はじめに
- 育成論の投稿はUSUMのヌメルゴンの育成論投稿以来となります。久しぶりのため、なにかと至らぬ点が多いと思いますが最後まで読んでいただければ幸いです。
- 指定のない限りすべてのポケモンは6vとします。
- H、A、B、C、D、Sなどの略称を使用します。
- ダメージ計算はSoldier Calcさんのダメージ計算サイトを使用しております。
セキタンザンとは
鈍足高耐久の一般的な耐久ポケモン。特性は3つとも優秀なものの4倍弱点がメジャータイプ2つと、致命的な弱点を持つためあまり使われていないポケモン。もしかしたら自分の知らないところで使われているかもしれない
採用理由
特性
炎が1/4で貰い火の影響が大きくない、努力値がHDベースかつ回復技がない為炎の体が発動するまで待つより鬼火を打った方が安定するとの理由からワンチャンSが上がり最速110族まで抜くことができる蒸気機関を採用としました。
性格
特殊技に優秀な技が多いですが、特殊岩にろくな技がなく、物理岩技を採用している為泣く泣く生意気に…。素早さに下降補正をかけなければSに4ふると蒸気機関発動で、最速130族まで抜けるようにはなります。
努力値
Hぶっぱ
Bあまり
Dぶっぱ
持ち物
- 食べ残し
貴重な回復ソース。サイクル戦での運用を主とするため一番回復量が多いのはこれ。
- 回復きのみ
食べ残しが使えない時はこれ。オボンか混乱きのみかは好み。後述するダメ計を元に考えてみてください。
技構成
- ロックブラスト
タイプ一致技、当たれば安定して火力の出せるストーンエッジでもいいのですが、比べた際、主にみたいポケモンへの確定数は変わらない為、命中率や化けの皮対策で今回はロクブラ採用としました。なお原子の力
H4トゲキッス← 32.2 ~ 99.3%
H4リザードン←83.1 ~ 246.7%
H4ギャラドス←37.4 ~111.1%
H4ヒートロトムスピンロトム←38 ~ 119%
H252ヒートロトムスピンロトム←30.5 ~ 95.5%
- 岩石封じ
役割対象への遂行速度が遅くなりますが、こちらが苦手なタイプの特殊アタッカーに引かれた際は後続のポケモンで上から殴れるので採用価値は十分にあります。
- 大文字
この型の最高打点ロクブラは5発あたりません。H252ナットレイを確定一発にできる。火炎放射では超低乱数一発(6.2%)なので大文字を採用しました。
→H252D12ナットレイ←101.6 ~ 121.5%
→H4ドリュウズ←78.4 ~ 93.5%
- <b>炎の渦<b>
コメント欄にてご意見をいただき追加しました。弱点保険を発動させず定数ダメージを与えられるのでよりキッスに強くなります。また有利対面で壁ターン消費など流行りのオーロンゲ+詰みエースの並びにも強く出れると思います。
- 熱湯
30%を引ける人向けの技。火力は当てになりませんが、地面タイプへの牽制になります。
H252ドサイドン←37.8 ~ 44.5%
H252カバルドン←31.6 ~ 37.2%
H4ドリュウズ←38.7 ~ 46.2%
- ボディプレス
サザンドラカビゴン バンギラス読みで打つのはありですが、後述する鬼火やステロを巻くのが安定するような気がします。
H4サザンドラ←46.4 ~ 55.9%
H252B252↑カビゴン←25.4 ~ 29.9%
H252 バンギラス←65.7 ~ 77.2%
- 鬼火
呼ぶ物理アタッカーに強くこちらが引いた際に後続で安定して受けれるようになります。
- ステルスロック
言わずと知れた最強技。役割対象への通りがいいのもあり確定技でしょう。
被ダメ計算
- C252トゲキッス
エアスラッシュ→11 ~ 12.9%
マジカルシャイン→11.5 ~ 13.8%
ダイジェット、ダイフェアリー→18.8 ~ 22.1%
C2↑マジカルシャイン→23 ~ 27.1%
C2↑ダイジェット、ダイフェアリー→37.3 ~ 44.2%(砂、大マ中)
C2↑ダイジェット、ダイフェアリー→ 12.4 ~ 14.7%
- C252リザードン
ダイバーン(大文字)→9.2 ~ 11%%
ダイジェット→17.5 ~ 20.7%%
サンパワー晴ダイバーン→21.1 ~ 24.8%
サンパワー晴ダイジェット→26.2 ~ 30.8%
- C↑252眼鏡ニンフィア
ハイパーボイス→ 16.1 ~ 19.3%
- C↑252 ヒートロトム
10万ボルト→ 26.2 ~ 30.8%
ダイサンダー→ 37.7 ~ 44.7%
- C252ドラパルト
シャドーボール→ 20.7 ~ 24.8%
流星群→ 33.1 ~ 39.1%
立ち回り
有利不利がはっきりしているポケモンで、苦手なポケモンウォッシュロトムウオノラゴンマンムーパルシェンインテレオンバンギラスオノノクスには何もできず、一部には詰みの起点にされることもあるので大人しく引くのがオススメです。ですが、交代際に鬼火を入れることができると4倍弱点であっても、A252ドリュウズの地震を確定で、A252大マックスギャラドスの滝登りを最高乱数以外耐えるほどの物理耐久はある為、こちら側に打点がある場合であれば居座り1:1交換を狙うこともできるということを念頭においておくと、立ち回りの幅が広がるかもしれません。
実際に使ってみて
マスボ4桁〜3桁まででセキタンザンを使って潜っていましたが、当たった方対ありです!前述した通り有利不利がはっきりとしているため、相手の引き先がどのポケモンなのかが読みやすかったとは思います。しかし切り際は難しく前作のカバルドンのような感覚で切ってしまったり、一般の特殊受けのような感覚で残しても役割は薄いような気がします。もちろん役割対象へはしっかり仕事をしてくれましたが。
最後にm(__)m
最後まで読んでいただきありがとうございました。何か気になった点、至らない点がありましたら是非コメントしていただければ幸いです。