一般的なメガバシャーモはASベースで格闘技、炎技、守る+サブといった構成を取る。
本論のバシャーモはサイクル戦の持ち込みに打ち勝つ事を目標にしたサブの枠に鬼火を搭載し、HAベースの配分を取った型を紹介していく。
型の概要
多くのメガバシャーモに共通する強みとして、ガルーラゲンガー、ポリクチなどの並びに強いエースである事が挙げられる。
よってこれらのスタンパは必然的にバシャーモの対策を余儀なくされ、バシャに釘を刺す枠としてよくクレセリアが採用される。
それらの並びに対する回答として、有利対面から鬼火を入れ、誘うクレセを焼いてバシャーモの一貫を通す事を目標にした。
鬼火ダメージ2回+フレドラ2回で高乱数(98.4%)で落ちるため、2回目の受け出しが不可能になる。
構成
※配分案
H140 A252 B4 D4 S108
H6n-1
一加速で最速メガゲンガー抜き
- 耐久目安
特化ガブの逆鱗
78〜91.9%
特化マリルリのアクジェ
58.9〜70.5%
C252振りメガゲンガーのヘド爆
64.7〜76.8%
クレセを焼いてフレドラで突破するだけならASでも全く問題は無い。
しかし、鬼火を搭載したバシャの場合HAのほうが適していると判断し、この配分になった。
大まかな理由は4つ
1、クレセ突破後のメガガルーラの不意打ちを確定で耐える。
クレセをフレドラ2回で突破するとゴツメとフレドラのスリップダメージでゴリゴリ削れるため、無振りだとガルーラの不意打ちで約6割の乱数で落とされてしまう。
2、身代わり秘密の力ガルーラに強くなる。
ガルーラ対面で守る時に身代わりを合わせられてもA特化秘密の力+身代わり破壊時のフレドラの反動+火傷不意打ちを8割の高乱数で耐える。
3、ガブを対面から倒せる可能性が増える。
鬼火を入れたガブの地震を陽気鉢巻までなら耐える事が出来る。
守るを挟んで鬼火ダメを2回稼ぐとB4振りガブに対し馬鹿力で約9割の高乱数、膝なら確定で落とす事が出来る。
4、クチートにヤンキー突っ張されてもじゃれ不意+フレドラの反動を高乱数で耐える。
普通に考えたらあまり無い状況だが、仮に相手が居座りっても火傷すればじゃれ不意打ちとフレドラの反動を7割の乱数で耐えるため、読み外してもクチートを処理しつつ+@の仕事が出来る。
因みにSを135族抜きまで振りたいという方は下の配分をオススメする
H140 A220 B4 D4 S140
ただし、鬼火2回+フレドラ2発でクレセを突破出来る確率が98.4%から85.5%まで下がってしまう。
個人的にはメガミミライボは135族抜き調整しなくても対面で勝てる上、A特化を切るほど強く意識するほどの面子ではないと思っているのでメガゲン抜きの配分で使っている。
※技構成
抜ける技が無いため基本的に確定欄の構成で確定となる。
が、格闘技に関しては膝にする選択肢がある。
膝の場合だと後出しされるスイクンを分からせたり、鬼火2回でガブを確定で落とせたりするが、外した時点でほぼ負けに直結する事やサイクルを回すパーティーに組み込んだ場合はABダウンがあまり気にならない事などを考慮して選択とする。
- 火力目安
フレドラ
HB振りニンフィア
66.8〜79.2%
HB特化サンダー
53.8〜63.9%
馬鹿力
B4振りガブ
74.3〜88.5%
膝→80.3〜95%
HB特化スイクン
42〜49.7%
膝→44.9〜53.6%
総括
AS剣舞の抜き性能を捨て、クレセギャラなどでバシャーモを見て来る並びに強くしている。
だが、バシャに弱いエース+物理受けのサイクル戦に強いだけであってこいつ単体でクレセ等の物理受けに強い訳では無い。
又、ミラーなどにも弱くなっているためその辺りは取り巻きでしっかり対策したい。
現在環境トップになっているガルガブゲンに上から致命打を叩き込める上受けに対してもある程度の抵抗力があるため、上手く補完を組めばエースとして申し分ない制圧力を見せてくれるだろう。
以上で終わります。