はじめに
※ダメージ計算はポケマス様を使用させていただいています。
※本育成論はHABCDSなどの非公式用語を使用します。
※本育成論は誰が見てもわかりやすい育成論を目指しているので、ポケモンへの理解が深い方には少々めんどくさいかもしれませんがご了承ください。
※本育成論は差別化などはできていますが、どちらかというとガチパでランキングを取りに行くというよりは、意表をついて奇襲したい方や、マイナーポケモンを使いたい方、ロマンを求めてる方、ルナアーラに愛着のある方など向けとなっています。そこをご了承ください。
ふー。です
前回のワルビアルに続き、投稿ペースが早くなっています!
今回は伝説のポケモン枠!そしてしっかりとランキング圏外のルナアーラルナアーラさんです!
個人的に見た目がすごく好みですね、はい。かっこいい…
ルナアーラルナアーラというポケモンについて!
このルナアーラさんは優秀な特性ファントムガードを盾に、カイリューカイリューのようなアタッカーとしての使われ方が主流のポケモンです。
種族値を見ていきましょう。
137-113-89-137-107-97
やはりマイナーとはいえ禁止伝説、とても高い種族値です。
注目されている点はやはり、C137の超火力と、S97のそこそこの素早さですね。
しかし今回は全く逆の観点で耐久のH137B89D107に注目していきます!
技構成
- コンセプトの説明
コンセプト1
今回は先にコンセプトを伝えるために技構成から入ります。
まず、基本の技構成が
シャドーレイ
おにび
つきのひかり
テレポート
となります。テレポート???と思った方も多いと思うのでテレポートの説明をします。
テレポート
必ず後攻になる(優先度:-6)。手持ちのポケモンと入れ替わる。
です。手持ちのポケモンと入れ替わる技は、ほかに
とんぼがえり、ボルトチェンジ、クイックターンなどが主流ですが
テレポートは攻撃判定がなく、必ず後攻になります
この攻撃判定が無い。という効果と必ず後攻になる。のどちらも重要な利点となっています!
コンセプト2
従来のファイヤーやリザードンXのような、おにびと回復技を駆使して耐久する、鬼羽型と呼ばれるポケモンと同じような戦い方もできます。さらに、ファイヤーなどと違い、ステルスロックが等倍なことや、特性のファントムガードで、とても耐久しやすい性能と言えます。
- 技の説明と候補技
シャドーレイ
メインウェポン。タイプ一致高威力命中安定+特性無視と、かなり優秀です。
一応候補枠ですが、ほぼ確定だと思います。
おにび
やけど状態にできる。相手の攻撃力を半減できるのは本当に強い。
つきのひかり
HP管理ができる。サイクル戦においてHP管理はかなり大事なのでほぼ確定枠
テレポート
今回のコンセプトなので確定枠です。
後攻で行動できることと攻撃技では無いことの利点を説明します。
後攻で行動できる利点
・相手の攻撃を受けてから裏のポケモンに引くので裏のポケモンに負荷をかけずに交代できる。
・あくびループから抜け出せる。
攻撃判定がない利点
・ルナアーラが苦手な悪タイプの先制技、ふいうちを受けない。
後にダメージ計算を載せますが、特性込みでウーラオスのあんこくきょうだを耐え、ミリで残ったHPにふいうちをしてくるところをテレポートで逃げれるなど、ふいうちにたいする不意打ちができますw
【その他候補技】
ムーンフォース
不一致ではあるが、フェアリータイプの打点は優秀なので候補。
サイコショック
特殊受けのポケモンに物理換算でタイプ一致で打てるので候補。
エアスラッシュ
ひこうタイプの打点。ひるみもあり優秀。
れいとうビーム
こおりタイプ打点。ランドロスやガブリアスなどのピンポイントメタで候補
10万ボルト
でんきタイプ打点。優先度は高く無いが一応覚えるよ〜って程度に
ねっぷう
主にナットレイへのピンポイント打点。
でんじは
裏の積みポケモンなどにつなげる場合やけどよりも優秀なこともある。
採用理由と役割、差別化
- 採用理由
優秀な特性、高い耐久力、テレポートを覚える。
十分に採用理由があると思います。
- 役割
・初手、死に出し、受けだしのどれからでもある程度は裏のポケモンを無傷で着地させることができる。
・サイクル戦としての戦い方。
- 差別化
カイリューカイリュー
耐久面の高さ、テレポートの有無、タイプ相性によって差別化が可能です。
ホウオウホウオウ
物理耐久の高さ、テレポートの有無、タイプ相性で差別化が可能です。
ルギアルギア
テレポートの有無、おにびの有無、タイプ相性で差別化が可能です。
他にも型の読まれにくさなんかも強みになります。
持ち物
あつぞこブーツ
マルチスケイルが潰されたく無い、サイクル戦に置いて毎回ステロが刺さるのは痛いので基本これで。
オボンのみ
無理やり確定数を増やせる。
特性
ファントムガード確定!
性格・努力値と調整
調整案1
H252……極振り
↓A0………いらない
↑B204…A252ウオノラゴンウオノラゴン先制エラがみ2耐え
C20………H4サンダー確定2発調整
D28……あまり
S4………あまり
調整案2
H252……極振り
↓A0………いらない
↑B116…ザシアン(王)ザシアンきょじゅうざん2耐え
C0………あまりなし
D132……バドレックス(こくば)黒バドレックスアストラルビット確定耐え
S8………あまり
立ち回り例
ザシアン(王)ザシアンのきょじゅうざんに後出し
↓
もう一度きょじゅうざんをくらう(確定耐え)
↓
後続の別のポケモンを無傷で着地(ザシアンに強いランドロスなど)
与ダメージ計算
調整案1の計算です。
シャドーレイ
H4ミミッキュ (111.4 ~ 132.8%) 確定1発
H4ランドロス(霊獣) (55.1 ~ 65.4%) 確定2発
H252ランドロス(霊獣) (46.4 ~ 55.1%) 乱数2発(62.9%)
H4サンダー (50.6 ~ 59.6%) 確定2発
H4バドレックス(こくば) (172.7 ~ 204.5%) 確定1発
H252バドレックス(はくば) (57.9 ~ 69.5%) 確定2発
被ダメージ計算
調整案1の計算です。
※確定数は最初に特性込み、次から特性なしの場合です。
A252ザシアン(王) きょじゅうざん 特性込み(25.8 ~ 30.7%)
A252ザシアン(王) きょじゅうざん 特性無し(52 ~ 61.8%)確定3発
受け出し可能
A252ウオノラゴン 先制エラがみ 特性込み(28.2 ~ 33.1%)
A252ウオノラゴン 先制エラがみ 特性無し(56.5 ~ 66.8%)確定3発
受け出し可能
A252鉢巻ウオノラゴン 先制エラがみ 特性込み(42.2 ~ 50%)確定2発
受け出し不可能
A252ウーラオス(いちげき) あんこくきょうだ 特性込み(68.8 ~ 81.9%)確定2発
受け出し後2ターン目にふいうちをしてくる場合可能。それ以外は不可能
A特化ゴリランダー ウッドハンマー 特性込み(23.3 ~ 27.8%)確定3発
受け出し可能
A252ランドロス(霊獣) じしん 特性込み(15.5 ~ 18.4%)確定4発
受け出し可能
A252 A+2ミミッキュ ゴーストダイブ 特性込み(79.5 ~ 94.2%)確定2発
受け出し不可能。剣舞に後出しは可能
C252バドレックス(こくば) アストラルビット 特性込み(91.8 ~ 109%) 乱数1発(50%)
受け出しも対面もきつい。
C252カイオーガ しおふき 特性込み(39.7 ~ 47.1%) 確定2発
受け出しも対面もきつい。
C252眼鏡ムゲンダイナ ダイマックスほう 特性込み(25.8 ~ 30.7%)確定3発
受け出し可能
C252サンダー ぼうふう 特性込み(17.2 ~ 20.4%) 確定4発
受け出し可能
相性のいいポケモン
ウーラオス(いちげき)悪ウーラオス
単純にタイプ相性補完がよく、ルナアーラの苦手なあく,ゴーストが半減以下。
ウーラオスの苦手なかくとうタイプをルナアーラが無効にできたりします。
ルナアーラと組み合わせることで、いままで受け出しで出せなかった場合でも無償でタスキなども残してウーラオスを着地させられます。
フェローチェフェローチェ
もともと低耐久で、受け出しは厳しいフェローチェもテレポートで後攻から繋ぐことで無償着地でき、うまくいけばビーストブーストも発動させ、全抜きなんてこともできます。
ランドロス(霊獣)ランドロス
特に、スカーフランドロスや、きょじゅうざん耐え調整の剣舞ランドロスなどは、ルナアーラをザシアンに受け出しても1人も落とされずに有利対面を作れるのでいいです。
メタモンメタモン
ザシアンにルナアーラ受けだしから、1人も落とされずに無償でメタモンをザシアンにコピーさせることができます。
苦手なポケモン
あくタイプやゴーストタイプの高火力ポケモンは流石にきついです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回の型は正直自信作で、ダメージ計算をしていてとても楽しかったです。
禁止伝説枠をアタッカーではなく後続へ繋げるサポーターや受けとして使用するのは少しもったいない気もしますが、きょじゅうざんを2耐えしたり、四倍のあんこくきょうだを耐えたりと、びっくりするような硬さなので、上手く使えたら強いと思います。
自分はこのようなランキング圏外のいわゆるマイナーポケモンの育成論を多く書いています。マイナーポケモンが好きな方や興味のある方は、他の育成論も是非見に来てください。
閲覧ありがとうございました!