今回初投稿となりますが、今回の育成論は私が2番目に好きなエモンガです。
採用理由は愛でもあるのですが私が使ってるパーティだといかんせんファイアローが重かったのでファイアローにメタを張ったエモンガの型を考えてみたら、割と使い勝手が良くなったのでオススメという形で投稿させてもらいます。
基本的にこの育成論ではHP/攻撃/防御/特攻/特防/素早さをH/A/B/C/D/Sと表記し、補正なし252振りを「ぶっぱ」または「準速」といい補正あり252振りを「特化」または「最速」と表記します。また、ランク補正に関しては↑〇、↓〇(〇は実数)で表します。
エモンガとは
そもそもエモンガというとガブに対して上からアンコールなどで完封する、後続のサポートをするなどどちらかというとサポート向けのポケモンであります。そして電気タイプということで麻痺によるS減少の影響を受けないので最速からの珠で攻撃することが可能であるポケモンでもあります。そしてかわいい、最もかわいい!これが採用理由である人も多いと思いますよ
今回のコンセプト
今回はゴツメを被せ物理アタ相手にはゴツメ+「10万
V」で痛手を負わせ、(アローはこれで突破できます)特殊相手には1発耐えて返しの一撃を負わせてその後はゴツメを利用したクッション等にする為に引くなり捨てるなりします。
素早さの調整先はバンギ抜き抜き調整です。これは自分のパーティにいなくともバンギ抜き調整のポケモンは多く仮にバンギラスに対して出てくるバンギ抜きのポケモンに「10万V」を入れるために調整してあります。
よって努力値振り分けはH164B252C68D4S20で確定です。一見無駄振りに見えるのですがHBCのどれかを削るとアローの突破不可能になる。Sを削るとアロー以外に役割対象がいなくなってしまうのでこれが最善策だと思います。
人によってはC12S76にして役割対象を増やすこともオススメします。(S76で準速80族抜き)
また技の中にある「プラズマシャワー」(以降プラズマと省略させていただきます)はメガガルの恩返しなどを読み電気エンジンと組み合わせて素早さを上げる荒業を成し、上から「甘える」、「はねやすめ」で害悪戦法を仕掛けることが出来ます。(他のノーマル技でも素早さを上げる事は可能です)
ちなみに今回ダメージ計算をするのは与ダメは「10万V」、被ダメは相手の有効打(PGLでの使用上位中)でしかしません、ご了承ください。
技構成について
《確定技》
- 10万V…アロー突破、他のポケモンへの痛手を負わせる、サポート読みの挑発回避などに。除く理由がありません。
- はねやすめ…回復技、ゴツメの試行回数を増やす為に必要。
《選択技》
- プラズマ…電気エンジンとのシナジーが良くノーマル技で素早さを上げることが可能。メガガルを起点に出来なくもない。
- 甘える…素早さにあまり振っていないため上から甘えることが出来ず使えない場面の方が多いかもしれない(S80想定なら採用しても問題ない)。ゴツメと合わせた害悪戦術が可能。
- ボルチェン…アロー突破を捨てる事になるが後続に引ける技。あまりオススメはしないが他にアロー対処できる子がいればその子の負担軽減にはなりうる。
- 電磁波…安定のサポート技。コンセプトには合わないがアローを落としたあとにすることがなければこれでいいかと。(ほっぺでも代用可能)
- 追い風…これまたサポート技。電磁波と同じくすることがなければ、電磁波の方が優先度高いと思います。
ダメ計
- A特化アロー
被ダメ→フレドラ…121〜144 [確2] (反動40〜48)
与ダメ→120〜144 [確2]
HA特化鉢巻アローでもゴツメ反動+10万で突破
HA特化珠アローだと珠ダメゴツメ反動+10万で突破
挑発持ちのアローも確2なので突破可能
勿論ASアローも安定して突破できます
- A特化腹太鼓マリルリ
被ダメ→じゃれつく…48〜57 [乱3]
アクジェ…42〜51 [乱3](ほぼ0%)
A↑6アクジェ…165〜195 [確1]
与ダメ→104〜126 [確2]
72〜86 [確3] (チョッキ持ち)
オボン、チョッキともに太鼓は防げないが対面からでも突破は不可能、ダメージを与えたらサポートして退場するべき
- パルシェン(いじっぱりH52A204S252)
被ダメ→つららばり…1発36〜44 [確1](スキルリンク時)
与ダメ→164〜194 [確1]
素早さは上回っているので相手がスカーフまたは襷でない限り突破可能
- 水ロトム(ひかえめH252B76C116D4S60)
被ダメ→ドロポン…120〜142 [確2]
与ダメ→42〜50 [確4]
素早さは上回っているのですることがなければ捨てつつ若干のダメージを与えるまたは後続のサポートができる
- A特化メガギャラドス
被ダメ→氷牙…90〜108 [確2]
滝登…84〜99 [確2]
与ダメ→66〜80 [確3]
素早さが抜かれていてもゴツメダメしっかり稼ぐので突破はできずとも痛手を負わせられる
- シャワーズ(ずぶといH252B220C4D28S4)
被ダメ→熱湯…75〜88 [乱2](98%)
冷B…112〜132 [確2]
与ダメ→86〜104 [確3]
突破は不可能、後続へのサポートをメインに行動すべき
- Aアタギルガルド(いじっぱりH252A236S20)
被ダメ→シャドクロ…106〜126 [確2]
与ダメ→76〜90 [乱2](40%)
ゴツメで強引に突破可能
- C特化ギルガルド
被ダメ→シャドボ…126〜148 [確2]
与ダメ→76〜90 [乱2][40%]
こちらは突破不可能
ギルガルド対面なら物理も特殊も1回は耐えるので相手の型判別に使え特殊だった場合後続サポートして退場が安定択かと思われる
- A特化メガボーマンダ
被ダメ→捨て身…77〜91 [確2] (反動25〜30)
逆鱗…118〜141 [確2]
与ダメ→48〜58
逆鱗固定を嫌っての捨て身ならゴツメ反動で次ターン落とせる可能性がある(←次ターン他の技が選択される可能性もある)
- 眼鏡トゲキッス(ひかえめH180C220S108)
被ダメ→マジシャ…118〜141 [確2]
与ダメ→80〜96 [乱2](8.6%)
受け出しからでも半分は削れる
対面だとおよそ9%の確率でしか突破ができない
最後に
ここまで読んで貰った人に感謝すると同時にこのポケモンに対してのダメ計をしてほしいなどのご要望にはできるだけ応えようと思います。
この育成論だと相手に読まれないという強みがありますが、抜ける相手が少ないので人によってはS80の方が使いやすいかも知れません。元々アロー対策なんだからS80で選択技の中から適当に選んでくれて構わないんだ…