どうも、ぽわぐちょと言う者です!トリトドン<ぐちょぐちょぐちょ・・・
前回はダイマエース型レジアイスレジアイスを書かせて頂きました!!
結果として概ね好評だったので、ほっとしました
さて、今回は同じレジ系のレジドラゴと言うポケモンの育成論です。
しかし前回→育成論ソードシールド/2094
の育成論を見てくださった方ならご存知のように、レジ系はとんでもなく技範囲が狭く、既に投稿されている先駆者様との差別化は厳しく、特に新レジ二体レジエレキレジドラゴなんかそれこそ不可能にちか・・・・・・・・・・・・・・
いやっ・・・!!ある・・・!!!レジドラゴには・・・・!!!物理型っ・・・・!!!!
と、突発的に閃いたので育成論として投稿することになりました。
前回の反省を生かし、より読みやすい育成論にするよう精進します。
それでも稚拙な点がありましたら申し訳ございません。
※前回に引き続き、HABCDSなどの略語を使いますので予めご了承下さい。
レジドラゴについて
レジドラゴとは第八世代、つまり剣盾で初登場したポケモンであり、相方のレジエレキと共に新たなるレジ一家として堂々とガラル地方に入国しました。
そしてレジ系では初の一ソフトでどちらか一匹しか手に入らない仕様となっており、入国したが最後二度と(同じロムでは)相方に出会えなくなってしまったと言う不運なポケモン。
そして気になる所属値がこちら
種族値
レジドラゴ: H-200 A-100 B-50 C-100 D-50 S-80 All:580
やはり注目すべきはバカ高い体力、全対戦ポケモン中3位です。ちなみに一位のハピナスはなんとラスボスモードムゲンダイナと一位タイらしいです、これを知った私は正に目から鱗でした(ドラゴンだけに)。
そしてACもそこそこ高く両刀でも使えそうな雰囲気。
そして特性は専用の「りゅうのあぎと」(カッコいい)
効果はなんと「ドラゴン技の威力を1.5倍に跳ね上げる」と言うシンプルながら強力なもので、タイプ一致補正もあり、単純計算でドラゴン技は2.25倍の威力になることに・・・・更にそこへいのちのたま等火力upアイテムを加えればなんと威力は約3倍に上昇!!更に更に専用技、ドラゴンエナジーは体力満タンの時の威力が150とバカげた火力!C種族値100が威力150の3倍の火力をノーリスクノー反動で撃ってくるので、相手からしたらたまったもんじゃない、無論、まともに受けられるポケモンなど殆どいないでしょう。
と、種族値と特性だけ見ればそこそこ強そうですがやはりそこはレジ系、技範囲が鋭利になると言う宿命があります・・・・
が、レジドラゴの技範囲の狭さは他と比べても尋常ではなく、前回の育成論でお伝えした通りまともな攻撃技は自分と同じタイプの技ぐらいしかないと言う重大も重大な欠陥を抱えている。
更に数少ないドラゴンタイプ以外の技もまともに運用できるのは「かみくだく」、「ほのおのキバ」、「かみなりのキバ」、「アームハンマー」、「はかいこうせん」「げんしのちから」などなど揃いも揃ってフェアリータイプに対して手も足も出ない・・・・・
もちろん、これは意図的に設定されたものでしょう(そうでもしなきゃぶっ壊れすぎる)、そこで対戦環境ではフェアリーへの対応はハナから諦め、他のポケモンに任せると言うスタイルにせざるを得ませんでした、が、それでは余りに非効率的ですし、なにより相手も交代することなど分かりきってます。相手のフェアリーを潰したいがために後出しして、逆に打ち取られてしまっては本末転倒・・・・
しかも冠の雪原が配信され、多数の準伝説ポケモンが対戦環境に舞い戻ってきました
そう、あのドラゴンタイプの居場所を抹消したカプ神達も含めて
もはや逆風どころではありません、トドメです、登場して1ヶ月も経ってないのにいきなりトドメです、あまりにも可哀想すぎる・・・・
レジドラゴ<( ; ; )
型の説明とコンセプト
そこで彼を救済するために、ある型を今日思いつきました
それが「カプ神って結構防御種族値低いから竜舞積んでダイアタックすればなんとかなるんじゃねーの?」型レジドラゴと言う訳です!!!
詳しく説明します
まず、ダイアタックと言いましたが「はかいこうせん」ベースではありません、
この型のダイアタックのベースは「ギガインパクト」、つまり物理となっています。
なぜ「はかいこうせん」ではダメなのかと言うと、多くのフェアリーポケモン、例を挙げればカプ・レヒレカプ・テテフニンフィアなどは防御より特防の方が高く、はかいこうせんベースダイアタックでは火力が足りず耐えられます。
そこでレジドラゴの両刀ができる優秀な種族値、そして奇跡的に持っていた積み技、「りゅうのまい」を利用し、
- みがわりなどでターンを稼ぎ、竜舞を積む→上がった攻撃と素早さで上からダイアタックを決め、一撃で仕留める
こうすることによりカプ・レヒレ以外は殆どのフェアリーポケモンが吹き飛びます。
そしてドラゴン技のストッパーを失った相手のパーティは自然と瓦解していく・・・
と言う流れで勝ちにいくのがこの型のコンセプトです
疑問点
さて、聞こえはいいこの作戦ですが、実際に実行するに当たって幾つかの疑問が生まれてきます。
- そもそもほんとに上とれるの?
取れます・・・・とは一概に言い難いのがもどかしい所です。
正直に言うと、"大抵の場合は"取れます、なぜこんな言い方かと言うと、勿論アイツカプ・コケコのせいです、最速カプ・コケコがあまりにも速いせいで、努力値をMAXに降ったとしてもS1段階上昇程度では抜けません・・・性格補正を素早さにかければ抜けますが、そうなると今度は一撃で仕留められなくなってしまいます。
そこで最速カプ・コケコは妥協し、準速カプ・コケコ抜きまでに抑えました。
幸いカプ・コケコの火力はそこまでなので、上を取られたとしてもダイマすれば確実に耐えます。
- そもそもほんとに一撃で倒せるの?
倒せます、前述の通り、あの憎き貝野郎カプ・レヒレ以外は殆ど確一です、構想段階ではカプ・テテフを一撃圏内に入れるのに四苦八苦しており、特殊型では不可能だと分かったことでこの型を考えつきました。
ちなみにカプ・レヒレでもステロを予め巻いておけば乱数(約30%)で一撃です。
- そもそも竜舞する余裕なんかあるの?
あります、なぜ私がここまで強気に言えるのかについてですが、これは相手側の心理が関係しています。
まず、私が上記で解説したレジドラゴの超火力や苦難の歴史、これらは全て相手も知っていると考えていいでしょう、これはつまり相手はレジドラゴにはフェアリーに対する有効打が無く出されたら手も足も出ないのを知ってて、体力MAXドラゴンエナジーの火力が並のポケモンでは受けれないことも知っていると言うことです。
すると相手はどうするか、裏にフェアリータイプがいて、自身のポケモンがドラゴン技火力最強の相手と対峙している時。
まず間違いなく引いてきます、なぜなら相手の脳裏には「フェアリータイプなら大丈夫」「フェアリータイプならまず安心」という思考、そして「ドラゴンエナジーを食らったらまずい」「超火力を喰らうのは避けたい」という思考がびっしりと敷き詰まっているからです。
故に交代の隙が生まれます、その隙を利用し、竜舞を積んでいけばあとは前述の通り、予想外のダイアタックで相手の交代先を倒し、全抜き・・・・!
レジドラゴの「とてつもなく高い火力」と言う長所、「フェアリータイプに手出しできない」という短所を両方利用した心理戦を仕掛けることによって、相手に隙を半ば強引に作らせることが出来るのです。
・・・・と、妙に仰々しく書きましたが、もちろんそれを読んで居座ってくる可能性もありますし、そもそもフェアリーが控えにいない可能性もあります。
手短にまとめると、「レジドラゴは交代を誘発しやすいのでそれを利用して竜舞を積める」という訳です。
- そもそもミミッキュミミッキュどうすんの?
これに関してはどうしようもありません
一応「かみくだく」ベースA1段階上昇球ダイアークなら、ステロ込みでH振りミミッキュを確1なのですが、まあご存知の通り、例のミミッキュをミミッキュたらしめる特性のせいで、後出ししても無条件で受けられてしまいます・・・俺のレジドラゴだけばけのかわ貫通しろ!!!
ただ、相手のA特化球じゃれつくもダイマックスしてれば耐えるので、かみくだく採用ならどうにかなる可能性も。
- 相手がダイマックスしてきたら?
詰みです
冗談抜きで詰みです。
通常時でもギリギリなのにダイマックスなんかされたら倒せるわけがありません、ではどうするか?祈りましょう
これはあながち冗談ではなくて、場合によっては相手がレジドラゴを舐めてダイマックスを温存する選択を願うしかない状況もあります。対策としては、相手が「ここでこいつにダイマックスを切ったら負ける」と思わせるようなパーティや試合を展開することぐらいしかありません。努力値は調整できても相手の行動は調整できませんからね・・・(´・ω・`)
持ち物
持ち物は仮想的を確一圏内に持ち込むため、火力1.3倍上昇のいのちのたまです。
せっかくダイアタックを使うのでノーマルジュエルでもいいのかもしれませんが、倍率は同じなのでいのちのたまが既に取られている場合は検討してみるといいかもです。
性格・努力値と調整
性格は攻撃up特攻downのいじっぱり、今回の型では特殊技を使わないので。
努力値振りは前述の通り、S1段階上昇して準速カプ・コケコを抜けるラインまでS調整、Aはもちろんぶっぱ、そして残りはHに振ります、最後のH振りは特に意味がある訳でもなく、単に安定性を向上するためのものです。
技構成
確定枠
りゅうのまい
素早さを上げると共に攻撃まで上げる最高級の積み技、これがなかったらこの型は存在していなかったので確定。
ギガインパクト
ノーマル反動技、当然です、そもそもこれがコンセプトです。
ちなみにダイマだけを考慮するならだいばくはつでも威力は変わりませんが、ダイマが切れた後の悪あがきにも使えるのでこちらにしました。
げきりん
高威力持続技、フェアリーを倒した後全抜きする必要があるので採用、りゅうのあぎと補正×タイプ一致補正×いのちのたま補正×ランク補正の威力は驚きの526.5、HB特化ヒードランテッカグヤでさえも確定二発、HB特化メタグロスでも乱数二発(91%)です。ただし火傷には要注意。
選択枠
みがわり
相手の交代側に使用し、みがわりを残したまま竜舞を積めます・・・・ですが、よくよく考えたら交代側に竜舞してもみがわり残してから竜舞しても体力が減るだけであまり変わりません。ですが、変化技を透かせる上、相手が甘えてみがわりを破壊しなかった場合積めるチャンスが増えるので採用しました。
そもそも他にロクな攻撃技がないので採用する余裕はあります。
かみくだく
ミミッキュ対策のダイアーク用に採用、正直ミミッキュぐらいにしか役割はありませんが、この技がなければミミッキュに完封です。
ハナからミミッキュ対策を切り捨てるならば、この技も同時に切り捨てましょう。
ほのおのキバ
はがねタイプピンポです、と言うのも流石にメタグロスやナットレイは防御が高い上ドラゴン技が半減なので、押しきれない可能性もあります。
ヒードランに関してはドラゴン技でゴリ押すしかありません、一応H振りヒードランならA↑ダイドラグーンで確定二発、ステロを巻いていれば低確率ですが乱数で落とせます。
かみなりのキバ
カプ・レヒレトゲキッス意識で、もちろん両方とも余裕の一撃、ですがほのおのキバとは違い、倒した後が少々キツくなるので一長一短です、自分のパーティと相談して決めましょう。(ちなみにこおりのキバは覚えない、なんでや)
与ダメージ計算
A↑ダイアタック
- H振りカプ・コケコ乱数一発(93.9%)
- H振りカプ・テテフ確定一発
- H振りカプ・レヒレ確定二発
ステロ込みだと乱数一発(31.5%)
- H振りカプ・ブルル確定二発
ステロ込みだと乱数一発(31.3%)
- H振りニンフィア確定一発
- H振りトゲキッス確定二発
- ステロ込みHB特化トゲキッス乱数一発(18.5%)
A↑ダイアーク
- H振りミミッキュ乱数一発(83.9%)、ただしばけのかわがあるので実質確二
A↑ダイドラグーン
- H振りヒードラン確定二発
ステロ込みだと乱数一発(25%)
- H振りテッカグヤ確定二発
ステロ込みだと乱数一発(18.5%)
- ステロ込みH振りダイマカビゴン乱数一発(81.3%)
- H振りダイマ{ランドロス(れいじゅう)}乱数一発(31.3%)
A↑ダイバーン
A↑げきりん
被ダメージ計算
ダイマ済み
- メガネC特化カプ・テテフのムーンフォース確定二発
- メガネC特化カプ・レヒレのムーンフォース確定二発
- メガネC特化カプ・コケコのマジカルシャイン乱数3発
- メガネC特化トゲキッスのマジカルシャイン確定二発
- A特化カイリューのげきりん確定二発
- C特化レジアイスのメガネれいとうビーム確定二発
相性の良い味方
ステロ込みステロ込みとしつこく言っていたことから分かるように、ステロを撒いておくと確一範囲が格段に広がる上、砂嵐込みならさらに安定するので
カバルドンバンギラスなどがオススメ、後はレジ系で統一したいのならステロ型レジスチルを用意すると少しだけフェアリーの牽制にもなる
このポケモンの対策
ダイマックスとミミッキュ、これに尽きます
彼を救ったのがダイマックスなら、彼の弱点もまたダイマックスなのです
後は下手にフェアリーに引かないこととレジドラゴを舐めないことでしょうか・・・
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ほとんどのタイプに等倍というノーマルタイプの数少ない長所を生かし、無理やり葬り去るというかなり強引な型でしたが、フェアリータイプさえ突破してしまえば後はレジドラゴの独壇場です。必ずここまでした見返りは返ってきます、返してくれるはずです。
載せて欲しいダメージ計算、修正して欲しい箇所などありましたらコメント欄にてお伝えください。
レジドラゴ<ざっくっど