シャンデラ
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
60 55 90 145 90 80
飛びぬけた特攻は伝説ポケモンを除けば全ポケモンの中で1番です。
耐性も無効が2つ、格闘/ノーマル
半減が5つ、ほのお/くさ/こおり/どく/はがね 1/4が1つ、むし
と炎タイプの中ではヒードランについで耐性が多い点も優秀です。
その反面、メジャーな水/地面/岩/(悪、ゴースト)が弱点な事に注意が必要です。
シャンデラのメジャーな型としては、スカーフを持たせて高い特攻で抜いていく型。
眼鏡を持たせた圧倒的火力で後続に負担をかけていく型。もしくはトリックを採用させ起点作りを併用さている型などがメジャーだと思います。
今回のシャンデラは、小さくなるで回避率をあげて全抜きを狙う型で考えていきます。
努力値配分
個体値:31-30-30-30-30-30(めざ格闘70)
努力値:204-0-8-24-32-240
実数値:161-*-111-168-114-143
簡単に努力値振りについて説明します。
まず固体なのですが今回はめざめるパワー格闘を採用したいのでSは最速に出来ない為に最速ヒードラン抜き抜き
となっています。それに必要な努力値はSに240振り。
何故めざめるパワー格闘を採用するかなのですが、小さくなるで全抜きを狙う為に邪魔なヒードラン、バンギラスに打点をもつ事が理由となります。
特にその2体はシャンデラを扱う上でもっとも注意が必要な存在で、見せ合いにいると選出を拒んでしまう程でもあります。めざパ闘を採用すれば本来、逆に起点にされていた毒守ヒードランを起点に出来、ヒードランでシャンデラを見ていた場合は3縦も可能になります。
クレセリア+ヒードランにもの凄く強くなるのも強みです。
次に耐久面ですが、取りあえずHPに204振りの16n+1。
特殊防御に32振るとC205ウルガモスの1舞い虫のさざめきを身代わりが94%で耐える為にDに32振り。
C142コバルオンのボルトチェンジも同じ確立で耐えられます。
残りの32はどこに振っても大差はないのですが、シャドーボールで187-125メタグロスをほぼ確定3発に出来る事と、クレセリアへの乱数が大きくずれる為にCに24振り。余りの8をBに振って完成です。
余りの8はBに振ればA200ガブリアスのエッジ、Dに振ればC200ラティオスの
流星群を高乱数(94%)耐えになるので、目安として好きな方を振って下さい。
持ち物
食べ残し確定。
身代わりの試行回数を稼ぎます。
特性について
もらい火、炎の体、両方とも優秀な特性なのですが
今回はもらい火をお勧めします。
理由としては身代わりでは火傷は発生しない点と、ハッサムなどは
対面から間違いなく逃げるので、型バレした後には積み切っていて
押し切れる場合が多い点、ウルガモスに押されてしまう隙をみせてしまう
点などが挙がります。
技構成
シャドボール/めざ格闘/小さくなる/身代わり
基本的にはこの4つでほぼ確定となりますが、構築次第ではシャドボールが火炎放射になったりすると思います。
しかし、火炎放射にしてしまうとメタグロスやハッサムの遂行は早まりますが、ラティオスやカイリューの起点になってしまう可能性があったり、相手のシャンデラを突破できなくなる事からシャドボの方が優先度は高いです。
めざ格闘を採用するに当たってはブルンゲルやスイクンに打点が無くなるのも厳しいです。
呪いや、痛みわけなども候補としては挙がると思いますが、素の特殊攻撃が高い為にウエポンを2つ据えた方が圧倒的に使いやすい印象でした。
しかし今後、身が守るスイクンの増加でヒードランが減少したりした場合は呪いなどの優先度は上がると思いますのでカスタマイズして下さい。
呪いを採用する場合は、ヒードラン、スイクンを呪いで流せる為に
火炎放射/呪いor痛み分け/小さくなる/身代わり という技構成になります。
シャドーボール
クレセリア223-151 割合: 45.7%〜54.7% 回数: 乱数2発 (54.7%)
ラティオス155-130 割合: 74.8%〜90.3% 回数: 確定2発
メタグロス187-125 割合: 32.6%〜39% 回数: 乱数3発 (99.68%)
バシャーモ155-90 割合: 54.1%〜64.5% 回数: 確定2発
ウルガモス161-125 割合: 37.8%〜45.3% 回数: 確定3発
ウルガモス191-132 割合: 30.3%〜36.1% 回数: 乱数3発 (38.3%)
ガブリアス183-105 割合: 39.8%〜47.5% 回数: 確定3発
ハッサム177-100 割合: 21.4%〜25.4% 回数: 乱数4発
めざめるパワー格闘
ヒードラン193-126 割合: 37.3%〜44.5% 回数: 確定3発
バンギラス207-120 割合: 48.3%〜57.9% 回数: 乱数2発 (93.8%)
バンギラス207-167 割合: 34.7%〜42.5% 回数: 確定3発
ハッサム177-100 割合: 25.4%〜29.9% 回数: 確定4発
ナットレイ181-165 割合: 30.9%〜36.4% 回数: 乱数3発 (50.6%)
マンムー185−80 割合: 60.5%〜71.3% 回数: 確定2発
小さくなるの回避率
小さくなるは自身の回避率を2段階上げる効果がある技です。
小さくなる1回 3/5 命中100%技→60%
小さくなる2回 3/7 命中100%技→42%
小さくなる3回 3/9 命中100%技→33%
1回積んだだけで気合玉や雷の当たる確率より低くなるのは驚異です。
注意点としては、雨下の雷、霰中の吹雪、ノーガードなどの必中特性、技には
注意が必要です。
又、絶対零度や地割れなどの1撃技の命中率は30%固定ですので回避率には
依存されません。
立ち回り
基本的には、小さくなるを積んで全抜きを狙います。
スターミーと違う点は、ハッサムA200鉢巻の後攻蜻蛉返りですら身代わりが
壊れない点や、コバルオンのボルトチェンジですら高乱数(94%)で身代わりが残る点。
ヒードランを激しく呼びますが、逆に起点に出来る事などがあります。
他にも、そのタイプからメジャーなキノガッサやハッサム、メタグロスなどを流せる為に流し際に身代わりから積める点なども評価できます。
デメリットとしてはSが大きく劣っている為に先制小さくなるなどが出来にくい点などだと思います。
シャンデラで小さくなるを積む場合は、電磁波や壁などでサポートをすると、より積みやすくなります。
壁ラティオス+シャンデラで組む場合はバンギラス、スイクン、ラッキーが重い為に、Dに厚く降ったビルドローブシンなども一緒に採用するといいと思います。
耐久面Bのライン
バンギラス
A155追い討ち 割合: 40.9%〜48.4% 回数: 確定3発
A186追い討ち 割合: 48.4%〜57.1% 回数: 乱数2発 (85.9%)
A204追い討ち 割合: 52.1%〜63.3% 回数: 確定2発
A155噛み砕く 割合: 79.5%〜94.4% 回数: 確定2発
A186噛み砕く 割合: 94.4%〜111.8% 回数: 乱数1発 (68.8%)
A155エッジ 割合: 98.1%〜116.7% 回数: 乱数1発 (93.8%)
ガブリアス
A182地震 割合: 115.5%〜137.8% 回数: 確定1発
A200逆鱗 割合: 76.3%〜90% 回数: 確定2発
205ガブのダブルチョップ→身代わり高乱数耐え
割合: 82.5%〜100% 回数: 乱数1発 (6.3%)
A200ガブのダブチョは壊れる。
割合: 105%〜122.5% 回数: 確定1発
キノガッサ
A182 種マシンガン→身代わり
割合: 42.5%〜52.5% 回数: 乱数2発 (9.4%)
A200珠 種マシンガン→身代わり。
割合: 62.5%〜75% 回数: 確定2発
ハッサム
A200鉢巻蜻蛉 割合: 16.7%〜19.2% 回数: 確定6発
A200鉢巻バレパン 割合: 28.5%〜33.5% 回数: 乱数3発 (0.49%)
パルシェン
A147 ロックブラスト→身代わり
割合: 65%〜80% 回数: 確定2発
耐久面Dのライン
ラティオス
C182流星群 割合: 78.8%〜93.1% 回数: 確定2発
C182珠流星 割合: 102.4%〜121.1% 回数: 確定1発
ウルガモス
C205虫のさざめき 割合: 14.2%〜16.7% 回数: 乱数6発
一舞さざめき→身代わり
割合: 85%〜100% 回数: 乱数1発 (6.3%)
ヒードラン
C157竜の波動 割合: 29.1%〜34.7% 回数: 乱数3発 (8%)
C157マグスト→身代わり
割合: 57.5%〜67.5% 回数: 確定2発
最後に
壁やタイプ相性で小さくなるを積める機会は沢山あると思います。
ウエポンを2種類搭載する事によって、最低限の仕事はできると思いますので
汎用性に欠けることはないと思います。
嫌いな方は、嫌いだと思いますが、こんなシャンデラもいると言う事を
知って頂けたら幸いです。
使用する際はフリーではなく、成るべくレートや大会などのガチ思考の場で
使用する事をお勧めしておきます。(自己責任で・・・)
誤字、脱字がありましたらコメントの方でお願いします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。