こんにちは。
きあいぽんちょです。
前回のゲッコウガは考察不足と感じたので削除させていただきました
なにも断りを入れずいきなり削除して申し訳ありません
初めに
- この育成論では指定がないかぎり理想個体を想定します
- HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれ、(H-A-B-C-D-S)と略称で表記します。
- ダメージ計算はトレーナー天国様のものを利用させていただきました。
- 勝手にリンクを張っていますので不都合があれば言ってください
- ポケモンの名前、道具、技なども、おそらくわかるであろうものは当て字、略称で表記します
メガジュカイン
3世代の草御三家。
今までは使われることはあまりありませんでしたが、ORASにてメガシンカを獲得しました。
タイプが草竜となり、特性が避雷針になりました
ですが、C145とメガ枠としては火力不足なこと、主力技がリフストと一貫性低い&読み外すとまずい技と、竜の波動と一貫性はあるが85と微妙な火力であること、が災いして、微妙に火力不足なので採用理由は愛みたいになってしまいますが、メガジュカインにはメガジュカインの個性があるのでそれを伝えられるようにがんばりたいと思います
メガジュカインについて
メガジュカインについて考えていきたいと思います
まず種族値は
ジュカイン 70-85-65-105-85-120
メガジュカイン 70-110-75-145-85-145
となっています
メガシンカ前に比べて、Aが25、Bが10、Cが40、Sが25上昇しています
そして特性が避雷針となり、タイプに竜が追加されました
耐性はメガシンカ前が
×2 飛、毒、虫、炎、氷
×1 無、闘、岩、霊、鋼、超、竜、悪、精
×1/2 地、水、草、電
メガシンカ後は
×4 氷
×2 飛、毒、虫、竜、精
×1 無、闘、岩、霊、鋼、超、悪、炎
×1/2 地
×1/4 草、水
×0 電
となっています
ここで重要なのはなぜメガシンカするのかです。
メガシンカすることによるメリットは以下の
1.S種族値が120→145に上昇したこと
2.竜技が一致で打てるようになったこと
3.電気技(特にボルチェン、電磁波)を吸えること
4.AC種族値の上昇
5.耐久の微上昇
6.叩き落とす耐性7.カッコイイ(人による)
1がメガシンカの1番のメリットだと思います
S120とS145の間には、メガピジョット、ゲッコウガ、オンバーン、S130族、メガライボルト、メガミミロップ、などかなり強力なポケモンがラインナップしています
それらを抜けるS145は非常にメリットがあると思います
とはいってもこれらのポケモンを上から確1とれるほどの火力はないのである程度削っておいてほしいです
さらに、これらのポケモンは上から殴られるとジュカインにとっては厳しいので守るの優先度は高いです
2は、非常に大きなメリットです
竜技が一致になったことによりCぶっぱの竜波でH4メガマンダを93.8%の高乱数、無振りガブを87.5%の高乱数で仕留めることができるようになりました流星群はよ
これは通常ジュカインのめざ氷でも同じことが(4倍相手に対してはメガジュカ竜波<珠ジュカめざ氷)言えますが、相手が引いてきた際に後続にかかる負担が違うので差別化はできています
3は避雷針により、ボルチェンストッパーとなれる点、電磁波無効になる点で便利です
ですがこれは見せあいにてわかることなので相手がジュカイン相手に電気技を打ってくるかは微妙なところです
4はAC種族値の上昇と書きましたが、ここはちょっと微妙なラインです
火力ではメガジュカ<珠ジュカですので単純に比較はできません
ですが通常時(CSぶっぱ、A補正なし)と比較すると、Aでは1.24倍弱、Cは1.25倍ちょいと言ったところなので、珠よりちょっと補正が甘いけど、珠ダメが無く、Sを上昇させるアイテムが、ジュカインナイトであると考えられます
AC種族値上昇は見かけの上昇だけですね
5は耐久の微上昇ですが、もともと紙耐久なのであまり関係有りません
6は、叩き落とすに1.5倍補正がかからないので安定択の叩き落とすをちょっと許しません
採用理由
- 対メジャーポケ
草・竜の一致技で、メガボーマンダ、ガブリアス(襷スカーフには負ける)、ミトム、マリルリ、守る採用でゲッコウガなど、PGLのランキングで上位に入ってくるポケモンに強く出れます
他にも、地震を持つことでヒードランに強くなったり、めざ炎でハッサムナットを焼いたり、格闘技でバンギを飛ばしたりできます
- 電気無効
電気(主にボルチェン電磁波)を、見せあいから牽制できます
特にミトムには圧倒的に有利な耐性を持っています(めざ氷には注意)
地面と違って電気技でこちらの決定力が上がるので電気ポケのボルチェンに対して強い圧力をかけられます
勝てそうな相手
- 後出しから突破可能
ミトム(リフスト)
- メガ前対面から勝てる
マリルリ、メガヤドラン、スイクン、ラグラージ(リフスト)、ガブリアス、ボーマンダ、サザンドラ、ラティオス(竜波)、ゲッコウガ(守る→リフスト)
- メガ後対面から勝てる
メガボーマンダ(竜波)
- 相手の後出しなら突破の芽がある
クレセリア(竜波×2+リフストで確定、C4冷Bで低乱数1)、ヒードラン(竜波+地震で乱数、C特化文字をギリ耐え)
確定欄の技構成で考えると、こんな感じになります。
ボーマンダを対面からなら処理できること、先発に多いミトム、ゲッコウガを倒せることなどメジャーに刺さっています
ジュカインの技は結構豊富なので、選択技次第で勝てる相手は変わります
性格、努力値
性格は、できるだけ上から攻撃していきたいのでSに補正をかけます
地震採用の場合、下降補正をかけないことで、毒守ヒードランに確実に身代わりを出させないまで削れます
特殊1本なら臆病で確定です
努力値配分
性格 臆病
個体値 31-x-31-31-31-31
努力値 0-0-4-252-0-252
実数値 145-x-96-197-105-216
単純なCSぶっぱ。
Cについてはメガマンダ、ガブのに対する竜波の乱数を最大まで引き上げるために全振りにしています
Sは、環境が安定しているとは言えず、メガスピアー、メガジュカインの同速対決があるかも知れないということで最速にしています
環境が安定して、メガジュカ、メガスピアーが少ないとなれば調整が活きてくるかもしれませんが、下手にSを調整して耐久に振ってもあまり確定数は変わらないのでぶっぱをおすすめします
技候補
確定技
- リーフストーム
メガジュカインの最高打点でメインウェポン。
一貫性こそ低いものの、無振りゲッコウガ(等倍)程度なら吹っ飛ぶので紙耐久相手なら確1をとれます
これが無いといろいろ火力不足なので確定
- 竜の波動
メガジュカインの特殊竜技の最高火力。
流星群を覚えてほしいんですが・・・
物理竜技にはリフスト後も威力が下がらないというメリットがあるのでどちらも一長一短です
ですが物理竜技だとメガマンダの威嚇で確定数ずれるのでこちらを確定としました
候補技
- 守る
対面でゲッコウガを倒せるようになりますが、ゲッコウガ側が身代わりなどをしてきたら厳しいです
後続で対処できるなら引けばいいですが、すべてのゲッコウガを安定して受けられるのなんてポリ2くらいなのでできればジュカインで処理しときたいです
技範囲が狭まるのは痛いですが、用途は広いので便利です
メガシンカ前の絶妙なS帯を抜け出すのにも便利です
パーティー単位でゲッコウガが重い場合には必須
- 身代わり
有利対面での安定択になったり、補助技を防いだり、ガルドをブレードにさせたり、用途が広いです
コメ欄で指摘を受け追加。
- 地震
これがないとヒードランやライコウの起点になってしまったり、します
ドランなら気合玉でもいいですが、命中難や、リフストを後だしからドランに受けられたことを考えるとこちらのほうがいいです
- 気合玉
範囲優秀なサブウェポン。
ですが一番の仮想敵のバンギにはリフストが抜群で入るので、命中難よりCダウンが痛い場面で使うことになります
優先度は中くらいです
- 目覚めるパワー炎
ろくに有効打がないハッサム、ナットレイピンポイントですが、重いので採用価値は十分です。
ハッサムは剣の舞や蜻蛉、ナットレイは宿り木や鉢巻ジャイロなど、ひいてしまうと面倒な相手ではあるのであると便利です
- 岩雪崩
後だしからでてくるファイアローに対してのピンポ技。
交替が読める場合は打っていきます
ガブの相方1位はファイアローなので採用価値はあると思います
- エナジーボール
安定した草技。
採用の際はリフストと両立すると使いやすいです
- 毒毒
突破が厳しい高耐久ポケモンに打ちます
ダメ計
- リーフストーム
H4(171-110)メガボーマンダ 19.2%〜22.8%
無振り(183-105)ガブリアス 75.4%〜89%
H252(212-120)メガガルーラ 56.6%〜66.9%
H252(207-135)スイクン 104.3%〜122.7%
H252(207-100)チョッキマリルリ 93.7%〜111.1%(62.5%)
無振り(147-91)ゲッコウガ 108.1%〜127.2%(等倍)
H4(141-116)メガミミロップ 89.3%〜104.9%(37.5%)
HD特化(202-145)メガヤドラン 99.5%〜117.4%(87.5%)
- 竜の波動
H4(171-110)メガボーマンダ 99.4%〜119.2%(93.8%)
無振り(183-105)ガブリアス 99.4%〜118%(87.5%)
H252(185-89)ファイアロー 57.2%〜68.1%
H244(191-115)ポリゴン2 28.7%〜34.5%(3.2%)
H204(191-110)サンダー 44.5%〜53.4%(28.1%)
- 地震
H212B4(193-127)ヒードラン 80.8%〜97.4%
身代わり出せなくなるまで削れます
- 気合玉
H252(207-130)バンギラス 96.6%〜114%(75%)
H4(181-120)メガガルーラ 81.7%〜97.2%
H244(191-115)ポリゴン2 54.4%〜64.9%
- 目覚めるパワー炎
H236(175-100)ハッサム 102.8%〜123.4%
H252(181-136)ナットレイ 75.1%〜88.3%
被ダメ
A252(177)メガガルーラ恩返し 74.4%〜87.5%
A特化(233)メガバシャーモ馬鹿力 114.4%〜135.1%
A252(182)ガブリアス鉢巻地震 55.8%〜66.2%
A特化(200)ハッサムテクニバレパン 49.6%〜58.6%(99.61%)
C特化(222)ギルガルドシャドボ 64.8%〜77.2%
C無振り(95)クレセリア冷B 85.5%〜102%(6.3%)
C無振り(125)ミトムめざ氷 77.2%〜91%
運用
後だし性能は低いので、先発もしくは死に出しから出してあげてください
電気に後だできそうですが、電気はめざ氷もってることが多いので厳しいです
Dに36振って、無振りサンダーのめざ氷を耐えられるていどの耐久です
後攻蜻蛉や、死に出しなどで場に出たら攻撃していくという簡単な立ち回りです
避雷針は、電磁波無効のおまけ程度に考えてください
積極的に発動を狙うものではありません
あとは広い技範囲と高い(?)火力で相手のパーティーに負担をかけていきましょう
大体の竜に対面で勝てます
勝てないのは、襷持ち、スカーフ持ちなどです
相性のいいポケモン
- ギャラドス
避雷針発動を誘発させられる電気弱点で、相性補完もそこそこです
ジュカで厳しいバシャなどに強いです
- ギルガルド
ジュカインの弱点(氷・虫・飛・毒・竜・精)をすべて半減以下に抑えられます。
ガルドに等倍で通る電、水をジュカインで半減で受けられ、相性補完がそこそこ優秀です
炎技が一貫するので注意。
- バシャーモ
バシャに飛んでくる電磁波を受ければCアップが図れます
バシャで突破の厳しいマリルリやミトム、メガヤドランなどにメガジュカが強い(交替読み冷Bとか飛んでこなければ後だし可能)ので、かなりいい組み合わせだと思いますホウエン御三家同士でなかなかカッコイイ
最後に
メガジュカインを使おうとすると微妙に火力が足りない、耐久が足りない、と悲しくなることが多いですが、場所を選べば活躍してくれます
どうしても、『使いたいから使う』ということになりますが、メガジュカインにはメガジュカインの個性があることが伝わったら幸いです
とは言えやはり他のメガシンカに汎用性でおとるのは否定できないので、採用理由は愛をつけておきます
最後まで閲覧ありがとうございました