考察
今回は第六世代にて大幅な強化を受けて最近増えてきたロズレイドの考察を行います
ロズレイドの持ち物ではスカーフはかなりメジャーですが、このサイトにはいまだに投稿されてなかったため投稿しますが、
不要だという声が多ければ削除します
なお確定欄はめざ炎でBCSUHDVとなってます
ロズレイドの第六世代の変更点
ロズレイドは六世代である程度強化され、レート等でも使われるようになってきました
が、同時にロズレイドに対して向かい風とも言えるものもあります
ロズレイドの六世代での変更点をまとめました
- B種族値の上昇
これは地味に大きいです
ロズレイドは特殊耐久の割には物理耐久は低く、先制技に非常に弱かったのがある程度改善されました
- 目覚めるパワー威力60化
これにより個体値をわざと下げなくても、目覚めるパワーによってテクニシャン補正で威力90の技が出せるようになりました
- 毒タイプで新たに弱点をつけるフェアリーの登場
これは大きいですね
鋼も弱体化しましたし
- ファイアローの登場
これによりスカーフロズレイドでも常にアローに上をとられるのを想定しないといけなくなりました
- ねむりごなが草タイプに無効になったこと
この型ではねむりごなはほとんど採用しませんが、ロズレイドにとって弱体化とは言えます
- 特殊威力低下によるリフストやサブウエポンの威力の低下
一方テクニシャン目覚めるパワーの強化という点もあるので特殊威力低下は一概に向かい風とは言えません
この型の説明
この型はロズレイドの中途半端なSを補い、メガゲンガーやゲッコウガ、メガルカリオといったポケモンに強くなれるスカーフ型を考察していきます
スカーフによりロズレイドの欠点である中途半端なSを補うことでよりロズレイドの力を万全に発揮できるようにします
目覚めるパワーについて
ロズレイドは特性テクニシャンによって、目覚めるパワーが威力90になります
それによって、ノーマルフェアリー以外のすべてのタイプの威力90のサブウエポンを持つことができるのです
ライバルとしてはペルシアン、バリヤードなどがいますが、タイプや火力によって差別化は簡単です
差別化で思い出しましたが、メガフシギバナとの差別化点は高いS、幅広いサブウエポンといったところですね
以降目覚めるパワーのタイプ候補を書いていきます
- 炎タイプ
最もスタンダードなタイプの目覚めるパワー
地面と違ってハッサム、ナットレイといったポケモンに刺さります
- 地面タイプ
次に候補に上がりそうな目覚めるパワー
基本的に炎とは範囲が被りますが、ナットレイやハッサムが倒せなくなります
しかしながら、ヒードランには強くなれるのでヒードランが重いなら地面を選びましょう
この炎、地面はメガルカリオ、ギルガルドといった鋼ポケモンが共通の仮想敵です
- 氷タイプ
ガブリアス、ランドロス、ボーマンダといったポケモンに撃っていきます
しかしながら、ガブリアスはスカーフや襷が多く、ランドロスもスカーフが多いという環境なのであまり役に立たない気もします
- 岩タイプ
受けに来たファイアローをぶっ飛ばします
最速アローは抜けるのでフレドラなどでこだわってしまったアローにも有用です
ちなみに、ロズレイドは砂ウェザーボールという目覚めるパワー岩の上位互換になるような技を使えます
以上目覚めるパワーの考察です
パーティの重いポケモンによって目覚めるパワーを選択しましょう
私は地面、電気、炎の三体を育成しましたが、炎が一番おすすめですね
調整
火力不足になりがちなので控えめで確定
臆病にしてもメガゲンガー辺りの確定数は変わりません
しかし、メガルカリオが目覚めるパワー炎で乱数一発になるなど火力不足が目立ち始めます
また、スカーフによって補ったSと高いCから上から相手に負担をかけていきたいですし控えめがよいと思います
スカーフロズレイドの仮想敵メガゲンガーを抜くためS192は最低でも振ります
また、130族抜き調整はあまりにも有名でなおかつようき最速キノガッサに岩石封じを入れられても勝てるようにS200は振っておきましょう
メガライボルトですが、無振りメガライボルトに対してさえリフストで乱数なので仮想敵にしていません(おまけにメガライボルトはガブリアスの地震を威嚇込みで耐えるためHにある程度振っているという…)
また、耐えられると反撃のオーバーヒートで倒されます
しかしながら、かえんほうしゃなら耐えるためメガライボルトを抜いておく調整も悪くはないと思います
が、今回は確定にしていません
残りですが特に考えずCはぶっぱでいいでしょう
残りですがせっかくようきキノガッサを倒せるなら意地っ張りキノガッサも倒せるようになりましょう
H52B4D4で意地っ張りキノガッサの岩石封じ+マッパを耐えられます
H52B4C248D4S200
目覚めるパワー炎のときですね
また、メガライボルト以外にもSをさらに振ることで抜けるようになるポケモンは多いです
例えば、スカーフドリュウズやスカーフロトムなど
そういったポケモンを抜けるようにSを振っておくこともいいかもしれません
H4B32でキノガッサの岩石封じ+マッパが耐えられる最小の努力値となり、努力値が余りますがそこまでHが薄いと襷ゲッコウガの冷凍ビームが低乱数から高乱数になったりと特殊面に弊害が出てきます
技
リーフストーム、ヘドロ爆弾、目覚めるパワーは確定です
選択技
- 神通力
草と毒を半減する毒などに打ちます
最優先すべき選択技だと思われますが、この技はスボミーの時にしか遺伝しないため、おこうを持たせる必要があり変わらず石か赤い糸を持たせられなくなるという六世代最高難易度の孵化厳選を強いられます
後の技はよっぽどのことがない限り採用しなくていいです
- マジカルシャイン
サザンドラピンポイント
- シャドーボール
多くのゴーストポケモンに刺さります
- ねむりごな
苦手な相手が来たとき、ねむりごなからの交代をします
が、交代したときに相手が起きることもあります
ダメージ計算
- 耐久
特殊耐久
臆病Cぶっぱメガゲンガーのシャドーボール
56~67%体力が減るが耐える
控えめCぶっぱサザンドラの大文字
40%の乱数一発
臆病C振りゲッコウガ
37.5%の乱数一発
なかなかの特殊耐久ですね
物理耐久
メガルカリオのバレットパンチ
87%の乱数二発
マリルリのはらだいこアクアジェット
82~97%体力が減るが耐える
先制技なら高火力でも受けられます
- 火力
リーフストームでHぶっぱチョッキマリルリ
43%の乱数一発
リーフストームでD4振りガブリアス
確定二発
ヘドロ爆弾でH252メガサーナイト
確定二発
ヘドロ爆弾でH252ニンフィア
確定二発
めざ炎でHぶっぱナットレイ
確定一発
めざ炎でH4振りメガルカリオ
確定一発
めざ炎でHぶっぱギルガルド
確定二発
神通力、シャドーボールでHぶっぱメガゲンガー
確定二発
やはり火力は中途半端ですね
ステルスロックは有用に思えますね
立ち回り
基本的に有利な相手に対してスカーフで上から叩いていきます
メガルカリオのバレパンやマリルリのはらだいこアクアジェットなど氷のつぶてやアローのブレバ以外の先制技なら安定して耐えます
が、アローだけはどうにもなりません
アローに強く、またステルスロックも撒けるバンギラスなどの岩タイプを入れるのを推奨します
最後に
私はスカーフロズレイドをシーズン2のときから使っていますが、アローに突っ張るなどの無理なプレイングをしない限りはなかなか活躍してくれます
リーフストームの火力は高く、等倍であればほとんど確定二発、抜群であればほとんど確定一発で敵を倒していくことができます
また幅広いサブウエポンが素晴らしいですね
ロズレイドは厨はなくとも強ポケ足り得ると思います
ただ、使ってみてたまに火力不足だと感じることがあります
なのでその火力を強化できる帯型も強そうだなと思います