注意点
この育成論は受けループに入れるポケモンではなく、積みポケモンのサポート用のポケモンです。投稿主の性格上、本文はかなり変更が多くなると思いますが、ご了承ください。また、タイトル等でふざけていると感じられる方もいるかもしれませんが、育成論は真面目に考えていますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。最初の方はいつものように私の雑談なので、『ニャオニクス♂とは』まで飛ばして読んで頂いて構いません。
はじめに
7回目の投稿になります。普段は受けループを使う人siaです。私を知っている人なら不思議に思っている方もいるかもしれませんが、今回も受けループではないポケモンの育成論です。実は先日『pokeme様の育成論にあるニャオニクス♀が強そう』と思って厳選していたところ、『ニャスパーの♂ばっかり出てくる』という不思議なバグが起きてしまい、何とかニャオニクス♂で使えないかと考えてこの調整で運用しました。すると、普通に強かったので、私と同じバグに悩まされている方もいるかもしれないと思って、この育成論を投稿しようと思いました。pokeme様の育成論のリンクも載せておきます。育成論ソードシールド/789
それと、モスノウの育成論に続きニンフィアの育成論も閲覧数一万を超えました。皆様本当にありがとうございます。ニンフィアの育成論は人気が凄くモスノウの育成論より後に投稿したのにモスノウの育成論の閲覧数より多くなっています。なんだか複雑な気持ちです。
ニャオニクス♂とは
ニャオニクス♂は6世代のXYから登場したポケモンです。悪戯心という変化技を先制して打つことが出来るという強い特性を持ちながら、補助技として壁系統の技以外にも、欠伸や電磁波等が使えてかなり強いサポートポケモンです。ちなみに投稿主はレパルガッサと同じ使い方をニャオニクス♂でしてましたが、今作から猫の手という技がなくなったので、出来なくなりました。また、ニャスパーの性別が違うと進化先の姿が変わり、♀ならニャオニクス♀に、♂ならニャオニクス♂になります。種族値は同じですが、隠れ特性が違って♂は悪戯心、♀は勝気になります。また、覚える技も微妙に違います。
個体値、努力値、性格
個体値はイカサマのダメージを軽減するためにA0推奨です。努力値はギルガルド(ブレード)のシャドーボールを壁なしで確定耐え、余りBです。性格はギルガルド(ブレード)の攻撃を耐えるためとAが必要ないことより、穏やかです。
何故ギルガルド(ブレード)のシャドーボールを壁なしで耐えられるようにしているかというと、
ギルガルド(シールド)VSニャオニクス♂になったとき光の壁から入るとギルガルド(シールド)が身代わりを持っていたら何もできません。ですが、シャドーボールを耐えられるとニャオニクス♂欠伸→ギルガルド(シールド)シャドーボール(耐え)or身代わり(眠気)となります。次のターンに光の壁を押してギルガルド(シールド)は交代or居座りをします。交代は相手の裏が見えるので、対戦を有利に進められます。居座りは身代わりが残っていてもギルガルド(シールド)は眠り+光の壁で完全に起点に出来ます。
特性
確実にサポートをするために、悪戯心で確定です。悪タイプの相手には、欠伸等は効果がないですが、リフレクター等は貼ることが出来ます。
持ち物
裏の積みポケモンになるべく相手を全員倒して欲しいので、壁ターンが長くなるひかりのねんどです。エースポケモンをすぐに場に出せる脱出ボタン等も強いと思います。
差別化
オーロンゲやエルフーン、ヤミラミも悪戯心を持っていますが、この三匹は欠伸が使えないため、裏のエースを着地させにくいです。エルフーンは置き土産が使えますが、エルフーンが倒れてしまうので、もう一度展開するということが出来ません。つまりは、一度置き土産をして積みエースを出せば確実にそのポケモンで相手の裏のポケモンを倒さなくてはなりません。レパルダスは欠伸が使えますが、壁張りが出来ません。
ニャオニクス♀は特性が違うので、どちらかといえばサポートではなくアタッカーの役割です。
仮想敵
仮想敵は決まっていません。壁を張ることが出来たなら仕事が出来たということだからです。
苦手なポケモンとして、挑発を持っていることが多いオーロンゲ、壁を張っても悪だくみ型の可能性があるサザンドラが苦手です。相手が悪タイプなので、欠伸も通らず流すことが出来ません。ドラパルト等のすり抜けを持ったポケモンも苦手です。
技構成
確定
リフレクター
物理ポケモンも裏の起点に出来るので確定です。環境に物理技を使うポケモンが多いので、使い勝手はかなりいいです。
光の壁
特殊ポケモンを裏の起点に出来るということで、リフレクターと似た理由で確定です。
欠伸
他のポケモンとの差別化、有利対面を故意的に作ることが出来るので、確定です。
候補技
サイコキネシス
相手のタスキ潰しに使えます。挑発をするポケモンが悪タイプの多い印象なので、挑発対策というには弱いと思います。タイプ一致技なので相手へのダメージが他の技より強く、デメリットがないので、打ちやすいです。
チャームボイス
このポケモンが使える数少ないフェアリー技です。サザンドラ等を少しでも削りたい場合に使えます。
じゃれつく
実はA個体値最低でもチャームボイスと同じダメージをサザンドラに与えられます。チャームボイスと同じ理由です。
電磁波
欠伸で流している途中に麻痺の方が強いと思ったら打てます。使い勝手はかなりいいです。
トリック
拘りトリックや後攻の尻尾トリックではないので、相手の行動を縛ることはできませんが、相手の持ち物を奪うことが出来ます。
猫だまし
場に出た最初のターンだけ打てる技です。優先度が他の先制技より速く、相手を100%怯ませる効果があります。タスキ潰し等ができます。注意点として流行りのゴーストタイプに効果がないこと、相手がDMをしていると怯まないことがあります。
立ち回り
初手に選出して壁を張ります。そして、欠伸を打ちながら相手の裏を見て、こちらの積みエースを無理矢理投げます。かなり雑に見えますが、相手は欠伸があるので相手の交代を誘いやすく、こちらは壁があるので、居座られてもダメージがあまり入りません。相手が居座ったっ場合その後眠りにもなるので、積みの起点にはしっかりとできます。苦手なポケモンがいた場合は裏の積みエースで対策を取ります。(サザンドラがいるなら裏のピクシーで起点にする等)。ギルガルド(シールド)には欠伸から入ります。ドラパルト等には欠伸から入ることで、ニャオニクス♂は倒されるかもしれませんが、眠らせるor流しが出来ます。
ダメージ計算
被ダメージ
A252命の玉ミミッキュシャドークロー73.4〜86.1%
A252命の玉ミミッキュDMシャドークロー120.4〜143.6%
A252命の玉ミミッキュDMじゃれつく65.1〜77.3%
A252ドラパルトゴーストダイブ83.9〜100.5%乱数1発(6.2%)
C特化ドラパルトシャドーボール66.2〜79.5%
C特化命の玉トゲキッスDMエアスラッシュ78.4〜93.3%
A特化ドリュウズ地震56.3〜66.2%
A特化ヒヒダルマ(ガラル)とんぼ返り80.6〜95%
C特化ウォッシュロトム10まんボルト38.6〜46.4%
A252ギャラドスDM飛び跳ねる62.5〜74.5%
A特化ホルード地震64.6〜76.2%
C特化ギルガルド(ブレード)シャドーボール83.9〜99.4%
A特化ギルガルド(ブレード)シャドークロー80.6〜96.1%
A252エースバーン火炎ボール55.2〜65.1%
壁下だとこれの半分位のダメージになります。
相性のいい味方
ピクシー
本論の途中にも触れていますが、ニャオニクス♂の苦手なサザンドラのような悪タイプに強く、積みエースとして優れています。また、相手も積みエースだったとしても、特性天然があるので、一方的に積みが出来ます。
ポケ徹にはまだ、育成論が投稿されていないので、次に私が投稿するならこのポケモンかもしれません。
カビゴン
鈍い等を持っていると、積みあいで勝ちやすくなります。ドラパルト等に強めな所も相性の良さとして挙げられます。いつみ様の育成論がオススメです。育成論ソードシールド/752
DMを切らせるということ、先にDMで展開するということ
いつもよりダメージ計算が少ないと感じたので、私が考えていることを纏めてみます。今回のニャオニクス♂は欠伸があるため欠伸ループを切るためにダイフェアリーやダイサンダーを打たれる機会がありました。これを私は『相手にDMを切らせること』と表現します。初手にDMを切るのは強いのか、弱いのかということを最近よく聞きますが、それとは別です。何故なら、こちらが相手にDMを強要しているからです。つまり、相手はダイサンダー等で欠伸ループを切り、相手に展開をさせなかったと思うかもしれませんが、眠らして展開するカバルドン等と違って、壁を張るという仕事をするポケモンは、サポートをしっかりとしているということです。
その一方で、相手は欠伸ループを抜け出さなくてはならないため、眠る(起点)or交代を続ける(裏のポケモンを見せる)2択に迫られます。このどちらも仕事をしっかりと果たしています。最終的には誰かが眠るorDMで欠伸ループを切られることが多いですが、相手が眠る場合はこちらの裏にいるポケモンの起点に、相手がDMを切ってダイサンダー等を打つ場合は、こちらの裏のエースもDMを切って暴れさせること(相手からのダメージが少ない場合は積み技)が出来ます。そして、相手が眠った場合は相手にDMを切らせる前にこちらがDMをして、相手のパーティを崩壊させます。これを私は『先にDMで展開する』と表現します。DMをすることで、相手に負担を大きく掛けてそのまま押し切ります。
何が言いたいかというと、このニャオニクス♂はDMの択を避けやすく、裏のエースを通しやすいということです。あくまでも、これは私の意見ですので真逆の考えを持っている方もいるかもしれませんが、個人的に思う強みを纏めてみました。
最後に
『もしかすると、厳選するニャスパーの性別を間違えたのかもしれない』という方に向けた育成論ですが、積み系統のパーティを使っている方の参考にもなると嬉しいです。私の他の育成論も読んで頂ければ幸いです。感想、誤り、質問、アドバイス等、他の育成論でもコメントしていただけると助かります。それでは次回はピクシーの育成論でお会いするかもしれません。ここまで読んで頂きありがとうございました。
謝罪 感謝(私が調整を再考察する前に本論を読んだ方向け)
コメント欄に書くと混乱を招く恐れがあると考えて本論の最後に書かせていただきます。
今回の育成論で、私が調整を深く考えずに本論を投稿したことを謝罪いたします。沢山の方々からご指摘を頂いて調整を再考察しました。調整を考えてくださった名無し様には申し訳ありませんが、名無し様が調整した努力値をそのまま引用して私が評価されるのは個人的に納得できなかったので、採用を見送らせてもらいます。名無し様だけでなく努力値調整のご指摘をしてくださった、うい様とあの様にも感謝しています。
今回kzk様のように本論の評価をしてくださった方もいるかもしれませんが、努力値調整を正確に出来ていないにも関わらず評価を頂いてしまい申し訳なく思います。
対応が遅れてしまったのも謝罪しなくてはいけないと思っています。もしも、私が本論を再調整する前に厳選をして既に使われている方がいましたら、その方にも謝罪したいと思います。時間を使わせるようなことをして申し訳ありませんでした。
今後育成論を投稿する機会があれば、このようなことがないように何度も考察するように注意します。もしかしたら、この謝罪の文すらも不快に思わせているかもしれませんが、許されるのであれば私は今後も育成論の投稿を続けたいと思っています。次回投稿しようと考えているピクシーの育成論だけは、先に誰かに投稿されない限り、(投稿すると言ってしないのは無責任だと思うので)投稿しようと思います。
長文となってしまいましたが、私の謝罪の文をこれで終わりにしようと思います。