はじめに
こんにちは、ハゴロモです。今回は先制攻撃を克服したタスキ道連れ型サメハダーのご紹介です。道連れ型の育成論は他にもありましたが、タスキでゆきなだれを搭載してる育成論がなかったので投稿しました。
(今回A B C D Hなどの略称を使います。)
採用理由と役割
悪タイプなので相手の悪戯心持ちに強気に出れる事、特性かそくにより上からみちづれが打てる事を理由に採用。
相手のカバルドン、エルフーンなどの起点役やダイマックス以外のアタッカーをみちづれで落とすのを役割としています。
みちづれの仕様
みちづれを使うと、使ったポケモンが次に行動するまでみちづれ状態となり、その間相手の攻撃で瀕死になると相手も瀕死状態にします。ダイマックスには無効化されますが、タイプ相性が不利だったり身代わりを展開した相手でも戦えるのが魅力的な技です。ダメージを与える技でなく瀕死状態にする技なので相手のタスキを無効化出来る事も利点です。
同じくゆきなだれ、みちづれを覚えるユキメノコとの差別化
ユキメノコの良い点
・両壁や鬼火などの豊富な補助技を持つ。
・氷タイプなので天候雪でもタスキが潰れない。
・ダイナックルの起点にならない。
サメハダーの良い点
・特性かそくにより、多くのスカーフ持ちに上からみちづれが打てる。
・悪タイプなので悪戯心持ちに強気に出れる
・高いA種族値によりアタッカーも兼用出来る。
以上の点で差別化出来ると思います。
持ち物
きあいのタスキ
性格・努力値と調整
- 性格 ようき
みちづれを上から打てるようSを伸ばします
- A・S(252・252)D(6)
ダウンロード対策として余りをDに振ります。
技構成
- 確定枠
みちづれ
今回の主役です。詳しくは上記のみちづれの仕様をご参照ください。
ゆきなだれ(威力60)
今回の主役その2です。そのターン相手から技のダメージを受けていると威力が2倍になり、必ず後攻になります。(優先度-4)
ちょうはつ
先発で出す事が多いので、相手の起点作りポケモンと対面する場合が多いです。相手の攻撃を誘発し、みちずれの成功率を上げます。身代わりを貫通します。ほぼ確定枠ですが相手のサポートポケモンを相手にしない場合は他の攻撃技に変えてもいいかもしれません。
- 自由枠
かみくだく・アクアブレイクなどの攻撃技
みちづれを打つまでもない相手などに。
じならし・がんせきふうじ・サイコファング・バークアウトなどの補助技
みちづれが効かないダイマックス相手の場合や壁張り対策などに。
まもる
ダイマックス技以外のダメージを受けずに加速できます。チラチーノなどのサメハダーよりSが速く、タネマシンガンなどの連続技を使ってくる場合や、加速しても抜けないスカーフ持ちのS種族値96以上のポケモンなどの対策に。
立ち回り例
- 相手が先制技を持っていない場合
タスキ消費を待たずに打っても手の内を明かすだけなのでタスキを消費してからみちづれ⇒ゆきなだれ⇒みちづれ⇒ゆきなだれ…と繰り返します。みちづれしたターンに相手が攻撃をしなかったとしても、次にゆきなだれを打つまでみちづれ状態は続きます。ゆきなだれは必ず後攻になる技なので相手から攻撃を受ける機会が増えます。
- 相手が先制技を持っている場合(グラススライダー、バレットパンチなど)
タスキの消費を待たずにみちづれを打ち、次のターンにゆきなだれを打ちます。これにより、みちづれを打つ前に先制技でやられてしまったりすることを防ぎます。
※ふいうちはみちづれ相手に成功しないので、タスキ消費を待ってもいいと思います。
与ダメージ計算
サメハダーのかみくだく⇒ H4振りドラパルト
100 ~ 118.2% 確定1発
サメハダーのかみくだく⇒ H252振りガラガラ(アローラ)
71.8 ~ 86.2% 確定2発
サメハダーのかみくだく⇒ H4振りエースバーン
52.5 ~ 62.1% 確定2発
サメハダーのがんせきふうじ⇒ H4振りリザードン
103.8 ~ 124.6% 確定1発
サメハダーのがんせきふうじ⇒ H4振りウルガモス
114.2 ~ 136.6% 確定1発
サメハダーのがんせきふうじ⇒ H4振りギャラドス
45.6 ~ 54.9% 確定2発
サメハダーのアクアブレイク⇒ H4振りヒートロトム
104.7 ~ 123.8% 確定1発
サメハダーのアクアブレイク⇒ H252 ・B252振りわんぱくカバルドン
41.8 ~ 50.2% 乱数2発(0.4%)
サメハダーのゆきなだれ(ダメージを受けている場合)⇒ H4振りトゲキッス
84.4 ~ 99.3% 確定2発
サメハダーのゆきなだれ(ダメージを受けている場合)⇒ H4振りゴリランダー
80.6 ~ 95.4% 確定2発
被ダメージ計算
A252振りれんげきウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだ
68.2 ~ 80.6% 確定2発
A252振りパルシェンのつららばり5発
58.6 ~ 72.4% 確定2発
A252振りいじっぱりサンドパン(アローラ)のトリプルアクセル3発
64.7 ~ 77.2% 確定2発
A252振りチラチーノのタネマシンガン5発
158.6 ~ 193.1% 確定1発
A252振りチラチーノのスイープビンタ5発
117.2 ~ 144.8% 確定1発
A252振りドラパルトのドラゴンアロー
113.1 ~ 133.7% 確定1発
ダメージ計算に利用させていただいたサイト⇒https://pokemass.site/swsh/dc/
相性の良い味方
特になし。
このポケモンの弱み
初手ダイマックスに弱いです。タスキで相手のダイマックスターンを稼げるとはいえ、ダイジェットやダイナックルの起点になりやすいです。がんせきふうじなどで対抗しましょう。また、ボルトチェンジやとんぼ返りなどで先制技持ちに交代されると厄介です。みちづれを打つタイミングを見極める必要があります。
最後に
本音を言うとユキメノコとの差別化もそこまで考えている訳でもなく、単にサメハダーが使いたかっただけなのですが、なかなか意表がつけるポケモンができたのではないでしょうか。実際にランクマで使ってみましたがやはりゆきなだれが有るのと無いとでは安心感が違いますね。まだ使い始めて日が浅いので、こうした方が良いなどのご意見などがありましたらコメントお願いします。ここまで拙い育成論でしたが、ご拝読いただきありがとうございました。