はじめまして。えにです。
今回は私の好きなポケモンで、物理アタッカーが多い現環境で活躍できるコオリッポ(アイス)コオリッポをご紹介したいと思います。初めての育成論投稿となるため拙い点があると思いますがアドバイス等頂けると幸いです。
コオリッポについて
コオリッポ(アイス)
HP 75
攻撃 80
防御 110
特攻 65
特防 90
素早 50
平均 78.3 (計470)
コオリッポ(ナイス)
HP 75
攻撃 80
防御 70
特攻 65
特防 50
素早 130
平均 78.3 (計470)
コオリッポ(アイス)は第8世代で登場したポケモンで、物理技を1度無効化する特性アイスフェイスと、特性発動後のフォルムチェンジであるナイスフェイスのS130が魅力的なポケモンです。
採用理由と役割
サポーターによる壁やステルスロックの展開後、特性のアイスフェイスとテラスタルの耐性による耐久を活かして腹太鼓を積み、高火力で制圧するアタッカーとしての運用です。
持ち物
腹太鼓を積んだ後に耐久を上げるためにオボンのみとしています。構築によっては腹太鼓を積む前の火力を最低限確保するためのたつじんのおびや、ピンポイントではありますが耐性を得られる半減木の実なども候補に入ります。
特性
アイスフェイスしかありません。
性格・努力値と調整
構築案2 確定枠はこちら
ようきH108 A124 B4 D44 H108
- 調整意図
HD:案1と同じ
S:コオリッポ(アイス)時S4振り家電ロトム抜き
AB:余り
腹太鼓を積む関係上Aは過剰になりがちなので、HCロトム等のトリックに対して強気に積めるようになるため、基本的にこちらをおすすめします。
技構成
確定枠
- はらだいこ
コンセプト上確定です。
- テラバースト
コンセプト上確定です。鋼タイプへの打点になります。
- つららおとし
環境に多いドラゴンタイプのポケモンへの打点になります。命中安定を取りたい場合やS3以降増えるであろうエレキフィールドギミックを対策したい場合は威力が5低い代わりにフィールドを破壊できるアイススピナーと選択です。
今作からイカサマダイズというアイテムが登場した影響で、つららばりが没収されてしまったのがかなり痛いです。
選択枠
- もろはのずつき
炎タイプへの打点です。威力が高く最大打点となることもありますが、反動ダメージがあるため一長一短です。環境に一定数いるHBウルガモスやロトム系統を吹き飛ばせるためこの技を採用欄に記載しています。
- アクアブレイク
主に炎タイプへの打点でBダウンを狙えます。威力が5低い代わりにひるみを狙えるたきのぼりとの選択です。後述する水テラスで採用する場合はテラバーストと交換で確定枠とします。
- アイアンヘッド
主にフェアリータイプへの打点です。パーティー全体でフェアリーが重い時などはおすすめですが、火力は等倍技でも足りることが多いです。
ひるみを狙うにしてもタイプ一致であるつららおとしの方が火力も出ておすすめであるため、優先度は低いです。
テラスタル
コオリッポ(アイス)の弱点である炎,鋼,格闘,岩のうち環境に多い特殊技のタイプである炎と鋼を半減で受けれるほのおテラスタルを採用しています。
環境に岩技を採用するポケモンが増えた場合は水テラスも候補に入ります。岩特殊技を採用しているポケモンは今のところキラフロルくらいだったと認識してるので問題ないと思います。
立ち回り例
オーロンゲやクレッフィなどで壁やステロを展開後、特性とテラスタルを用いて耐久しつつ腹太鼓を積み、制圧します。
注意点としてテラス前と後両方のタイプで半減にすることが出来ないドラゴンタイプなどの高威力特殊技(りゅうせいぐん等)をこだわりで受けると吹き飛びます。そのため、裏にフェアリータイプなどの耐性のあるポケモンをチラつかせて撃たせない立ち回りが重要です。
立ち回り実例
- ウルガモス対面
テラスを切ることで相手の特化ほのおのまいも最大乱数で30%程度しか入りません。もろはのつるぎで確定1発です。
- サザンドラ対面
壁が貼ってある場合は炎テラス腹太鼓から入ってしまって大丈夫です。りゅうせいぐんを撃たれたら負けですが、ラスターカノンしか撃たれたことはないです。炎テラスをすることで半減となり特化眼鏡だとしても最大乱数が15%入らない程度なのでオボン込みで次のラスターカノンも耐えることができ、下からつららおとしで一撃です。
- サーフゴー対面
壁が貼ってある場合は炎テラス腹太鼓から入って大丈夫です。壁下炎テラスコオリッポ(アイス)に特化眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュでも、最大乱数で31.7%であり2耐えするため、問題ないでしょう。
与ダメージ計算
腹太鼓後は約4倍のダメージが入ります。
- つららおとし
無振りガブリアス 107.1 ~ 126.7% 確定1発
無振りドラパルト 71.1 ~ 85.8% 確定2発
無振りサザンドラ 61 ~ 73% 確定2発
無振りカイリュー(マルスケ非考慮) 118 ~ 139.7% 確定1発
- 炎テラバースト
無振り鋼テラスサザンドラ 58.6 ~ 69.4% 確定2発
H252サーフゴー 47.4 ~ 56.7% 乱数2発 (87.1%)
H252ドドゲザン 37.6 ~ 44.4% 確定3発
無振りマスカーニャ 76.8 ~ 92.7% 確定2発
- アクアブレイク
H244B212↑ウルガモス 32.4 ~ 38.7% 乱数3発 (97%)
特化ラウドボーン 20.8 ~ 25.5% 乱数4発 (0.1%)
H252ヒートロトム 38.2 ~ 45.8% 確定3発
特化キョジオーン 18.3 ~ 22.2% 乱数5発 (58.3%)
- もろはのずつき
H244B212↑ウルガモス 113 ~ 134% 確定1発
特化ラウドボーン 36.9 ~ 44.5% 確定3発
H252ヒートロトム 66.2 ~ 78.9% 確定2発
H252ウォッシュロトム 33.1 ~ 39.4% 乱数3発 (100%)
- アイアンヘッド
無振りミミッキュ 53.8 ~ 64.6% 確定2発
H252ニンフィア 41.5 ~ 49.5% 確定3発
無振りサーナイト 58.7 ~ 69.9% 確定2発
被ダメージ計算
壁無し、テラス前です。
特化眼鏡サザンドラ りゅうせいぐん 112.1 ~ 132.3% 確定1発 (壁下C2↓込み確定3発)
特化眼鏡サザンドラ ラスターカノン 92.6 ~ 109.7% 乱数1発 (56.3%)
おくびょう珠サザンドラ ラスターカノン 73.1 ~ 87.1% 確定2発
特化眼鏡ドラパルト りゅうせいぐん 96.9 ~ 114% 乱数1発 (81.3%)
特化眼鏡ドラパルト だいもんじ 109.7 ~ 129.2% 確定1発
特化ウルガモス ほのおのまい 98.7 ~ 117% 乱数1発 (93.8%)
4振りラウドボーン フレアソング 62.1 ~ 74.3% 確定2発
特化眼鏡ヒートロトム オーバーヒート 198.7 ~ 235.3% 確定1発
特化眼鏡サーフゴー ゴールドラッシュ 217 ~ 256% 確定1発
苦手なポケモン
- ドラパルトドラパルト
特性すりぬけで壁をすり抜けてきます。眼鏡りゅうせいぐんで確定1発なので情報がない状態で対面するのはとても危険です。
型が割れるまでは対面しない、もしくは選出事態をしない方が良いでしょう。
- カイリューカイリュー
型が多く、特定が困難です。アンコールを搭載しているカイリューに対して腹太鼓を撃つとアンコールされて縛られ、何も出来ないことがあります。
欠伸で流されるのが厳しいです。別のポケモンで対処するか、展開役にちょうはつが欲しいところです。
打点がないです。他のポケモンで対処しましょう。
相性の良い味方・構築例
- クレッフィクレッフィ
壁貼り、まきびしによる襷剥がし、てっていこうせんによる自主退場とコオリッポに必要な事前準備を全て1匹で整えてくれます。
タイプの耐性も優秀で、前述したドラゴン技の一貫を切るという観点で非常に相性がいいです。
- コノヨザルコノヨザル
格闘の一貫を切りながらステルスロックを撒くことができるだけでなく、命懸けでコオリッポの苦手な物理受けを持っていったり、でんきだま投げつけるで襷を潰しつつ対面した相手を起点にできます。適当にふんどのこぶし撃ってるだけでも強いです。
- アンコールを覚える速いポケモン
敵を起点にしやすく、コオリッポの腹太鼓を安定して積むことができます。
さいごに
いかがだったでしょうか。ドラゴンが多い環境の中で物理技を無効化できる特性とその後の130という高さを持つコオリッポ(アイス)は活躍できること間違いないでしょう。