はじめに
五回目の投稿となります 蛍と申します
前回投稿したスカーフゴルーグではコメントしてくださった方の助言を参考に修正させてもらった結果、高評価をいただくことができました この場を借りてお礼を言いたいと思います
コメントしてくださった皆さん、本当にありがとうございます!
これからも頑張って行きたいと思います
今回はすでに出ているイルミーゼの育成論(現在はフォーク先の育成論は削除されてしまいました)と努力値、技が似通っていますが、こちらは差別化を意識していること、運用の考え方に違いが見られますことからフォーク投稿とさせていただいてました
- この育成論では指定がない限り個体値が31(理想個体)を想定しています
- この育成論ではゲーム内では使われない単語、愛称などを使用します ご了承下さい
- 至らぬ点がありましたら、コメントよろしくお願いします
フォーク先の育成論との違い
フォーク先の育成論はたとえ何かの劣化だとしてもイルミーゼの最善の型であるものを投稿していらっしゃいますが、私は差別化を含めてでの最善の型として投稿しています
ですので確定欄にはフォーク先にはない電磁波を採用しています
また、勧めている持ち物にも若干の違いがあります
イルミーゼについて
イルミーゼは第三世代に登場した、蛍をモチーフとされる私の嫁ポケモンです虫単のポケモンです
私の名前の由来はこのポケモンから来ています
夢特性解禁前は低耐久低火力中速と種族値に恵まれておらず、タイプも不遇なため、コンビとされるバルビートと共にめったに使われないポケモンでした
第五世代から夢特性解禁によりバルビートと共に強特性のいたずらごころを獲得
元々補助技が豊富だった蛍夫婦との相性はかなりよく、これでついにマイナー脱出...かと思われましたが、同じくいたずらごころ持ちであるエルフーン、レパルダス、ヤミラミ、ボルトロスなどの壁は厚く、アロー登場と虫単の不遇タイプもあいまって結局マイナー止まりのままでした
しかも同じ蛍であるバルビートはC三段階上昇という壊れ&準専用技の蛍火とそれを後続に繋げられるバトンタッチを覚える(蛍火バトンができるのはドーブルを除いてバルビートのみ)他、地球投げなども覚えるため、アイデンティティがかなり強力になりました
それに比べるとイルミーゼは爆発的なものがないので見劣りしてしまいます
しかしながらいいたずらごころ獲得はかなり強化です
イルミーゼができることを最大限生かしていけるよう、精一杯の考察をさせていきたいと思います
考察
- 努力値
H244...奇数調整
B252...全振り
D12...余り
ほぼぶっぱですが耐久面に恵まれてないイルミーゼでは耐久調整をする意味は薄いと考えこの配分になりました
特殊特化にする場合は性格穏やかで上の努力値配分のBDを逆にすればOKです
- 性格
図太い
現在は物理が暴れまわっている環境ですので物理意識でこちらとなっております
いたずらごころのおかげで耐久に努力値を割けるのは良いですね
とんぼ返りを採用する場合は腕白でもいいと思います
- 特性
いたずらごころ
変化技を先制(優先度+1)で打つことができる強特性
六世代から挑発無効が追加された鈍感も補助技使いのイルミーゼと相性がいいですが、いたずらごころが強すぎて採用できないです
- 持ち物
脱出ボタン
攻撃されると自動的に交換出来る
欠伸や吠える、宿り木、滅びの歌など強制交換を誘える技が比較的少ないイルミーゼとは相性がいいが相手の補助技をアンコールして交換読みとんぼ返りが決まった際、受けだしがしづらくなる事もある
メンタルハーブ
挑発を一度だけ防げる
何をしてくるかわからないようなポケモンですが補助技を使うイメージが強いので挑発をかなり誘います
メンタルハーブ消費後わざと挑発をアンコールしてその後とんぼ返りをして次に繋げる、ということもできます
オボンや食べ残し、ゴツメ、光の粉、気合いの襷なども候補に入りそうですが運用してみて上2つの持ち物が一番使いやすかったので、その2つだけに説明欄を付けました
修正の際にはさらに追加する場合もあります
- 技候補
電磁波
Sダウン+一定確率行動停止の便利状態異常技
追い風と違い、持続性があります
ヤミラミ、エルフーンなどとの差別点
六世代から電気に麻痺無効となったため多少前作よりも使いづらくなりましたが、バシャーモやゲッコウガ、その他Sの高いポケモン達をほぼ機能停止にできます
アンコール
起点回避技
これにより交代読みとんぼ返りも決まりやすくなります
ニャオニクス♂、ヤミカラス、ボルトロスなどとの差別点
甘える
Aを二段階下げる補助技
これにより大体の物理を耐えて起点作りにできます
また、交換を誘うことができます
バルビート、ボルトロスなどの差別点
光の壁
特殊に対抗でき、後続へのサポートとなる技
特殊はこれである程度受けることができます
レパルダスなどへの差別点
以前は蜻蛉返りをこの枠に採用しましたが、サイクル戦での動きやすさは落ちたものの、場残りがよく脱出ボタンを持ったまま後続にいくこともないため、非常に使いやすいです
ただ、効果時間が短いので特殊にも積極的に出せる訳ではない点にはご注意を
上4つを全て覚えるのはいたずらごころ持ちの中でイルミーゼのみとなります 下に書いた技も有用なものなのでPTと相談して自由に技を変えて使って構いません
とんぼ返り
交換技
これにより相手のポケモンを見て交代する事ができます
攻撃技なので挑発の影響を受けないのもポイント
火力はお察しなのでA下降補正も気にならない
ニャオニクス♂などとの差別点
個人的に上4つの一つを抜くのであれば一番の候補となると思います
願い事
後続のサポートとなる技
実はいたずらごころ持ちの中で唯一の願い事使い
脱出ボタンや交代技と相性がいいですが回復量は少なめ
毒々
火力のないイルミーゼの貴重なダメージソース
身代わりなどを張られる前に入れればかなりおいしいです
羽休め
安定した回復技
月の光も覚えるがPPや安定性で羽休めの方が勝る
高速回復技を覚えるのはヤミカラス、ヤミラミ、蛍夫婦のみ
毒々羽休めで毒殺したりもできますが若干役割がずれてしまいます
バトンタッチ
こちらは挑発で止まる代わりに身代わりを後続に残せますがとんぼ返りの方が使い勝手が良い
追い風
脱出ボタンと合わせて後続の全抜き体制を整えます
持続性がないが全抜きさせるにはこちらのほうが向いています
威張る、怪しい光
少しでも勝ち筋を残したい人に
怪しい光は安定性があり、威張るはリスキーだがリターンも大きい
うそなき
D二段階ダウン技
交換を誘えますが甘える程ではありません
他には誘惑、身代わり、虫の抵抗などありますがピンポイント気味ですので候補には入りづらいかと思われます
他にも有用そうな技がありましたらコメントで教えていただくと幸いです
- 差別化
エルフーン
タイプ相性ではほとんど上位互換に位置しており、置き土産や宿り木など便利な技を覚えます 六世代ではフェアリー、疑似先制技も獲得しました
差別点として
・電磁波による麻痺撒き性能
・四倍弱点の有無
・選出段階での警戒のされにくさ
・後攻蜻蛉のしやすさ
レパルダス
猫の手キノコの胞子が有名かつ強力でほかにも欠伸、イカサマなど多彩な技を覚えます
差別点として
・光の壁による対特殊性能
・格闘への役割遂行性能
・僅かながらの耐久性の高さ
・後攻蜻蛉のしやすさ
バルビート
同じ特性、耐久、同じような技を使え、安定したダメージを与えられる地球投げ、バトンで繋げればかなり強力な蛍火を覚えます
差別点として
・甘えるによる対物理性能
・混乱自傷、イカサマダメージの僅かながらの負担軽減
- 立ち回り
主に先発の起用となります
初手は電磁波や甘える、その他起点作り用の技を出し、攻撃を受け脱出ボタンで脱出します
もしも相手が積み技などをしてきた時はアンコールで交換を誘い、後ろに刺さるであろう技を打ちます
時々交換せず、アンコールの効果がきれた際に再びアンコールされるのを読んで交換する人もいますが焦らずに安定行動を取りましょう
手持ちに戻った後も積みアタッカーなどへの圧力や妨害、クッションとして使います
イルミーゼ対面で初手に相手が何をしてくるかはその人によって様々です
挑発をしたり、積みの起点にしてきたり、普通に攻撃してきたり、後続のサポートをしたり...
状況に応じてうまく対応していきましょう
- ダメージ計算(耐久のみ)
甘える、ひかりのかべ使用後の耐久はダメージ計算を1/2にすると出せます(ひかりのかべはダブル以上なら2/3にして計算してください)
物理方面
A特化ガブリアスのストーンエッジ
確定2
76.0〜90.1%
A252鉢巻カイリューの炎のパンチ
確定2
79.5〜93.5%
A特化メガガルーラの捨て身タックル
乱数1(43.8%)
89.5〜105.8%
A特化マリルリのじゃれつく
確定2
56.7〜67.2%
A特化メガクチートのじゃれつく
乱数1(25.0%)
87.7〜103.5%
A252命の珠ゲッコウガの岩雪崩
確定2
81.9〜97.3%
特殊方面
C特化ギルガルドのシャドボ
確定2
60.2〜71.9%
C252ゲッコウガのめざパ炎
乱数1(6.3%)
83.6〜100.6%
C特化サザンドラの流星群
乱数1(12.5%)
86.0〜101.8%
C特化メガサーナイトのハイボ
乱数1(68.8%)
94.7〜112.8%
他にも追加してほしいダメージ計算がありましたらコメントよろしくお願いします
- 主な相手
起点作り要員
積み技や設置技、その他変化技をアンコールで縛り交換を誘います
相手がイルミーゼより早いいたずらごころ持ち出ない限り先制できるので安心して起点に出来ます
ペンドラーやバシャーモなど素早さがどんどん上昇するバトン持ちの上からもアンコールや電磁波ができるのはいいですね
物理アタッカー、高速アタッカー全般
甘えるで火力を下げたり、電磁波で足を奪ったりして後ろに繋ぎます
甘えるの効果もあり物理に対しては思ったよりも固いです
- 注意する相手
マジックミラー、マジックコート持ち
主にエーフィ、メガアブソル、メガヤミラミです
やることがないので初手交換または蜻蛉返りで退散しましょう
余裕があるなら追い風などもしたいところです
電磁波無効の特殊アタッカー
特殊電気、地面ポケモンが該当します
光の壁を貼った後やることがないので交換か蜻蛉返りしましょう
ファイアロー
先制ブレバにより飛行弱点のポケモンを消し炭にする憎き焼き鳥です
基本的には逃げます 襷持ちの場合は電磁波→甘えるで退場して後続の起点にできますが、ファイアロー受けが居るのであれば素直に逃げましょう
- 相性の良い味方
積みポケモン
タイプ相性を考えるとメガバンギラスなどがよいかと思われます
起点作りにより動きやすくなりますので全抜き体制を整えることができます
高火力中〜低速のポケモン
シャンデラやメガクチート、HAメガガルーラなど相手を抜くことができればかなりの負担をかけられるポケモンのサポートができます
一発殴られても大丈夫なポケモンだとなおいいと思います
最後に
このポケモンは種族値やタイプは不遇ですがいたずらごころと意外と多彩な変化技により起点作りやサポートを簡単にすることができますし、何よりかわいい
種族値以上の安定性と便利さがあります
この育成論で少しでもイルミーゼに興味を持っていただいたら幸いです
これで考察を終了させていただきます
最後までご覧いただきありがとうございました!