はじめに
- 今回が3回目の投稿となります。
- 本育成論では、努力値などの、非公式のワードを使用します。
- この育成論は、あくまでカクレオンと共に対戦を楽しむためのものであり、戦闘で勝つことを目的としておりません(高レートで十分闘えるポケモンではないということです)。予めご了承ください。
カクレオンの特徴について
・草電霊岩炎氷という広い特殊技範囲
・影撃ち不意打ち猫騙しフェイントという豊富な先制技
・トリル悪巧み自己再生トリックステルスロックという優秀な変化技を持つ為、型がバレにくい。
・トリルアタッカーとして充分なS40
・ D120と、高水準な特殊防御
・変幻自在
このように、利点のみ挙げていくとかなり強く聞こえます。しかし実際は、
・特殊アタッカーなのにC60
・H60B70と物理耐久が低い
と相当癖の強いポケモンとなっています。
この型の目的
この型は、出来るだけ弱点を突いて、トリル下で全抜きを狙う型となっています。
特性
火力を上げたり、タイプを変えて相手の攻撃を半減で受けたりする為に、変幻自在確定。
差別化
よく同じ特性のゲッコウガと比べられていますが、ゲッコウガとは特殊耐久と素早さで差別化出来ています。また、他のトリルアタッカーとは技範囲などの広さで区別できています。
性格
冷静推奨。素早さに下降補正をかけ、最遅にすることで、無振りのS20族とトリル下で同速勝負が出来ます。また、Aに下降補正を掛けていないので、先制技を採用しやすくなります。
努力値
特に仮想敵はいないので、HC252B4振り。元々トリル下で全抜きを想定しているので耐久調整は施していません。
持ち物
下のダメ計を見てもらうとわかるように、火力がギリギリなので、命の珠推奨。悪巧みを採用する場合はZクリスタルや回復を木の実を持たせることが出来ます。今回は汎用性の高い命の珠で論を進めていきます。
- 達人の帯
・メリット
耐久が削られない。他のポケモンに命の珠を持たせることができる。
・デメリット
ヒートロトム、メタグロスに不利になる(乱数が動く為)。弱点をつけない相手に、負荷をかけにくくなる。
上を見てもらうとわかるように、この辺りはパーティと相談になります。今回は、1撃でより多くの相手を倒せる命の珠で論を進めていきます。
技構成
- 大文字
メガハッサムナットレイメガルカリオテッカグヤギルガルド(シールド)カミツルギドリュウズメガクチートメガメタグロス
特化メガハッサム 135.0〜161.5%
特化ナットレイ120.4〜146.4%
無振りメガルカリオ152.4〜182.7%
特化テッカグヤ58.8〜70.0%
H252ギルガルド盾71.8〜85.6%
無振りカミツルギ582.0〜686.5%
無振りドリュウズ128.1〜151.8%
H252メガクチート110.8〜130.5%
H252メガメタグロス80.7〜90.3%
無振りメガメタグロス97.4〜117.4%(93.7%)
無振りカプコケコ72.4〜86.2%
- 吹雪
ランドロス(霊獣)メガボーマンダボルトロス(霊獣)アーゴヨンカバルドングライオンサンダー
与ダメ
特化チョッキ霊ランドロス95.2〜114.2%(68.2%)
特化メガボーマンダ131.1〜154.4%
H252霊ボルトロス106.4〜127.4%
無振りアーゴヨン147.2〜173.6%
特化グライオン157.1〜188.4%
- 草結び
カバルドンメガギャラドスメガラグラージメガバンギラス
与ダメ
特化カバルドン73.9〜88.3%
無振りメガギャラドス87.0〜102.3%
(18.7%)
H252メガラグラージ135.7〜160.8%
H252メガバンギラス75.3〜90.3%
- 原始の力
メガリザードンYウルガモスヒートロトム
無振りメガリザードンY112.4〜132.6%
無振りメガリザードンX67.9〜81.6%
無振りウルガモス107.5〜130.0%
H252ヒートロトム54.7〜66.2%
- 雷
メガギャラドスカプ・レヒレアシレーヌドヒドイデスイクン
無振りメガギャラドス78.2〜95.3%
H252カプレヒレ75.1〜89.8%
H252テッカグヤ81.3〜97.0%
H252アシレーヌ79.1〜93.0%
H252ドヒドイデ79.6〜94.2%
H252スイクン72.9〜86.4%
- シャドーボール
ミミッキュメガゲンガーカプ・テテフ
無振りミミッキュ90.0〜107.6%(37.5%)
無振りカプテテフ75.1〜91.7%
H252メガゲンガー70.6〜90.4%
- 悪巧み
受けループに強くなりますが、トリルターンを消費するのがきつすぎます。
- 先制技
足りない火力を微妙に補うことが出来ます。ですが、こいつの売りである技範囲が狭まるのがきついです。
- トリックルーム
自分でトリルを張ることで4ターン自由に動ける事に加え、構築選出ともに余裕が出ます。が、技範囲が狭まる事、被弾回数が増えるので先制技で落とされるリスクが増える事から、今回は採用は見送っています。
- 技構成について
今回は草氷炎岩にしています。電霊は役割対象が他の4つ少ない(数的にも、環境的に見ても)事に加え、上4つでかなりの敵を相手どれるので今回は、この4つを確定にしています。
被ダメ
(全てノーマルタイプの状態で計算しています。また、一撃で倒せない相手、先制技の中の幾つかを記載しています。)
- 物理
特化ミミッキュじゃれつく52.0〜61.6%
特化メガメタグロスバレットパンチ41.9〜50.2%(0.3%)
特化メガギャラドス滝登り67.0〜79.6%
特化メガハッサムバレットパンチ50.2〜59.2%
特化メガバンギラスストーンエッジ88.0〜104.1%(25.0%)
特化メガクチート不意打ち59.8〜70.6%
- 特殊
特化カプテテフCF下サイコキネシス
65.2〜77.2%
特化ギルガルドラスターカノン43.1〜50.8%(3.1%)
252カプ・コケコEF下十万ボルト
48.5〜57.4%(91.0%)
特化ヒートロトムオーバーヒートZ
80.8〜95.8%
特化メガゲンガーヘドロ爆弾53.8〜63.4%
252激流ゲッコウガ水手裏剣1〜5発17.9〜53.8%
運用
基本的にトリルを張ってやらないと、1対1交換が限界です。出来る限りトリル下で戦わせてあげましょう。相手の技を読んで、変幻自在を利用する事で相手の攻撃を受けることができるようになります。
オススメの相棒
ドーブル、エルフーンがおススメです。どちらもトリルに加え、自主退場技を備えているポケモンです。他の自主退場トリル持ちのポケモンはミミッキュに弱いので、パーティ単位でのミミッキュの対策が必要になってくるのでおススメできません。
*弱点
- ミミッキュ
皮が剥がれていないと何もできません。
- 高耐久ポケモン
積み技がないので受け切られます。
最後に
いかがでしたでしょうか。ご意見ありましたらコメント欄にてよろしくお願いします。カクレオンの魅力や強さ?に少しでも気づいてくださると幸いです。