- この育成論ではHABCDSなどの非公式な略称を用います。
- ダメージ計算はポケマス様のサイトをお借りしています。
はじめに
こんにちは。初めての育成論の投稿です。至らぬ点もあると思うので、ご了承ください。この度は、ランクマッチで嫌というほど見かけるのに、なぜか剣盾版の育成論が載っていなかったドヒドイデドヒドイデくんについて書いていこうと思います。不要との声が多ければ削除いたします。
ドヒドイデの特徴
種族値が、
50/63/152/53/142/35となっており、BとDがとても高く、その反面A、C、Sは控えめな数字になっています。現環境でドヒドイデのBとDをどちらも上回るポケモンは攻撃、特攻面に多大な問題を抱えるツボツボツボツボしかいません。この特性上、受けポケモンとして使用され、レートバトルではトップクラスの使用率を誇ります。
ドヒドイデを使う目的
毒を散らして相手のポケモンに負荷をかけます。また、トーチカやじこさいせい、特性のさいせいりょくを駆使して敵にダイマックスを切らせたり、ターンを稼いだりすることで場を破壊していきます。また、ドヒドイデ絶対つぶすマンで出てきた相手をうまくいけば倒すことも可能です。しかし、対面最強ポケモンというわけではないので、確実に相手のエースポケモンを倒すことはできません。ある程度HPが減ってきたらいったん引くなどの措置を行うことでいつまでも害悪プレイを続けることが可能です。
れいとうビームを採用した理由
現環境に溢れかえっているドヒドイデは9割方ねっとうワンウェポンです。もう型ばれしてしまっているようなものです。また、地面弱点なので弱点保険持ちで毒無効のドリュウズらに非常に弱く、高威力の技を持つドラゴンタイプ相手にもじり貧になりがちでした。そこで、ドリュウズドリュウズの弱点保険発動防止や相手の読み外しを狙ってあえてタイプ不一致のれいとうビームを採用してみたところ、脳死でドラゴンタイプ出してくるやつらに対して思いのほか刺さりました。ねっとうだろうがれいとうビームだろうがCが低いドヒドイデでは大したダメージは出ないので、相手のエースのHPもそこそこ削れて毒も撒ける万能害悪がいたらいいよね、という魂胆で作りました。
特性
さいせいりょく一択です。引くとHPが3分の1回復するのでいつまでも耐久できます。
性格
ずぶとい
わざわざのんきにする必要もないと思われるのでずぶとい確定で。
もちもの
黒いヘドロ
努力値調整
HB252残りD
ぶっぱでいいです。D、Cに多く振っても主要ポケモンとの確定数あまり変わりません。
技構成
確定
れいとうビーム
じこさいせい
どくどく
選択
トーチカ
くろいきり
まず、れいとうビームですが、この育成論のコンセプトなので確定です。タイプ一致のねっとうよりも環境に多い地面、飛行、龍、草に対してダメージを入れられるため、汎用性が高いです。ただ、次に、じこさいせいですが貴重な回復技ですので確定です。どくどくは鋼、毒以外のポケモンはこの技を軸にHPを奪っていくので確定とします。
ドヒドイデのトーチカは読まれやすく、相手も接触技を避けてくるため基本トーチカでの毒は期待しないほうがいいです。しかし、ターン稼ぎができるのでいれる価値はあります。くろいきりは相手が舞系の技を積んできてきつくなってきたときに入れると後続が非常に楽になります。
ダメージ計算
受けポケモンの、対面で敵を倒すことが少ない性質上ダメージ計算自体にあまり意味を持ちませんが一応主要ポケモンだけ載せておきます。
与ダメージ
- れいとうビーム
H無振りドラパルト 54 ~ 64(32.9 ~ 39%)
H無振りサザンドラ 46 ~ 56(27.5 ~ 33.5%)
H4ゴリランダー 56 ~ 68(31.8 ~ 38.6%)
H252ゴリランダー 56 ~ 68(27 ~ 32.8%) 確定4発
H252トゲキッス 38 ~ 46(23.6 ~ 28.5%) 乱数4発
被ダメージ
A252ドラパルト ドラゴンアロー 44 ~ 54(28 ~ 34.3%) 乱数3発
とんぼがえり 11 ~ 13(7 ~ 8.2%)
C252特殊ドラパ 10まんボルト 64 〜 76(40.7 〜 48.4%) 確定3発
C252めがね特殊ドラパ 10まんボルト 96 ~ 114(61.1 ~ 72.6%) 確2
C252サザンドラ りゅうせいぐん 81 ~ 96(51.5 ~ 61.1%) 確定2発
じしん 38 ~ 46(23.6 ~ 28.5%) 乱数4発
りゅうのはどう 52 ~ 63(33.1 ~ 40.1%)
C2段階upC252サザンドラ りゅうせいぐん 160 ~ 189(101.9 ~ 120.3%)確1
りゅうのはどう 105 ~ 124(66.8 ~ 78.9%) 確2
C252特殊ギャラドス 10まんボルト 48 ~ 58(30.5 ~ 36.9%) 乱数3発
A252ドリュウズ じしん 96 ~ 114(61.1 ~ 72.6%) 確2
C252サーナイト サイコキネシス 114 ~ 134(72.6 ~ 85.3%) 確2
A↑252珠ミミッキュ シャドークロー 43 ~ 52(34.1 ~ 41.2%)
C252めがね水ロトム 10万ボルト 150 ~ 176(95.5 ~ 112.1%) 乱数1発
このように、ドヒドイデはタイプ一致弱点とかでない限りは2発以上は耐えてくれます。サザンドラサザンドラだけは弱点でないですがアホ高い特攻で持っていかれるので注意(悪だくみ→りゅうせいぐんでイきます)。また、このドヒドイデは両受け可能ですが、環境に多い物理をメインとした受けを想定しています。サザンドラやロトムのような最強クラスの特殊アタッカーは受けきれません。
- ドラパルトドラパルトの倒し方
ドラパルトなら特殊でも物理でも(れいとうビーム→じこさいせい→れいとうビーム→れいとうビーム)の流れで倒せます。ほとんどの場合トンボ使って逃げますが。
ただ、相手のドラパルトにダイマックスを切られてしまうと正面から倒すことは厳しいです。また、特殊型の眼鏡持ちは倒せません。特に特殊ドラパのダイサンダーでは確2でやられてしまうので、ダイマックス切られたらトーチカ入れて相手のダイマックスを枯らして捨て駒にするか交代するほうがいいです。
受けポケモンでドラパルトを葬れるのはおそらく(←ここ重要)ドヒドイデしかいないです。
*最後に
稚拙な文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございます。
疑問点、間違い箇所、改善点等ございましたらコメントに書き込んでください。
追記;ドラパルトの倒し方の欄の計算が間違っていたので修正しました。
水ロトムの被ダメージを追加しました。