。ヌオーヌオーは特性てんねんにより能力上昇を無視して受けれるのが大きな魅力ですが、ウインディウインディはいかくを発動させることによって相手のランク変化を0だけじゃなくて−までもっていくことができます。ここは大きな差別化点といっていいでしょう。
またヌオーヌオーはザシアン(王)ザシアン対策で有名なだけあって、ほかのポケモンたちが役割破壊の草技を搭載し4倍弱点を突かれ倒されることが多くなりました。ですがウインディウインディはもえつきるによってタイプをなくすことができるので、不意の弱点などにも柔軟に対応することができます。
- ガオガエンガオガエンとの差別化点
ガオガエンとの差別化点はタイプの差です。ガオガエンガオガエンはすてゼリフという受けに向いた技を持っていますが、対ザシアン(王)性能を考えると、ウインディウインディに劣ります。例えばザシアン(王)を受けだしするとなったときに、ガオガエンガオガエンは「ほのお」に加え「あく」が入っているのでインファイトが抜群で通ってしまいます。また格闘技を切っていたとしても、じゃれつくは等倍で入ってしまい負担がかかってしまうことは確かです。
この点から、同じいかく持ちでもザシアン(王)ザシアンを受けきることを考えると、ウインディウインディに軍配が上がるかなと思っています。
与ダメージ計算
もえつきる
HSザシアン(王)ザシアン 134 ~ 158(70.1 ~ 82.7%)確定2発
H244D4ネクロズマ(日食)日食ネクロズマ 112 ~ 132(54.9 ~ 64.7%)確定2発
HBナットレイナットレイ 280 ~ 336(154.6 ~ 185.6%)確定1発
H252D92チョッキゴリランダーゴリランダー 126 ~ 150(60.8 ~ 72.4%)確定2発
HDベースサンダーサンダー 73 ~ 87(37 ~ 44.1%)確定3発
ねっさのだいち
H252D60チョッキバンギラスバンギラス 24 ~ 30(11.5 ~ 14.4%)乱数7 ~ 9発
無振りエースバーンエースバーン74 ~ 88(47.7 ~ 56.7%)乱数2発(82.8%)
H252D4ネクロズマ(日食)日食ネクロズマ 40 ~ 48(19.6 ~ 23.5%)乱数5発(99.7%)
被ダメージ計算
AS陽気ザシアン(王)ザシアン(いかく&ふとうのけん込み)
きょじゅうざん 45 ~ 53(23.5 ~ 27.7%)乱数4発(76.3%)
じゃれつく 40 ~ 48(20.9 ~ 25.1%)乱数4発(約0%)
インファイト 72 ~ 85(37.6 ~ 44.5%)確定3発
A無振りナットレイナットレイ(いかく込み)
ジャイロボール 23 ~ 27(12 ~ 14.1%)乱数8発(99.6%)
パワーウィップ 18 ~ 22(9.4 ~ 11.5%)乱数9 ~ 11発
A252意地鉢巻ネクロズマ(日食)日食ネクロズマ(いかく込み)
メテオドライブ 46 ~ 54(24 ~ 28.2%)乱数4発(96.6%)
じしん 124 ~ 146(64.9 ~ 76.4%)確定2発
フォトンゲイザー 93 ~ 109(48.6 ~ 57%)乱数2発(90.2%)
A252意地鉢巻ゴリランダーゴリランダー(いかく込み)
グラススライダー 35 ~ 42(18.3 ~ 21.9%)乱数5発(50.4%)
はたきおとす(道具あり) 51 ~ 60(26.7 ~ 31.4%)確定4発
ばかぢから 62 ~ 74(32.4 ~ 38.7%)乱数3発(98.9%)
じゅうまんばりき 100 ~ 118(52.3 ~ 61.7%)確定2発
C252ひかえめサンダーサンダー
かみなり 118 ~ 141(61.7 ~ 73.8%)確定2発
ぼうふう 118 ~ 141(61.7 ~ 73.8%)確定2発
A252陽気ウーラオス(いちげき)悪ウーラオス(いかく込み)
あんこくきょうだ 88 ~ 105(46 ~ 54.9%)乱数2発(59%)
インファイト 58 ~ 70(30.3 ~ 36.6%)乱数3発(63.7%)
要望があればいかく無しのダメ計や別のポケモンのダメ計も載せます。もしダメ計が欲しい場合はコメント欄に書いてください。
苦手なポケモン
ランドロス(霊獣)やバンギラスなど受けだしのできないポケモンたち、また特殊アタッカー全般。ですがもえつきるをした後であればじしんなども安定して受けられますし、バークアウトなども採用すれば特殊相手にも立ち回ることができます。
相性の良い味方・構築例
フェアリー技を呼びやすいウーラオス(いちげき)悪ウーラオスやはがね技を呼びやすいヒヒダルマ(ガラル)ガラルヒヒダルマなどの「こおりタイプ」。また特殊耐久の高いハピナスハピナスも相性がいいです。禁伝で相性がいいのはブラックキュレムなどザシアン(王)ザシアン以外に強いポケモンがおすすめです。