どちらもそこそことの評価とコメントをいただきました。
今回こそ、皆様に評価していただけるような育成論を書きたい、
そう思っていましたが、俺が使うポケモンはどれもオーソドックスなものばかり。
既に投稿されている型ばかりでした。
そんななか、バトルサブウェイで対決したvsメタグロス。
こちらは様子見でノイコウに身代わりを打たせたところ、相手はなんとトリック。
おお、こいつは使えるじゃないか。
と言うわけで、たった1ターンから色々妄想を膨らませていくこととなりました。
(※HABCDS表記、6V前提。)
- 概要
メタグロスと言えば、鋼タイプに似合った防御性能、135族に属する攻撃に優れた種族値。
タマゴ技無しにもかかわらず、豊富としか言いようの無い技のバリエーション。
ちなみに、すばやさはちょっぴり遅めの70族。
よーするに、重量級という言葉がぴったりのポケモンです。
そんなメタグロスですが、今回注目したのはエスパータイプを持っていると言うこと。
厳つい外見とは裏腹に、スーパーコンピュータが内蔵されているかのような高い知能を誇ります。
それゆえ、PtHSにてトリックを取得することが出来ます。
メタグロスはフルアタックを思い浮かべる人も多い。
だからこそ、こいつのトリックは奇襲性において十分優れている、と言うことができます。
- 運用
基本的に、ハッサムなどの地震持ちではない物理Aに対して出すことになります。
メタグロス相手なら基本的に特殊アタッカーや物理受けに取り替えてくるので、そこを狙って拘りハチマキを送ります。
- 持ち物
となると、こだわりハチマキかこだわりスカーフの2択となります。
基本的にこだわりハチマキの方を推奨します。
理由は以下の通り。
1・スカーフ自体がパーティー内で取り合いが激しい。
2・130族抜きをするとなると最速しかないので、性格による攻撃上昇がない。
3・ハチマキの爆発力がすさまじいので、単純に受けにくさが倍増。
4・特殊アタッカーにスカーフを送ると、逆効果となる可能性がある。
5・スカーフ型の場合、スカーフを押し付けた後は中途半端な素早さが残る。
と言うわけで、スカーフよりハチマキの方が効果的と考えます。
スカーフを持たせるのもありですが、今回は省略します。
持たせる場合は、無補正全振り(115族と同速)か最速(130族抜き)で。
また、どくどくだまをもたせる戦法も存在します。
当然メタグロスに対しては物理受けが出てくることが多く、
そいつらに対してオボンや食べ残しとの交換が出来れば、有利に戦いを進められます。
もちろん、鋼タイプのメタグロスが毒に侵されることはありません。
ただ、特殊アタッカーに毒毒球を渡しても、大してメリットはありません。
受けにとって、ハチマキを渡されるのは毒毒と並ぶほどに辛い状況と言えるので、ハチマキの方が安定します。
ただし、トリックを覚えるロトムには毒状態を残せるので効果が高いです。
- 努力値
スカーフガブの地震を耐え(82〜96%)ます。
ハチマキを持たせる以上、受けにくさと破壊力重視で、可能な限り攻撃特化にしたいところです。
運用上蓄積ダメージが貯まりやすいので、調整はあまり意味を成さない、と考えております。
調整するならむしろ素早さが重要。
Hから削って、ミロカロスを有する無振り81族抜き、
スイクンを追い抜け、ウォッシュロトムを擁する無振りS86族抜きあたりが有力。
- 性格
ただし、ハッサムに先手でとんぼ返りを打たせたほうがいいので、ハッサム意識の勇敢にする手もあります。
ハッサム自体に勇敢が多いので、それでも後攻を取られてしまう可能性もありますが。
- 技候補
必須技
・トリック
これが無いと意味が無いのでこれは必須となります。
ハチマキを送りつけたり、何かを押し付けられても送り返す手段にもなります。
読みの力も試される上、ハチマキそのものが機能するのでむやみに打たないのも得策。
技候補
ダメージ計算はハチマキ持ちで計算。
トリックで渡すことが前提とはなりますが、トリックせずに持ち続けることにもこれだけのメリットがあります。
・コメットパンチ
単純にメインウェポンとして。
鋼技ゆえ弱点は突きづらいものの、安定しています。
vs無振りラティオス確定1発(113〜133%)
vsH252バンギラス確定1発(130〜154%)
vs無振りガブリアス確定2発(84〜98%)
vs無振りスカーフヘラ確定1発(118〜139%)
・バレットパンチ
テクニシャンハッサムのバレパンが強力なのと同様、
ハチマキもちのこいつのバレパンの威力も尋常ではありません。
素早さに振っていないのでぜひ欲しい技。
vsH252バンギラス確定2発(53〜62%)
vs無振りラティオス乱数2発(46〜55%)
・地震
サブウェポン筆頭候補。
電気、毒、鋼などに対する役割遂行技となります。
vsH252ライコウ確定1発(124〜146%)
vsH252メタグロス確定2発(84〜99%)※無振りは確定1発
・雷パンチ
水の物理受けに対する役割破壊。
毒を食らわないこともあり安定しますが、熱湯などのやけどに注意。
vs防御特化ミロカロス確定2発(60〜71%)
vs防御特化ヤドラン確定2発(50〜59%)
vs防御特化エアームド確定2発(50〜59%)
vs防御特化スイクン乱数2発(46〜55%)
※無振りヤドランからの大文字確定2発(53〜63%)
※無振りミロカロスからの熱湯確定4発(27〜32%)
・冷凍パンチ
ドラゴン、グライオンへの牽制技。
飛行タイプにももちろん有効。
vs無振りスカーフガブ確定1発(167〜197%)
vsH252マルチスケイルカイリュー確定2発(79〜93%)
vsH4B108ボーマンダ確定1発(182〜215%)
vs防御特化グライオン確定1発(101〜119%)
vs防御特化輝石グライガー低乱数1発(89〜105%)
・思念の頭突き
範囲は対格闘、浮いている毒タイプ。
ただ、半減できるポケモンも少ないので撃ち損になりづらく、鉢巻を持たせる上では好都合の技と言えます。
vsH252ローブシン確定1発(115〜136%)
vs防御特化マタドガス低乱数1発(89〜105%)
・岩雪崩
ストーンエッジは取得できないのでこれで代用。
vsH252サンダー超低乱数1発(85〜101%)
・アームハンマー
殆どナットレイピンポイント。
vs防御特化ナットレイ確定2発(65〜76%)
・大爆発
今作より威力半減。
元が遅いので扱いづらいものの、後につなぐにはもってこいの技と言えます。
vsミロカロス超高乱数一撃(99,5〜117%)
vsヤドラン確定2発(81〜95%)
・目覚パ炎
こいつの特攻種族値は95と、十分に高い数値を誇ります。
ナットレイ、ハッサムに限定されますが、炎のパンチを持っていない点も含め、
十二分に活躍してくれる特殊技といえます。
ただし、特殊特化ナットレイにはかなり厳しいものがありそう。
(ダメージ計算は意地っ張りによる性格下降補正込み。)
vs物理特化ナットレイ中乱数2発(47〜55%)
vs特防特化ナットレイ確定3発(35〜42%)
vsH252ハッサム確定2発(63〜75%)
vs特防特化ハッサム低乱数2発(44〜52%)
補助技候補
・守る
ハチマキを送りつけた後、相手の出方を見るのに使えます。
ただ、技スペースが厳しいので採用は難しいか。
・身代わり
トリック返しを防止します。
素早さ調整は必須となります。
・毒毒
物理受けへの交代読みでぶつけてやります。
無効にされる相手も多いのでハチマキを持っている状態ではリスクはかなり高いですが、
決まれば大きな負担をかけられます。
・とうせんぼう
HGSS限定の教え技。
メタグロスは相手によっては完封できる上に受けにくいので、
決まりやすい要素は持っていると言えます。
何より、奇襲性抜群なので、下手にターンを潰す相手に叩きつけてやりましょう。
なんか、単純にハチマキを持たせたメタグロスにトリックを覚えさせたのに近いですが、
ハチマキメタグロスの育成論自体がまだ無いので、規約違反はしていないと信じています;
ご照覧ありがとうございます。
ぜひ、たくさんのコメントをよろしくお願いいたします。