挨拶
こんにちは
今回で三回目の育成論投稿となりますうみです。
環境上位の育成論は書かないと決めていたのですが、今回やばすぎる型を見つけてしまい、興奮が抑えられずに書いてしまいました。り、、いや何でも
注意書き
- この育成論ではHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれ、H,A,B,C,Dと記します。
- ダメージ計算はポケマス様を利用させていただきました。
- 仮想敵はすべて理想個体とします。
- この育成論では一部略語を使用する場合がございます。コメント欄は常にチェックできるよう心がけているため、わからないことがございましたらコメント欄で書いてくださると幸いです。
- ダメージ計算機ではわからない数値に関しては私自身が計算したものなので間違っている可能性があります。(時々%のところがなくなっていますがどうか気にしないでください。
計算面倒くさいんです)
採用理由と役割
ゴチルゼルゴチルゼルの技表を漁っているときに両壁を覚えることを知ってしまい、「これアタッカーも積ませられるのでは」と思いダメージ計算を回した結果結構やれそうだったためで採用しました。この下からがのゴチルゼルゴチルゼルの強い点とリフレクター採用の意味、それにより弱くなったところです。
- キャッチした時点で勝ちという破格の性能
特性影踏みによって相手が引くことができたいためゴチルゼルゴチルゼルに打点を持たないポケモンが一方的に積みの起点にされて全抜きされます。更にそれは後出しから成立するためゴチルゼルゴチルゼルのいるパーティーに安易に受けやサポートポケモンを投げることができません。これはゴチルゼルゴチルゼル大きな特徴の一つで、リフレクター採用でも変わらないぶっ壊れ性能です。
- 強み アタッカーまでも起点にできる
本来のゴチルゼルゴチルゼルの役割対象は上でも記したようにゴチルゼルゴチルゼルへの打点を持たない受けポケモンで、相手が選出していなければ完全に腐ってしまいます。しかし、リフレクター採用により意地っ張り珠エスバエースバーン程度の火力(程度とは)であれば起点にすることが可能となり、それにより腐りにくく安定して活躍することが可能となります。また、リフレクターにより事故死があっても最低限仕事をしているのでそこも強いです。
- 弱み 技スペースの消費
本来のゴチルゼルゴチルゼルの技は、コスモパワー、アシストパワー、ねむる@1でその@1のスペースに優秀な変化技である挑発や、トリック、身代わりやより全抜き性能を高めるわるだくみ、アシストパワーが無効にされるあくタイプへの打点になる技(見たことないが)などを入れていますが、今回その枠にリフレクターを採用するために全抜き性能や、対受けポケモンへのハメやすさが低下します。特に対ラッキーラッキー
現環境でのゴチルゼルゴチルゼルの強み
- 役割対象の多さ
現在環境TOPにはナットレイナットレイやポリゴン2ポリゴン2、ヌオーヌオーラッキーラッキートリトドントリトドンカバルドンカバルドンなどゴチルゼルゴチルゼルでボコボコにできるポケモンが数多く存在し、それに加えリフレクター採用によりエースバーンエースバーンランドロス(霊獣)ランドロスホウオウホウオウガマゲロゲガマゲロゲガブリアスガブリアスゴリランダーゴリランダーマンムーマンムーなど数多くの物理アタッカーを見ることができるため、ゴチルゼルゴチルゼル1体でPT崩壊します。
持ち物
カゴのみ
眠りを即回復できる。眠るしか回復手段を持たず、まだほとんど詰めてない状態では眠っている間に倒されてしまうため確定。
特性
かげふみ
ポケモン界最強格の特性。
相手が交代できなくなるのはやばい。
性格・努力値と調整
性格 :ずぶとい
努力値:H252 A0 B252 C4 D0 S0
実数値:177-54-161-116-130-85
無理矢理に物理アタッカーを受けに行くので性格補正込みHB252で確定。残りは特に振りたいところもないので自由(4振ったところで実際乱数も何も変わんないw)。また個体値はイカサマが抜群で入ってしまうためA0が好ましいが撃ってくるのがポリゴン2ポリゴン2くらいで全く痛くないのでそこまで厳選する必要はない。
技構成
- 確定枠
眠る
唯一の回復技。回復技は受けたり積んだりするゴチルゼルゴチルゼルに必須であるため確定。状態異常を直せるのも偉い。
詳しい技効果
HPと状態異常をすべて回復した後、2ターンの間『ねむり』状態になる。
コスモパワー
防御と特防を同時に上げることができる積み技。この技で相手を詰ませて起点にする。他の積み技としてめいそうやわるだくみ等があるがどちらも物理耐久を上げることができないためコスモパワーで確定。
詳しい技効果
自分の『ぼうぎょ』『とくぼう』ランクが1段階ずつ上がる。
リフレクター
物理攻撃を受けるダメージが半減する設置技。これである程度の火力なら受けきれるようになる。
詳しい技説明
5ターンの間、相手の物理攻撃のダメージを半分にする。味方が複数の場合は半分ではなく2/3になる。急所に当たった場合は軽減されない。交代しても効果は続く。
- 選択枠
アシストパワー
おすすめ度★★★
自分の能力が上がっているほど威力が上がる技。永遠と積んでいくゴチルゼルととても相性がいい。しかし悪タイプに無効であるためこれをメインウエポンにしてしまうとあくタイプに何もできない。
詳しい技説明
威力20 命中100
自分のいずれかの能力ランクが1つ上がる度に威力が20上がる。
エナジーボール
おすすめ度★☆☆
火力に努力値をほとんど振れないためbb弾程度の火力しか出ないが、技が無効にされることがない。
詳しい技説明
威力90 命中100
10%の確率で相手の『とくぼう』ランクを1段階下げる。
あくのはどう
おすすめ度★☆☆
技威力はエナジーボールに劣るが半減されるタイプがエナジーボールより少ない。また20%怯みの可能性もある。
詳しい技説明
威力80 命中100
20%の確率で相手をひるませる。
立ち回り例
ここではなるべく多くの役割対象相手の立回りを書こうと思いますが、どうしても書ききれないところはありますので、自身でダメ計などをして立ち回りなどを考えていただけるとありがたいです。
対エースバーンエースバーン
ここでは意地っ張り珠エースバーンエスバを想定
ターン1 エースバーン火炎ボール 101 ~ 121(57 ~ 68.3%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
ターン2 エースバーン火炎ボール 前回合わせ181~152(85.8~102.2%)気にする必要のない乱数。2 回食らうため乱数は中央によるのでマジで大丈夫。
ゴチルゼルねむるリフレクター残り3
ターン3 エースバーン火炎ボール 51 ~ 60(28.8 ~ 33.8%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り2
ターン4 エースバーン火炎ボール前回合わせ85~101(48~57%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り1
ターン5 エースバーン火炎ボール前回合わせ111~132
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター切れる
ターン6 エースバーン火炎ボール前回合わせ154~183ここも乱数ですがまあ問題ないと思います。
ゴチルゼルねむる
ターン7 エースバーン火炎ボール43 ~ 51(24.2 ~ 28.8%)
ゴチルゼルzzzzz
ターン8 エースバーン火炎ボール前回合わせ86~102(48.4~57.6%)
ゴチルゼルzzzzz
ターン9 エースバーン火炎ボール前回合わせ129~153(72.6~86.4%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
ターン10 エースバーン火炎ボール前回合わせ150~178
ゴチルゼルねむるリフレクター残り3
こんな感じです。こちらが積み終わったら相手は不意打ちが安定となるのでここらへんからアシストパワーを混ぜ込むと良いです。(不意打ちのPPを枯らすのもok)
対ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
陽気珠ランドロス(霊獣)ランド想定
ターン1 ランドロス(霊獣)地震90 ~ 107(50.8 ~ 60.4%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
ターン2 ランドロス(霊獣)地震 前回と合わせ135~160(76.2~90.3)
ゴチルゼルねむるリフレクター残り3
ターン3 ランドロス(霊獣)地震 45 ~ 53(25.4 ~ 29.9%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り2
こういった感じに積んでいくのですが(エスバと同じ)感のいい方は気づいたと思います。「それ、剣の舞やとんぼ返りどうすんの?」と、それぞれ解説していきます
つるぎのまい
相手がどれだけ積もうと食らうダメージは変わらないのですが
1相手:剣の舞 自分:リフレクター 相手+2 自分+2(実質)
2相手:剣の舞 自分:コスモパワー 相手+4 自分+4(実質)
3相手:剣の舞 自分:コスモパワー 相手+6 自分+6(実質)
※能力上昇は1up 1.5倍 2up 2倍 3up 2.5倍 4up 3倍 5up 3.5倍 6up 4倍
相手にリフレクターターンが枯らされてしまい、起点にできずに負けてしまう
ためランドロス(霊獣)ランドロスに対しては1ターン目はリフレクターから入り相手が舞ってきたらメタモンメタモンバックでニチャリに全抜きに行きます。地震透かせたらラッキー。相手がまた舞ってきたら強引にダイマックスという形です。
とんぼ返り
きついですね
A4振りランドロス(霊獣)ランド とんぼ返り
56 ~ 66(31.6 ~ 37.2%)
でまあ威力はいいとして問題は何に交代されるかです。引かれるのがあくタイプ以外の物理アタッカーなら良いのですが、珠サンダーサンダーやカイオーガカイオーガ、バドレックス(こくば)黒馬バドレックスなどなど火力の高い特殊アタッカーに来られると引くか切るかになってしまいます。
対ガマゲロゲガマゲロゲ
ガマゲロゲは火力が低く、また物理特殊読めないのでコスモパワーから入ります。
ガマゲロゲガマゲロゲはどくどくを覚えるためにターン毎の立ち回りは省かせていただきます。
ダメージ計算
地震
普通 :75 ~ 90(42.3 ~ 50.8%)
自身B+1:51 ~ 60(28.8 ~ 33.8%)
ハイドロポンプ
普通 :94 ~ 110(53.1 ~ 62.1%)
自身D+1:64 ~ 75(36.1 ~ 42.3%)
こちらが有利ではあるが少し怖いため外してもらいたい。
だいちのちから(命中安定の特殊最大打点)
普通 :75 ~ 91(42.3 ~ 51.4%)
自身D+1:52 ~ 62(29.3 ~ 35%)
対ホウオウホウオウ
A252振り想定
ターン1 ホウオウブレイブバード76 ~ 91(42.9 ~ 51.4%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
ターン2 ホウオウブレイブバード前回合わせ114~136(64.3~76.8%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り3
ターン3 ホウオウブレイブバード前回合わせ139~166(78.4~93.7%)
ゴチルゼルねむる リフレクター残り2
ターン4 ホウオウブレイブバード25 ~ 30(14.1 ~ 16.9%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り1
ターン5 ホウオウブレイブバード前回合わせ44~53(24.8~29.8%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター切れ
ターン6 ホウオウブレイブバード前回合わせ75~90(42.3~50.8%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
ターン7 ホウオウブレイブバード前回合わせ90~108
ゴチルゼルコスモパワー
こんな感じに体力に気をつけながら積んでいきます。(今回はブレイブバード連打してもらいましたが実際は自己再生なども挟んで来るためこの流れ通りにはなりませんが)
また、ホウオウホウオウが意地っ張りの場合は欲張らずん?ヨクバリスヨクバリス2ターン目から眠りましょう。ダメージで性格の判別はつくかと思いますが乱数次第では見極められないこともあるのでそのときはリスクを起かすよりは2ターン目から寝たほうが良いです。
- 対ガブリアスガブリアス
陽気A252振り想定
1ターン目 ガブリアスげきりん 76 ~ 91(42.9 ~ 51.4%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
2ターン目 ガブリアスげきりん 前回合わせ114~136(64.3~76.8%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り3
3ターン目 ガブリアスげきりん 前回合わせ139~166(78.4~93.7%)
ゴチルゼルねむるリフレクター残り2
こんな感じです。ってこれホウオウホウオウと全く同じですね。
このあとのターンは上のホウオウホウオウ参照です。
対ゴリランダーゴリランダー
ゴリランダーゴリランダーは弱点技や、トンボ返りを持っていて相性最悪のように見えますが、大体の型がハチマキでゴチルゼルは死に出しから展開するのでグラスラで固定されている状態の相手なため起点にできます。今回残りフィールド3ターン状態からはじめさせていただきます。
いじっぱA252ハチマキ想定
ターン1 ゴリランダーグラススライダー93 ~ 111(52.5 ~ 62.7%)
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
フィールドにより11回復で82~100
ターン2 ゴリランダーグラススライダー前回合わせ128~155(72.3~87.5%)
ゴチルゼルねむるリフレクター残り3
ターン3 ゴリランダーグラススライダー46 ~ 55(25.9 ~ 31%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り2
11回復で46~55グラスフィールド切れ
ターン4 ゴリランダーグラススライダー前回合わせ70~84(39.5~47.4%)
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター残り1
ターン5 ゴリランダーグラススライダー前回合わせ88~105
ゴチルゼルコスモパワー リフレクター切れ
ターン6 ゴリランダーグラススライダー前回合わせ118~141
ゴチルゼルリフレクター リフレクター残り4
苦手なポケモン
ウーラオス(いちげき)悪ウーラオス
壁、積んできた防御力全部貫通で弱点技を撃ってくる。アシストパワーも無効にされるため何もできないません。
また、その他悪タイプ
ダイマックス前提のアタッカー
ゴチルゼルゴチルゼルはむちゃくちゃに耐久が高いわけではなく、ダイマックスされると押し切られてしまいます。
高火力の特殊アタッカー
弱点を突いてくるポケモン、インチキ火力のポケモン
ザシアン(王)ザシアンやミミッキュミミッキュなど
最後に 注意書き
今回アタッカー相手主体に書いていきましたがもちろん受けや起点作成ポケモンに対して投げて起点にしに行くこともできます。また、採用率の低い技や持ち物ダイマックスによる事故死が多いためゴチルゼルゴチルゼルを過信しすぎないことが重要で、刺さりそうなPTに投げて、ボコスという使い方が一番ゴチルゼルゴチルゼルの強い使い方だと考えています。その点では既存のゴチルゼルゴチルゼルと同じですね。
最後にここまで読んでいただきありがとうございました。是非コメント残していっていただけると嬉しいです。
また時々 ←スペースを入れているのに左に詰まってしまうバグ?が起きてしまっていて、リフレクター残りターンが見づらくなってしまっているところが多くなってしまいました。すいませんm(_ _)m