- 非公式の略称、用語を用いる
- 特に指定のない限り理想個体であるものとする
- SM環境向けの調整でありUSUMでの使い勝手は保証できない
はじめに
ゴツメ霊獣ランドロスの調整案がこのサイトに無いようでしたので、僭越ながら補完させていただきます。
採用理由
- 相手物理アタッカーの削り
- 地面透かし
- 威嚇まき
- とんぼ返りと上記の削りによるエースの展開補助
- 電気の一貫切り
カプ・コケコには強い。だが他の電気枠に対しては信用してはいけない。
調整
性格 腕白
H-B 特化ミミッキュのA一段上昇Zじゃれつくを最高乱数切って耐え
S 最速70族抜き
現環境で物理受けとしてまず意識しなければいけないのはミミッキュである。その内ランドロスに最も火力の出る特化妖精Zを仮想敵として調整した。
これによりミミッキュに剣舞を詰まれるタイミングに後出しし、とんぼ返りで化けの皮をはがしつつ後ろにつなぐ動きが可能となる。(ハッサムなど)
また、70族抜きまでSを確保することで、キノガッサの上からとんぼ返りを行い、襷剥がしと後ろのキノコのほうしを空かせるポケモンとの対面を両立することができる。(カプ・ブルル、ゴーグル持ち鋼など)
仮想敵のミミッキュ以外に対しては、
A特化メガクチートのじゃれつく
A特化メガボーマンダのすてみタックル
A特化メガリザードンXのフレアドライブ
をそれぞれ威嚇込みで低乱数2発程度に押さえ込めるだけの耐久がある。
技構成
- じしん
メインウェポンであり、ドリュウズなどに対する遂行技。鋼Z以外の砂ドリュであれば後出しで止めることができる。確定技
B4振りドリュウズを確定一発。
無振りバシャーモを確定一発。
B4振りカプ・コケコを確定一発
H252メガクチートを威嚇込みで54.7%〜66.2%の確定2
- がんせきふうじ
S上昇を打ち消し、対面で無理やり竜舞をつんでくる相手を止めるため確定技。
Aに振る余裕が全くない弊害で、H4振りメガマンダの身代わりを威嚇込みで割れないのには注意が必要。
とんぼ返りとは違うが、相手のSを下げることで、後ろのポケモンが上から蝶の舞などの積み技を積めるようになるためエースの展開補助という採用理由とも噛み合っている。
また本論の調整の場合、封じ込みで最速130族を抜かせるため、メガゲンガーやコケコに対し打ち込めれば上から地震を打つこともできる。
- とんぼがえり
調整の意義であるため確定技。ミミッキュというポケモンに対しどこまで圧力をかけられるかは現環境のゴツメ枠の評価の基準の一つだと思っている。威嚇を巻ける上ゴツメをもったランドロスを生き残らせつつ、裏の革のはがれたミミッキュを倒せるポケモンにつなげる動きができるのは非常に優秀。
以下は選択技
- ステルスロック
ステロ要員とゴツメ要員を兼ねられるのはゴツメランドロスの魅力の一つである。対面していない相手の削りになるのも、役割と噛み合っているため優先度は高い。
- どくどく
ポリゴン2などの耐久や、羽で無理やり突破を図るボーマンダなどにさせる技。
- はたきおとす
威嚇ゴツメによる流し性能からかなり刺さりやすい。
- じわれ
威嚇ゴツメによる流し性能の高さに加え、耐久も物理方面にはあるためそれなりに試行回数を稼ぐことができる。
運用
主に物理アタッカーに後出しし、削りと威嚇を入れながらとんぼ返りで対面操作を行うのが基本的な運用。眠らせてくるガッサや、冷凍ビームを打ってくるポリゴン2からはとんぼ返りで逃げつつサイクルを回していく事ができる。
メガリザードンXやバシャーモも役割対象だが、球めざ氷やメガリザYには為す術もなく吹き飛ばされるため型の見極めは念入りに行うこと。
相性のいいポケモン
- カプ・コケコ
いわゆるコケコランド。コケコで先制ボルトチェンジないしはとんぼ返りで逃げつつランドで受けるとんボルチェンができる。ゴツメランドは数あるランドの中でもドリュウズに強めにでれる型なのも大きい。
- ハッサム
ハッサムの苦手なバシャーモやリザXに強く出れる上に、ランドロスが苦手な氷技を受けることのできるポケモン。毒羽型であればポリゴン2にも強く出れる。
最後に
フェアリーの増加でガブリアスが動きにくくなっている今の地面枠と言えばランドロスなのかもしれません。その中でゴツメランドを使いたいと思う人の参考になればうれしいです。