はじめに
初めまして、UIと申します。
この育成論では「からをやぶる」(以下、からやぶと略す場合がある)で能力を上昇させたのち、自ら攻撃していく「からやぶアタッカー型」のポットデスポットデスについて考察します。
「ちからをすいとる」を採用することにより、多くの物理アタッカーを起点にしたり回復しながら戦える点が他のからやぶアタッカー(パルシェンパルシェンなど)との大きな差別点になっています。
育成論の投稿は初めてなので至らぬ点も多いと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
注意事項
- 6つの能力値(HP、こうげき等)はHABCDSと略記します。
- 種族値や個体値など、非公式な名称を用いることがあります。
- ダメージ計算は全て理想個体を想定しています。
- ダメージ計算のダメージ割合は非ダイマックス時の最大HPを100%としています。ダイマックス時はHPを200%として扱ってください。
- ダメージ計算時の相手ポケモンの情報は 、努力値・持ち物・特性・ポケモン名の順で羅列します。また、性格補正をかけて努力値を252振ることを「特化」と表現します。
例)陽気A252振りいのちのたま持ちリベロエースバーン:A252珠リベロエースバーン
穏やかH252D252振りしんかのきせき持ちポリゴン2:H252D特化輝石ポリゴン2
ポットデスについて
剣盾から登場したゴースト単タイプのこうちゃポケモン。種族値を見るとC134、D114と特殊方面はかなり高水準であるものの、H60、B65と物理耐久は低く、Sは70と決して早いとは言えません。
しかし、非常に高性能な積み技であるからをやぶるを覚えることができます。
ランクバトルではきあいのタスキや特性のくだけるよろいと組み合わせて相手のダイマックスのストッパーを担ったり、バトンタッチによって上昇した能力を後続に引き継ぐ「からやぶバトン型」が主流になっています。
現在投稿されているポットデスの育成論はほとんどがからやぶバトン型であり、投稿者自身も初めてマスターボール級を達成した時はこの型のポットデスを主軸としたパーティを使用していました。
ですが、
- 選出が制限されやすいこと(例:起点作り+ポットデス+バトン先のエース)
- からやぶ→バトンタッチの展開に隙が大きいこと
- 展開が阻害された時に立て直しが難しいこと
などが欠点であると感じていました。
そこで、ポットデス自身をアタッカーとして運用することで、
- 選出や戦略に柔軟性が増す(例:起点作り+ポットデス+1、他2体でサイクルを回して隙を見てポットデスが積む、など)
- 展開の隙を少なくできる(からやぶの1ターンのみ)
- 結果として試合展開に臨機応変に対応できる
と考えました。
前述したようにポットデスはCの種族値が134と非常に高いため(フーディンフーディンと比べて1だけ低い)アタッカー適性は十分にあります。
しかしながら、アタッカーとしてのポットデスの考察は十分に行われていないと感じています。
この育成論での型
この育成論ではからやぶを積んで自ら攻撃し、ダイマックスも駆使して全抜きを目指す「積みアタッカー」としてのポットデスを考察していきます。
チート回復技と名高いちからをすいとるを採用し、物理アタッカーを相手に自ら起点を作成したり、からやぶ後に先制してこの技を放つことで物理アタッカーを詰ませて回復しながら戦うことができる点が他の積みアタッカーにはない強みになっています。
「からをやぶる」と「ちからをすいとる」を両立できるのは投稿時時点でポットデスとドーブルドーブルだけです(進化前のヤバチャヤバチャはちからをすいとるを覚えません)。
持ち物
回復しながら戦うこの型ではからやぶを積んだ後も耐久を維持したいため、しろいハーブで確定だと考えています。(通称ハーブティー)
特性
ちからをすいとるとの相性の良さからものろわれボディで確定です。
くだけるよろいだとSは上昇しますが、Bが下がってしまいます。
性格・努力値調整等
性格:おくびょう
努力値:H60, B252, S196
- 調整意図
B:そのままだと低いので上限まで
S:+2(2段階上昇)で+1の最速100族(リザードンリザードンやウルガモスウルガモス等)抜き
H:残り
特殊アタッカーとダイマックスの殴り合いになることが多いので、ダイジェット持ち特殊アタッカーを意識してこのようなS調整になっています。
パーティによっては、+2で最速スカーフヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ抜きや最速ドラパルトドラパルト抜き等まで削ってもいいと思います(余った努力値はHやCに振ったり、いっそのこと性格をずぶといにするのもありです)。
また、ここまで物理耐久に厚くすることで、
A252ごりむちゅうヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマのつららおとしが82.5 ~ 98.6%
A252エースバーンエースバーンのかえんボールが67.8 ~ 80.4%
など火力アップアイテムなしの一致等倍程度なら耐えられます。特殊耐久は元々高いため、
C特化トゲキッストゲキッスのダイジェット(エアスラッシュ)が72.0 ~ 86.0%
と無振りながらも高水準です(詳しくは被ダメージの項を参照)。
Cには努力値を割いていませんが、
H4トゲキッストゲキッスへC+2ダイホロウ(シャドーボール)が104.3 ~ 123.0%
H4ウォッシュロトムFCロトムへC+2アシストパワー(威力140)が101.6 ~ 119.8%
H252D特化ドヒドイデドヒドイデへC+2アシストパワー(威力140)が98.1 ~ 115.9%
とからやぶを積んでしまえばアタッカーとして十分な火力になります(詳しくは与ダメージの項を参照)。
Aの個体値についてはイカサマのダメージを極力抑えたいので0を強く推奨します。
A0ポットデスポットデスへ不一致A+2イカサマ(ポリゴン2ポリゴン2など)が54.5 ~ 65.7%
妥協するとしても一致A+2イカサマを確定で耐える5以下を推奨します。
2020/7/18追記:同時期(本育成論が下書きとして公開されていた期間)に同じコンセプトのポットデスの育成論が独立に投稿されていました (育成論ソードシールド/1464)。
技構成などは同じですが性格・努力値配分が異なっているので、別の調整案として合わせてお読みください。
(異なる人が独立に考えた結果、同じ技構成・持ち物、似た努力値調整(HBSベース)になっているので、積みアタッカーのポットデスとしてはほぼほぼ完成形なのではないかと考えています。)
技構成
からをやぶる / ちからをすいとる / アシストパワー / シャドーボール
- からをやぶる
1ターンでACSを2段階上昇させる最高性能の積み技。デメリットとしてBDが1段階下降します。
これがないと始まりません。
- ちからをすいとる
相手のA実数値だけ体力を回復しAを下げるチート級回復技。
相手のAを下げ切ると回復できなくなるのと、特殊ポケモンにはあまり有効ではないのがデメリットです。
特殊アタッカーとの殴り合いで消耗しても、物理ポケモン相手に先制してこの技を打つことで全回復が狙えます。
物理アタッカー相手にのろわれボディと組み合わせて自ら起点を作ることもできます。
- アシストパワー
能力ランク上昇数×20 + 20が技の威力になるエスパー技。
1回のからやぶ後(計6段階上昇)の威力は140で、一致シャドーボール(威力120)よりも高くなるため実質のメインウェポンです。
ダイサイコにすると威力は130に若干下がりますが、ダイマックス後の火力を底上げし先制技を無効化できるサイコフィールドを展開することができます。
また、2回からやぶを積むと威力は260となり、H4振りダイマックストゲキッストゲキッスを1撃で倒すことができます。
C上昇を無効化するてんねん相手にも技威力上昇で強引に突破することが可能です(HDに特化していると流石に厳しいですが)。
- シャドーボール
威力80のタイプ一致技。主にゴーストタイプやエスパー無効or半減相手に打ちます。
ダイホロウにすると威力130となり、ダイマックス中のメインウェポンです。
積みアタッカーとして運用するのであれば技はこれでほぼ確定です。
ポットデスはサブウェポンに乏しく、あくのはどう・ギガドレイン・ふいうち・イカサマくらいしかなく、どれも4つの確定技に変わるほどのものではないと思っています。
補助技にはバトンタッチをはじめとしてのろい・おきみやげ・おにび等がありますが、どれもアタッカー型ですることではないです。
立ち回り例
他のポケモンに起点を作ってもらうか、ちからをすいとるとのろわれボディで自ら起点を作ってからやぶを積みます。なるべく物理相手に積むと安全です。
物理相手にはちからをすいとるで回復しながら、特殊相手にはダイマックスを切るなどして相手を倒していきます。あらかじめ特殊ポケモンを削っておくと通しやすくなります。
- 対ミミッキュミミッキュ
からやぶを積むタイミングや死に出しから出てきて、かげうちやばけのかわを盾にして止めにきます。
ダイマックスをすることで強引に耐え、サイコフィールドを展開しながら皮を剥がすことで返り討ちにすることができます。
最近増えているアッキドレパン型のミミッキュミミッキュだと、ゴースト技がかげうちしかないためつるぎのまいから入ってくることも多いです。
以下、被ダメ(A特化いのちのたま持ちを仮定、ダイマックスで耐えるかどうかの参考に)
かげうち:81 ~ 96 (56.6 ~ 67.1%)
シャドークロー:140 ~ 166 (97.9 ~ 116.1%)
ダイホロウ(シャドークロー):237 ~ 281 (165.7 ~ 196.5%)
- 対リベロエースバーンエースバーン
からやぶ後であればふいうちをすかしつつ先制でちからをすいとることができるので、初手ダイアークでもない限り1発では倒されません。ただし、多くの場合ダイジェット1回でSが抜かれてしまいます。
ダイマックスを考慮しなければふいうちで倒されないところまでAを下げてシャドーボールで突破することができます(急所に当たらないことを願いましょう)。
以下、A-1での被ダメ率(ようきA252いのちのたま持ちを仮定)
かえんボール: 60.1 ~ 70.6%
ふいうち:70.6 ~ 83.9%
キョダイカキュウ:79.0 ~ 93.7%
ダイジェット(とびはねる):63.6 ~ 76.2%
ダイアーク(ふいうち): 120.3 ~ 142.0%
与ダメージ計算
トレーナー天国様のダメージ計算機 for ソード/シールド(https://pokemon-trainer.net/swsh/damage/)を用いています。
- C+2シャドーボール(C+2威力140アシストパワーの方が与ダメが多い場合はそちらに記載。ダイホロウにすると与ダメ率は1.625(=130/80)倍になる)
D4ドラパルトドラパルト:176.7 ~ 209.8%
H4ミミッキュミミッキュ: 169.5 ~ 201.5%
D4エースバーンエースバーン:92.9 ~ 110.3%(等倍)
H4ドリュウズドリュウズ:88.1 ~ 104.3%
H4ジバコイルジバコイル:87.0 ~ 102.7%
H252ナットレイナットレイ: 56.4 ~ 66.9%
H252エアームドエアームド: 89.5 ~ 106.4%
H252アーマーガアアーマーガア:64.9 ~ 76.6%
H252D特化アーマーガアアーマーガア:45.4~54.1%
H252輝石サニーゴ(ガラル)サニーゴ: 93.4 ~ 111.4%
H252オーロンゲオーロンゲ:36.1 ~ 43.1%
H4ウーラオス(いちげき)一撃ウーラオス: 49.4 ~ 58.0%
H4砂嵐バンギラスバンギラス:22.2 ~ 26.1%
H4サザンドラサザンドラ:37.5 ~ 44.6%
- C+2威力140アシストパワー(からやぶ1積み。ダイホロウだとタイプ相性を考慮しなければ約1.4(=1.5*130/140)倍の与ダメになる。)
D4エースバーンエースバーン:109.0 ~ 128.4%(等倍)
H252ゴリランダーゴリランダー:86.0 ~ 101.4%(H4振りなら確1)
H4トゲキッストゲキッス:74.5 ~ 88.2%
H4リザードンリザードン:100.0〜118.2%
H4ギャラドスギャラドス:79.5 ~ 93.6%
H4ウーラオス(れんげき)連撃ウーラオス:230.7 ~ 271.6%
H4パッチラゴンパッチラゴン:108.4 ~ 127.7%
H4ウォッシュロトムFCロトム:101.6 ~ 119.8%
H252ウォッシュロトムFCロトム80.9 ~ 95.5%
H252マリルリマリルリ:77.3 ~ 91.3%
H252ドラミドロドラミドロ:131.4 ~ 155.8%
H252ラプラスラプラス:59.5 ~ 70.0%
H252アシレーヌアシレーヌ:63.6 ~ 75.4%
H4ウルガモスウルガモス:81.3 ~ 95.6%
H252ニンフィアニンフィア:53.5 ~ 63.4%
H252ヌメルゴンヌメルゴン:48.7 ~ 57.4%
H252カバルドンカバルドン:81.9 ~ 96.7%
H252D特化ドヒドイデドヒドイデ:98.1 ~ 115.9%
H252ハピナスハピナス:29.0 ~ 34.3%
H252D4輝石ポリゴン2ポリゴン2:49.0 ~ 57.8% (超高乱数2発)
H252D特化輝石ポリゴン2ポリゴン2:35.4 ~ 41.7%
H252てんねんヌオーヌオー:47.5 ~ 55.9%
H252D特化てんねんピクシーピクシー:25.7 ~ 30.7%
- C+4威力260アシストパワー(からやぶ2積み)
H4トゲキッストゲキッス:208.8 ~ 245.6%(ダイマックス相手でも確1)
H252ハピナスハピナス:80.1 ~ 94.5%
H252D特化輝石ポリゴン2ポリゴン2:97.4 ~ 115.1%
H252てんねんヌオーヌオー:87.6 ~ 103.5%(HDだと58.4 ~ 68.8%)
H252D特化てんねんピクシーピクシー:47.5 ~ 56.4%(流石に厳しいか)
被ダメージ計算
- 物理方面
前にも述べましたが、火力アップアイテムがなければ一致等倍や不一致弱点もだいたい耐えます。
A特化ドリュウズドリュウズのじしん:69.9 ~ 82.5%
A特化ギャラドスギャラドスのダイストリーム(たきのぼり):84.6 ~ 100.7%
A特化ゴリランダーゴリランダーのはたきおとす(アイテム有):85.3 ~ 100.7%
こだわりはちまきグラススライダー(GF下):88.8 ~ 105.6%
A252ごりむちゅうヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマのつららおとし:82.5 ~ 98.6%
からやぶ後は基本的に先制でちからをすいとるが打てるため、一致弱点でもダイマックスを切ったり、火力アップアイテム持ちでもない限り倒されません(急所に当たらないことを願いましょう)。
A特化ドラパルトドラパルトのA-1ゴーストダイブ:76.9 ~ 92.3%
A特化バンギラスバンギラスのA-1かみくだく:72.7 ~ 88.1%
A特化てきおうりょくシザリガーシザリガーのA-1かみくだく:92.3 ~ 109.1%
ただし、ちからをすいとるより先に攻撃してくる先制技には注意です。
A特化鉢巻ゴリランダーゴリランダーのグラススライダー(GF下):88.8 ~ 105.6%
A252ファイアローファイアローのブレイブバード:54.5~65.0%
A特化ちからもちマリルリマリルリのアクアジェット:30.1〜36.4%
- 特殊方面
ちからをすいとるを見せると相手の特殊アタッカーとダイマックス同士の殴り合いになることが多いです。
主なダイジェット持ち特殊エースにはS+1では抜かれないように調整しており、多くの場合C+2ダイホロウ2回で倒せるので、相手のダイマックス技を耐えるかどうか判断してこちらもダイマックスを切るかどうか選択します。
C特化珠トゲキッストゲキッスのダイジェット(エアスラッシュ):93.7 ~ 111.9%
C特化珠スピンロトムスピンロトムのダイジェット(エアスラッシュ):85.3 ~ 102.1%
C特化珠リザードンリザードンのダイジェット(ぼうふう):95.1 ~ 112.6%
C特化珠ウルガモスウルガモスのダイジェット(ぼうふう):73.4 ~ 87.4%
ダイバーン(かえんほうしゃ):102.1 ~ 121.0%
高耐久特殊アタッカー(アシレーヌアシレーヌやラプラスラプラス)は特にとつげきチョッキ持ちだとC+2ダイホロウ2回で倒せず、ダイマックス同士だと押し切られてしまいます。
C特化アシレーヌアシレーヌのダイストリーム(うたかたのアリア):75.5 ~ 88.8%
C特化ラプラスラプラスのキョダイセンリツ(ぜったいれいど):58.7 ~ 69.2%
ダイストリーム(うたかたのアリア):58.7 ~ 69.2%
相手のダイマックスに合わせてダイウォール→ダイサイコ→ダイウォール→アシストパワーが安全です。
ラプラスラプラスはAが高いので、一度ちからをすいとるを挟んで回復しつつ壁ターンを稼ぐのも良いです。
その他特殊被ダメ
C特化こだわりメガネウォッシュロトムウォッシュロトムのハイドロポンプ:83.9 ~ 99.3%
C252ポリゴン2ポリゴン2のシャドーボール:50.3 ~ 60.1%
C特化アナライズジバコイルジバコイルの10万ボルト:69.2 ~ 81.8%
ダイスチル(てっていこうせん):107.0 ~ 126.6%
C特化珠キングドラキングドラのダイストリーム(ハイドロポンプ):87.4~103.5%
C特化てきおうりょくドラミドロドラミドロのりゅうせいぐん:83.9 ~ 99.3%
C特化サザンドラサザンドラのあくのはどう:92.3 ~ 109.1%
C特化フェアリースキンニンフィアニンフィアのハイパーボイス:57.3 ~ 67.8%
このポケモンの対策
- ちょうはつ
からやぶ前にちょうはつを入れて阻止します。
からやぶ後は火力が増すため、ちょうはつを入れても手遅れになりがちです。
- あくタイプ
技構成からわかるように、あくタイプに有効打を持っていません。
しかし、物理アタッカーだとちからをすいとるで粘られてのろわれボディで逆に有効打を失い、シャドーボールで押し切られる可能性があります。
特殊アタッカーのサザンドラサザンドラ、イカサマも覚えるいたずらごころオーロンゲオーロンゲ、高耐久かつイカサマを覚えるブラッキーブラッキーやバルジーナバルジーナ、まけんきで逆にAを上げられるキリキザンキリキザン、確定急所のあんこくきょうだでAダウンを無視できるウーラオス(いちげき)一撃ウーラオスが適任です。
- てんねん
てんねんで能力アップを無効化します。しかし、前述したようにDに特化しないとアシストパワーで強引に突破されてしまいます。
- タスキ・がんじょうミラーコート
シャンデラシャンデラなどにきあいのタスキを持たせて強引に反撃するのも有効です。
前シーズンではタスキドラパルトドラパルトのでんじはたたりめに苦しめられました。
ジバコイルジバコイルやクレベースクレベースのがんじょうミラーコートも効果的です。
- のろい・あくび
特殊耐久の高いカビゴンカビゴンで耐えてあくびで流すのも良いです。
ミミッキュミミッキュでばけのかわを盾にのろいを入れたり、トリックルームを展開するのもかなり良いです。
- 高火力先制技
ある程度消耗したところを鉢巻ゴリランダーゴリランダーのグラススライダーやはやてのつばさファイアローファイアローの高火力先制技でちからをすいとるをされる前に倒すのも効果的です。しかし、ダイマックスで強引に耐えてくることもあるので注意。
- こうこうのしっぽトリック
こうこうのしっぽをトリックで押し付け、足を奪います。
相性の良い味方
実際にこの型のポットデスを主軸とて構築し、ランクバトルで使用したパーティをポケ徹に投稿しています。
よければそちらも参考にしてください(パーティ構築/59)。
- 起点作成要員
ポットデス自身で起点を作ることもできますが、やはり他のポケモンに任せた方が安定します。
いたずらごころ持ちのオーロンゲオーロンゲなどで壁を貼るのがシンプルながら強力です。ただし、すりぬけ持ちには注意しなければなりません。
上記で組んだパーティでは後攻すてぜりふガオガエンガオガエンを起点作成要員(兼、サイクル要員)にしていました。いかくやすてぜりふのA下降とちからをすいとるは若干のアンチシナジーですが、ポットデスとの相性補完も良く非常に使いやすかったです。
- かくとうタイプ・フェアリータイプ
ポットデスがあくタイプに弱いのでパーティに複数入れておくことで牽制できます。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ポットデスと言えばからやぶバトンに目が行きがちですが、高速回復技持ちの積みアタッカーとしても活躍できることが伝えられたら嬉しいです。
現対戦環境では環境上位に高火力かくとうタイプ技持ちやフェアリータイプが跋扈しているためあくタイプは数を減らし、この型のポットデスは動かしやすくなっていると思います。
どのタイミングで積むべきか、ちからをすいとるで体力を維持すべきか早く倒すべきか、どこでダイマックスを切るべきか、など慣れないと運用が難しいところもありますが、ぜひ使ってみてください!
最後に、育成論へのご意見・ご感想をお待ちしております。