はじめに
- この育成論ではH・A・B・C・D・Sなどの略称を使います。
- 個体は、特に理由が無い限り理想個体とします。(C抜け5Vでも良い)
- ダメージ計算はポケマス様のダメージ計算機を使用しています。
キテルグマについて
皆さんは剣盾発売当初にトップレベルで話題になった現象を覚えていますでしょうか。
そう、ワイルドエリアで集団のキテルグマに追いかけられる恐怖動画ですね。
私はその時思いました…
「このクマ、イカれやがる…」
調べれば調べるほど出てくるトレーナーを圧迫したコミカルな画像の数々。
ここまでキャラが確立している彼にいつの間にか惹かれておりました…
更に彼、種族値が
H:120 A:125 B:80 C:55 D:60 S:60
優秀な高火力と、とくせいもふもふを活かした強固な物理受けポケモンにも変身することができるのです。更に覚える技が広範囲ときたもんだ…最高ですね。
そこで今回は物理受け(接触技限定)、高火力アタッカーキテルグマさんの万能性を伝えたくご紹介いたします!
※ダイマックス技は非接触技が多いので注意が必要です。
コンセプト
バンギラス絶対倒すマン且つ、広範囲の高選出ポケモンと渡り合うための構成です。
性格、努力値
いじっぱり
H164:耐久を増やすため
A252:男は黙って最大火力
B44:通常A252振りアーマーガア ブレイブバード
確定2発 180 ~ 212(83.3 ~ 98.1%)
D30:実質28 2余り(おくびょうC252トゲキッス マジシャを乱数1発18.7%)
S20:S4振りバンギラス(種族値61)を抜くため
特殊技を使用しない・種族値補正の高いC下降補正を利用したいということで
性格を「いじっぱり」とします。
能力値はH216 A194 B106 C67 D84 S83
になります。
※コメントで耐久力について記載して頂きましたが、ドレインパンチでの回復量を
増やしたかったため今回は、H164振りにしております!!(耐久値の参考になる
のでコメントも是非参考にしてください!)
持ち物
たつじんのおび
バンギラスを仮想敵としてみているため確1インファイトで
"わんぱくH252 B4振りダイマックスバンギラス"を倒せる調整にするため今回はたつじんのおびを選出しました。
とくせい
もふもふで確定です。ほのおが弱点に加わりますが物防の高耐久力(接触技受け時防御2倍)、高火力をコンセプトとして活かしたいためこの特性にいたしました。
技
【確定技】
- インファイト:タイプ一致の最大火力技。バンギラス必殺。他ノーマルタイプにとても有効。
- かみなりパンチ:ギャラドス他水ポケモン対策。ダイサンダーであくびの対策にもなる。
【選択技】
- ドレインパンチ:ロマン枠。選出した理由は高耐久を活かした回復ソースとしてです。カビゴンなど高体力ポケモンから根こそぎHPを奪おう。ビルドアップと合わせて選出も可。
- DDラリアット:あくタイプ高威力技。対ゴーストタイプとして強力。
※ノーマル・格闘タイプのため相手のゴースト選出は少ない。
- しっぺがえし:同じくあくタイプ技。後攻だと威力が100になるのでDDラリアットとの選出は好みです。
- れいとうパンチ:選択枠。ダイアイスでタスキポケモンの対策にもgood。ドリュウズにはいまひとつ。
- アイアンヘッド:フェアリー対策用はがね技。すばやさが遅いため追加効果のひるみはほぼ発動しない。またフェアリー技はほぼ特殊のためダイスチル用としてなら有用。
- 10まんばりき:地面タイプの高火力技。苦手な炎タイプに一矢報いましょう。
- ビルドアップ:A,B上げでキテルグマのキテルグマのためキテルグマの技。
対面の有利・不利
有利なポケモン
先打ちインファイトでワンパンです。
いじっぱり珠バンギラスに先制ストーンエッジをされても一撃で倒されることはありません。乱数3発 70 ~ 83(32.4 ~ 38.4%)
ノーマルタイプでゴースト技を封殺。ゴーストダイブをされた後にキテルグマに交換して開幕ラリアットを食らわせましょう。
ようきA252ヒヒダルマのフレアドライブがきても耐えることができるので対処していきましょう。※確定2発
ようき珠ミミッキュのじゃれつくも確定3発で耐えることができます。
※いじっぱり珠ミミッキュで乱数2発(42.5%)
確実にかくとう技以外で倒していきましょう。
あくびもかみなりパンチで対応でき、わんぱくHB振りブラッキー相手でもインファイトで乱数1発(87.5%)で倒すことができます。
気をつけるべきポケモン
かえんボールは物理技ですが非接触技のため確定1発で倒されます。
出てきたら交換推奨。
エアスラも確定1発でダイマックスした際にもダイジェットの起点にされてしまいます。
- 特殊高火力or特殊高速アタッカー全般
キテルグマは特防が低くもふもふが発動しないシチュエーションでは、申し訳程度の耐久力しかないため先にキテルグマが攻撃して倒せる場合以外は交換を推奨します。