はじめに
今回が初投稿となります。7世代からの新ポケモンで特性ばけのかわ。フェアリー、ゴースト複合の優秀なタイプなどあげたらきりがないですがシングルレートで猛威をふるっているミミッキュの対策に困ったことはないでしょうか?そんなミミッキュへの対策をカエンジシでできないかと思い投稿しました。
注釈
この育成論では各ステータスをHABCDSと表記します。一部のポケモンを略称で表記する場合があります。
個体値
ここでのカエンジシの個体値はめざめるパワー(地面)を採用する場合はH31-A1-B31-C30-D30-S31
ハイパーボイス採用の場合はH31-A×-B31-C31-D31-S31とさせていただきます。
コンセプト
ミミッキュのメインウェポンのゴースト技、フェアリー技を両方半減以下にできるカエンジシならミミッキュを受けきり上からおにび撃つなどで仕事ができる。
差別化
ミミッキュ受けとして回復技があり、威嚇という優秀な特性を持つウインディがあげられますが、ウインディが覚えないちょうはつで起点になりにくく、S実数値が170以下の物理アタッカーにおにびを入れ機能停止にすることができるという点で差別化できていると思います。
性格
おくびょう
- 玉もちA252ミミッキュのじゃれつくオボン込み超低乱数4発
- スカーフ以外のマンムーの上を取れるので上からおにびを入れることができる。
- 最速ガブ抜きジャローダに対してのうちあいが有利
ずぶとい
- 玉もちA252ミミッキュのじゃれつくオボン込み低乱数5発
- 無補正A108までのランドロスのじしんを確定だえからおにびがうてる。(スカーフを想定するとおくびょうでは無理。)
- ミミッキュからの確定数が1回おくびょうより多いので交換読みがしやすい。(相手からは上をとっているように思われる)
お好みでどうぞ。
努力値配分
おくびょう
H252-A0-B12-C4-D4-S236
実数値 (193-×-94-129-87-171)
Sは最速エモンガ抜き最速ガブ抜きジャローダ抜き
Hぶっぱで残りBとC。
ずぶとい
H124-A0-B252-C12-D4-S116
実数値 (177-×-136-131-87-141)
HとBはA2段階上昇のミミッキュのじゃれつくが超低乱数確2(2%)。Sは準速ドリュウズ抜き。C残り。
持ち物
ミミッキュに何回か後出しすることを考えるとHPが足りないのでカゴの実かオボンの実推奨。
技構成
かえんほうしゃ
タイプ一致のメインウェポン。命中が安定し、威力も役割対象に対して十分あるので推奨。技マシン
おにび
ばけのかわを貫通してやけど状態にでき、ミミッキュへ後出しした後の交換先のガブリアスなどの物理ポケモンにもやけどを入れる事ができるので確定。技マシン
ちょうはつ
色んな場面で打つ機会があり起点回避もできるので使いやすく、ウインディとの差別点なので推奨。技マシン
めざめるパワー(地面)
呼びやすいヒードランに刺す技。厳選難易度が高いが入れているととても便利。技マシン
- 以下選択技
だいもんじ
かえんほうしゃとの選択肢。かえんほうしゃより威力は高いが命中が不安。技マシン
ニトロチャージ
ずぶといならばミミッキュのばけのかわをはがしつつSで上をとれる。技マシン
ハイパーボイス
範囲が広くタイプ一致でめざパの厳選がつらい人は採用推奨。レベル技
はかいこうせん
ハイパーボイスより威力が高いが命中が安定せず、1ターン動けなくなるのであまり勧めれない。レベル技
あくのはどう
シャンデラや環境に多いアローラガラガラに対して弱点をつける。技マシン。
どくどく
耐久ポケモンに対してうち、ねむるで粘ることができる。どのポケモンをみたいかによって選択。技マシン
あくび
事前にステルスロックをまいていたら欠伸ループができるのでパーティしだいではあり。タマゴ技
ねむる
カエンジシは回復技がねむる以外ないカゴのみを採用するならあり。技マシン
特性
おにびを撃った際にラムの実などが食べれなくなったり、オボンの実が発動しなかったりなどの効果が期待できるのできんちょうかんで確定
主な役割対象
- アタッカー型のミミッキュ
- 後出しからでてくるヒードラン
- ナットレイ
- メガハッサム
- 対面からのキノガッサ(カゴのみ所持時、ずぶといのみ)
- 対面からのジャローダ
与ダメ
- かえんほうしゃ(ほとんど変わらないのでおくびょうの方だけ載せます。)
H4ミミッキュ
与ダメ54〜64(41.2%〜48.8%)確3(ばけのかわがあるので確4)
H252ナットレイ
与ダメ196〜232(108.2%〜128.1%)確1
H252メガハッサム
与ダメ220〜264(124.2%〜149.1%)確1
H4キノガッサ
与ダメ168〜198(124.4%〜146.6%)確1
H4ドリュウズ
与ダメ156〜186(83.8%〜100%)乱1(6.3%)
- めざめるパワー(地面)
H252ヒードラン
与ダメ96〜116(48.4%〜58.5%)乱数2(93.8%)
- あくのはどう
H252アローラガラガラ
与ダメ78〜94(46.2%〜56.7%)乱数2発(76.2%)
H4シャンデラ
与ダメ72〜86(52.9%〜63.2%)確2発
被ダメ
- ミミッキュ
命の玉、補正有り、A252振り
じゃれつく
おくびょう
被ダメ55〜65(28.4%〜33.6%)
ずぶとい
被ダメ38〜45(21.4%〜25.4%)
- メガハッサム
A2段階上昇、補正有り
バレットパンチ
おくびょう
被ダメ80〜94(41.4%〜48.7%)
ずぶとい
被ダメ55〜65(31.0%〜37.2%)
- ナットレイ
鉢巻、補正有り、A252振り
ジャイロボール
おくびょう
被ダメ108〜124(55.9%〜65.8%)
ずぶとい
被ダメ75〜88(42.3%〜49.8%)
- キノガッサ
補正無し、テクニシャン、A252振り
マッハパンチ
おくびょう
被ダメ134〜158(69.4%〜84.8%)
ずぶとい
被ダメ92〜110(51.9%〜62.1%)
- シャンデラ
補正有り、メガネ、C252振り
オーバーヒート
おくびょう
被ダメ136〜161(70.4%〜83.4%)
ずぶとい
被ダメ136〜161(76.8%〜90.9%)
使用感
ミミッキュへ後出しした後にうつおにびで誘う格闘タイプやじめんタイプに多く仕事ができると感じました。あまり警戒されていないのか私のパーティだとカエンジシがパーティにみえてもミミッキュは割と高い確率ででてきました。
ミミッキュに後出しした後基本的に引いてくるのでそこで呼びやすいヒードラン、アローラガラガラを積極てきに交代読みの技をうつことを推奨します。(もし読みが外れてもミミッキュ対面ならその後からおにびをうってもリカバリーがきくので)
最後に
このカエンジシというポケモンは6世代ではほとんど注目されず、レートでみることもほとんどありませんでした。しかしミミッキュというポケモンの登場によりノーマル炎という固有タイプを全面にいかす事ができると思うので現環境ではかなり使いやすくなったんじゃないかなと思いました。
そしてもしこの育成論を読んでカエンジシについて興味をもったら是非オス&めざ地厳選をして使ってみてください!!
いたらない点が多くあると思いますがここまで読んでいただきありがとうございました。