瞑想ジュエルラティオスは既に存在しますが、採用理由調整ともに異なるので投稿いたします
- 概要
最強の龍。特殊決定力の代表とも言うべき存在。型の豊富さもその強さを際立たせており、崩しから展開補助までこなす万能さも持っています。
豊富に存在する型の中でも最も警戒すべきであり強力な型は、やはりこだわりメガネをもたせた型でしょう。スタン系統等多くの構築に採用されますが、特にカバドリュウズとの相性が非常にすばらしい。カバドリュウズに一貫する水タイプを起点に決定力を発揮するだけでなく、流星群後の隙をカバドリュウズがカバー。加えて、相手の龍に龍技を強制したり、トリックにより技を固定したりすることによりドリュウズへの展開を補助することも可能と破格の相性の良さ。ラティオスまで含めてカバドリとおっしゃる方も少なからずいらっしゃいますね。
しかしながら、メガネラティを採用したカバドリの場合、相手のキノガッサに強烈な選出縛りを受けることとなります。テクニガッサならまだしも、毒玉ガッサに身代わりを残された状態でカバルドンが突破された場合、ほぼ負けが確定するためです。
今回紹介するのは、ジュエルを持たせることで必要な決定力を確保した上で、拘らないことで柔軟な動きを可能としたラティオスです。特徴として
- メガネ流星の瞬間火力を発揮することが可能
- カバルドンからの展開先として扱うことが可能
- キノガッサ・脱出雨を崩すコマとして採用することが可能
- 構成
性格:おくびょう
個体値:31-*-31-30-31-30
努力値:28-0-28-248-4-200
実数値:159-*-104-181-131-170
特性:ふゆう
持ち物:ドラゴンジュエル
調整
C:決定力確保のためぶっぱ
S:最速ガブリアス抜き
H:砂下前提なので16n-1
B:先制技意識で残り
D:余り
キュウコンに抜かれて負けたという悲しい報告を見たことがあるのでキュウコン抜き。せっかくなのでもう少し上げてガブリアス、霊獣ボルトも抜けるようにした形。S170〜176のポケモンは基本的にカバドリに出てこない上に、出てきたとしても大した驚異ではないので最速ガブ抜きで止めています。
耐久に多少振ったことでA200テクニガッサのマッパやA150ガッサの種爆弾を身代わりが最高乱数切って耐えるといった恩恵もあります。
性格:ひかえめ
個体値:31-*-31-30-31-30
努力値:124-0-4-128-12-248
実数値:171-*-101-182-131-161
特性:ふゆう
持ち物:ドラゴンジュエル
個体値:31-*-31-31-31-31
調整
C:決定力確保のためC182
S:最速グライオンと同速
余り耐久
耐久と火力を重視した形。硬いので扱いやすいですね。もう少しSを削って耐久に回してみてもいいかもしれませんが、グライと同速となりまもみがを抜けられる可能性があるのでひとまずこれで。ちなみにH173にすると、瞑想後に身代わりがC95クレセリアのれいとうビームを最高乱数切って耐えるようになります。
技
- りゅうせいぐん
後述の瞑想と合わせることでメガネ流星耐えを吹っ飛ばす
砂ステロや瞑想と合わせることでメガネ流星1.5耐えも吹っ飛ばす
- めざめるパワー(炎)
- めいそう
砂ステロやジュエルと合わせることで受けを吹っ飛ばす
- みがわり
きあパン持っていないガッサを起点にする 持っていると択にはなるが基本有利
有利対面での様子見としても安定
以上で確定です。抜く技がありません。
ガッサを死にだしから起点にして逆に相手構築を壊滅させてあげたり、ステロ×2又は瞑想1積みでのジュエル流星群で天候を奪ったりと従来のメガネラティ入りカバドリで厳しかった相手に十分対抗できる点が素晴らしいですね。技固定されないため、流星とめざパを打ち分けることが可能であり、ドリュウズ圏内まで削る動きも非常にしやすいです。
反面、カバドリ選出しない場合は、メガネ龍波連打できるメガネラティが使いやすさでは上回るでしょう。
ラティオスのりゅうせいぐんはつよい
ラティオスのめざ炎はつよい
ラティオスのめいそうはつよい
ラティオスのみがわりはつよい
突っ立ってるだけでドリュウズの起点を作るラティオスはつよい
コメントと内定ください
ダメ計
- ツールはトレーナー天国使用
- ()内の%は撃破率(全て急所率、技の命中率込で計算)
与ダメ
ただのC182ですのでダメ計は少なめにしておきます
- ジュエル流星群
197-143ニョロトノ(雨)(C↑)226〜267
268-121ソーナンス267〜315
325-157奇跡ラッキー(C↑↑↑)229〜270(ステロ+天候ダメ×3込みで確定)
207-125バンギラス(砂)(C↑)172〜204 (ステロ込み乱数上11個で落ちる)
- めざ炎
181-165ナットレイ 116〜140
181-165ナットレイ(C↑)176〜208(ステロ込みで確定)
135-80キノガッサ 122〜144(天候ダメ込乱数上12個で落ちる)
155-92キノガッサ 104〜124
155-92キノガッサ(C↑)158〜186
187-135メタグロス 72〜86(こういう奴はドリュウズに任せましょう)
被ダメ
H-B-Dが171-101-131で計算
おなじみ耐久ですのでやはり少なめにしておきます
- 物理
A167トルネロスのジュエルアクロ 154〜183 (43.8%)
156-100ラティオスを確定で倒す攻撃がこの程度はいります
A211ローブシンの鉄の拳れいとうパンチ 144〜170
A200ハッサムのテクニバレパン 102〜120
A192バンギラスの失敗鉢巻追い討ち 132〜156
※目安としてのせているだけなので、バンギ入り相手に有利体面作ったら基本的には身代わりから入りましょう。
A182マンムーの礫 84〜98
A95スイクンの神速 29〜35
- 特殊
C142スイクンの冷B 78〜94
C142スイクンの冷B(D↑)54〜64
補足
控えめで採用する場合はラティアスではいかんのか
ラティアスの場合以下のようになるでしょう
実数値:156-*-111-177-151-161
技:りゅうせいぐん、めざ炎、みがわり、めいそう
持ち物:ドラゴンジュエル
ラティオスに比べて実数値自体は高くなります。特に特殊耐久は非常に高く、上記ひかえめラティオスの1.05倍ほどあります。カバルドンから水タイプに繰り出す際の安定感は出るでしょう。しかしながら、ひかえめでぶっぱしてもラティアスではC177までしか伸びず、砂ステロで削りながら崩す性能はやはりラティオスには及びません。特にステロ+ジュエル流星で脱出雨を崩す際に乱数が怪しくなる点が気になりますね。
- ジュエルリゅうせいぐん
197-143ニョロトノ147〜174(ステロ×2込みで乱数下2つひかなければ落ちる)