(ゴリランダーなんかと)競うな!
はじめに
こんにちは。ゆっきーと申します。
最近ポケモンのモチベが戻ってきたため、育成論にも手を出してみました。
今回はHAカプ・ブルル論です。
諸注意
- ポケモンのステータスを表す際に略称を使用しています。
- 252+性格補正を「特化」と表記しています。
- ダメージ計算SSの計算機をダメージ計算に使用しています。
本論のカプ・ブルルの立ち回り
この育成論のカプ・ブルルはタイプ有利なポケモンに受け出し、対面したポケモンor交代先に負荷をかけるという、いわゆる役割論理に似た立ち回りを前提としています。
- シリーズ10のルールについて
こだわっているウーラオス(いちげき)がダイマックスで無理やり突破してくることがなくなるため禁止級伝説と対面しない限りある程度動けると思いましたが、タスキの採用率が半分を超え、毒突きやカウンターを押しやすくなったためウーラオス(いちげき)対面は怖いところがあるかもしれません。
(カウンターと毒づきの採用率はそれぞれおよそ2割ほど)
(元々はシリーズ10に向けた育成論ではなく、投稿時期が遅れてしまったため加筆いたしました。)
採用経緯・役割
1.高火力による相手のサイクル破壊
交代先や対面したポケモンに大きな負荷をかけ、相手のサイクルを崩壊させます。
2.受けポケモン(ポリゴン2ドヒドイデカプ・レヒレ等)に役割が持てる
インファイトでポリゴン2を、ウッドハンマーでドヒドイデをそれぞれ確定2発にでき、回復を挟まれても処理をすることができます。
3.継戦能力が高い
高火力を押し付けながら回復できるため、役割遂行性能が高いです。
ゴリランダーとの比較、差別化
- ゴリランダーについて
種族値:100-125-90-60-70-85
とカプブルルによく似ており、
・夢特性+グラススライダー
・剣舞やはたき落とすなどを覚え、できることが多い
・キョダイマックス
などなどの強みを持った草物理アタッカーであり、ブルルを運用する上では差別化が必須なポケモンです。
- 差別化
1.両方のウーラオスに受け出しが安定する点
カプ・ブルルはフェアリー複合であるため、ウーラオス(いちげき)のタイプ一致技である闘、水、悪全てを半減で受けられます。受け出した後役割を遂行することもできます。
2.タイプ一致回復技を覚える点
回復技としてゴリランダーはドレインパンチを覚えますが、カプ・ブルルのメインウエポンとしてあげられるウッドホーンはタイプ一致+フィールド補正も乗るため火力が高く、遂行性能が安定したものになります。
型について
- 型概要
特性:グラスメイカー
性格:いじっぱり(A↑C↓)
努力値:H252-A252-B4
実数値:177-200-136-x-115-x
技構成:ウッドホーン/インファイト/ウッドハンマー/10万馬力
持ち物:こだわりハチマキ
- 仮想敵
有利:両ウーラオス(いちげき),カプ・コケコ,カプ・レヒレ,カバルドン,ウォッシュロトム,ヌオー,ラグラージ
やや有利:ミミッキュ,ポリゴン2,ドラパルト,ウオノラゴン
不利:サンダー,エースバーン,ランドロス(霊獣),ドリュウズ,ヒードランなどの鋼・炎・飛行複合全般
主に受け出し→処理の動きがメインです。
調整
いじっぱりHA252 B4
H…個体値31の状態でHに252振れば実数値177で16n+1になり、グラスフィールドによる回復量が最大になります。
A…火力を上げるためぶっぱ+補正。
あまり…型概要のところではBに振っていますが、正直自由に振っていいと思います。
個体値について、Sの指定はしていませんが、S0無補正無振りの場合実数値80(60族と同速)になり、バンギラスエアームド等に抜かれてしまいます。
持ち物
こだわりハチマキ
ウッドホーンの回復量やサブウエポンの火力アップを見込めます。半減で受け出されてもかなりの負担をかけられます。
こだわってしまうというデメリットがあるので、サイクルを回してデメリットを和らげる必要があります。
いのちのたま
ハチマキとは違い技を打ち分けられるメリットがある持ち物ですが、反動がGFの回復量より大きく回復するためにウッドホーンを打つ機会が増え、結局打ち分けるメリットが薄くなってしまうので、ハチマキを採用できない時に採用するくらいをお勧めします。
達人の帯
抜群でしか補正が乗らず、コンセプトである半減の受け出しにも負担をかけるということができないためあまりお勧めしません。
コメント欄、またツイッターでの指摘から、ハチマキ以外の持ち物について列挙しました。基本的にはハチマキ推奨です。
技構成
ウッドホーン/ウッドハンマー/格闘技選択/10万馬力orストーンエッジ
基本は上のような構成だと思います。
選択枠の技はほぼピンメタなので、仮想敵によって採用してください。
- ベース
ウッドホーン
役割を遂行する上で火力と回復を両立できるという点で非常に優秀な技です。ウドハンより少し威力は低いですが、十分な火力が出せます。
又、ウッドハンマーを採用した際の反動での過労死・役割放棄を防げます。
ウッドハンマー
トップクラスの火力を誇り、半減の受け出しでもかなりの負担をかけることができます。自身に約3割の反動があります。
インファイトor馬鹿力
どちらか一つ選択。
ポリゴン2や悪ウーラオス(いちげき)への役割遂行技です。
10万馬力
カプ・コケコなどの電気へ刺す技。地震とは違いグラスフィールドによって火力が落ちないのも相性がいいです。
ストーンエッジ
炎や飛行の役割破壊技。
他技の通りが悪いテッカグヤにも打てます。
外さないように祈りましょう。
- 選択枠
DDラリアット
ラティオスドラパルトへの役割破壊技。積みポケモンも殴れる。
メガホーン
ゴリランダー等の草相手に。
与ダメージ計算
- ウッドホーン
・H4ウーラオス(いちげき)(れんげき)
156.8~185.2% 確定1発
・H4ウーラオス(いちげき)(いちげき)
78.4~92.6% 確定2発
・HB特化カプ・レヒレ
102.8~122.0% 確定1発
・H252ウォッシュロトム
177.7~208.2% 確定1発
・H4ミミッキュ
126.7~149.6% 確定1発
・H4カプ・テテフ
119.8~141.7% 確定1発
・H252ラグラージ
204.8~243.4% 確定1発
- ウッドハンマー
・H252ギルガルド(シールド)
49.1~58.0% 乱数2発(97.6%)
・H4ガブリアス
124.4~147.2% 確定1発
・HB特化輝石ポリゴン2
59.3~70.3% 確定2発
・HB特化ドヒドイデ
75.1~88.5% 確定2発
- インファイト
・HB特化輝石ポリゴン2
60.4~71.8% 確定2発
・H4ウーラオス(いちげき)(いちげき)
128.4~152.2% 確定1発
・H252ジバコイル
114.1~134.4% 確定1発
- 10万馬力
・H4カプ・コケコ
139.7~165.7% 確定1発
・H252ギルガルド(シールド)
81.4~95.8% 確定2発
- ストーンエッジ
・H4サンダー
128.9~153.0% 確定1発
・H252テッカグヤ
45.0~53.4% 乱数2発(35.5%)
- DDラリアット
・H4ドラパルト
124.3~146.3% 確定1発
・H4ラティオス
123.0~146.1% 確定1発
- メガホーン
・H252ゴリランダー
119.8~141.0% 確定1発
被ダメージ計算
受け出しを想定した計算です。
- A特化ウーラオス(いちげき)(ハチマキ)
・あんこくきょうだ
42.9~50.8% 確定3発
・すいりゅうれんだ
40.6~49.1% 確定3発
・どくづき
153.6~180.7% 確定1発
・インファイト
42.3~50.2% 確定3発
- A特化ウオノラゴン
・エラがみ(先制)
31.0~37.2% 乱数3発(79.1%)
- A無振りカバルドン
・氷のキバ
27.1~32.7% 確定4発
- C4ポリゴン2
・れいとうビーム
42,9~50.8% 乱数2発(1.9%)
- A特化珠ミミッキュ
・シャドークロー
33.8~40.6% 確定3発
・じゃれつく
42.3~51.4% 乱数2発(9.7%)
相性の良い味方
ブルルドラン。互いの弱点をカバーでき、技構成によっては炎などのカプ・ブルルが苦手なポケモンにも役割を持つことができます。
終わりに
ここまで閲覧ありがとうございます。久々に書いた育成論でしたが、いかがだったでしょうか。
草複合のせいで環境に多いダイジェットが逆風になっていますが、うまく立ち回れれば簡単に相手のパーティを崩壊させられるポケモンだと思っています。
育成論中の誤字・脱字、指摘やアドバイスありましたら気軽にコメント欄に書いていただけるとありがたいです。