ジュンサ―巡査(?)の平和な事件簿(?)
第2話 マサラ派出所の1日
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交番勤務時は、原則、制服を着ることになっている。
ジュンサー「オーナミ警部は、なぜ制服を着ていないんですか?」
オーナミ「え?」
オーナミ警部は、漫画から私に顔を向けた。
オーナミ「なぜって…この方が涼しいからだよ。
どーせ、ばれないし…
あ、報告したら君を脅すことになるよ?」
私は、言葉を失った。
ザーーー
窓の外を見る。
ジュンサー「雨ですね。」
オーナミ「どしゃ降りだな。」
ジュンサー「…」
オーナミ「バイク飛ばして帰るのはキツいだろ?」
ジュンサー「はい。
ニビまで帰るのはキツいです…」
オーナミ「傘あるから…使いな…」
ジュンサー「ありがとうございます…」
オーナミ「…」
ジュンサー「…」
オーナミ「泊まる宛はあるの?」
ジュンサー「あります。」
ジュンサー「そろそろ勤務時間…過ぎますね…」
オーナミ「だな…」
交番の中には、オーナミ警部が普段生活している形跡がある。
ジュンサー「私が帰ったら、オーナミ警部一人になりますけど…」
オーナミ「ここは田舎だからね…
本当は、一人でも大丈夫なんだけど、
規則上、そういう訳にはいかないから、
できる限り、二人になるようにしてるけど、
人員が足りなくて、僕一人になることが多いんだ。」
ジュンサー「そうなんですか…
あ、時間だ。
それじゃあ帰りますね。」
オーナミ「お疲れ!」
ザー
私は、雨の中歩く。
懐中電灯を持って足元を照らす。
マサラには、外灯などないので夜は真っ暗だ。
何も見えない。
ジュンサー「道、合ってるかな…」
やがて、ある家の明かりが見えてきて、
私は、ほっとする。
ジュンサー「(今日、暇だったな…)」
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2018.7.17 19:07:01 公開
2019.3.16 13:25:21 修正
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