✴はじめに
初投稿です。ダメージ計算にはポケソル様のSoldier Calcを利用させていただきました。
至らない点などがありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。
採用理由と役割
コンセプトは、全抜きエースとしての汎用性を比較的落とさずに相手の対策を掻い潜ることが可能な「ガチ両刀エースバーン」です。エースバーン対策として選出されたポケモンを逆にメタって突破することで、一貫性を作り大暴れするのが理想です。
本来エースバーンが苦手なHB ランドロス(霊獣)やサンダーを難なく突破できるだけでなく、テンプレ型では勝てないラッキー+HB カバルドンor ドヒドイデ の並びを崩すことが可能な点が大きな強みです
なお、本育成論では後述するHB ランドロス(霊獣)との対面を主に想定し、キョダイ個体での運用が前提でダメ計など投稿させていただきます。
持ち物
珠補正がないと特殊技の火力がショボいので「いのちのたま」で確定です。
性格・努力値と調整
せっかち(ダウンロード対策。むじゃきにするかはお好みで)
素早さは100族抜き調整の108振り。サンダーに対面勝つため、肝になる調整です。
特攻は少しでも火力を高めるために252振り・余りの148は攻撃に振っています。
無補正A148振りでも「ギガインパクト」媒体の「ダイアタック」でH4振りサンダーが高乱数一発(96.9%〜115%)と十分な火力が出ます。
技構成
- ギガインパクト… 本来なら対面ダイマックスの殴り合いで勝てないサンダー倒すコンセプトのために確定。すてみタックルでは乱数が大きく落ちるため(H4振りサンダーに91.5%〜)ギガインパクトを確定としています。Aを削った分、威力150の通りがいいメインウェポンは有り難い存在で撃つ機会も多いです。
- とびはねる… 「ダイジェット」用。Sを100族抜きまで削っているため、抜き性能を高めるために確定とします。
炎技は「キョダイカキュウ」として撃てば威力が固定のため、ブラストバーン・オーバーヒート・だいもんじetc… どれにするかは基本好みです。…が、ダメ計すると確定数が変わる相手がいるので、パーティに合わせてカスタマイズしましょう。
ちなみに、投稿主は両刀型の強みが生きる「オーバーヒート」で採用しています。
- オーバーヒート… 両刀型のため、特攻ダウンしても起点になりにくいのが大きなメリットですが、オーバーヒートだとH特化ブリザポスに確定耐えされ、H特化テッカグヤには91.6%〜の中乱数となってしまうのが痛いです。
- だいもんじ… 命中不安だが、連発可能な点が強み。
- かえんほうしゃ… 命中安定の技が欲しい方向け。この技だとH特化ゴリランダーが一撃で倒せないなど火力不足が気になるところ。
立ち回り例
威嚇で-1状態の「ダイジェット」が32.6%〜、特殊「キョダイカキュウ」が70.4%〜ダメージが入るため、DMさえなければ後投げを許さず2ターンキルできます。
無補正A252振りの物理キョダイカキュウは-1状態だとHB特化ランドロス(霊獣)に4割程度しか入らないため、相手にDMを3ターン枯らされる上に手痛いダメージを食らうことになりますが、それを許さないのが両刀型の強みです。
「ダイジェット」が36.7%〜、特殊「キョダイカキュウ」が66%〜入るため、「なまける」の再生を許さずに確定で2パンできます。
「ダイサイコ」が84.7%〜の低乱数1発なので、後投げを許しません。エースバーンの「しねんのずつき」採用率は投稿時点で4.4%と極めて稀なため、エスパー技を切って行動してくるドヒドイデが非常に多いです。
慌ててラッキーに引いてきたとしても、フィールド補正ありの「ダイサイコ」は当然受からないし(B特化ラッキーに63.6%)ドヒドイデにもフィールド補正ありの「しねんのずつき」を連打できるため、クソ外しなどを考慮しなければ余裕で崩せます。
- vs(サンダー (H4振り・同時DM想定)
「ダイアタック」が48.4%〜の高乱数2発のため、よほど運が悪くなければ対面突破できます。
相手が耐久振りでも、特攻に振っていないサンダーの「ダイジェット」程度なら無振りでも確定3発に抑えられるため、問題なく対面突破できます。
与ダメージ計算
- キョダイカキュウ
H252振りランドロス(霊獣) 70.4%〜83.6%
H252振りカバルドン 69.3%〜82.3%
H4振りミミッキュ 83.2%〜99.2%
H252振りブリザポス 102.8%〜121.7%
H252振りテッカグヤ 112.2%〜133.8%
H252振りゴリランダー 148.3%〜174.3%
- ダイアタック
HB特化(いかく込み)ランドロス(霊獣) 33.7%〜44.3%
HB特化カバルドン 42.3%〜50.6%
H4振りサンダー 96.9%〜115%
HB特化サンダー 57.3%〜68%
H4振りエースバーン 113.4〜135.2%
H252振りカプ・レヒレ 71.1%〜84.1%
HB特化カプ・レヒレ 53.1%〜62.1%
H4振りファイヤー(ガラル) 92.1%〜110.2%
- ダイジェット
HB特化(いかく込み)ランドロス(霊獣) 32.6%〜38.2%
HB特化カバルドン 36.7%〜44.1%
H4振りウーラオス(れんげき) 138.6%〜165.3%
H252振りカプ・レヒレ 61.5%〜73.4%
HB特化カプ・レヒレ 46.3%〜54.8%
H4振りエースバーン 98.3%〜117.3%
- ダイサイコ
HB特化ドヒドイデ 84.3%〜101.2%
H4振りアーゴヨン 211.4%〜251%
H4振りウツロイド 237.2%〜279.4%
苦手なポケモン
素早さを削っているため、エースバーンミラーに弱いです。また、素早さが上がっていないとウツロイド ガブリアス辺りにも先手から屠られてしまいます。
ポリゴン2 ヒードラン クレセリアなどには、格闘技を切っており「ダイナックル」によるランク上昇もできないために受けられてしまいます。
また、テンプレの物理型と比べてミミッキュにも弱めです(「ダイサイコ」「ダイジェット」以外でミミッキュを一撃で落とせないため)
相性の良い味方
どの構築にも入る汎用性がある型ですが、ミミッキュやレジエレキなど、 ランドロス(霊獣)やカバルドンに弱い非ダイマックスのアタッカーを控えさせておくと効果的かと思います。