はじめに
- 育成論初投稿及び、剣盾から始めた初心者なので間違い等があればコメントで教えていただけると幸いです。
- 出てくるポケモンは全て理想個体を想定しています。
- ダメージ計算は「ダメージ計算SS」というアプリを使用しています。
- H=HP、A=こうげき、B=ぼうぎょ、C=とくこう、D=とくぼう、S=すばやさ
カイリキーとは
- 種族値:H90、A130、B80、C65、D85、S55、という鈍足高火力アタッカーです。
- 合計種族値505とそこそこ高く、A130という高火力が魅力です。
- 技範囲が意外と広く、型を読まれにくいです。
- 耐久面は少し心配ですが、それよりもSが55しか無くほとんどのポケモンを抜くことが出来ません。
- カイリキーはかくとう単タイプで、フェアリーやひこうタイプに弱いので今の環境で活躍するのは難しいポケモンと言えます。
構成
- 特性:こんじょう
・今回はダイマックス前提のため、状態異常にされた際に火力を上げることが出来るこんじょうにしました。(ダイマックス技は必中)
- 個体値:C抜け5V
・Cは使わないので要らないです。
- 性格:いじっぱり(A↑、C↓)
・Aを上げることによって決定力を高めます。
- 努力値:H252、A252、S4
・ASブッパが主流ですが今回はSを捨ててHに振りました。せっかくSに振っても抜けることが少ないからです。こうすることにより対面性能を上げています。
・端数の4はBやDでもいいかも知れません。今回は同速対決に勝てるようにSに振っておきました。
- 持ち物:たつじんのおび
・とつげきチョッキにして特殊アタッカー相手により有利に立ち回ることも出来ます。しかし今回は決定力を求めました。
技構成
- きしかいせい
・きしかいせいはHPが減れば減るほど威力が高くなる技ですが、ダイナックルになると威力100のタイプ一致A1段階上昇技になってくれます。もしかするとダイマックスが終わった後の最後っ屁として使えるかも知れません。
・他候補でインファイトやばかぢからがあります。ダイマックスしなかったときや、終わった後にも強く出たいならこっちにした方がいいです。しかしダイナックルの威力は95になってしまいます。
- ロックブラスト
・ロックブラストは威力25を2〜5回出す岩技です。ここはストーンエッジでもいいと思います。なぜなら両方ダイロックになると威力130の岩技になるからです。そしてすなあらしの効果によりタスキなどを潰すことも出来ます。
・ダイマックスしなかったときや、終わった後にどういう用途で使いたいかによって使い分けてください。ロックブラストならタスキや化けの皮を剥がしつつ攻撃するのに使えます。ストーンエッジなら安定した火力を出すことが出来ます。
・ひこうタイプへの打点では無くなってしまいますがあなをほるでもいいかも知れません。ダイアースになれば威力130の地面技になりますし、ダイマックスしなかったときや、終わった後に相手のダイマックスターンを凌ぐのにも使えます。
- かみなりパンチ
・ひこうやみずタイプ相手への打点です。ダイサンダーになると威力130の電気技になってくれます。
・倒したい相手に合わせて、ほのおのパンチやれいとうパンチにしてください。
- ヘビーボンバー
・他でもない憎きフェアリーへの打点。何故鋼技がバレットパンチでは無くヘビーボンバーなのか、それはダイスチルの威力が130になるからです。バレットパンチだと威力が90にしかなりません。
・ダイマックスしなかったときや、終わった後に強く出たいならバレットパンチのほうがいいですが、それではこの型にする意味がかなり薄れてしまいます。
運用方法及び注意
- 基本場に出たら初手ダイマックスです。
- 相手の攻撃を耐え、反撃を入れるのがメインとなっています。
- ダイマックスすることによって強さを発揮するポケモンと同時に使うことが出来ません。
- カイリキーで相手を倒せても、相手がダイマックスを切っていなければ逆の事をされて負ける可能性が高いです。
対環境ポケモン
- 対ミミッキュ
・ミミッキュがいのちのたま等の火力系のアイテムを持っていなければ、お互いのプレイングや乱数次第で勝つことが出来ますが基本勝つことは出来ません。大人しくひっこめましょう。
- 対ドラパルト
・ドラパルトのメインウェポンはだいたい1発、ダイマックスしてしまえばだいたい2発耐えることが出来ます。なんとダイマックスしなくてもCブッパ性格補正込みメガネりゅうせいぐんを乱数で耐えることが出来ます。
・しかしれいとうパンチを採用していないのならば有効な打点が無いので大人しくひっこめましょう。れいとうパンチがあれば、確定1発な上にあられを降らすのでタスキ持ちも倒すことが出来ます。相手がダイマックスしてきても確定2発で殴り勝つことが出来ます。
- 対ラプラス
・壁のせいでかみなりパンチ及びダイサンダーでも3、4発殴らなければ倒せません。しかもおそらく弱点保険をもっているのでこちらが殴り負けてしまいます。勝てないので大人しくひっこめましょう。
- 対ドリュウズ
・こちらのとくせいがノーガードだと思ってひょいひょいつのドリルやじわれを撃ってくれると非常に嬉しいです。基本は交代読みをしましょう。
・相手がダイマックスをしても有効打は無いはずなので殴り勝つことが出来ます。
- 対ギャラドス
・ギャラドスのダイジェットをダイマックスすれば1発耐えることが出来ます。
・ダイサンダーなら相手がいかく型なら乱数1発ですが、じしんかじょう型なら確定1発です。
- 対サザンドラ
・なんとダイマックスすればCブッパ性格補正込みメガネりゅうせいぐんを耐えることが出来ます。
・サザンドラがダイマックスをしていなければ返しのダイナックルで確定1発です。もし相手がダイマックスしていても殴り勝つことが出来ます。
- 対ヒートロトム
・Cブッパ性格補正込みメガネオーバーヒートを乱数1発、ダイマックスすれば乱数2発です。
・ロトムがダイマックスしなければダイロックで確定1発。仮にダイマックスされても殴り勝つことが出来ます。
- 対アーマーガア
・アーマーガアのてっぺきを突破することが出来ず殴り負けてしまいます。勝てないので大人しくひっこめましょう。
- 対トゲキッス
・トゲキッスの性格がCを上昇させるものでないかつダイマックスをすれば、ダイジェットを1発耐えることが出来ます。
・しかし、トゲキッスを一撃で倒すことが出来ないので勝てません。大人しくひっこめましょう。
- 対バンギラス
・バンギラスのダイスチルを確定2発、ダイマックスすれば確定4発で耐えることが出来ます。
・一方HBブッパバンギラスでもダイナックルで確定2発なので殴り勝つことが出来ます。
- 対カビゴン
・この対面になったらまず交代してくるはずなので交代読みをしましょう。
- 対ウォッシュロトム
・相手はろくな打点が無いのでおにびを打つか、いきなりボルトチェンジを打つと思います。
・相手が居座った場合、相手がおにびを打ってくれると確定2発、おにびが無くても確定3発で倒すことが出来ます。
- 対パルシェン
・ダイマックスをすれば、からやぶをしたパルシェンのつららばりを耐えることが出来ます。
・パルシェンがからやぶをしてきたら、ダイロックでタスキも潰してワンパンすることが出来ます。
- 対ドヒドイデ
・ねっとうのやけどで火力をアップすることが出来ます。
・こちらのダイサンダーで確定2発を取れる。カイリキーからダイサンダーが飛んでくるという意識外からの攻撃によりドヒドイデはまず交代してくると思うので交代読みをしましょう。
- 対ナットレイ
・やどりぎのたねを打たれても気にしなくて大丈夫。
・ダイナックルで確定2発が取れているので、やどりぎだけ打って交代してくるはずなので交代読みをしましょう。ほのおのパンチを採用しているならばダイバーンで確定1発です。
- 対ヒヒダルマ
・ダイマックスすればAブッパ性格補正込みごりむちゅうハチマキつららおとしを耐えることが出来ます。
・そして返しのダイナックル等で倒すことが出来ます。もし相手がダイマックスしていても殴り勝つことが出来ます。
- 対アイアント
・ダイマックスをすればはりきりいのちのたまダイスチルを耐えることが出来ます。
・しかしほのおのパンチを採用していないのならば有効打が無いので大人しくひっこめましょう。ほのおのパンチがあれば返しのダイバーンで確定1発を取る事が出来ます。
一緒に組むと強いポケモン
- トゲデマル
・でんきとはがねの複合タイプであり、カイリキーの苦手なひこうとフェアリーに強く出ることが出来ます。
・ほっぺすりすりからのびりびりちくちくやアイアンヘッドを連打するまひるみ戦法が非常に強力です。
- ギャラドス
・みずとひこうの複合タイプであり、トゲデマルの苦手なじめんとほのおに強く出ることが出来ます。
・今回はカイリキーがダイマックスをするので、いかく型にしてトゲデマルと一緒にまひるみ戦法が非常に強力です。
・さらに苦手ないわタイプにはカイリキー、でんきタイプにはトゲデマルと相性補完もしっかりしています。
最後に
- ここまで読んでくださりありがとうございました!
初めての育成論投稿で間違いだらけでしょうが、生あたたかい目で見守りつつ、コメント等で教えて下さると大変ありがたいです。
ばくれつパンチもインファイトも採用しないカイリキーの型はなかなか珍しいと思うので、意表を突いていく戦い方ができれば幸いです。
カイリキーは技範囲が広く火力もあるので、パーティによって技を変えれば活躍の幅がより一層広がると思います。
最後にもう1回、ありがとうございました!