はじめに
- 基本用語は使わしてもらいます
- シングルレート用です
- この育成論は前回の育成論の完成形です
- 先発推奨(乱数一発があるため後ろに先制技持ちが吉)
スカーフゲンガーとは
- 110族がスカーフをもち
すばやさに性格補正をかけることによって、実数値267にまで達します。この数値は最速スカーフガブリアス、最速スカーフテテフ、準速からをやぶる後のパルシェンなどの、メガゲンガーの130族では抜けないところまで抜くことが可能となります。
他のスカーフ枠との比較
まず前提として、からをやぶる後の準速パルシェンまで、抜けるとすると110族以上となります。具体例をあげればゲッコウガです。一見ゲンガーよりも特性へんげんじざいにより、多彩な技をタイプ一致で放てるので、ゲンガーの上位互換のようにみえます。しかしゲンガーにはみちづれというチート技があります。上からみちづれをうち、圧倒的不利対面でも強制的に1:1交換できます。これはゲンガーの固有の能力であり、この育成論のコンセプトとなります。
性格
前回の育成論ではあやふやになった性格ですが、試行錯誤の末、やはり臆病でいきます。理由としては最速スカーフガブ、テテフ、からをやぶる後の準速パルシェンに対して、先制攻撃を放つためです。また控えめは少し足りない火力を補え、確定範囲が広くなりますが、抜けないところもあるので、今回は臆病で決めました。
技構成
優先順位が高いとされる技から
- みちづれ
コンセプトであり、強制的に1:1交換をできるため
- ヘドロ爆弾
威力90タイプ一致という高火力で、環境に多いフェアリーに対して抜群をとれる。優先順位は高い。
- 目覚めるパワー氷or凍える風
火力を見るなら目覚めるパワー。HDSベースのボーマンダなどに対して、起点にさせないことを考慮すると凍える風です。後の与ダメージに載せました。自分のレート台に相談して決めてください。
- 10万ボルト
自分自身使い易かったです
先発に多いゲッコウガやギャラドスなど、刺さることも多くバレにくいのでおすすめです。
- シャドーボール
ゲンガーの代名詞ともいえる技。安定した削りを入れやすいです。ミラー対面時など有利ですが、刺さる時が多くはないです。
- 不必要技
鬼火、滅びの歌
まずスカーフアタッタカーを、上から鬼火で機能停止にさせることはできます。しかしこちらがスカーフですので、一旦引かなければなりません。鬼火ゲンガーはメガ進化し、祟り目を入れてその場で処理がベストだと思います。また滅びの歌は、メガ進化して特性かげふみをもてないため候補外とします。
与ダメージ
- ヘドロ爆弾
H4振りカプコケコ
132%〜157%確定一発
H4振りカプテテフ
95%〜113%乱数一発(70%)
H4振りキノガッサ
84%〜101%乱数一発(10%)
H4振りパルシェン
113%〜123%確定一発
- 目覚めるパワー氷
H4振りガブリアス
84%〜102%乱数一発(20%)
H4振りボーマンダ
88%〜105%乱数一発(30%)
H100D100振りボーマンダ
74%〜89%確定二発
↑+先制攻撃
ミミッキュかげうち
12%〜14%
ルカリオバレットパンチ
18%〜22%
- 凍える風
H4振りガブリアス
78%〜96%確定二発
H4振りメガボーマンダ
72%〜86%確定二発
H100D100振りメガボーマンダ
67%〜80%確定二発
- 10万ボルト
H4振りゲッコウガ
92%〜110%乱数一発(60%)
H4振りギャラドス
122%〜145%確定一発
H4振りメガギャラドス
49%〜58%乱数二発(90%)
H4振りペリッパー
98%〜117%乱数一発(90%)
- シャドーボール
H4振りメガゲンガー
106%〜125%確定一発
- みちづれ
テテフ対面では、チョッキ考慮のみちづれが安定。対竜時は相手の交代読み剣舞、剣舞、がんぷうが危険なので、みちづれは不安。
被ダメージ
基本的に不一致地震でおちます
A252ミミッキュ/シャドークロー
103%〜124%確定一発
みちづれ安定
マンムー、ミミッキュ、ギルガルド、マッシブーンなど、積まなさそうで、かつメガゲンの有効打なし、地震もち霊技もちには安心してみちづれできます。
まとめ
どんな状況であっても、みちづれによる強制1:1交換できる保険+高い特攻と豊富な技+スカーフによる行動保証。これらが全てできるのはゲンガーだけです。