どうも。今回紹介するガチゴラスは「イバンのみ」を最大限に生かしたガチゴラスとなっています。わかりやすくするためにコンセプトを大きく2つに分けて説明します。
コンセプト1【豊富な技範囲と高い耐久力を生かした役割破壊】
今回のガチゴラスは主に物理攻撃を得意とするポケモンに対しての役割破壊を遂行してもらう形しました。
※「ステルスロック」を撒かれた後だと確定耐えのラインがずれてきたり、ステルスロックを撒いてくる敵に比較的強い型にしてあるので、先発で出すことが多いです。
仮想敵としては主にランドロス(霊獣)ガブリアスウーラオス(れんげき)ゴリランダーバンギラスなどが当たります。
今回の型ではランドロス(霊獣)の「じしん」をはじめとした強力な物理技をを確定かつ、なるべく「イバンのみ」圏内で耐えれるように調整してあります。ダメージ計算の欄に記載はしていますが、ここで確定ラインを少しまとめてみます。
ランドロス(霊獣)「じしん」
ガブリアス「じしん」※「さめはだ」のダメージも含めて確定耐え
ドラパルト「ドラゴンアロー」
エースバーン「とびひざげり」※性格は「ようき」
ウーラオス(れんげき)「インファイト」※性格は「ようき」
これらをイバン圏内で耐えれるようにしました。
ただ、エースバーンは持ち物「いのちのたま」が多かったりドラパルトは特殊型がいたりと、型が豊富にあるので調整はしていますが、仮想敵からは外しました。
また、サンダーも「もろはのずつき」で落とせますが、ガチゴラスに対して突っ張るサンダーは、かなり少ないのでサンダーも仮想敵から外しました。
つまり、上記のポケモンに対して、敵の攻撃を1発耐えたのち、返しのこちらの抜群技で1発、あるいは「イバンのみ」を絡めた2発目の攻撃で倒すという形になります。
※ゴリランダーは採用率の高い「いのちのたま」での調整を行っており、グラスフィールドの回復を含めて「グラススライダー」を確定2発の調整にしています。
コンセプト2【イバンのみを利用した「もろはのずつき」】
コンセプト1での仮想敵の持ち物が「きあいのタスキ」などの場合はこのガチゴラス自体が鈍足なポケモンでもあり、1体目の敵に対して「イバンの実」を使用してしまうとその敵を倒しても後続で出てくる相手のポケモンによって、とどめを刺されるので、大抵1:1交換になってしまいますが相手が「きあいのタスキ」を持っていなかったり、ランドロス(霊獣)に対して「こおりのキバ」が高乱数で入るなど「イバンの実」を消費せず敵を倒した場合はにもう一つの役割が出てきます。
それが、「もろはのずつき」による2体目の敵への役割破壊です
この「もろはのずつき」は主にダイマックス問わずエースバーンサンダートゲキッスなどの岩技が弱点の敵や、ウツロイドなど物理耐久が低いポケモンに対して打ち込む為に採用しています。
特にエースバーンに対して強く、ダイマックスされると確定1発ではありませんがダイマックスしたH4エースバーンに高乱数(75%)となっています。ただ、「リベロ」で「かくとうタイプ」や「はがねタイプ」になってしまうと、通用しなくなってしまうので、少し立ち回りの注意が必要となります。
努力値調整
素早さラインは無振りヒードランを抜けれるように設定し
耐久ラインはウーラオス(れんげき)の「インファイト」を確定で耐える調整を行いました。
それ以外はすべて攻撃に回しています。
※素早さラインを特に気にしない場合はその分Hに努力値を回すことでようきフェローチェの「インファイト」を確定で耐えることもできるのでその調整もおすすめです
候補技
今回の型のガチゴラスの技の確定枠は「もろはのずつき」「こおりのキバ」「サイコファング」としています。なので「インファイト」を自由枠として私の中でのおすすめの候補技を少し上げていきます。
※「サイコファング」はウーラオス(れんげき)ピンポイントの技のように見えますが、初手に出てきて「とびひざげり」を打ってくる「リベロ」で「かくとうタイプ」になったエースバーンや「ひかりのかべ」「リフレクター」等の壁破壊、また「ダイサイコ」として使用した場合に、「サイコフィールド」で先制技を無効にできるので、「イバンのみ」と相性がよく、仕事量が多いので確定枠として採用しました。
【インファイト】
主にバンギラスやドリュウズに対して使用機会が多いです。
また、ダイマックスして戦う場合「イバンのみ」の最後の一撃で倒せる確率を上げるために「ダイナックル」がかなり重宝するので候補技の中だと一番お勧めです。
また、ヒードランやナットレイに対して、「じしん」や「ほのおのキバ」を採用するのもありですが、この型だとかなりピンポイントなので、メタ性能は落ちますがそれらに一貫するという形でかくとう技がいいと思います。それと一応ポリゴン2
【つのドリル】
どうしても倒すことができない敵に対して、最後のワンチャンスをつかんでくれます。ダイマックス相手には効果がないので注意
【こらえる】
「イバンのみ」を無理やりでも発動させたい場合にかなりお勧め。抜群技を狙った火力が高い型になっているので、ダイマックスを枯らすことで倒せれるようになる場面が多々あり、扱いやすい技です。
相性の良い味方
この型も含めて大抵のガチゴラスが、特殊ポケモンに対してはほとんど何もできないのでトゲキッスや特にカプ・レヒレへの対策は必須です。
私は突撃チョッキのエレキブルやとくぼうに特化したヤドキング(ガラル)等で対策を行っています。
また、ドラパルトもかなりお勧めのポケモンであり、パーティ内に入れておくだけでエースバーンがドラパルトを意識して「ダイジェット」を打ってくる機会が増えるのでガチゴラスの「もろはのずつき」による役割を遂行しやすくなります。
被ダメージ
※敵は攻撃・特攻ともに努力値を252振っているものとします。
いじっぱりランドロス(霊獣)「じしん」・・・82.2~97.1%[確定2]
ようきウーラオス(いちげき)「インファイト」・・・83.4~99.4%[確定2]
いじっぱりミミッキュ(努力値A156)「じゃれつく」・・・49.1~59.4[乱数2(99.6%)]
いじっぱりゴリランダー(いのちのたま)・・・42.8~52%[乱数2(12.9%)]
ようきエースバーン(いのちのたま)「ダイジェット」・・・26.8~32%[確定4]
ようきエースバーン(いのちのたま)「ダイナックル」・・・80~94.8%[確定2]
おくびょうサンダー(いのちのたま)「ダイジェット」・・・66.2~77.7%[確定2]
おくびょうカプ・レヒレ(努力値C100)「ムーンフォース」・・・97.1~116.5%[乱数1(87.5%)]
与ダメージ
こおりのキバ
H4ランドロス(霊獣)(威嚇込み)・・・89.6~106.6%[乱数1(31.3%)]
H4ガブリアス・・・115.2~139.6%[確定1]
H4ドラパルト・・・78~92.6%[確定2]
H252ゴリランダー・・・54.7~63.1%[確定2]
サイコファング
H4ウーラオス(れんげき)・・・76.1~89.7%[確定2]
H252B252(ずぶとい)ドヒドイデ・・・45.8~54.7%[乱数2(49.6%)]
H4(かくとう)エースバーン・・・108~127.7%[確定1]
インファイト
H252バンギラス・・・112~133.3%[確定1]
H4ドリュウズ・・・101~119.3%[確定1]
H252ヒードラン・・・60.6~71.7%[確定2]
H252B252(のんき)ナットレイ・・・41.9~49.7[確定3発]
もろはのずつき
H4[ダイマックス](ほのお)エースバーン・・・95.4~112.9%[乱数1(75%)]
H4[ダイマックス]サンダー・・・81.3~95.7%[確定2]
H4[ダイマックス]トゲキッス・・・76.3~90%[確定2]
H4ウツロイド・・・113.5~133.5%[確定2]
いかがだったでしょうか。今回は環境ではほとんど見かけないガチゴラスですが、持ち前の技範囲と耐久をイバンの実によって、最大まで引き出した方になっています。
良ければ使ってみてください。