- 概要
説明不要の砂下における絶対的エース。
高いAから繰り出される命中安定のメインウェポン
特性によるS2倍上昇+剣の舞によるA2倍上昇
電磁波無効
サブウェポンのひるみによる勝ち筋の確保
まさに相手を全抜きするために生まれてきたポケモンですね。
BW2環境になりアイアンヘッドを習得。珠を持たずともサブウェポンに十分な火力を持たせることが可能となりカバドリにおいても襷ドリュウズ(bw/2648)が多く採用されるようになりました。ドリュウズ自身ローブシンやキノガッサの強化と共に先制技で倒されやすくなったことから、襷によって行動回数を確保しやすいという点も評価されているのでしょう。
しかしながら、強化アイテムを持たないドリュウズの火力は高いとは言えず、地面等倍の物理受けですら止まってしまいます。加えてカバドリのドリュウズが襷が多くなっていることが周知され、物理受け+先制技で安定処理を目論む構築も散見されます。
今回考えるのは、強化アイテムとして地面ジュエルを選択する場合です。BW環境ではドリュウズに珠を持たせることができない場合の代案程度に考えられていました。しかし、アイアンヘッド習得によりラティオスなどの地面無効・岩等倍相手への打点が確保しやすくなり、結果地面ジュエルの有用性が高くなりました。甘えた物理受け後出しを分からせてあげましょう。
- 構成
調整を3パターンほど挙げておきます
- 例1
個体値:31-31-31-*-31-31
努力値:0-204-52-0-0-252
実数値:185-199-87-*-85-140
特性:砂かき
持ち物:地面ジュエル
調整
B:A118グライオンの地震確定耐え
S:準速(最速ドーブル抜き)
A:残り
意地っ張りの場合。ASぶっぱでもいいですが、これくらいBにふると後出しグライオンに強くなります。グライオン、エアームド、ヤドラン、クレセリア後出しが軒並み間に合わないのでドリュウズを受ける気満々の構築を壊滅させます。副産物としてA200キノガッサのテクニマッパも耐えるのでガッサ入りへの選出も一応視野に入れることができます。
Sは準速。カバドリミラーにおいて、剣舞ジュエルじしんでカバルドン飛ばしたあとに相手の準速ドリュウズと同足ゲーできます。陽気ドリュウズはこちらのカバルドンで止めましょう。
- 例2
個体値:31-31-31-*-31-31
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:185-187-81-*-85-154
特性:砂かき
持ち物:地面ジュエル
陽気の場合。火力足りてないのでぶっぱ。もちろん対御大ドラン性能が上がります。さらに、ステロをまくことで意地ドリを採用したカバドリを壊滅させます。陽気ドリでも最低限同足ゲーが可能です。ただし、カバラッキーに採用されるHB特化したカバルドンは厳しいので選出控えたほうがいいでしょう。
しかしながら、硬いグライオン(H-B:177-177)へのアイアンヘッドのダメージが足りず、地震も耐えない可能性があるため、対グライオン性能は下がります。最も、最速ドリュウズ抜きのグライオン(H-B:177-157)には十分ダメージ足りており、個体数としてはこちらが多いようですので大きな問題ではないかもしれません。
- 例3
個体値:31-31-31-*-31-31
努力値:0-244-116-0-0-148
実数値:185-204-95-*-85-127
特性:砂かき
持ち物:地面ジュエル
調整
B:A211ブシンの珠鉄拳マッパ最高乱数切って耐え
A131グライの地震最高乱数切って耐え
S:砂下で最速スカーフガブリアス抜き
A:残り
流行を意識した調整。Sを最低限まで削りできる限りBを上げることで、先制技による縛りを受けにくくした調整。ブシン対面での行動が確保されているため選出しやすく、ブシン交換に合わせてアイアンヘッド+ジュエル地震を打つことで、ドリュウズの処理をブシンに依存した構築を壊滅させることが可能です。副産物としてAに振ったグライオンの地震をそれなりの乱数で耐えるため、対受けループ性能も確保できています。
反面Sを大きく削ったことから、運用は砂下前提となる上、ミラーに対しても弱いドリュウズとなりました。どのような構築にはどのような選出をするかを、構築段階から決めておかないと十分な活躍が望めないかもしれませんね。
技
- じしん
- アイアンヘッド
ひるみによる勝ち筋確保
ポイヒグライオンにほぼ勝てる
- いわなだれ
ひるみによる勝ち筋確保
鈍いムドーに8割弱、鉄壁ムドーに6割弱勝てる
- 剣の舞
以上で確定です。
AS襷との比較
採用理由に直結するので記述します
- こちら
先制技に気持ち強い
奇襲性能が高い
- 襷
最低限ストッパーとして使える
ピン選出がしやすい
BW時代の剣舞珠ドリュウズに近いです。スイクンのような物理受け+先制技でドリュウズを見ている構築には綺麗に刺さります。カバルドンやメガネラティオスのサポートから全抜きを仕掛けましょう。一方で、襷ドリュウズの方がストッパーとして使ったり、ピン選出したりと立ち回りの幅は広いです。
ダメ計
- ツールはトレーナー天国使用
- ()内の%は撃破率(全て急所率、技の命中率込で計算)
与ダメ
A204で計算
- じしん
207-176スイクン 196〜232 (70.70%、砂ダメ1回で確定)
212-162カバルドン 213〜252
215-187カバルドン 186〜219(23.83%、ステロ1回で58.98%)
Aランク2↑
183-116ガブリアス 198〜234
181-163ナットレイ 142〜168
207-134ブルンゲル 171〜202(ステロ1回で64.84%)
177-126ハッサム 183〜216
ジュエル
206-118ローブシン 147〜174
183-115ガブリアス 150〜177
147-201パルシェン 85〜102
- アイアンヘッド
177-177グライオン 105〜124(ポイヒ回復2回込み83.86%で2発)
171-145グライオン 127〜151(ポイヒ回復2回込みで2発)
227-189クレセリア 97〜115(ステロ1回、砂ダメ1回で確定2発)
通常
185-100マンムー 186〜218
155-101ラティオス 93〜109
206-118ローブシン 78〜93
- いわなだれ
157-127ロトム水 91〜108
191-100ギャラドス 172〜204(威嚇込み)
通常
183-115ガブリアス 25〜30(岩雪崩命中後ジュエル地震で79.06%、ステロ込みで確定)
147-201パルシェン 58〜70(岩雪崩命中後ジュエル地震で97.60%で確定)
155-90ボルトロス 128〜152
被ダメ
185-95-85で計算
- 物理
A200キノガッサのテクニシャンマッハパンチ 144〜170
A200珠キノガッサのテクニシャンマッハパンチ 187〜221
A209鉄拳ローブシンのマッハパンチ 120〜144
A211珠鉄拳ローブシンのマッハパンチ 156〜187(12.11%)
A200ハチマキハッサムのバレパン 54〜63
A118グライオンのじしん 140〜168
A132カバルドンorグライオンのじしん 158〜188(17.97%)
A200ガブリアスのげきりん 72〜84
A112マリルリのジュエルアクジェ 174〜206(70.70%)
A161パルシェンの珠つららばり 32〜39(スキリン込みで28.03%で1発)
A161パルシェンの珠A↑↑こおりのつぶて 99〜118
- 特殊
C117スイクンのねっとう 126〜150 ※最悪対面でまえますがやけどが怖い
C95クレセリアのめざパ炎 60〜72
C177ボルトロスのめざパ氷 61〜73
- 定数ダメ
ステロ 5
やけど、鉄の刺、鮫肌 20
あられ 11