キリキザン - ポケモン育成論ORAS・XY

【先発サポート】襷キリキザン

2015/09/11 07:38 / 更新:2016/01/07 11:00

キリキザン

HP:HP 65

攻撃:攻撃 125

防御:防御 100

特攻:特攻 60

特防:特防 70

素早:素早 70

ブックマーク4.854.854.854.854.854.854.854.854.854.85閲覧:46472登録:9件評価:4.85(21人)

キリキザン  あく はがね  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早↑ 特攻↓)
特性
せいしんりょく
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
実数値:141-177-120-x-90-134
覚えさせる技
でんじは / ステルスロック / がんせきふうじ / はたきおとす
持ち物
きあいのタスキ

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このポケモンの役割
物理 / 補助
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

  • 指定がない限りお互いに6Vであるとします。
  • HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早はH/A/B/C/D/Sという略称を用います。また、タイプのノーマル/電気/地面/格闘/エスパー/ゴースト/飛行/ドラゴン/フェアリーは無/電/地/格/超/霊/飛/竜/妖という略称を用います。
  • 特化とは、そのステータスに上方補正のかかる性格で、努力値を限界まで振った事を示します。

今回の型について

いか鉄です。今回はキリキザンを投稿します。
キリキザンの型といえば、次の2つが有名かと思います。

  • 珠剣舞アタッカー型(or襷orラム)
  • 襷メタルバースト型

特性はいずれも負けん気が当たり前ですね。
今回は電磁波、ステルスロックを使い、後続の起点作りと火力サポートを行う型を紹介します。
こんな型もあり得るんだなぁ、程度に読んで頂ければ幸いです。
正直差別化が厳しい・・・

電磁波ステロを両立できるポケモンは、同じ悪or鋼だけでもバンギ、ナット、ボスゴドラなど多数存在しますが、キリキザンには下記の特徴があります。

  • アタッカー型が有名であることから、型バレするまで挑発を受けにくい。
  • S70族と中速域であり、上から行動できる範囲が広い。
  • 特性:精神力により怯みによる襷つぶしを受けない。
  • 多くの連続技を半減するため、襷を無視されにくい。
  • (バンギと比べて)弱点が少なく、後続と一貫しにくい。

またマンダキザンやリザキザンなど、積みリレーの後続として有名であり、それらと相性補完に優れるため、無理なく偽装構築を組むことが出来、相手のミスリーディングを誘いやすいです。

特性

特性は、どれも一長一短ですが、サポート要員として、バンギラスとの差別化をもっとも強く図れるのは精神力だと思います。

精神力
怯まない。それだけの特性ですが、襷持ちにとって最悪の猫だまし持ちが相手のパーティにいても、それを恐れずに先発することができます。PGLによれば99%以上負けん気なので、まず考慮されません。メガガルーラ以外の猫だまし使いはレートでメジャーであるとは言い難いですが、中堅クラスにミミロップやマニューラ、コジョンドなどがおり、それらがいるパーティに対して、強気に先発を選択できるため、あって困らない特性です。
なお、精神力とステルスロックが両立できるのはキリキザン系列だけです。

負けん気
相手の効果で能力ランクが低下するたび、Aランクを2段階上昇させます。
この特性のおかげで、見せ合いでの選出圧力が強いのが特徴です。
今回はサポートメインなので確定欄は精神力ですが、不意打ちを採用する場合などはこちらが生きる場面もあるでしょう。
特に電磁波の効かない威嚇持ちのランドロスにはどの型でも不利ですが、負けん気であればステロを撒いた上で、そこそこの負担をかけておくことができます。

プレッシャー(コメント欄より)
夢特性。効果よりも、相手のプレッシャーや砂おこし、トレース、威嚇などとの発動順により、相手の型をある程度推測でき、最適行動を選びやすくなります。自分から負けん気で無いことを露呈しに行くわけなので、挑発を受けやすくなる、威嚇持ちを後出しされやすくなる、メガライボルトがメガ進化するなどの弊害が発生すると思われます。

持ち物

気合の襷
行動回数を保証してくれるアイテム。
耐久に振って他のアイテムを持たせたところで、格闘技や特殊炎技は耐えられないので確定。

努力値、性格

性格:陽気
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:141-177-120-*-90-134

耐久は襷頼りになってしまいますが、B種族値と特性、メジャーな連続技である氷柱針、ロックブラスト、種マシンガン、ダブルチョップ等を軒並み半減できる耐性のおかげで、メガガルーラと準速メガヘラクロス以外の前であれば、必ず1回行動できます。
今回は準速70族付近をS調整先にしているポケモンに先制するためと、岩石封じでライコウを抜くために陽気にしています。

  • 確定技

ステルスロック
コンセプトなので確定。相手の襷・頑丈つぶしと、エースの火力補助を行います。初心者には強さがわかりにくい強技の一つ。

電磁波
キリキザンの電磁波自体がほぼ警戒されません。不意打ちが有名なため、身代わりを誘いやすいので立ち回りに注意。

  • 優先選択技

岩石封じ
電磁波の効かない高速の電気・地面タイプ、ラムの実持ちにS逆転を狙う他、起点防止に役立ちます。
特に岩石封じ+叩き落すでH252ボルトロスに確定が取れ、相手の調整によってはおぼんの実を発動させずに突破も可能となる点は優秀です。
また先発でメガリザYやファイアローに打てる機会もあり、見られる範囲がかなり広がるので、できれば採用したいです。
(ローキックは半減・無効化されやすいことから候補外ですが、火力高く命中安定であり、身代わりライコウの身代わりを高乱数破壊できたり、キリキザンミラーに強くなったりするので、環境によっては一考の余地がある。。。かもしれません。)

  • 選択技(個人的に優先順位の高い順)

叩き落す
安定した火力の出る技。さらに相手の持ち物を落とせます。
サポート優先なので、相手が拘りと読めた場合は、あえて持ち物を落とさずに後続の起点にする選択肢があることをお忘れなく。

不意打ち
一致先制技。無振りラティオス程度なら確1です。先制技持ちに1発入れておきたい場面に役に立つ他、襷が潰れて生き残ってしまった場合に捨てない理由になります。負けん気が発動すれば、かなりの負担をかけることができるようになります。

挑発
相手のステロ展開を止めるなど、使いたい場面も多いです。

アイアンヘッド
この型での優先度は低いですが、型バレした後はフェアリーの起点になりやすいので一応。また天敵マンムーへの有効打になりますが、性格補正をかけないと一方的に負ける可能性が高いです。

イカサマ
精神力の場合、Aダウンしても火力の出るイカサマは選択肢になります。起点防止に。一致イカサマの火力は流石。

メタルバースト
役割放棄気味ですが、相手のメガ枠と1:1交換できれば御の字。Sに振ってしまっているので使いにくいです。

ダメージ計算

  • 与ダメ

<岩石封じ>
H252ボルトロス  48.3%〜56.9%(乱2:90.6%)
B4メガリザードンX  40.5%〜48.3%
H252ファイアロー  97.2%〜114.5%(乱1:75%)
H220B4ライコウ  21.7%〜25.9%(身代わり破壊率:31.3%)

<叩き落す(持ち物所持)>
H252盾ギルガルド  69.4%〜82.6%
B4メガゲンガー  97.7%〜115.5%(乱1:75%)
H252ボルトロス 58%〜68.2%

<不意打ち>
B4ラティオス  101.9%〜121.2%
H4メガガルーラ  37%〜43.6%

<アイアンヘッド>
H252ニンフィア  93%〜110.8%(乱1:62.5%)
B4マンムー  85.4%〜101.6%(乱1:12.5%)

<イカサマ>
H4A252メガガルーラ  43.6%〜51.9%

  • 被ダメ

<ファイアロー>
特化鉢巻 蜻蛉返り 34.7%〜41.1%
特化鉢巻 ブレイブバード  43.9%〜51.7%(乱2:14.8%)

<ボルトロス>
C252珠 10万V  92.1%〜108.5%(乱1:50%)

運用

基本先発で出し、相手に応じて行動します。
基本的に、Sが勝っていればステロ→電磁波or叩き落す。S負けしていれば電磁波or岩石封じ→ステロと行動します。
一回の行動がほぼ確約されていますので、試合の展開を意識して最優先でやるべき仕事をさせるようにしましょう。
下記幾つか先発で当たりやすい面々への対処方をまとめます。

  • ミミロップ、マニューラ、コジョンド等

精神力型のコンセプトである、猫だまし+格闘技使いに対面しても電磁波を入れられることが生きる対面です。マニューラはけたぐり→礫の可能性もありますが、襷警戒、というよりは思考停止気味に猫だましから入ってくることが多いです。

  • ボルトロス、ライコウ、ライボルト

電磁波よりも岩石封じが有効な相手には、岩石封じから入ります。S逆転したら、相手のパーティに合わせて優先度の高い行動をしていけばOKです。ボルチェンされても後続に岩石が入ります。例外的にライコウはHS身代わり瞑想型だと、岩石封じでは身代わりが低確率破壊のため、叩き落すを打ったほうが良いです。負けん気のあるキリキザンを前に、ライボルトがメガ進化してくる可能性は低いですが、メガライボルトは岩石では抜けないので一応警戒が必要です。

  • ファイアロー

想定される型が多いですが、全て岩石封じから入ることで対処していきます。
蜻蛉返り→後続に岩石封じが入るので、高確率で次の行動ができます。ステロを撒いて去ったアローへ負担をかけます。
鬼火→相手のHPが半分ほど削れるので、相手は高確率で羽休めでねばってきます。そこに電磁波を入れて、後続での処理を楽にした上でステロを撒きましょう。
フレアドライブなど→落とせます。後続には起点防止のため電磁波や岩石封じを打ちます。

  • ガブリアス、キノガッサ

こちらからは何もできません。負けん気のおかげで岩石封じを打たれにくいことから、高確率で地面/格闘技、補助技を使用してくるので、ガブリアスであれば岩石封じ→ステロで捨てるか、ステロの優先度が低ければエルフーン等を選出しておき、引いてアンコールで起点にします。
引いたとしても、襷が残っている状態であれば、電磁波による全抜き阻止などの仕事が可能です。

  • マンムー、カイリュー等

弱点技+先制技相手だと1回しか行動できません。電磁波も効かない(カイリューもラム持ちが多い)ため、非常に難しい対面です。この対面が想定されるなら選出を変えたほうが無難です。カイリューのマルスケさえ潰せればステロ撒きしなくても後続で全抜きが狙えそうなら、カイリューには起点防止を兼ねて岩石封じから入ってもいいです。

相性のいい味方

  • 積み技持ちエース

地炎格耐性がある積みエース(メガリザードンX、メガボーマンダ、メガチルタリス、カイリュー、ギャラドスなど)の起点作りを担当します。電磁波と相性の良い身代わりor回復技を持たせるのも一考です。ガルーラからの引き先にもなる身代わりゲンガーなんかもいいです。

  • エルフーン

そこそこ相性補完に優れ、ヤドみが戦術が電磁波ステロと相性が良好な他、先制アンコールの存在によりキリキザンが起点にされた場合の予防になります。アローが少々重くなるので、キリキザンは岩石封じ必須。鬼火や耐久に振られている可能性を考慮すると厳しいので、他にもアローを受けられるポケモンは入れましょう。

  • ラグラージ、カバルドン

ここまでするかどうかはパーティとの相談になりますが、先発を偽装できます。相手の先発にジャローダや草結びボルトロスなどを呼び、キリキザンで崩していくことができます。またキリキザンが対面不利なガルーラやランドロス、マンムー等の先発に圧力をかけてくれます。
実際には、ラグマンダキザンから始まり、ラグラージの技スペがきついことからステロが抜けそうになって思いついた型だったりします。

なお、見せ合い時にエルフーンやカバルドン・ラグラージがいれば、猫騙しをある程度牽制することができるため、特性負けん気を選んだとしても、(相手依存ですが)猫騙しを受ける機会は減らせるとも考えられます。

余談〜メガガルーラに勝つために〜

確定欄では、猫だまし使い筆頭たるメガガルーラには地震ないしグロウパンチで即死するため何もできません。しかしキリキザンは、見た目に似合わない高いB種族値を持っています。すなわち↓のような型が可能です。

腕白 H148 B236 余り124@気合の襷
電磁波/ステルスロック/イカサマ/(選択)

HBを特化メガガルーラの地震超高乱数耐えまで振ることで、(特殊でない)メガガルーラを前に電磁波を打ち込むことができる調整です。グロウパンチも耐え、A+2状態のメガガルーラであればイカサマで落すor大きく削ることが可能です。メガヘラのミサイル針も耐えます。
しかしながらグロウ不意打ちは耐えなかったり、ASを削っているために電気タイプを前にして出来ることが減っていたりと、イマイチです。
結論としては、耐久に振るならバンギラスを使ったほうがいいですね。

最後に

いかがだったでしょうか?
精神力キリキザンの育成論はどこを探しても見つからなかったので、使っている人は皆無だと思われますが、これを期に着目してもらえたら嬉しいです。
ご意見、ご感想、お待ちしています。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/01/07 11:00

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コメント (27件)

15/09/11 20:39
8アイダホ
>5
貴方はご自身の育成論で人からの煽りコメントは消すのに、ご自分は(笑)とか人を煽るのですね。前々から感じていましたが、そういった態度は不要な争いを助長するので改めた方が良いと思います。
精神力が気に入らないのではなく、現環境に合っていないもの、有用性が劣るものを考察して需要あるのか、というのが私としては一番問いたいところですが、この育成論を見た方が決めれば良いというのはごもっともです。

>7
その『精神力の良さ』を発揮できる状況が非常に限られていて現環境でほぼ採用理由がないということを伝えたかったのですが。実際、精神力と負けん気を比較して電磁波+ステロの遂行率がどのくらい違うか考えても明確な差は無いように思います。
また、相性か良い味方にエルフやカバを挙げていますが、エルフが選出画面で見えたらアンコ恐くて猫騙し打ちづらいですし、カバのゴツメなんかも考慮すると下手に猫騙し打てないですよね。精神力によって怯まないことによる1ターンのアドが全てなのにパーティで猫騙しを牽制していたら意味ないのでは?
15/09/11 20:45
9カオス j スターミー (@Chaos_J_Bot)
>>8
すみません、煽ったつもりはなかったんですが…。
これからは控えるようにしますね。

要は負けん気、精神力はそれぞれの有用性があるのでどちらかに結論づけるのは難しいんじゃないか、という事です。
15/09/11 21:10
10あ (@koresuteakadesu)
投稿者が使用していて猫騙しを透かして電磁波を決められた
猫騙し使いがいても強気に選出できた
と実戦で差があったことを示しているのに明確な差がないように思う言われても。。。

精神力の有用性を考えるときに、実際に猫騙しを使われるか、ひるまされることがあるか、そのひるみを回避したことでどれだけのリターンがあるか、だけを考えるのは不十分です。精神力によって「ひるまされるリスク」を完全に無視して選択ができるということまで考えるべきです。

負けん気で火力上げたところでこいつの仕事である場作りにはほとんど役にたたないでしょうしこいつで殴ってダメージを与えるよりも後続が思いっきり暴れる環境を整えたほうが試合全体でみたら価値が高いときにこの型が採用、選出されるわけですから精神力を選ぶことに疑問を感じません。
15/09/11 21:14
110414
とても良い育成論だと思います
ミラコーで来たコマタナがs抜き5vだったので少し厳選してみようと思います。精神力と負けん気、どちらにしようと思ったんですが負けん気で作ってみようと思います 
15/09/11 22:55
12いか鉄 (@ikairon_7)
>8
度々コメントありがとうございます。
精神力の良さが発揮しにくいことよりも、負けん気が発動したところで大してプラスに働かないことを言いたかったんです。相手はアタッカー型を想定していて、負けん気が発動するとまずい、と思わせるだけで、こちらとしては充分ではないでしょうか。具体的にどの程度、というのは、精神力の仮想敵が中堅以下なので、マッチングに左右され、実際にはほとんどない、としか言えないですね。

なるほど、確かにカバやエルフは猫だましを牽制していますね!特性精神力を採用しても、猫だましをパーティで牽制しておけばいいっていうふうにも取れますね。追記しておきます。まぁ相手がカバやエルフに交換することを深読みして、叩き落すとか氷技とか打ってくれれば儲けもんなんで、そこはそんなに問題じゃないかとは思います。第一、「猫だましを打った隙が全て」なんてことは無く、普通に格闘技を打ってくれても、そこは全然問題ないんですよ?
15/09/11 23:00
13いか鉄 (@ikairon_7)
>10
代弁感謝です。レス遅くてすみません。
メガミミロップが流行ったら、少し変わったんですけどね。

>11
負けん気で育てたほうが、普通のアタッカー型に簡単に転職できるんでおすすめします(笑)孵化作業中に精神力5Vが出てきたら、ついでに育ててくれてもいいんですよ?
15/09/11 23:13
14大天使 (@justice2057a)
55555
>>4,8
横から失礼します。

>>負けん気に勝る採用理由が(現環境には)ないと思います。
とありますが私はそうは思いません。

まず1つ目理由としては負けん気が発動してもこの型では活きる機会が少ないと言うことです。
このキリキザンは技スペの関係で上で挙げられているポケモン全てに撃ち分け出来ない+半減されやすい+不意打ち採用しないと上を取られやすいところ、持ち物による火力不足の関係火力が期待できなかったり倒せる対象が少なかったりします。
次に、>>10でも触れられてますがステロ電磁波を撒くという仕事の関係上攻撃技を撃つ機会が限られていることなどから火力あげたところで大したアドが取れるとは思えません。

最後に上で挙げられているガルドや威嚇持ちははっきりいって居座ること自体がプレミですし、仮に居座ったところで、上にあるように技スペや型の関係で全てのポケモンを等倍以上or殴れる機会があるかというのも微妙なところです。

また、遂行に明確な差がないとありますがそれは間違っています。
精神力のメリットですが確かに発動機会は少ないかも知れません。
しかし逆に言えば本来襷を潰され弱点を突かれて死ぬ猫だまし持ちに縛られず強気で選出でき高い確率で撒けるというリターンは大きいと思います。
そう言った面も考えての精神力でしょう
結果として確定欄に精神力があることは私は何の違和感もないですがどうお考えでしょうか?
15/09/11 23:33
15アイダホ
>10
長く戦っていれば、猫持ち入りのパーティに当たって、先発起用を歪まされることなく選出できたり、見事に初手対面で猫騙しを撃たれて精神力が活きる場面もあるでしょう。しかしそういった状況が現環境で実際どれくらい起こり得るでしょうか。何十戦か、何百戦か、そういった長いスパンで考えたとき、精神力個体と負けん気個体の遂行率を比較してもそこまで差が出ないのではないかということを私は言いたいのです。
負けん気の汎用性を捨ててでも、とにかく開幕1発目の怯みによる事故を無くしたいのなら、精神力を採用してもいいと思います。それはその人の価値観なので私に強制力はありませんし個人の自由だと思います。

サポートだから火力が上がってもあまり意味がないというのはちょっと違う気がします。
対戦は複雑に見えて結局はHPの削り合いであり、行動回数の奪い合いです。相手に与える負担が大きければ大きいほど、後続の行動回数が少なくて済む=後続の負担が軽くなるので、火力が出るに越したことはないです。
目の前の相手へのダメージ蓄積も後続のサポートの1つです。

>11
ん??パーティ単位で猫騙しを牽制出来たり、相手が猫騙しを撃った1ターンの隙に固執しないなら、精神力である意味がないんで、より汎用性の高い負けん気で良いのではないでしょうか。なんか問答がちぐはぐしているように感じますが。
負けん気が発動することのメリットについては上に書いた>10の方への回答と被るので省略します。
15/09/12 00:04
16shima (@shima532)
負けん気と精神力にしか特性が触れられていませんがプレッシャーの考察は無いのですか?
シングルのPGLを見る限りでも、スイクンランドマンダと開幕発動系の特性は一定数います。それらのポケモンと対面した場合大まかな型の判別や素早さ確認によるその後の行動にある程度の保証が付きますので以降の立ち回りで有利になります。特にランドに関しては先発適正もありますしステロが蜻蛉の上からうてるかどうか判断出来ます。=低速のランドに対し岩石→蜻蛉→高速ATでステロが撒けない事故が無くなる
もちろん明確な数値が判別出来ず確実に恩恵を得られる受けられるわけではないですが負けん気や精神力と同程度かそれ以上には場面はあると思いますのでプレッシャーについての記述もあるべきです。
また、どの特性も起点作りを重点に置くならば汎用性が低く、一長一短のため一個人としては主張をぶつけ合うより一人ひとりのPTと相談すべきと考えています。
15/09/12 00:15
17いか鉄 (@ikairon_7)
>15
精神力の利点は相手のパーティに猫だましを使う可能性のある(メガガルーラでない)ポケモンがいても、強気に先発でき、高確率でステロを撒ける。これに尽きます。相手が猫騙しを打とうが打つまいが、電磁波+ステルスロックさえ決められれば、このポケモンの役割は充分であるようなパーティに採用してください。
そもそも威嚇持ちに対する選出圧力があるのはお分かりかと思いますが、何度も説明しているように、威嚇持ちに対面してA+1したところで、電磁波ステロを差し置いて攻撃する場面が少ない、ということはご理解ください。
不意打ちを採用する場合はAが上がる恩恵を受けやすくなるので、負けん気もありですが、私は叩き落す方が強いと思ったので。
あなたも精神力を全否定する気は無いようですし、これ以上の議論には意味がないと思いますので、終わりにしませんか?
15/09/12 00:23
18いか鉄 (@ikairon_7)
>16
なるほど。。。運用してみたことがないので何とも言えませんが、確かに生きる場面がありますね。一度サンダーに上を取れていると思ってステロ打ったらS振り個体で、そのまま突破されたことがあったので、プレッシャーの発動順でSが分かっていれば、多少変わったかもしれません。
一応記述しておくことにします。
問題は何もしなくても型バレすることで、ジャローダやゲンガー、ファイアローから挑発されやすくなるとか、ギルガルドが突っ張ってくるとかがありえそうで怖いですね。
15/09/12 00:31
19jegan (@jegan_jain)
55555
>15
相手が『威嚇&ガルドメタとして採用されやすいポケモン』を見せ合い時点で見た上で、『先発仕様な場合が多い威嚇持ちを狩るために先発仕様となっている場合が多い』にも関わらず、先発させなければ、後は対戦中の駆け引きによる偶発対峙と対戦中に運良く、いらない能力が下降した折にA上昇が起こってアドバンテージになるという結局の所、運と駆け引きに基づく、確固たるわけではないアドバンテージを比較している以上、どちらも明確な論証は難しいと思います。
ASキザンとしても使える≒腐りにくい負けん気と役割遂行の確実性を高める精神力って感じですし、ここは個人の裁量でいいと思います。
個人的には対面次第では落とせる相手が広がる負けん気の方が好みではありますが、それは汎用性や腐りにくさを基準にしやすい自分の思考傾向ですから負けん気>精神力というわけでもないとも思います。
15/09/12 01:00
20いか鉄 (@ikairon_7)
>19
ありがとうございます。その通りですね。
私はパーティにおけるキリキザンの役割を、電磁波ステロに限定していたため精神力の利点がありましたが、どんな対面でも最大限の負担を相手のパーティに与えるためには負けん気が適していますね。実際にキリキザンの負けん気は発動することのほうが珍しいので、どちらの特性を選んでも大差無い、というのが正しい結論かもしれません。
15/09/12 11:48
22ぽぽ
 ダブルはともかく、シングルではメタバ型も考えないといけないため予想以上に様子見の一手を放ってくることは多いですよ。そういった意味でパーティー単位で技を誘導しやすく、また場を整えることに力を入れるのであれば精神力は十分に選択肢に入ります。
 特性はどちらも利点がありますので、自分は補助というよりかはふいうちなど攻撃技を2つ入れるならまけんき、1つなら精神力というように使い分けてます。というよりかは、投稿者さんが言っている威嚇で+1になったところで攻撃する場面が少ないというのは珠キリキザン以外全部に言えるんですよね(´・ω・`)
 最近は火力もそうだけど、耐久力もすごいからなかなかキリキザンを活かすのが難しいです。パーティーさえ補完していれば、運用しやすい型だと思いますよ。
15/09/12 20:36
23アイダホ
すみません15コメ
>11ではなく、>12です。

>14
コメントありがとうございます。
技範囲はサポート主体故に狭く、負けん気が発動しても火力は中途半端かもしれませんが、別に上で挙げたポケモン全てに有効打が無くても、例え対面の相手を倒しきれなくてもよい。そもそも対面での強さや役割を重視した型ではないからです。ただその中でも極力負担をかけられるに越したことはない。理由は15コメを参照してください。
また、威嚇持ちやガルドが負けん気キザンに居座るのがプレミということですが、裏を返せばこれら仮想敵と仮に上手く対面し負けん気発動したら、相手は引くということなのでその隙にステロでも電磁波でも撒けば襷残しつつアドを取れます。仮想敵と上手く対面出来たとき、負けん気の場合流しが成立する可能性があるため、その理屈でいけば、精神力より行動回数を確保できます。
精神力と負けん気を比較して遂行率の差が明確になるのは、環境に猫騙し持ちが相当数いる場合や、怯み技が横行している環境の場合のみではないでしょうか。
現環境における精神力キザンが居座れる猫騙し持ちはメガミミ、マニュくらいしかおらず、そんな環境で精神力と負けん気を比較しても電磁波+ステロの遂行率に明確な差が出るとは私には思えません。

>17
パーティで猫騙しを牽制出来るなら汎用性に勝る負けん気の方が云々の話は一体どこへ。。。
キザンで電磁波+ステロをとにかく撒ければ役割十分と言えるパーティで使用するなら確かに精神力でも良いと思います。ただ、そこまで電磁波+ステロを撒くことだけにフォーカスするなら、そもそも身代わり持ちを誘うキザンで電磁波を撒くことが果たして有用に機能するかということや、行動回数を襷に頼らざるを得ないキザンよりも素の耐久が高いバンギ、ナットの方が電磁波ステロ撒きという仕事に適しているのではないかというところは、より深く考察していただきたいと思います。
精神力、負けん気の比較の話はもう大丈夫です。
お付き合いいただきありがとうございました。

>19
コメントありがとうございます。
確かに負けん気、精神力ともに発動機会が偶発的、不確定な要素に起因するため各々論証を得ることは難しいところですね。
ただ、パーティ次第では猫騙し及び猫騙し持ちを牽制出来る上、発動機会や汎用性において精神力が負けん気に比肩する性能があるかと言われると私は考えてしまいますね。
15/09/13 11:12
24いか鉄 (@ikairon_7)
>23
・確かに精神力が生きる場面は少なく、一方で負けん気であったとしてもそれを活かせる場面は無かったので、特性は好みですね。
・ギルガルドに対しても、削りきれない攻撃を仕掛けるよりは補助技優先なので、特性バレの心配は無いと思います。
・身代わり持ちを出されるとキツイですね。ラグの先発(ステロ吠える)を偽装していて、先発に呼びにくくするとか(、もしくは本当に吠える持ちを先発させるか)、裏のエルフーンで睨みを効かせるとかの工夫は必要だと思います。
・バンギやナットの方が役割ベースで言えば優れているのは間違いないです。挑発されやすい分、ステロを決めることだけ言えば、キザン有利ですが。繰り返しになりますが、偽装構築による選出誘導、相手の間違った想定に基づく安定行動を誘うこと、相性補完に優れたメガ枠の存在による繋ぎやすさがこの型のポイントです。

以上の内容は、もう少し短くまとめて本論に順次追記していこうかなと思います。ありがとうございました。
15/09/13 16:58
25吉住
>>シーズン12から過去作が解禁
って本当ですか?シーズン13以降も過去作使えるんですか?
ローキックは採用候補足りえますか?
15/09/13 20:06
26いか鉄 (@ikairon_7)
>25
公式情報ですから、ご自身でPGL等を確認されるのが良いかと思います。
ローキックは命中安定で威力も高いのですが、無効タイプがあり、岩石封じのように弱点を突きやすいメリットが無いので、候補外としています。
具体的に持っておくことで有利な相手がいれば教えていただければと思います。
15/09/14 21:35
270414
相性のいい味方にエルフーンがいるんですが 相手がアローだったら何を受け出しするんですか? ゴツメ持ちですか? 物理受けですか? 上からみたいで申し訳ないです 返答願います
15/09/15 06:42
28いか鉄 (@ikairon_7)
>27
この育成論はエルフーンの育成論では無いので、そこは個人の采配で決めて頂ければと思います。例えば、エルフーンの苦手な草にも打点があり、アローを受けられるポケモンとしてはヒードランやヒートロトムがいます。特にヒードランはエルフドランという名前がつくほど有名な組合せですね。

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