今回は、クスィーさんところで話題に少し出た鉢巻マニューラです。
オフでとある方が使っていたので、知ってる方は知ってるかと思います。
- ルール
・対戦環境は見せ合い有り63、フラットLv50
・個体値は理想個体を前提。
・ダメージ計算は164さんの加算ダメージ計算機を使用。
・HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早=H/A/B/C/D/Sと表記。
・低評価の場合理由を書いていただけると育成論の質の向上につながりますのでよろしければコメントを。理由も書かない評価1厨は黙ってブラウザバック。
- 型説明
基本は珠マニューラと変わりません。
S186までのポケモンに弱点をつきながら戦うというのが主な戦法になります。
鉢巻を持たせることで珠よりも火力がアップ。
抜群冷凍パンチでA182ガブリアスの鉢巻逆鱗耐えを崩すことができます。
具体例を挙げると、マルスケカイリュー・サンダーを1撃で葬れたり、けたぐりでヒードランやコバルオンが乱数圏内に入ったりなど。
ただし、もともとサイクルに入りにくいことに加え、一度拘ってしまうと起点になりかねないので、そこはうまくPTで補完。ハッサム、ローブシンなどを苦手とするので、シャンデラと組み合わせると選出場面から威圧感をかけることができます。
- 参考 珠マニューラ bw/2550
- 構成
性格:陽気
個体値:31-31-31-*-31-31
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:145-172-86-0-105-194
持ち物:拘り鉢巻
技構成:冷凍パンチ/辻斬り/けたぐり/氷の礫
備考:追い打ちは拘ってしまうと、起点になりやすいので候補外
- 火力
H187-B100ラティオスを冷凍パンチで確定1発
H175-B123ラティアスを冷凍パンチで確定1発
H181-B162ナットレイへの冷凍パンチで67〜81(37%〜44.7%)
→確3なので2サイクル目の後出しを許さない。
H181-B144ローブシンへの冷凍パンチで76〜91(41.9%〜50.2%)
H155-B100キノガッサを冷凍パンチで確定1発
H179-B194グライオンを冷凍パンチで確定1発
H187-B100ラティオスを辻斬りで確定1発
H175-B123ラティアスを辻斬りで高乱1発(11/16)
H223-B184クレセリアを辻斬りで確定2発
H201-B178ヤドランを辻斬りで確定2発
H217-B139ランクルスを辻斬りで確定2発
H181-B91アグノムを辻斬りで確定1発
H182-B151ユクシーを辻斬りで確定2発
H197-B110ニョロトノを辻斬りで高乱2発(205/256)
H157-B129ロトム水を辻斬りで確定2発
H167-B110テラキオンをけたぐりで確定1発
H193-B127ヒードランをけたぐりで乱数1発(12/16)
H167-B149コバルオンをけたぐりで乱数1発(10/16)
H181-B151ナットレイへのけたぐりで130〜154(71.8%〜85%)
H187-B151メタグロスへのけたぐりで78〜92(41.7%〜49.1%)
H201-B116ガブリアスを氷の礫で確定1発
H175-B133ランドロスを氷の礫で確定1発(bw/2554のおまけ参照)
- 耐久
A186珠竜舞カイリューの神速高乱1耐え(12/16)
A204鉢巻カイリューの神速確定2(73.7%〜87.5%)
A186鉢巻カイリューの神速確定2(67.5%〜80%)
C120ヤドランの大文字確定2(71.7%〜85.5%)
C182ラティオスの流星群低乱1耐え(5/16)
- 素早さ
- おまけ
ステロを一回までならくらっても役割を遂行できます。
性格:陽気
個体値:31-31-31-*-31-31
努力値:A212 B100 S196
実数値:145-167-98-*-105-187
- 火力
H201-B116ガブリアスへの氷の礫 高乱1(13/16)
H175-B121までのラティアスを冷凍パンチで確定
H167-B110テラキオンをけたぐりで確定
H191-B128までのヒードランをけたぐりで中乱数(9/16)
H167-B149コバルオンをけたぐりで中乱数(7/16)
H181-B162ナットレイをけたぐりで確定2発 116〜138/64%〜76.2%
- 耐久
A204カイリュー@珠の竜舞1積み神速確定耐え
A150ハッサムのバレットパンチ 71.7%〜86.8%
C182ラティオスの流星群低乱耐え(5/16)
- 素早さ
- 相性のいい組み合わせ
マニューラ自体後出しできるポケモンではないので、マニュを中心にPTを組んで行くことになります。
マニューラに後出しできるポケモンとして有力なのが、ハッサム・ローブシンあたりなので、そこらに強いシャンデラとの組み合わせが良好。
どちらも火力は非常に受けにくいので、非常に選出を決めにくくなります。つまり、選出をより誘導できるということでもあります。
サンプル
この2体を見て出てきそうなのが、FCロトム・ニョログドラ・ギャラドス・マリルリなど水タイプが多めなので、
- カイリュー
- ラティ兄妹
- ナットレイ
- フシギバナ
- ドクロッグ
- ロトム水
- ボルトロス
- ガブリアス
- 用語説明
るるぷうさんの記述を引用。(許可は取ってあります)
とある初心者さんに現状育成論はわかり易いか、見易いか?と尋ねたところ、
「略称がわからない」
「実数値表記がわからない」
「役割って何?」
「ダメージ計算の見方がわからない」
等の意見を頂いたのでここに簡潔に纏めておきます。
- 略称
・V・・・個体値が31であること。
・U・・・個体値が30であること。
・6V・・・HABCDS全ての個体値が31であること。
・めざ○○理想個体・・・めざパの威力が70でありかつその条件化で個体値が最大であるポケモン。たとえばめざめるパワー氷ならHV,AU,BU,CV,DV,SVでめざめるパワー氷70。
- 数値類
・努力値表記・・・そのポケモンの努力値配分の表記。
- ポケモン用語
・サイクル・・・炎ポケモンと水ポケモンが対面していて、こちらが草ポケモンに交代し、水タイプの技を半減で受ける。次のターン相手はこちらの草タイプの攻撃を炎タイプで受けに来る。炎タイプの攻撃に対しこちらは今度は水タイプで受けるなど、両者ポケモンを交代しながら戦うこと。
・役割・・・そのポケモンに後出しから勝つことが出来ること。
・環境・・・その時々での流行りのこと。例えば雨パーティが流行ってるときは雨環境という。
・エース・・・こちらは役割を持ち辛く、相手に役割を持たれにくいポケモン。具体例はバシャーモ。耐久が低いので後出しすることが難しく、火力が高いので後出しされにくい。
・採用理由・・・そのポケモンを何故パーティにいれるのか、具体的に何に対して強いのか=どのポケモンに役割を持っているのか、もしくは何故強いのか。
- ダメージ計算の見方
こうげきの実数値182(陽気努力値252)のガブリアスの逆鱗を食らった場合、44%から52%ほどのダメージを受ける。(半分前後のダメージを受ける。)
低乱数2とは低い確率で2発で倒されるということ。
例えば高乱数2なら高い確率で倒される。確定2なら2発で必ず倒される。ただし急所は考慮していない。
- 最後に
熱いうちに鉄は打てということで急ピッチであげさせてもらいました。
安定とまではいきませんが、なかなか面白い動きを見せてくれるので、マニューラを使ってみてはいかがでしょうか?
- 更新履歴
2012.01.10 初心者用の用語説明追加。
2012.01.18 マニュシャン用シャンデラリンク追加。