はじめに
こんにちは。
こちらは物理寄りの珠レジエレキの育成論になります。
少し前にこの育成論を投稿したのですが、シリーズが変わり禁止伝説が解禁されたので、急遽書き直して再投稿したものがこちらになります。
ポケ徹育成論初心者なので文章が読みにくいかもしれませんが、どうかご容赦ください。
- HABCDSといった略称を使います。
コンセプト
レジエレキレジエレキは特殊型が多いですが、こうげきの種族値もとくこうと同じだけあるのを知り、物理寄りの両刀型を作ってみました。
最初はハチマキ型で使っていたのですが、技の切り替えやダイマックスの選択ができないこと、壁が欲しいこと、ボルトチェンジのパワーがいまいちなことなどを踏まえていのちのたまに変更しました。するとこれがなかなか強く、この育成論を投稿するに至りました。
このレジエレキのコンセプトはズバリ、
「特殊受けを奇襲でボコボコにしながら壁貼って爆発四散しちゃおう!」
です。
ドヒドイデハピナスドヒドハピ、ウツロイドサンダーウツロサンダーなどの物理レジエレキを舐めてるとしか思えない並びを崩したり、受け出しで出てきたバンギラスバンギラスなどのポケモンを2発で倒したり、圧倒的なスピードとパワーでダイマ後のサンダーサンダーやテッカグヤテッカグヤといった相手に負荷をかけていくレジエレキとなっています。
役割
- お掃除
S200という異常な数値を持ち、ダイジェットを一回積んだ程度では追いつけません。
ダイジェット後のサンダーサンダーテッカグヤテッカグヤなどを上から落としにかかれるのは大きな強みでしょう。お互いダイマックス消費後のラス一性能が非常に高いです。
シリーズが変わり、禁止伝説が解禁されます。このポケモンはダイジェットで素早さが上がったイベルタルイベルタル、そしてスカーフを持ったカイオーガカイオーガの上からタイプ一致の効果抜群技で殴れるので、シリーズ8でもお掃除担当の運用は安定するでしょう。
- パワーで受け崩し
言わずもがなの超火力。でんきタイプの技を打つときはなんと種族値176相当の火力が出ます。
等倍ならバンギラスバンギラスやカイリューカイリューなども含むほとんどのポケモンに確2以上を取れるパワーを持つことにより、地面タイプ以外の安易な受け出しを許しません。
- サイクル回しや起点づくり要因での初手出し
壁を張ることができ、ボルトチェンジで攻撃しながら裏のポケモンを着地させることもできます。サイクル戦においても、裏のポケモンの負担を減らすことができます。
- 数的有利時、だいばくはつのゴリ押し
- 最低限のダイマックス性能
いざというときにダイマックスできるくらいのダイマ適正はあります。
いのちのたまを採用しているのでダイマックスしても火力は落ちず、フィールドを貼ってさらにでんき技を強化できます。ボルトチェンジも高威力のダイサンダーに変化するので、いかくを入れられたり物理受けのポケモンがいたりした場合でも十分な火力を出せます。
- 対伝説
耐久こそありませんが、レジエレキはそこらへんの禁止伝説を余裕で超える素早さとパワーを誇っています。ザシアン、イベルタル、ゼルネアスなどの上位に君臨するであろうポケモンの上から等倍以上で技を叩きこむことができ、相手が消耗していれば一発で倒すこともできます。
持ち物
- いのちのたま
純粋な火力が欲しいのはもちろん、ボルトチェンジにも補正が乗る上に行動も自由にできるいのちのたまにしました。
性格・努力値と調整
AとSにそれぞれ252ずつ。ボルトチェンジのパワーも上げたいので余った4をCに振ります。
性格は壁にリフレクターを採用するなら無難にやんちゃかダウンロードを対策できるさみしがりのどちらかを選択、ひかりのかべを採用するならさみしがりで確定です。
技構成
- ワイルドボルト
確定技です。正直この技を使っているだけでもこのレジエレキは十分強いです。
サンダーH4サンダー 75%乱数(94.5%~112.6%)
エースバーンH4エースバーン 確定1発 (112.1%~132.6%)
テッカグヤのんきHBテッカグヤ 75%1発(97%~114.7%)
無振りB1上昇テッカグヤ 確定1発 (104%~123.8%)
ウツロイドH4ウツロイド 確定1発 (133%~157.8%)
ハピナスH252ハピナス 確定1発 (151.9%~178.7%)
バンギラスH252バンギラス 確定2発 (62.3%~73.4%)
ドラパルトH4ドラパルト 確定2発 (53.3%~63.1%)
カイリューH4カイリュー マルスケ込み2発 (86.7%~103.6%)
イベルタルH4イベルタル 確定1発 (143.7%~170.6%)
ダイサンダー ダイマックス込み確定1発 (206.9%~244.2%)
カイオーガH4カイオーガ 確定1発 (172.7%~203.9%)
ダイサンダー ダイマックス込み確定1発 (248.2%~292.6%)
- だいばくはつ
同じく確定技です。レジエレキは覚える攻撃技の範囲が非常に狭く、でんきタイプの技以外もあったほうが何かと便利かと思います。数的有利時や、一体犠牲にしてもカバルドンカバルドン等のループを切りたいとき、どうしても起点にされたくないときなど、使用機会は意外と多いです。せっかく物理に数値を振り切っているのにこの技を採用しないのはもったいないとまで言えるでしょう。
カバルドンHBカバルドン (56.2%~66.5%)
ラグラージHBラグラージ (63.2%〜74.8%)
ガブリアスH4ガブリアス 64.5%乱数1発(96.1%~113.5%)
ボルトロス(霊獣)H252ボルトロス 確定1発(122%~144%)
ランドロス(霊獣)いかくランドロス (76.2%~89.6%)
ゼルネアスH4ゼルネアス 低乱数1発(88%~103.9%)
- ボルトチェンジ
一応確定です。この技があるかないかでサイクル時の動きやすさが格段に違ってきます。
- リフレクター
選択です。先制で攻撃してくるエースバーンエースバーンやウーラオス(いちげき)ウーラオスのふいうちを失敗させることができます。シリーズ8で解禁されるザシアン(王)ザシアンにも強くなれることも採用理由の一つでしょう。また、現在の環境において自身が苦手とするポケモンに物理型が多く、それを考慮するとひかりのかべよりリフレクターのほうが優先度高めかもしれません。とはいえ、どちらを採用するかは構築次第なのでパーティと相談してご自由に決めてください。
- ひかりのかべ
リフレクターと選択。
- みがわり
レジエレキの高い素早さを活かすことができ、さらにふいうち等も失敗させることのできる技です。鬼火なども防ぐことができたりしますが、だいばくはつとの相性を考えるとやはり両壁のほうが優先度は高めでしょう。
立ち回り例
初手に置いて壁でサポートしたり、ラス1のダイマックス後ポケモンを狩ったり、ボルトチェンジでサイクルを回したり、ダイマエースになったり、やれることは豊富にあります。
しかし、やはりじめんタイプがどうしようもなく重く、それらをどうにかできるポケモンを裏において交換読み等をしていく必要があります。交換読みやサイクルが苦手な人には少し使いづらいポケモンになるかもしれません。
相性のいい味方
地面タイプを制圧することができ、なおかつ後続にも負荷をかけることができるポケモンと組むのがベストです。特にゴリランダーはじしんを弱体化でき、はたきおとすなどでポリゴン2やクレセリアとも戦えるので相性は抜群でしょう。
- ひこうタイプ
ランドロス(霊獣)ランドロスやテッカグヤテッカグヤなどのポケモンが該当します。じめん技が無効になるので後出しから無償降臨できますが、交代読みもされやすいので注意。
苦手なポケモン
- じめんタイプ全般
ほぼどうしようもないです。だいばくはつで倒せる現在環境に多い地面タイプはガブリアスガブリアスぐらいで、物理耐久の高いカバルドンカバルドン、いかくを持つランドロス(霊獣)ランドロス、ノーマル半減のドリュウズドリュウズなどとの対面は非常に不利です。
しかし、どれも物理方面が強いポケモンばかりなので、相手の交換読みに合わせてリフレクターを貼れれば裏のポケモンで対処しやすくなります。
こいつらが出てきたらボルトチェンジ即押しです。回復技で粘られる上にリフレクターも意味をなしません。火力がそこまで大したことないので、裏のポケモンへの負担が少ないことが唯一の救いです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
奇襲性が高く、圧倒的なパワーを持つアタッカーであるにもかかわらず、ダイマックスや壁サポート、サイクル回しなど器用なこともできる欲張りレジエレキ、皆さんもぜひ使ってみてください。